松木幸夫 ギタリスト的思考

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Dec 17, 2009
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カテゴリ: 音楽
 弦の話しである。

 先日も、ある生徒と弦のことでいろいろ盛り上がっていた。

 だいたい弦は、さまざまなメーカーがあり、そのひとつのメーカーであっても、何種類かの弦を製造していることが多いので、我々が選ぶ弦と云うのは、もの凄い選別の果てに辿り着いたものと云える。勿論そんなに大袈裟に云わなくてもいいけれど。

 大方の人々の選択の基準は、音程と音量である。指先が繊細にできている人は、弦の太さも選考の際の重要な要素になるらしいが、僕にはその辺の事情に疎いので、いまいち気にならない。

 ある生徒にあるメーカーの弦はプラスチックの音がするから使わないと云うと、彼も「全く同感です」と云った。

 その辺までくれば、候補として残る弦のメーカーはかなり絞り込まれるものである。

 その段階まで生き残った弦は、所謂オーソドックスな弦と云う言い方があるのかどうか知らないが、とにかく随分昔から定番として使われている弦と、新しい素材を使った音程が性格でボリュームのある弦の2種類に分かれるようである。

 だから最近は、そのような弦、つまり新しい素材を使った弦を使用する人が割合と多いように思われるのである。

 僕もそのような弦を何度か使ってみたことがある。



 そこで、僕はある生徒に「いいギターにそういう弦を使うのは、生きのいい食材を化学調味料で味付けするようなものですね」と云った。

 生徒は笑いながら頷いた。

 が、それは満面の笑みではなかった。

 それはそのような楽器の良さを引き出すような弦を使えば、自分のタッチや、気温、湿度、季節、弦の個体差、などによって音がまるっきり変わってしまうことを知っているからである。

 例えば張り替えた弦の音がぼんやりしていれば、練習意欲は減退するだろう。

 そのことを知っている彼の笑みは、苦笑いだったのかもしれない。





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Last updated  Dec 17, 2009 12:07:13 PM


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