Marsworld―悠々徒然
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今更ながら?ではございますが、去年のニッポン紀行の続きをば、アップ!既に記憶も遠のき、忘却の徒になりつつあるものの、辿ってみることにいたしましょう。そう。思い起こせば、私の京都熱はこの『古都芋』から始まったと言っても、過言ではない。大好きなローカル番組(爆!)、おにぎりあたためますかにて、大泉君たちが大人の修学旅行と題して、あれやこれと美味そうなモンを食してるのを視聴して以来、食べたーい!行きたーい!熱望しておったわけです。とりわけ、この古都芋さん。調べてみると、お取り寄せなんぞは無さそう。どうやら現地に行かねば食せぬ様子。それって、ある意味素晴らしいことぢゃない?話は横道に逸れるけど、今の時代。世界中の何処からでも、あらゆるものが、様々なルートと手立てで持って、いとも簡単に、手に入れられる・・・$とネットがあれば。それって、凄いことだし、恩恵も受けてるし、とってもありがたいことなんだけど、一方、何か・・・とても大切なことが、失われつつあるんぢゃ無かろうか?とも、思うのである。で。思い立ったのだ。『そうだ、京都、行こう!』と。もともと乗り鉄なアタイ。時刻表は愛読書のひとつ。予てから、一度は洗礼を受けてみたい列車があり、時期的にも『青春18きっぷ』にどんぴしゃ。『ムーンライトながら』夜行列車が尽く消え去ってる昨今の鉄道事情の中、定期運行ではなくなったが、夏と冬の季節運行にて生き残っている、いまだ根強いファンを持つ名列車。東京駅を夜半に出発し、大垣に早朝に到着。日本の鉄道(JR)ダイヤはうまいコト出来ており、京都までの乗り継ぎはスムーズである。(途中、書け走らねば間に合わんところもあるにはあるが)よっしゃ。ゆこう。ゆこまいか!…ってんで、スクーリングの準備の傍ら、スケジュール調節。そして、バンクーバーで知り合ったN子会長にも、お声をかけまして、(誑かした、騙しをかけたとも言う?)ご一緒することに。ここでちょっと閑話休題。青春18きっぷは5日間有効。かつては綴りになっていたんだが、今は一枚のきっぷに判が押され、例えば5人で一枚の青春18きっぷを利用することも可能である。有効時間は零時から零時まで(簡単に言うと)の24時間。日にちをまたがる場合は、2回分が必要になる。東京から大垣までは日にちを跨いでしまうので、当然ながら2回分。掛ける二人で4回分の使用。行きは彼女と私の二人では1枚で事足りる。帰りは、夕刻には東京に帰らねばならないと言うことで、N子会長が新幹線を利用。再び『ムーンライトながら』に乗車してとんぼ返りするのは私だけ。つまり1回分だけでよいのである。ばっちし5回分を消化できる寸法だ。東京に早朝到着したあとは、青春18きっぷのまま、鈍行で乗り継ぎながら新潟へ向かうことに。計画は万全。準備は万端。が、然し。ただ一点。予測不可能・・・と言うか、対処不可能な恐るべき『敵』の存在を、私は失念、いや、予想だにしていなかったのである。ま。それは、おいおい・・・さてさて。時計を2010年、8月30日に戻すとしよう。スクーリングの2Terms目を無事?に終え、仲間の方たちとの打ち上げにも参加し、その足でN子会長と合流。いざ、東京駅へ。来たっ!テンション、高まる高まる。憧れの『ムーンライトながら』だ。予想以上に盛況で、直前まで『鉄道オタク』系のオニイサンたちとも談笑。いやぁ、好いわ。ホント。パシャリ記念写真。こっちは、白黒で。興奮、興奮、大興奮。車内の殆どが満席。やるぢゃん。さ。23:10(PM)出発進行。硬い座席(リクライニングはついてるが)もなんのその。少し寝なけりゃ、カラダが持たない。ところが。眠れない。アドレナリンが出すぎ?横のN子会長はすっかり眠る体制ができてる模様。前の日はほぼ徹夜状態(レポートの仕上げ等で)だったのにも関わらず、全く眠気が起こらない。なして?!ああ・・・そうだ、そうだった。わたしは昔っから、遠足の前の日は眠れん子どもだったぢゃないか。5:55(AM)結局一睡も出来ぬまま、大垣到着。乗り換え、乗り継ぎ・・・7:53(AM)ようやく京都に。お昼に嵐山で、バンクーバーから里帰り中のS第一秘書と会う手筈になっており、それまで時間つぶしと疲れを癒すのに、ひとっぷろ浸かるってのはグッドアイディアだってんで、伏見~力の湯へ。京都駅からは地下鉄でアクセスもよく、さくさくと予定通りにことは進んだのであるが、午前中だというのに、既にこの暑さ。荷物をひきひき向かう間、汗が噴出してくる・・・噂以上の、暑さ、と言うか熱である。立ち止まっても汗。動けばさらに倍増。一抹の不安がよぎる。お風呂屋さんに到着したものの、オープンまで間が少しあり、玄関掃除をしていた老婦人が、『もう少しだから、そこで座ってまっててんかー』と。と、そこに。我々が一番乗りだと思いきや、次から次へ。何処からとも無く、ご老人たちが沸いてでてきたかのごとく、開店数十分前から、満員御礼?になっていた。その間。『あんさんたち、何処からきなはった?』(いんちき京都弁でスマン)から始まり、ことにバンクーバー云々ってのを聞きつけた辺りから、誇張なしになんだか凄く盛り上がり、質問攻めやらなにやらと、えらいことになってしまった。だけどこれがまた非常に楽しくって、皆さんがとても親切にして下すって、いやはや、ありがたいったらありゃしない。旅ってのは、こういうのが醍醐味だと心底思う。中には、『わしが嵐山まで連れてってやるで~』そんなオファーをくれた老紳士までいらっしゃった。お湯もなかなかよかった、伏見~力の湯さん。その節はお世話になりました。とまれ。外に出ると、せっかく流した汗も、こう暑くっちゃ元も子も状態。ましてお湯に浸かって疲れも一気に出た模様。なにやら私のカラダはタイヘンな事に?!ここや、ここまで、辿りつくのに、事態はあらぬ方向に。・・・と、ここまで書いて。長い。・・・そして、まだまだ終らない。話はなかなか、進まない!つづく・・・(多分。汗;)
2011.03.06
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