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このところノースウエストは『ムチャ』熱いのですが、やはりその日もアチかった-。 Painting Partyは素晴らしいものでした。ジョニーの親友のシャロン見事な段取りでこの計画を進めました。まずは、ボランティアを募集するためのビラ作りから。ジョニーの病気の状態、彼女の家を皆でペンキ塗りして、素敵にしたいこと、当日都合の付かない人は、食事の差し入れを事前にするなど別の方法でこのプランの応援が出切ること、など必要な情報を盛り込んで、同僚の机にこのビラを配って行きました。 そして、SIGN UPシートの作成。これで、参加者の人数を把握することが出来ます。実行日の少し前に、どんな道具があれば助かるかや、ジョニーの家までの道順案内などの連絡。女性が大半の職場なのですが、家族や兄弟も巻き込み、男手も結構得ることが出来ました。また既に退職している人や、他の部署に移った人も参加してくれて、パワーアップしていきました。 ペンキ塗りも、庭仕事も、大したスキルの無い私は、草抜き位なら出切るぞと思い、ガーデニング用の手袋やシャベル、ハサミなどを持参して行きました。野球帽に首にはタオル、ハイ、すっかりオヤジの格好です。(私は女性だけど) そして、当日は30人以上が集まり、大盛況だったのです。大きな木の手入れや、プロ並の庭仕事の知識を持った人も居て、教えてもらいながら作業を進めて行きました。普段はオフィスでパソコンに向かっている人が、タンクトップ姿で、スコップ持っている姿は格好良かったです。 男連中はペンキ塗りや、バックヤードにウッドデッキを作ったりで、全員『ガテン』モードでしたね。 ランチの差し入れも誰かがしてくれて、暑い中皆で食べるのも楽しかったです。ジョニーは感動のあまり、何度も泣いてしまったとか。。9月には、ジョニーから皆へのお礼ということで、BBQ大会の予定になってます。皆がひとつになれて、本当に良かった。ジョニーにはこれからも試練が続くけれど、また皆で彼女の普段の生活をサポートする計画が進んでいます。頑張れJOANIE! みんな、応援しているよ :)
2009.07.30
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同僚のジョニー(女性)は乳癌の患者で、アメリカの癌の程度を表す度数を使えばSTAGE4。。。これは、リスクが一番高いところにあることになります。彼女は未だ40歳で、持病で子供が持てず、4-5年前に事故でご主人を亡くされ、精神的にずっと辛い状況でした。 そういう経験があるためか、人にはいつも優しく、明るく接してくれてます。でも時には、奈落の底に居るかのような深い悲しみに陥っていることも、傍目から見ていても分かりました。 ”Good Morning..”朝の最初の一言の声の調子が全く違うのです。 ”ごめんね、今日はちょっと、おしゃべりな気分になれないの。。”そう、か細い声で話す彼女。そしてジョニーは、1年半前に乳癌を検診で見つけ、まずは化学療法を始めて様子を見ることになったのです。 いつも髪を巻いたり、メイクもきちんとして奇麗にしている人ですが、髪をベリーショートに切りました。 これが、私には戦線布告の象徴にも思えました。普通の人なら、仕事など辞めてしまうのでしょうが、ドクターの勧めもあり、時間を制限して働くことを続けています。 そして、ベリーショートの髪も失ってしまい、帽子やかつら、スカーフを着用して職場には現れてました。その後、手術をして、また職場に復帰。髪もすこし伸びて、奇麗なカールが戻って。。。そして、だんだん良くなって行くものだと期待をかけてました。だけど、癌は骨に転移してしまい、片方の肘をスリングにかけて職場にやって来ました。私は、怪我をしたのか、骨が弱くなったのかと思ったのですが、恐くて本人には聞けませんでした。 別の同僚が、5年前やはり乳癌の手術をして、ジョニーと同じ病気と闘う者同士、励ましたり、話し合ったりしていたので、ジョニーからStage4だと言うことを聞いたのです。 ご主人を亡くした後、ずっと一人暮らしを続けたジョニー。 体調が良くないので、家の庭の手入れが出来なくてもどかしい、とこぼしたそうです。そこで、女性の多い職場ですが、団結して、Painting Partyが開催されることになったのです。 つづく
2009.07.22
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