まいど!
この前、何気なくテレビで『アイアンマン』の再放送やっててな。
ついつい見入ってもうた。
もう何回目かわからんけど、
あのトニー・スタークの生き方、
やっぱり見れば見るほど「すごない?」ってなるんや。
天才で金持ちでプレイボーイ、それでいて“壊れてる”
トニー・スタークって、
ただの金持ち発明家ちゃうねん。
頭も良くて、技術もあって、世界救ってる。
でもその裏で、
めっちゃ孤独で、繊細で、壊れとる。
自分が作った兵器で人が死んで、
そこからヒーローに変わるって――
よう考えたら、あれ“贖罪の物語”なんよな。
自分の過去と戦うためにスーツを作る。
……なんか、胸にくるやろ。
アイアンマンのスーツ、理屈より“意地”や
初めてあの洞窟でスーツ作るシーン見たとき、
震えたわ。
材料も道具も足りんのに、
「今あるもんでやる」って根性。
防大卒の親父が見たら絶対言うやろな。
「戦場で生きるやつは、道具やなく“覚悟”が武器や」って。
あのシーン見てると、
無職の俺でも「よし、明日ハロワ行くか」って気になるもん(笑)。
あれって、ただのヒーロー映画ちゃう
『アイアンマン』って、
派手なCGの裏で、めっちゃ人間くさい話してるんよ。
不安、責任、後悔、そして再生。
ヒーロー映画の皮かぶった自己再生ドラマや。
しかも、トニーがええのは“完璧やない”とこやな。
ミスもするし、調子も乗るし、
たまに本気で落ち込む。
それでも、立ち直る。
スーツより、あのメンタルがすごいわ。
おかんの感想がまた現実的すぎる
テレビ見終わって、感動してた俺に、
おかんが一言。
「ええ話やけど、あんなスーツ着たら電気代すごそうやな」
……はい、正論パンチ。
でも確かに、あのスーツ、
ナノマシン動かすたびに電気代跳ね上がるやろな(笑)。
無職にこそ必要なんは、“心のアークリアクター”
トニー・スタークの胸のあれな。
光ってるアークリアクター。
あれって要するに“命のエネルギー”やん?
俺もあれ欲しいわ。
でも現実には、そんなもんない。
せやけど、自分の中に“燃えるもん”があれば、
それがアークリアクターやと思うんや。
ガンプラ作ってても、生け花いけてても、
「うわ、これ楽しいな」って瞬間、
胸の奥でちょっと光るもんがあるやろ?
それや、それがええんや。
アイアンマンも、無職も、“作る人間”や
トニーはスーツ作る。
俺は花をいけたり、文章書いたり、ガンプラ作ったり。
規模はちゃうけど、
“無から有を生み出す”ってとこは同じや。
人間、何か作ってるうちは死んでへん。
それが鉄でも、言葉でも、花でも。
親父の言葉で締まった夜
その夜、ニュース見ながら親父が言うた。
「人はな、守りたいもんができたとき、一番強うなる。」
あぁ、トニーもそうやったな思た。
守るもんがあるから立ち上がる。
それは家族でも、夢でも、たった一つの小さなプラモデルでもええ。
『アイアンマン』って、
“ヒーローになりたい男”の話やなくて、
“ちゃんと生きたい人間”の話なんやと思う。
強がりながらも、
誰かを想って、自分を立て直す――
それがほんまの“ヒーロー”や。
無職でも、
心のどっかで光っとるもんがあれば、
俺も、ちょっとだけアイアンマンやな。
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