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土曜日に父が「胸が苦しい。」と言い出しました。こんな時、レメディーを1粒口に・・・入れたりしません。
普段の内服薬の朝の分は飲ませて、それでも治まらない
苦痛でしたので、救急車で搬送です。
病院に向かう直前のチェックでは、血液の中の酸素の量が
少ないわ、熱も39℃あるしで、酸素吸入しながらでないと、
搬送は無理な状態でした。
そして即、緊急入院になりました。
厳しい時期です。
そして、これが現実です。
今回とても驚いたのが、内服をさせる母の手際のよさでした。
薬は金槌で粉状に粉砕するのですが、この頃飲み込むのが
困難で、水はよくむせます。
高齢者にはよくあることなので、食事はとろみを付けて飲み込み
やすくするのですが、土曜の朝の緊急時、薬を飲み込ませるのに、
母が口に入れたのが、水ではなく、とろみのあるヨーグルトだった
のには驚きました。
私は思いつきませんでした。
実際、むせることなく、飲み込むことができましたので、
その手があったか!でした。
母は薬を飲ませる時、いつもそうしていたそうです。
これができるのが、夫婦だと思いました。
結婚式にするファーストバイトは、「カメラをお持ちの方、前へ。」
のための演出ではなく、深い意味があるそうです。
新郎は新婦に、「一生食わせる」と誓い、
新婦は新郎に、「生涯おいしい料理を作ります。」
と誓っているのだそうです。
土曜日は病院で、飲食しちゃいけませんにされていたのですが、
父は母の料理が食べたいと言っていたと、担当の看護師さんに
聞かされました。
添い遂げて、約束を守ることができて、よかったですね。
・・・と、血を分けた子供のくせに思ったりします。