潤風満帆☆ごきげん号!!

潤風満帆☆ごきげん号!!

May 29, 2007
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カテゴリ: 小栗旬くん
遅ればせながら、です。

なかなか日刊スポーツの感想がUP出来ず
私も焦りました(笑)・・・なんか日曜も昨日も忙しくて。

今日は予定を変更してパソコンに向かいます。(笑)
それほど、やっぱり
今回のことは皆さんと意見を交わしたい
珍しいアクシデントになっちゃったな~と思います。


私は公表通り(笑)、

世間的に言われる大ファンとかフリークとか
そんな足元にも及ばない1ファンです。

それは謙遜でもなくて、遠慮でもなくて、
一つには旬くん以上に優先する存在が
私的事情上にあるということ、
そして、俳優小栗旬という人と平行して
どうしても俳優という職業に就いた小栗旬という人を
好きになった当初から意識しつつ
はまってきたので、

ある意味今回
私を含めてたくさんの旬くんファンや花男に

載ったスポーツ紙面、
私はやや冷静に読めたかもしれません。

小栗旬くんの
演じるという仕事に対する真摯な姿勢、
プライドを伴う向上心、


今までしてきた数多くの発言により、
よーくよーくわかってます。


今回たまたまスポーツ新聞誌面ですが
普段から雑誌の取材でも
彼は朗々と語って来ていました。

活字で出ることの意味や重要性
ちゃんとわかって語ってると思います。


彼の考えはフラフラせず一貫してて、
いかに昨年の英国公演が刺激的で、
かつ旬くんの中に新たに見つかったスイッチが
ONにされたことも、よくよくわかりました。


当初イギリス留学とか
あちらの演劇文化に
飛び込んでいきたい逃避行衝動にも
駆られたでしょうし、
それが許されない埋まり過ぎてる先々の撮影予定…
そんな中で以前から決まっていた花男2の撮影に入り、
収録期間中も雑誌取材の中で
自分の配役に対する思いや考えを語っていました。

聞いていることが本当であれば
収録期間中に配役同士やプロデューサーとまで
撮影とは別のところで論議を交わしたり
花男に出演して関わる以上は
もっといいものを、もっと質のいいものを、
演技にしても内容にしても・・・
きっとそういう面に対し
今まで以上にこだわったと思うんですよね。


イギリスでの高評価は私達が思う以上に
きっと本人には目の覚めるような衝撃として
勢いの伴う自信に繋がったと思うんですよね。
それまでにだって、
十分自信がついていたわけだから、
もっとすごい自信、ですよ。

なのに、そういったことで
日本では全く騒がれもしない。
取り上げられても小さな記事で終わり。
そのことにもちょっとショックだったみたいです。


日刊スポーツの記事にもあったように

「こりゃあ日本人の話を聞いているだけでは、
 突き抜けることはできないなって」

「でも、日本で求めちゃいけないですよね。
 はやり物、プレミアもの好きの日本人が、
 あの境地に達するのには、
 300年ぐらいかかるだろうし」。


そうです。
日本で求めちゃあいけないってよりも、
それぞれの国そのもののベースも発生も違う上に
違った文化が進化してきてるのに、
イギリスのそれを日本にも っていうのは
いきなりすぎますよね。

国際的俳優としてイギリスに飛び込む方が
彼にとってみれば早い話です。

ま、そこまで思わせた上の、
イギリス公演で修めた成功が
帰国後そのまま日本の現場との
ジレンマになっちゃたんでしょうね。

イギリスにも「行きたい!」だけで
行けない現実が目の前にあるし。

帰国後の仕事として
2時間の推理もので
映画的なところもあった『名探偵コナン実写版』や
『キサラギ』『スキヤキウエスタン ジャンゴ』といった映画、

そして1クールかけて作る『花より男子2』・・・

前作『花より男子』と明らかに違ったのは
視聴者の好きな原作のシーンを入れるとうことと、
万単位の人数の視聴者を集めての
フィーナーレイベント的な撮影があったこと・・・

原作はあくまでも原作、とはいえ、
前作にはなかった無理の利かせ方が
裏にあったように思えて仕方ありません。


前作を超えるほどの良い作品にするために、
と言っても
人によってその手段も手法も
違った提案があがるだろうし、
何らかのところで、
きっと彼が納得できないものにも
遭遇して来たんだろうと思います。


誌面で気になるのは、
明らかに
『キサラギ』の宣伝に繋がるインタビューなのに、
『花より男子2』をなぜ
記者が引き合いに出して来たのか・・・

誌面だけではわからないので、
もしかしたら旬くんの方から
『花男2』に話を振ったのかも、
それはわかりません。

どっちにしても
ああいう言葉を
敢えてなぜ誌面に乗せる意味があるのか、
私は記者のセンスを疑わずにはいられません。


いいことばっかり書け、と言ってるのではなくて、

「でも、一方でキャストにもスタッフにも、
 限界に挑もうとしなかったり、
 場の空気やリズムを感じようとしない人たちがいた。
 編集してもらえばいいや的な空気が流れてたときには、
 それならそれでどうぞって気分にもなりましたよ」。

↑こういう内容のことは、

<自分にも周囲にも向ける「厳しさ」を
 素直に受け止めさせてくれた。>

の、「周囲にも向ける」の具体例として
示したかったのだろうけど、
私は単にものすごい俺様発言に読めてしまって
いい気分がしませんでした。


いくら自分自身が真摯に仕事に全力で取り組んでいようと、
自分の価値観だけで
「限界に挑んでいない」
「空気やリズムを感じていない」
「妥協を許すムード」と決めつけて、

「それならそれでどうぞ」ってのは
「もういいや」ってことでしょう?
自分がそれで諦めて
降りてやってたってカミングアウトは、
正直で誠実と言えばそれまでだけど、
そんな風に撮影してたんだって思うと
とても残念です。


現場にはいろんな人がいます。
みんな最高のものを作ろう!!って思っていても、
スタッフ数人で作るわけじゃないんだから、
特に『花より男子2』のように撮影進行に伴いながら
内容も熟慮重ねてテコ入れされた連続ドラマでは、
たくさんの人のそれぞれのパワーが
突出してたと思います。
彼の感じる限界・空気・リズムが
全ての人に共通であるわけがなくて。


「昔は『あの人嫌い、オレと合わない』って
 平気で言ってたんですけど、
 今では自分がどう振舞えば円滑にいくか?
 それに違う感覚も知ってみたいなって
 考えるようになりました。
 本当、つい最近です(笑い)」

つい最近↑こうって言ってるから、
日々精進して考え方も
変わって来てると思うのですけどね。(笑)


自分の熱いこだわりの思いが突っ走ることによって
逆に
自分が周りと
空気もリズムも違う役者になることも
危惧されます。


じゃあ、究極、
自分で脚本・演出の一人芝居でやっていけよ、
と はじかれても仕方ないってことです。



<~花男2では、経験不足の俳優が多く仕方なかったのか?>

「キャリアの差は大きい。
 でも、芝居って技術や経験じゃない部分があるはず。
 作品への思いや、
 普段からの感覚の研ぎ済まし方とか・・・。
 でも、結果や視聴率だけみたいな世界だとそうなるのかなぁ。
 悲しいですよねぇ。
 花男2も、すげぇ面白かったよと言ってもらえたけど、
 おれはそれほど思わないんだけどなぁ~って」。


この質問がものすごく気にかかるんですよね。
追い打ちをかけるように、なんでこんな聞き方をするのか?
なぜ更に突っ込んで聞きたかったのか???

<経験不足の俳優が多く仕方なかったのか?>

って、経験不足の俳優って誰?ってなりますよね、
こんなの読んだら。

すぐには思い当たらないんですけど
『花男2』では、ってのもややこしくて、
前作には出てなくて2には出てるってことなのか、
単に『花男2』そのものに対して言ってるのか・・・

まさかエキストラのことではないんでしょうし。


「でも、結果や視聴率だけみたいな世界だと
 そうなるのかなぁ。
 悲しいですよねぇ。」

の「そうなる」ってのは、「キャリアの差」によるってこと?
それが彼の「不満」にも繋がってるってこと?

そうなると なおさら、
誰のこと言うてるねん?って探りたくなっちゃいますよ。

(2につづく)





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最終更新日  May 29, 2007 01:31:25 PM
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