2011.10.10
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カテゴリ: 野球
まず阪神、巨人の10月10日現在の成績を確認しときましょう。

3位巨人 137試合 65勝 61敗 11分 勝率.516
4位阪神 130試合 61勝 63敗 6分 勝率.492

そのゲーム差は3。
阪神、巨人ともに先週の月曜から連戦の真っ只中であり、残り試合は巨人7試合、阪神14試合。

そして巨人のこれからの日程は、本日よりホーム・東京ドームで阪神との3連戦、1日休んでホームに居残り中日との3連戦。
そして週が変わって暫く試合はなく、週末土曜に東京ドームで今季最終戦を横浜と行う。
阪神戦、中日戦の間に1日空くことはとても大きい。
先発投手に谷間がなくなり、リリーフ陣にはいい休養になる。


阪神の日程はより厳しいものになっている。
巨人と敵地で3連戦、そのまま横浜、ヤクルトと1戦ずつあり、週末にやっと甲子園に戻れるものの移動日なしで広島と2連戦。
なんと来週の月曜日まで休養がとれない。
そして火曜日にヤクルトと1試合、水曜からは横浜と3連戦。
ここまで甲子園で出来ることがまだ救いであるが、その週末には移動日なしで広島戦3連戦が待っており、これでようやく終了である。

残り試合数とその日程を考えると相当阪神に不利であるが、諦めるほど絶望的ではない数字ではない。

まず巨人の不利なところは中日戦が3試合もある点にある。
優勝争い最中の中日は、この3連戦で最低でも2勝1敗を狙っていると仮定する。巨人にとっては1勝2敗である。
横浜戦は妥当に考えれば巨人の勝利。
そして問題の阪神戦、下位の阪神は当然最低でも2勝1敗が重要であり、それは巨人にとっての1勝2敗である。
これで巨人の残り7試合は3勝4敗、今季成績は68勝65敗11分の勝率.511となる。




ではそれは不可能かどうか?

今日からの巨人戦、2勝1敗が重要なのは当然である。
ホームとビジターで1試合ずつ残っている優勝争い中のヤクルト戦は、1勝1敗を想定しておく。

あとは残りの試合が5位広島、6位横浜であることに光明を見出す。

横浜戦は横浜で1試合、甲子園で3試合。

すべて勝つつもりで挑み、最低でも3勝1敗、決して無理な数字ではないはず。

広島戦は甲子園で2試合、広島で3試合。
勝敗の想定は4勝1敗。
今週末の甲子園での広島戦は連戦の最後であり、相当な疲れが残っていると思われるが、ホームであるだけに2連勝しておきたい。
そして今季最終戦の広島での3連戦を2勝1敗で乗り切れば、晴れて10勝4敗が成就する。

とはいえは今季阪神が低迷したのも横浜、広島、いずれも得意にできなかったことが原因にある。
残り試合を大きく勝ち越せというのも難しい話になるだろうが、そこは優勝候補にあげられていたチームとして、最後に意地でも力の差をみせてもらいたい。






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最終更新日  2011.10.10 17:16:47
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