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3年前に他界した父は、よく怒る人でした。
子供の頃は、それが怖くて・・・。
ですが、成長すると、怖いから近寄れないとばかりも
言っていられないことが、あれこれ起きるものです。
亡くなる前の数年は特に。
もともとあまり近寄らないという距離感で接しておりましたが、
緊急入院した時は、横浜にいようと仙台にいようと、
駆けつけたものです。
そんな時、具合が悪いので機嫌がよくないのですが
怒りながら寂しがっていたり、
自分の要求を通そうとしたり、
いろんなことが怒りに伴っていました。
正しくは、怒りの形で何かを表現していたのだと
思います。
怒りや病気は、父のコミュニケーションツールだったのでしょう。
家族には招集をかけることができますし、
それをネタに人と話す時は盛り上がりますし・・・。
父には、怒りについて本当に多くの事を教わりました。
それが今の仕事に生かされています。
自分と合わない親って、ある意味教師であり、ギフトです。