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2013年05月19日
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カテゴリ: 音楽
最新のマルチ・エフェクターが欲しい 」の続きで、買っちゃった編です。

久しぶりの購入で浦島太郎状態のため、まずは、下調べから始めました。

マルチ・エフェクターを販売するメーカーは結構あるのですが、今、売れていそうなのは下記のブランドかと。多分。

 ・ BOSS 「ROLAND」
 ・ KORG (VOX)
 ・ LINE6
DIGITECH
 ・ ZOOM

名作を出した「YAMAHA」は、残念ながらこの分野から完全に撤退したようです。


まずは大御所「BOSS」。流石は日本が誇るBOSS。全体的に価格が高いですね。
発売から時間が経過してもあまり値下がりしていない印象です。

一番、手頃な価格の「ME-25」は、機能的に目新しさや面白味がありませんし。




「YAMAHA」と並んで日本のシンセサイザーの評価を不動のものにした「KORG」は、性能では「BOSS」、コストパフォーマンスでも「ZOOM」に対抗出来なかったのでしょうか。
自社製品としては「PANDORA」しかない状態で、収束状態です。近いうちに撤退かな。

代理店を務めている「VOX」の「ToneLab ST」と「ToneLab EX」は、アンプメーカーらしく、アンプ・シミュレーターに力を入れた製品で、デジタル回路とアナログ真空管回路を併用しており、音的には良さそうです。
実際、最後まで候補に残りましたし、今だって、これも欲しい。




「LINE6」はアンプ・シミュレーターが高い評価を得ており、マルチ・エフェクターもアンプ・シミュレーターがメインみたいな感じです。






「DIGITECH」はデザインが受け入れらないというご無体な理由でパスです。(笑)




日本勢の急先鋒、庶民の味方の「ZOOM」の製品は、持っていると馬鹿にされるイメージ(失礼)がありますが、コストパフォーマンスが高く、けして安かろう悪かろうではありません。

「ZOOM」と言えば、空間系やノイズリダクションは、評価されるのに対して、歪系エフェクトの評判が悪いのが伝統になっていますが、「ZOOM G3」はアンプ・シミュレーターを含め、このあたりが大幅に改善されており、ヒット作になっているようです。

「ZOOM」自身も、この製品をマルチ・エフェクターではなく、「Guitar Effects & Amp Simulator」としていますので、「アンプ・シミュレーター」としても自信があるということでしょう。

メーカーサイトに、レベッカの人(レッド・ウォーリアーズに行った人とは違うよ)の デモ演奏
これだけ出来れば上等でしょう。



「ZOOM G3」は、2011年5月に発売されてもので、発売から時間は経過していますが、この手の製品は比較的、生きが長いので一応、最新モデルかと。

「ZOOM」としては第四世代となるDSP「ZFX-IV」を搭載しており、従来製品と比較して処理能力も向上し、それが音にも反映されているようです。


これでしょう。これしかない。

定価23,100円ですが、約半額の11,999円で購入しました。

ZOOMらしい、凄い値下がりですね。
安く買えるのは嬉しいですが、複雑な心境です。

私の購入したものは、正確にはファームウェアがアップデートされ、不評だった部分が改善された「ZOOM G3 Version 2.0」なります。


改善されたとはいえ、同時使用エフェクトが、6エフェクト、サンプリング周波数が44.1kHzと下手をすると下位モデルにも劣るスペックですが、「ZOOM G3」は、これまでの「ZOOM」のマルチエフェクターとは思想が異なる製品で、全く別次元の製品です。

思い起こせば「 KORG A5 BASS 」が近い思想だったかも。


箱の中身を確認して行きます。
それぼど分厚くないマニュアルとACアダプターが付属しますが、USBケーブルは付属してません。

Steinbergのレコーディング・ソフト『 Sequel LE 』がバンドルされていますので、USBケーブルさえ用意すれば、PCレコーディングも楽しめますので、別途、購入をオススメします。

「Sequel LE」を使い続けるのは無料ですが、アクティベーションしないと使用期限が解除されないので注意。

zoom_g3_all.jpg

付属のACアダプターは、トランス式ではなく、スイッチング式です。
スイッチング式のACアダプターは、ノイズが乗りやすいので、音響系の製品では敬遠されることが多かったのですが、時代の流れでしょうか。

単三電池4本でも動作するのでOKでしょう。


ボディーは金属製で、落ち着いた配色です。価格以上の高級感がありますね。

zoom_g3.jpg

モノクロ液晶画面が3つ並んでおり、それぞれの液晶対してボタンやダイアル、フットスイッチが並んでます。

液晶のバックライトの色が温かみがあるので、デジタルであること忘れさせてくれるかも。


手持ちの「ZOOM 505II」と比較してみます。

zoom_g3_with_505_2.jpg

「ZOOM G3」は、お得意のコンパクトマルチ程小さくはなく、それなりの大きさがあります。樹脂製の「ZOOM 505II」が安っぽく見えますね。


充実した背面の入出力端子を見てゆきましょう。

一番左側のフォーン入力端子はギターの回路に合わせてパッシブ、アクテイブの切り替えが可能です。

その隣にはXLRバランス出力があり、ダイレクトボックなしで直接ミキサーに出力出来ます。

zoom_g3_io.jpg

フォーン出力は「R」、「L」とステレオで出力できますし、モノラルで出力したり、ヘッドホンで聞く場合は「L」の方につなぎます。

右の方には、外付けのフットスイッチやペダルを接続する端子、USB端子が並んでいます。

後は「AUX IN」端子があれば、CDに合わせて練習する時に便利なのですが残念ながらありません。

しかし、USBケーブルでPCと繋げば、同様のことは可能です。

「ASIO Direct Sound Full Duplex Setup」で、出力先を「ZOOM G3」にすればOKで、PC上のMP3やCDの再生音が「ZOOM G3」に出力されます。


ということで、細かな部分は次回!





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Last updated  2013年06月24日 20時13分28秒
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