KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「最後のドン・キホーテ THE LAST REMAKE of Don Quixote」北九州芸術劇場中劇場 あの名作のリメイク決定版⁉ KERAが新たに読みかえる一大冒険奇譚! 劇作家・演出家・音楽家など多彩な顔を持つケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の新作を上演。 現実と妄想の区別がつかなくなり荒唐無稽な行動を繰り広げる男の顛末を描いた、セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」をもとに新たな冒険奇譚を書き下ろします。 自らを遍歴の騎士(ドン・キホーテ)と思い込み、世直しの旅に出る初老の郷士。彼のお供をするサンチョ・パンサや空想上のドルシネア姫といった原作から引き継がれるキャラクターたちと、新たに描かれるドン・キホーテを取り巻く登場人物たちによる群像劇が紡がれます。 夢と妄想と正義感に取りつかれた人間の狂気を、原作のエッセンスとKERA独自の不条理さを交え描き、個性と実力を兼ね備えた俳優陣が、生演奏を交えて舞台を駆け巡ります。 セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」とは? スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの長編小説。騎士道物語を読みすぎて現実と妄想の区別がつかなくなった郷士が、自身を遍歴の騎士と思い込み、古い鎧を身につけドン・キホーテと名乗り、やせ馬にロシナンテと名付けて冒険の旅に出る物語。近所の娘を空想上のドルシネア姫に見立てて慕い、お供のサンチョ・パンサを連れ、行く先々で奇想天外な荒唐無稽の冒険を繰り広げる。有名なエピソードに、風車を巨人と思い込み突撃する話などがある。世界中で聖書の次に読まれていると言われており、多くの作家に影響を与えた作品。(北九州芸術劇場HPより)