タイのシラチャに住む事になった主婦の日々

タイのシラチャに住む事になった主婦の日々

2020年10月12日
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毎日、毎日、コロナ感染者数が発表されていますが、私の知り合いにはまだ1人も感染した人を知りません。
日本の人口の多さを実感します。私たち人間は少数の中に生きて、悩んで、喜んで、
狭い世界でしか生きてないのに、100年未満でみんな死んで行くんやね。(たまに御長寿!!!)



【人間って、無力やな】
Windows起動時のランダムで出て来る写真を見て、思いました。
子供からの頼まれ事でパソコンを開いたら、この写真が目の前に現れて↓



日の当たる場所と、日の当たらない場所。
晴れて欲しいのに大雨。。。
暖めて欲しいのに冷たい風。。。
人生も望んだ様にはいきません。

なにも日陰が悪いわけじゃないけどね。
暑い日には、日陰を自ら選んで暑さ対策するんやから。
ただ、この写真を見て、ふと、あらゆるものにある光と影について、物思いにふけたのでした。


【三浦春馬さん・竹内結子さん】
お2人とも好きな俳優さんでした。
周囲の方々が「気づけなかった」事に、悔しさが募るばかりでしょう。

学生時代、ある小学生の自殺ニュースを聞いた時に「そんな事で自殺したんか。。。悔しいな。。。 私が近くに居たら死なさへんかったのに。。。」と思った事がありました。
それ以来、自殺ニュースを聞く度に「私がもしも同じ学校に通う同級生やったら、絶対死なさへん。」と、そう思う様になりました。
しかしそれは正義感丸出しの子供の考えやと、今は思います。

高校時代、修学旅行で自殺騒動がありました。
私は卒業して数年後に知ったんですがね。
クラスも違うし、その生徒の顔も名前も知りません。
その時に思ったんですよ。
「同じ歳で、同じ学校に通っていても、私という人間は彼の助けにはならなかった」と。
その時、発見されたから自殺未遂で終わったけど、もしも命の灯が消えていたら「こんな身近な人間をも救えへん自分って何やねん・・・」と絶望していたでしょうね。たぶん。
そしてそんな騒動があった事すら知らずに、私は旅行先のホテルで熱を出して隔離部屋で寝ていたのですから、クソの役にも立たん存在です。

突然の事だけに、春馬さんに関してはドラマいじめやとか憶測が飛び交っておりますが、本人から聞かへん事には分からんし、また、人間とは本人と直接話しても相手の思いの半分も読み取れへん生き物やとも思います。

自分自身の心の内すら、ハッキリと正しく表現出来る言葉が見つからへん事が多いのですから。
私自身タイで最後の挨拶の場に、時間タップリあったのに気持ちが定まらず、真っ黒カラーで挨拶するか、感謝の心を持って暖かなオレンジ色で挨拶しようか悩みに悩んで、とても面白く無いどっちつかずな、未だに後悔するつまらない挨拶で終わった、心残りな思い出があります。

人の心とは、他人が理解しがたい複雑なもので、自分自身が思うよりも深い。
自分の心は自分が一番知っているとは言っても、全てが丸見えに見えていると言いきれる人は少ないと思います。
だから迷い、悩み、死を選ぶ。
いや、自分で死を選んだのではないかも知れない。
自分で自分が分からず、自分の知らない自分が選んだのかも知れない。
気心知れた親しい友にも、雑にならず、誠意を持って交流したいですね。

久しぶりに遊びに来てくれた友達に「芸能界では自殺のニュースが続いてるけど、何も無いか? 大丈夫か?」と直球で尋ねました。
問題ないそうです。
そして友達も逆に、大丈夫かと聞いてくれました。
私ゃ~全く悩みそうにありません^^

次に、別の友達が来てくれました。
コロナ自粛や芸能人の自死により、気持ちに浮き沈みがあるそうです。
悩んでると言うより、発散の場やリフレッシュ等というものから遠ざかる現状に、ため息の出る思いといった所でしょうか。

もう帰って来たし、いつでも我が家に発散しに来てや~~~~

一緒に本帰国したSちゃんからも、ラインを貰いました。
タイで朝の通学バスが来た時に、MAYUKOはんの「声出してや~ 元気出していこ~~」とか言うてたのを思い出す。って(笑)
録音しておけばよかった。って(笑)

タイで出逢って日本の各所に帰って行った仲間達にも、まだタイに残っている仲間達にも元気を送ります!

「おはよーーございまーーーーーす!」
「サワディーカ~~~~~~!」
「声出して~いこか~~~~~」
「挨拶しいや~~~~~」
「今日も一日、元気出していこ~~~~~!」
「行ってらっしゃ~~~~い!!!!」


【京大病院に行って来ました】
9月にね、初めて母ちゃんの病院へついて行きました。
と言うより、母ちゃんが「お父ちゃんに車で連れて行って貰うのも毎回怒られて嫌やから、1人で行けるものなら1人で行きたいんや」と言うので、バスの乗り方を一緒に覚えるのが第一の目的で行って来ました。

私もバスわからへんし。。。
ネットで路線とか見て、まぁこれで行けるやろう!って所まで調べてから「次の診察は、私が一緒にバスで行くさかい」と父ちゃんに告げる。

『えぇぇ大丈夫けぇ』と、父ちゃんも心配しながら地図を広げて説明してくれる。
私の知らなかった情報は、京大病院の手前で直進するバスと、左折するバス、右折するバスの3種類があって、父ちゃん自身何番のバスが曲がるのか直進するのか分かってないらしい。
しかし、曲がった所で大した距離は進まないので、その停留所で降りたら直ぐ病院やと言う。

へぇーーーなるほど、分かりました。りょうか~~~い。

診察日当日。
8時半までには実家に行くよって約束をしていたが、ギリギリの8時25分に着いた。
実家にあがると母ちゃん朝食中。
私の顔見て『あら?』と言う。

「言うたやん。8時49分のバスに乗るから、早めにバス来てもアカンし、8時35分には家でような、って。」

『えぇ、そうやったっけ? あぁそうか。どうしよ、どうしよ。ごはんもうええわ;; また今日に限って朝ご飯が美味しく感じたんや(笑)』とか良いながら笑ってる(笑)

「あぁあ、せっかく美味しかったのになぁ。 でも食べてたらバス間に合わへんで。 ユックリ食べて今日は父ちゃんの車で一緒について行こうか?」と私。

『お前はアホじゃ。 自分の病院に付いて来て貰うんやったら、前の日から準備しとかなアカンやんけ! そういうのがワシ腹立つんや! ホンマにお前は!!!』と父ちゃん。

「まぁええやん。よその人待たせてるんと違うんやし。別の方法で病院さえ間に合えばエエんやから。」と私。

『車乗っていくけ? 乗って行けや?』と父ちゃん。

『いや、バスで行く! もう食べへん。 今家出たら間に合うさかい、エエにゃ。』と意地でもバスで行こうとする母ちゃん。

父ちゃんも心配して『大丈夫け? お前ら京都を知らんもんが2人で行けるけ? ワシも着いて行ったろか? まぁMAYUちゃん居るさかいどうにかなるやろうけど、バスが行ってしもてたら電話せぇや。乗せて行ったるさかい』と言う。

「うん、うん、そうするわ。バスに間に合ったら電話せんと行くで~ 間に合わへんかった時は頼むわ~」と打ち合わせして靴を履いた。

玄関まで付いて来た父ちゃんが、何を言い出すか突然『熊野神社前で降りるんやで』と言う。

(は? 今まで地図に京大病院前とか、京大正門とか書いてあったやん。あれ何? 突然別のバス停名出して来よったで! なんえこのオヤジ。 混乱するやんけ!)

そう思ったが、すぐ怒る男の扱いに慣れてる私はイライラさせない。
「京大と名のつくバス停と違うんか!? 熊野神社やな。はい~~~」
(直前にかなんなぁ;;)

家を出た母ちゃんの目に飛び込んできたのは、京都市の黄色いゴミ袋の山。
『えらいこっちゃ;; 今日ゴミの日や~~』と引き返す母ちゃん。

「え、8時までに出してないの?」
『ここらは回収が遅いから、早よ出してカラスにやられたらアカンし、わざと遅くに出すんや』と言いながら玄関先で『お父ちゃん、ゴミ、ゴミ!』と叫ぶ。

中から出て来た父ちゃんが『ゴミてお前! ワシ、ゴミの事なんか知らんやないけ! どこに有んねん!』と怒る。

自分で家に入りゴミを持って来て、怒られながら自分で出す母ちゃん。

あぁあ、ダメだこりゃ。
そりゃぁ怒られるわ~と笑う私。

ものすご早歩きでバス停に間に合った母ちゃんと、バス停の椅子に座って話し始めた。
「母ちゃん、ご飯も途中で、顔も塗ってへんとか言うてたし、しんどいのに早歩きしてまでバスで行きたいんか? そんな父ちゃんの車で行くの嫌なん?(笑)」と聞いた。
『そらそうやー あの人に乗せて行って貰うぐらいなら、走った方がましや(笑)』やて(笑)

言うてたら、父ちゃんから電話がかかってきた。
出ると『バスどうや? まだか?』と。
「まだや、間に合った。行ってしもてたら電話するって言うてたから、間に合ったし電話せんでもエエと思ってたんやけど(笑)」と言うと『いや心配やったさかい。間に合うたならエエんや。お母ちゃん頼むわな。すまんな。』と言って切った。

笑うで、今さっき家出てきたばっかりで、もう電話掛かって来たで~~~

そんなバスの旅の、はじまり、はじまり~~~~

実家の最寄りバスから京大病院までバスで行くには、1回乗り換えなければなりません。
乗り換えのバス停も問題なく「母ちゃんこれ、早よ着きすぎるで~~~🎵」とか言いながら、とても楽しい時間を過ごしていました。
「父ちゃんが、熊野神社前で降りろって、ついさっき言うからまぁそこで降りてみるわ」と言いながら、窓から外を見る事も無く、ずーーーーーっと母ちゃんと喋りながら、熊野神社前に着いたし飛び降りた。

この時すっかり、直進バスと曲がるバスの3種類がある事を忘れていまして;;
と言うより、熊野神社を通り越した後に直進か曲がるかの3方向に注意するものやと思い込んでいたので、私たちが乗っていたバスが知らず知らずの間に左折していた事など、全く気付かなかったのです。

直進してるものやと思っていたので、降りたバスを見送って、バスの向かう方向に足を進め始めました。
歩けど歩けど、私が目印にしていた喫茶店「からふね屋」が現れない。。。

おかしい、おかしすぎる。
そう思いながらも、まぁまぁ楽しかったのでドンドン歩いた。

目の前に大きな橋が見えた。
あれ? 鴨川?
絶対あかん方向来てるやん!

見知らぬ人に聞いてみよう!
ベビーカーを押した御夫婦に声を掛け「京大病院に行きたいんですけど、どっち方面ですか?」
御夫婦、驚かはったでぇ~『え?歩いてですか?』と。

歩いて行けない距離ではないが、とても遠いらしい。
やり過ぎたか。。。

とにかく道を聞いて、戻るしか無い。
「母ちゃんごめんやで~ しんどないか?」
『どうもないけど、これお父ちゃんに言うたらまた怒られるで(笑)』
「あはははー 根掘り葉掘り聞いてきて、そやさかいお前らは!と言うやろうな(笑) 間違いないわ。 黙っとこ(笑)」
『そんな上手に嘘付けるかいな(笑)』
「いや、嘘はつかへん。ホンマの事を、程度を調整して言うだけや(笑) 任しといて~」
『(笑)まぁあんたに任せるわ。私は、どこ歩いてるやら分からへんしMAYUちゃんに付いて行ってただけや。知らんって言うとくわ(笑)』
「うん、それでええ(笑) しかし悔しいな~ どこで方角変わったんやろ?(この時、左折した事をまだ知らない)悔しすぎる。後で地図見て確かめるわ」

30分無駄に歩いてやっと病院に着くと、初めての京大病院は、まるで空港でした。
ベルトのパーティションがあちこちにあり、パーティションに誘導され向かうと体温感知の、何て言うの?発熱者スクリーニング?がありました。
そこを通過して、各々が診察を受ける科へ移動を許されるのです。
大きな病院は違いますなぁ

それから、キャリーバッグ転がしてる人の多い事!
「何コレ母ちゃん、ココは空港か! なんで病院にキャリーだらけなん?」
『あぁそうなんか?私は空港がどんなとこか知らんさかい。キャリーは入院する人は皆あれに入院荷物入れて来てはったで。私が入院した時も、100均のマイバッグみたいなもんに荷物持って行ったの私ぐらいなもんやったわ(笑)』
「へぇ~~~~ キャリーで入院か~~~~」

まぁロックも掛かるし、良いカバンですわな。

この日の診察は、放射線科の女医さんに見て貰う日でした。
「私も診察室に入るよ」と、あらかじめ母ちゃんに言っていたので一緒に待ち合いで待ちながら「疲れたなぁ」と笑う。

30分無駄に歩いたけど、診察予約時間の15分前には到着していました。
母ちゃんの名前が呼ばれて、私も一緒に診察室に入り先生とお話ししていると、普段私の鳴らずの電話がまた鳴ったのです!
(おーぇ! 父ちゃんしか居ぃひんやろーーー! 掛けてくんなや!)

ドクターに「すみません;;」と言いながら急いで切り、音消し!

診察が終わって、お会計のカウンターに向かっている最中にも再び電話が。
(何の用やねんもう笑)

うるさいので電話に出て「父ちゃん、さっきは診察中やったから。ほんで今からお金払うとこやし、まだ病院内やから切るで。」
『病院で電話つこてもかまへんねんで。皆しゃべっとる。』
「いや、かまへんかどうか知らんけど、私が切りたいんや。」
『心配やさかい。どうや? バス、分かったか?』
「うん、ありがと、ありがと、分かったさかい今病院にいるんやないか(笑)」
『ははは(笑) そうか、そうか(笑) 良かった良かった、気つけて帰りや。おおきに。』

病院を後にして「母ちゃん、ちょっと間違ごーたのが納得いかへんから、降りたバス停を確認しながら帰らせて」と言って、帰りのバス停の周辺を目を凝らして舐め回してチェックした。

あ、我らのバス、左折してたのか。。。
分かったわ。。。
喋りに夢中で左折した事知らんかったのと、熊野神社前が3種類の方向にバス停があるポイントやったんや!って事が分かった。
オヤジめ、3方向のどこに行くか分からんと言うた話の時に「熊野神社前」と言うてくれてたら。。。
広告の裏に何回も同じ絵画いて『こっちに曲がるバスと、こっちに曲がるのと、真っ直ぐ行きよるのがあるんや』言うて、「それもう何回も聞いたし(笑)」『ああ、そうか(笑)』を、何べんも繰り返したのに、バス停名言うてへんからあの繰り返しは無意味やったやないか。。。

帰りのバスも乗り換えて、無事に最寄りのバス停に止まりますよ~~~~~~って時に、車内でまた電話が鳴った。
(はぁ。。。 もう。。。 何をチョコチョコ掛けてくるん? 後で掛け直すし切ったろ。)

バスを降りてから、向いのファミリーマートで昼食買って帰ろうと道を渡り、ファミマから電話を掛け直した。
「もしもーし。バスの中やったから。もう着いたし。」
『そうか、そうか、ご苦労さんやったな。向いのコンビニで何か買ぉて来いや。』
「いやぁ;;言われんでも、もうコンビニに来てますし。。。(笑) ちょっと電話掛け過ぎやぞ(笑)」
『あぁ;;そかそか(笑) すまん、すまん(笑) 心配やさかい(笑)』

「父ちゃんさぁ、そんなけ心配して優しいんやったら、怒らへんかったらエエのに。」

『いやぁ、あいつが悪いさかい(笑)』

「ちゃうわ!!!!」

タイで知り合った皆さん!
京都に遊びに来てMAYUKOはんに観光案内して貰おうなどとは思わないで下さい。
道に迷いますからwww
金閣寺も、行った事ないし。
美味しい食べ物、何も知らんし。
てか、抹茶も八つ橋も、き・ら・い・な・の・よ。







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最終更新日  2021年05月08日 06時47分55秒
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