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心理学者のユングさんは、人間の感情について相反する2種類が2つ、合計4種類あるといっている。
思考機能と感情機能、感覚機能と直感機能。
思考機能が優れている場合は感情機能が劣っており、感覚機能が優れている場合は直感機能が劣っている。逆も然り。これらのバランスは心の個性であり、それ以上でもそれ以下でもない。
さて、ここから投資の話。投資家の個性の話。
投資家として求められているのは、思考機能。感情機能は不要である為、思考機能が優れている者が投資家としての資質を備えている。もしかしたら、貴方はそう思うだろうか。ファンダメンタル派の貴方ならそういうかもしれない。
思考機能が優れており、感情機能が劣っている場合、人の心を読む事が苦手な人間が出来上がる。
そのような人間ばかりに投資家たる資質があるかといわれれば、大きく首を傾げざるを得ない。感情機能が優れている場合、思考機能が劣っていても、共感性に優れた気配りのできる人間が出来上がる。
しかし、そのような人間ばかりに投資家たる資質があるかといわれれば、これもまた大きく首を傾げざるを得ない。
むしろ投資家としての資質は、思考機能や感情機能ではなく、直感機能の有無にあるのではないだろうか。テクニカル派の貴方はそういうかもしれない。
しかし、直感機能に優れている人間も、先のことを見渡せる能力に長けているものの、物事にじっくりと腰を据えて長期的に取り組む能力に欠けている。逆も然り。感覚機能に優れている人間は、一度理解すれば長期的に物事を推し進める事ができるが、経験しなければ理解する事が困難である。
つまり、心の個性は投資家のタイプを分ける事ができても、優劣を決めるものではない。
しかし、個々の投資家が自分に合った投資手法をとっていない場合は、自分の優れた部分を活かす事ができない。宝の持ち腐れである。
投資家はこうあるべき、という指針は当然の如く無数にあるが、自分に合っていない指針は無視するべきである。
要は楽しければそれで良い。自分の心のタイプにあっている投資極意こそが真実である。