エモというと私の中での取っ掛かりはLast Days of Aprilなんですが、それを聴くようになったきっかけは、当時通い詰めていたアパレルショップで聴いたことでした。そこからその界隈のエモっぽいものを聴くようになり、その中にJEWもあったのです。だから、こういうヒリヒリした「ディス・イズ・エモ!」みたいな音を聴くと、否応なしに当時を思い出します。若かったなあ、あの頃はあの頃でそれなりに楽しかったなあ、とか。「Spangle」の静かなギターが流れ出すと、走馬灯のように当時がよみがえりました。 こういう音が突き刺さりまくる時期って、あるんです。世界をヒネた目で見ていて、自分をわかってくれる人なんてそうそういやしないなんて思っちゃったりして、エモだけが自分の心に寄り添ってくれる、なんて信じてたりして。