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天上天下
2008.12.25
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カテゴリ: カテゴリ未分類
第6章 闇の創始者テルドム 前編

ピーオー「オイ、行くのか?」
ベルズ「ああ、罠かもしれないけど、いざとなりゃ逃げ出すさ。テルドムの目的を調べてやる。あと、おまえは一度記憶を失ってるから知らないかもしれないけど、今日のレースに出てたサイバーってやつ。ハンターらしいけど、元々はチョロQタウンとかで走ってたレーサーでマッドのライバルなんだ。アイツなら何か知っているかもしれないんだが、レースの途中で事故っちまった。救助隊がサイバーを運んでるのは見なかったから、どこかに逃げてるはずだ。おまえはサイバーの行方を追ってくれないか?」
ピーオー「わかった。」
ベルズ「オイ、フェイド!」
フェイド「なんだ?」
ベルズ「おまえ、『デスネスト』について何か知らないか?」
フェイド「いや、全く。でも、ボスと会った事はある。ハンターに誘われた。まあ、蹴ったけどな。あいにく、俺は徒党を組む気はないからさ。」

意を決し、ノイズシティの外れの廃ビルにやってくる。意外にも動いていたエレベーターで6階まで上がり、テルドムに会う。驚いた。テルドムはベルズが知っている顔だった。
ベルズ「おまえはあのときの・・・!」
テルドム「お久しぶりです。ブルーペガサスさん。今もレースの腕は優秀なようですね。」
ベルズ「マッドが倒したんじゃ・・・!」
そう、そこにいたのは、悪魔の店の店員。チョロQタウンの謎の店にいた店員である。
テルドム「それは悪魔。私は悪魔の元で仕事をしていたただの店員・・・。マッドスペシャルは私の存在に気が付かず、悪魔だけを破壊して帰っていった。死ぬ前に、悪魔は私に『悪魔の力』とブラック・マリアの魂、それから全世界のレースを消滅させる野望を預けました。」
ベルズ「ブラック・マリアの魂だと・・・?」
テルドム「ブラック・マリアが以前謎の店に来たとき、彼は『悪魔の力』をもらうかわりに、私達に自分の魂を差し出しました。ずっととってあったんですよ。」
ベルズ「まさか、ブラックシャドーに?」
テルドム「勘がいいですね。当たり。私はブラックシャドーを作り、そのCPUとしてブラック・マリアの魂を搭載しました。つまり、ブラックシャドーの性格もレース技術もブラック・マリアそのもの。ブラック・マリアの自分自身の記憶だけは消しておきましたがね。」
ベルズ「そういうわけか・・・。」

ベルズ(Qコア・・・ツートーンファクトリーの研究室の資料にあったやつだな。)
テルドム「『Qモンスターマグナム』に装備できるQコアの最大数は5つ。しかし、普通のQコアではダメです。速いレーサーのQコアほどいい動力になります。」
ベルズ「だからあの『リスト』にいる5人を狙ったわけだな。あいつら速いヤツばっかりだ。」
テルドム「ほう、『リスト』を知っているのですね。じゃあボスの私とハンターがグルってことも知っているわけですね。」
ベルズ「まあそんなことはどうでもいい、あんたの話で全部わかったんだ。マッドを元に戻せ!もちろん、ジョーもノラヒカも返してもらう。」

ベルズ「『悪魔の力』を持つものが全世界のレースを制覇したとき、世界からレースが消える・・・。」
テルドム「その通り。ブラックシャドーには僅かながら『悪魔の力』を渡してあります。今日の敗戦で消えたかもしれませんが、また私の『悪魔の力』を分け与えればいいだけのこと。全世界制覇のために、マッド、ジョー、ノラヒカ、ピーオー、フェイド・・・彼らの5つのQコアは絶対に必要なんですよ。」
ベルズ「させるかよ。」
テルドム「ただ・・・一つだけ言います。とりあえず、私が欲しいのは速いチョロQのQコアなんです。別に『リスト』の5人にこだわる必要はありません。つまり、ブルーペガサス。あなたのQコアでもいいんですよ。」
ベルズ「ハ・・・まさか今ここで俺のQコアを抜き取るとでも言うのか・・・?」
テルドム「デュオ!来てください。」
誰かを呼んだ・・・。このビルにはほかにも誰かいるのか・・・?
ベルズは思い出した。そういえばノラヒカが言っていたのだ。デュオというのは、マッドを潰したハンターである。と、間もなく奥の部屋から凄まじい殺気とともに一台の青紫色のQが登場した。コイツがデュオ。最強のハンターだ。
テルドム「コイツを捕らえてください。Qコアを奪います。」
ベルズ「くっ、このために俺をここに呼び出しやがったか。」
Uターンして猛ダッシュするベルズ。このデュオというハンター、半端じゃない。何しろ、グスタやサイバーとはオーラが違う。明らかにベルズを殺すくらいの勢いできていた。あの場所にいたままではかなりヤバイ。
デュオはもちろん追ってきた。なんとか逃げ切らなくてはならない。テルドムがベルズに種明かしをしたのは、もう野望を止められないところまで進行しているというのもあるだろが、デュオが必ずベルズを倒せるという確信があるからだろう。窓を突き破り、6階から一気に地面に着地。デュオも追いかけてくる。その様子をテルドムが眺めていた。
テルドム「確実にしとめてくださいよ。」




ついに明かされた真実。テルドムの野望はシャドーに『悪魔の力』を搭載し、全世界のレースに勝利させること。紅紫で書きましたが、そうすれば全世界のレースはなくなってしまう・・・。
そして、シャドーがブラック・マリアに似ていたのはあのときの魂をCPUとして搭載したため。ただ、ブラック・マリア本人の情報は消されているため、自分が昔ブラック・マリアだったことは知らない。
ブラックシャドーを最強のチョロQにするため、テルドムはQモンスターマグナムを開発。これにリストの5台のチョロQのQコアをセットすれば、凄まじいエンジンになるというわけである。(ちなみに、テルドムの『悪魔の力』は弱いので悪魔のタイヤなどの強力パーツはできあがらない。)
全てを理解したベルズにデュオが襲い掛かる。殺気に満ちたデュオからたまらず逃げ出すベルズだが、果たして逃げ切れるのか・・・。




そして、メリークリスマス!(昨日言うべきか?)
あ~、幸せなクリスマスだった。





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最終更新日  2008.12.25 23:41:03
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