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rick_kaz

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2002.05.19
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 長者番付が発表された。

それを見た少年少女はそれを鵜呑みにして、夢見る商売に惹きつけられてゆく。

 僕は多くの人生失敗者っていうような顔をした元アーティストの人々と出会ってきた。会いたくて会うわけでなく、彼らが会いに来るのだ。
相談所をやっているわけではないが、僕も今までに地方の人の才能を評価したばかりに、何十人もがあてもなく上京してきてしまった経験がある。だから責任も感じるのだ。ちょこっとマスコミに出ただけで僕を崇拝するような勢いの人すらいた。
でも実際デビューした人々の殆どは同じ運命にあるのが現実ってもんだ。

 一曲リリースした印税なんて、新入社員の月給にも及ばないのが普通。それも作家なんかだと、一体何十曲書いて何ヵ月かかって採用になるのかわからないのにだ。
間違ってヒットしたらそれがとんでもないことになるからさっきのような話になってしまう。でもヒットなんて宝くじみたいなものなんだよ。メディアに出てる一部の作品しか一般人は知らないからみんなヒット曲だと思っているのだろう。

 最近ミュージックバンクやら、なんとかバンクやらいっぱいアマチュアから会員制でお金を取って作品プロモーションする会社がかなり増えた。大体は音楽スクールなどが業界に生徒を派遣できないがために始めたのがきっかけだと思うが、大手も参入し始めたのだ。その逆をいくように、信頼できるマネージメントのある作家以外とは今後は仕事しないなどと言い始めた大手Jのようなプロダクションもある。


 前にも書いたが、本来は音楽出版社がやる仕事が、日本はマネージメントやエージェントがマージンを取ってやるようになり、さらにはアマチュアを大量採用し、会員費に加え、曲ごとの登録料まで取ってやらねば成立しないほどビジネスとしては危機にあるのが音楽産業の底辺に発生してきている。

 アレンジだってそうだ。とある新人のデビューシングルにプロのアレンジャ-が十人以上もアレンジコンペをするのだ。作曲なんて何百曲のコンペっていうのも多い。プロだけの作品で集めてそんな状況。「好きな作曲家は出せば売れる邦楽の誰々です」なんていうレベルのアマチュアなんて一体どうしたらいいのだ?
 作曲作詞も編曲もみんなそうだ。採用にならなかったら一切お金は出ない。それが当然だというような顔をして仕事をしている人がレコード会社に増えてきた。

 もうそろそろこういうのやめにしませんか?
って制作の僕が思うくらいだから、実際の作り手の人々はどう思ってるんだろう?








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Last updated  2002.05.19 22:21:11


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