潤風満帆☆ごきげん号!!

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March 8, 2004
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 ちょっと前にも、『死ぬなよ』というタイトルで日記を書いたのですが、今朝の<浅田農産会長夫婦自殺>の速報を受けて、まだまた同じタイトルの日記を書くことにしました。

 ・・・・全国的に大きな衝撃を与えた渦中の責任者の自殺。「死んでお詫びを」「死んで責任をとろう」「こんなことになってしまって、もう生きてゆけない」「神様からの罰として死を選ぼう」・・・いったいどんな気持ちで夫婦で自殺を決意したのだろう。

 日本中から非難され、関係者も憤らせ、先は廃業も避けられなかっただろけど、従業員も息子社長も諸々の親族を置いて「さよなら」自殺。

 鳥インフルエンザの対処対応、いろいろなことが、まだまだこれから大変な時期、自分達のやってきたことが非難されようと、この世で法的に罰を受ける点があろうと、何十年も養鶏業に力を入れて働いてきたスペシャリストとして、まだこの先、反省しつつの改善や改革が出来たんじゃないか、いや、例え辛くてもそれをやってゆくことが会長夫婦に残された使命だったのではないか。

 非難ごうごうは当たり前、でも今が一番辛いふん張り時だったんじゃないかな。いろんな調査が進んで、鳥インフルエンザに関して明るい光が射してくるようになるでしょうし。

 浅田会長や息子社長を決してかばうわけではないのですが、確かに食にたずさわる者としてモラルに欠けていたものの、幸いにしてそれで死者が出たわけでなく、自殺するのはやっぱり安易だったと思えるのです。

 苦しみから逃げたかったのでしょう。気持ちはわかります。でも、やっぱり死んでほしくなかった。

 67才と64才の夫婦、決して若くはないけど、今の時代まだまだ余生が残っていたのに、自ら絶ってしまって・・・もっともっと生きて、しなければならないことをやってほしかった。

 若い人はちょっとしたことで自殺する、なんて非難出来ないですよ、いい年した大人が。中年中高年に自殺が多いと聞いてます。リストラとか倒産とか、諸々の事情で。気持ちはわかる、頭の中真っ白になって判断力もなくなってのこと、多くはうつの症状の挙げ句にということも知ってます。わかっちゃいるけど、どっかの段階で、きっと自殺へ向かう暗い一本道にも闇の中に抜け道があったり、救いの細い光が差し込んでたり、それに気がついて思いとどまって生き続ける人もいるのです。



 全国的に注目を浴びてるからこそ、生き抜いてほしかったな・・・。悪人扱いされようと、悔い改めて、生活の場を移してでも、まだまだ生きていくことは許されていたはずです。

 浅田会長が亡くなったからといって、調査が進まなくなると言うわけではないでしょうが、従業員や関係者に与える衝撃はすごいものでしょうね。

 ホント、死ぬなよ、ここで。と、言いたい。






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最終更新日  March 8, 2004 01:00:27 PM


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