全771件 (771件中 1-50件目)
連休中に釣りに行きまして。もともと釣りは大好きですし、今年は仕事やら旅行やらで忙しくて全然やっていませんでしたから。どこに行こうかなと考えて、一応神奈川県の某所に決めました。漁港で釣りするからそんなに問題も無いだろうと、その時は思っていました。前日、嫌な夢を見ました。覚えてないのですが、よくあるデジャヴの感覚です。こういう時って絶対に何か起こるんですよ。しかも何十年も前に見た感覚ですわ。めちゃくちゃ警戒して、安全にはかなり配慮しました。カヤック用のライフベストも付けて、万全の態勢で対を始めました。それでも一回軽くつまずいたりしたんですが、まあ何事もなく。ただし全く釣れないのであきらめて帰ろうとした時です。こけました。しかも前は海です。つかまるものもなく、見事に海へ・・・。その瞬間、頭の中で高速計算が行われていました。やばいおちるなにか掴まるものはあるじゃんロープ!!船の係留ロープが目の前にあったので、左腕を突っ込むように抱えました。ぎりぎり落ちずに、海まで5cmくらいで止まりました。たまたま見ていた人がいて、急いで助けに来てくれたのですが、私の姿が消えたので落ちたと思ったそうです。でも落ちなかったんだよね。いや、威張れませんけど。何とか這い上がり、助けに来てくれたお礼を言いました。いやもう、これからは漁港にはいかないぞと決めました。そう言うことじゃないよね。
2025.11.25
コメント(0)
新しいサイトが大体出来上がりました。知の探究ラボ今までやってきたことや、新しく考察中の瞑想のことなどいろいろ詰め込んでいます。まだ試行錯誤中なので、つぶしてやり直す可能性もありますが。で、どうしても文章だけだと味気ないし、飽きちゃうんですよね。そこで動画も作ってみました。昔、ニコニコ動画を作った経験があるので、作成自体は順調にできました。フナの解説動画です。Youtubeにアップしてあります。やっぱり動画だと説明がやりやすいですよね。この調子でいろいろとアップしていく予定です。こっちのブログはあまり使わないつもりだったんですが、気軽に愚痴を書けるので残します。新しいサイトでは性格の自己診断PDFなんかもありますので、読んでみてください。
2025.09.10
コメント(0)
なんだかんだでサイトが出来上がりつつあります。もうほとんど完成しているので、一応告知しておきます。「知の探究ラボ」まさかこんなに早くできるとは私も思っていませんでした。瞑想とフナを中心にまとめてみました。仙道はもう少しかかるでしょう。今後はあちらをメインに更新していく予定です。
2025.08.28
コメント(0)
前回から半年が経過しました。ちょっといろいろとありましてアメリカに旅行に行ったりしていました。結構な強行軍で、11日間でアトランタ、ワシントンDC、サンフランシスコを巡って帰ってきました。うちの子供がアメリカでの仕事を終えたので、日本に帰国することになり、その後片付けをするついでに旅行してきたわけですね。どの都市も初めてだったのでかなり楽しめましたよ。しかもうちの子は12年もアメリカにいたので車の運転もできるし、ガイドとして利用しました。で、この半年の間に仙道やら瞑想やらを情報整理し、それを他の神秘業と比較しながらまとめたりもしていました。いやあ、AIの能力ってすごいですね。今まで出来なかったことが一気に進みました。特に仏教関連の情報をまとめるのがネックだったのですが、古典的なパーリ語経典から大乗仏教までを網羅できたのは大収穫です。そのうえで自分で実践してきたことを入れてみると、今までの経験が一つの形として実を結びつつあります。仏陀の瞑想を初禅から四禅までやってみたところ、仙道の中級段階までと同じ結果になっています。目的が違うだけで結果は同じだという事です。面白いのは、フナの理論も表には出ていないだけで、内部には組み込まれているんですよね。という事は、仏陀の瞑想を応用するだけで仙道もフナも同時習得できるってことなんです。今までの苦労はなんだったのか・・・。まあそれは仕方ありません。AIが無かったころはパーリ語の経典を読むこともできませんでしたし、原始経典の日本語版は高くて買えませんでしたから。もしも手に入れたとしても、それを読み解いて精査するだけで何年もかかっていたでしょう。それで、膨大な情報をAIに集約し、総覧できるようにまとめてみました。そこから実践して得た経験と照らし合わせてみて、どの部分が仙道の修行と同一なのかを洗い出しています。やり方が少し違うだけで、流れはほぼ同じですね。どちらが簡単かと言われると、瞑想の方が圧倒的に早いです。理由はエネルギーワークが無いから。それが無くても結果が同じなら、早い方を進めるべきでしょう。しかも仙道と違って修行者に丸投げしていませんから安全です。今、それをホームページを作成して閲覧できるようにしてみようと思っています。みんなに見て欲しいと言うよりは、そうしないと自分でも理解が追い付かないほど膨大な量と関連性が複雑だからです。AIに丸投げしても、その部分はできないんですよね。なので自分で整理してから始めるつもりです。それに伴って今まであちこちに分散していたフナやら魔術のHPは削除しました。今後は一本にするつもりです。
2025.08.13
コメント(0)
前記 前回の記事を修正しました。さて。無意識で仙道修行を進める方法は、昔の記事でも何度か書いたんですけど完全ではありませんでした。まあ現段階でも完ぺきではないんですが、少しはましになったと思うのでまとめてみます。なぜ神秘行を修行するのに無意識が大事なのか。それは魔術やら陽気の発生やらのすべてが無意識の力で行われているからです。それが良く分からないので、無意味な理論や修行方法が未だにはびこっていますし、教えてもらったやり方をまじめに修めても全然進歩しないと言う結果になります。無意識の対話や制御についてはフナのところで何度も書いていますので、そちらも参考にしてください。ここですべてを書くことは出来ないので、表面的な事を書いていきます。ダウンジングによる無意識との対話まず自分自身との無意識と対話をしてください。陽気、マナの発生に関して協力してもらえるよう説得します。呼吸、姿勢、意識の集中によって発生を促すようにします。前回書いたように、半盤座などの座り方で試します。私は自分で何度も試しているので(と言うか今では無意識のコントロールによって陽気発生しています)、意識だけで陽気を発生させた場合と比べてみてください。全然違います。注意点としては、無意識の制御は勝手に行わせることは出来ないので、常に陽気の発生を意識しておく必要があります。つまり集中力を維持するようにしなくてはいけません。また無意識が非協力的な場合は無理に行わせることは出来ないので、一時中断し、協力してくれるまで待ちます。もしも協力が得られない場合は、対話を通じて問題を洗い出します。この問題点の洗い出しは今後も常に付きまとうので、最初の段階で慣れておく方が良いでしょう。陽気の発生から錬気に移行する無意識による陽気の発生を行わせると、丹田に物理的な塊を感じることが出来ます。これは意識での陽気発生とは違う部分です。この塊を感じつつ陽気を加えて行くと、強烈な熱と圧力が発生してきます。このエネルギーを安定するまで意識で抑え込むのはほぼ不可能でしょう。なので無意識に行わせます。この方法を行う上で無意識に命じておくことは、陰気を常に陽気と同量にしておくことです。毎日決まった時間に瞑想を行い陽気を強めていく時に、陰気が足りないと陽気が十分に強くなりません。先で陰気と陽気の融合を行わせる場合、体内で行うのか、体外で行うのかで方法が変わります。体外で行う理由は、融合に伴うエネルギーがあまりにも強すぎるため内臓に深刻な障害を生じる可能性があります。それを避けるためです。体外で行ってエネルギーが安定したら、徐々に体内へ戻していきます。ここまでの修行法では詳しく説明していない部分もあります。流派によって行わないものや、必ず行うものもあり、それらに対する検証も必要になります。普通であればどこかしらの流派に所属し、師匠から指導を受けつつ修行を進めるのですが、無意識との対話が出来るのであればその必要がありません。師匠を必要とする理由は、経験から危険性を避け、安全な方法で修行を進めることが出来るのと、修行の進捗段階を確認してもらえる事でしょう。しかしデメリットもあります。師匠の知っている方法だけしか教えてもらえませんし、その方法が自分に合っているかどうかは分かりません。最終的に修行が完成するかどうかは分からないのです。しかし自分の無意識と対話できるとなると話は違います。自分が行っている修行が間違っていないかどうかを無意識に確認することが出来るので、体質などを考慮した自分独自のやり方を簡単に見つけることが可能です。危険性も避けることが出来ますし、確実に最短で修行を進められます。デメリットは特にないんですが、無意識との対話をしっかり行えるようになるには訓練が必要です。また無意識は強いコンプレックスを持っていることが多いので、修行が進むとそれが問題になることがあります。最初の段階ではあまり気にする必要はありません。あんまりまとめになりませんでしたが、今分かっているのはこんな感じですね。実際にやってみて感じたのは、常に丹田に陽気を塊として感じる事が出来るようになること、精神がむちゃくちゃ安定します。また翻訳の中で出てきたのですが、陰気を扱えるようになると霊魂との対話が普通にできるようになるようです。(レベル4以降)これも進捗状況の確認に使えそうです。
2025.02.09
コメント(0)
そのうちまとめるかもしれないけど、今の段階で分かっている事や実践方法を少しまとめてみた。個人的仙道修行法前提条件:陽気の発生が出来ること、意識段階が三つあることを理解していること伝統的な仙道修行は現代の生活環境や知識、考え方とかなりの相違があるので、そこを修正して生活に組み込んでみる第一段階:陽気の発生気を発生させるのは呼吸法と錬気によるが、それ以外に無意識への命令によっても可能むしろ修行が進んだら無意識による気の変化を行わなくてはならないので、最初から無意識に発生させる方が効率が良い。ただし強烈なエネルギーの発生をコントロールするには意識の強化も必要なので、両方を鍛えるようにする陽気の発生そのものは普通に呼吸と錬気を利用する。あとでそれに無意識を組み合わせてく前準備心身の疲労を解消する方法1食事の制限私の場合、夕方以降に食事をとらないようにする事で内臓の負担を減らす。これだけで心身への負担が減るし、眠りも良くなる。飲酒もしばらく止める。2睡眠時間の調整内臓への負担が減ると睡眠時間は少なくなる。体力の回復が短時間で良くなるため。夜更かしは厳禁。かならず10時ごろまでに就寝すること。朝早く目覚めるようにする。これはあとで行う夢のコントロールに必要なためである。また就寝時間と睡眠時間は常に同じ時間になるようにすること。3精神的ストレスの軽減内臓への負担が減ると精神状態も良くなるが、仕事や対人関係でストレスを受けると気の消耗があるので注意すること。基本的に意識せずに流すようにする。ここまでの方法で陽気の発生がやりやすくなる。陽気の発生最初に意識下で行う。静かな環境で座禅を組む。結跏趺坐が理想ですが半跏趺坐やいすに座るのでも構いません。下腹に力がかかれば良いです。まだ瞑想を行わないので、立位でもできます。丹田はへそ下の指4本分、少し内側に入ったところにあります。そこを意識して下さい。呼吸によって大気中の陽気が丹田に集まるようイメージします。この時、会陰から陰気も体内に入り込むので、それを妨げないようにします。これは知覚できませんが、無意識が自然と行うのです。会陰の部分が人工的な繊維で覆われていたり、カーペットが敷かれているところでは陰気の吸収が不十分になります。丹田はお腹のほぼ中央に位置しています。経絡の一部ですが、ここだけが陽気を大量に集めることが可能です。経絡はパイプのようなもので、その途中に丹田があります。経絡のパイプに陽気を流し、丹田と言うポイントでせき止め、パイプが膨らむようなイメージをします。あとからどんどん陽気を追加して風船のように膨らむイメージです。おなか一杯になったら、今度は意識でその風船を小さく圧縮していきます。もとのパイプの太さよりも少し太いくらいにまで押し込みます。この時に大事なのは熱と圧力の発生です。必ずこの二つが伴うように意識して下さい。押し込めようとすると必ず抵抗感がありますし、それに打ち勝つためには精神力が必要です。その拮抗が崩れる時に熱が強く発生します。このようにして陽気をどんどん集めますが、その時にも陰気は体内に流れ込んできます。体の中では常に陽気と陰気が同量存在しようとするからです。ですがこの段階で陰気を感じる事は出来ません。しかし存在している事、それを妨げないようにする事は常に念頭に置いて下さい。私が始めたころは最低一時間はこれを行いました。本当は4時間くらいするそうですが、おそらく現代人では無理でしょう。少なくとも毎日行うことが大切です。次回はこれを無意識に行わせる方法を説明します。
2025.02.02
コメント(0)
前回の反省から、少し陽気の量を減らしてみたけど、結局は同じだった。このままでは先に進めることが出来ないわけで。強めた陽気をあちこちの経絡に流すことで、陰陽合一のエネルギーを少しでも制御しようとしているが、結局は根本的な部分を極めないとダメなようですね。多分、一週間以上かけて瞑想をして、無意識と意識の統一、そして不眠状態の維持が必要。という事は仕事を辞めて引退するしかない。まあ、そろそろ引退は考えていたのでちょうど良いかも。今の状態だと一日程度の休みもとるのが難しい。年収は4000万円近くまで上がっているけど、動けなくなったら終わりですから。という事で今年の目標は引退へ向けての準備期間とします。継続して陽気発生と陰気のコントロールも行い、体内の経絡を開くことも進めておきます。誰にも邪魔されない、自然豊かな場所を修行の場所としなくてはいけないので、どこかに別荘でも作ってみようかと計画してます。将来のことも含め、具体的になってきたら報告します。
2025.01.28
コメント(0)
私の修行した仙道では、陽気を発生させた後に、それを小周天のルートに流して強化していきます。それからもう一度陽気を練り直してから衝脈へ流します。いきなり流すのは危ないので、衝脈は事前に陽気を少しだけ流して通りを良くしておきます。それから最大限に強めた陽気を流すのです。この時、衝脈のルートは会陰から頭頂までです。身体のほぼ中央。ですがこの方法では抜け落ちていることがあります。陰陽合一です。本当は会陰から陰の気を取り込み、衝脈へ流す前に陽気と混ぜ合わせなくてはなりません。これを私が知らなかったのはなぜか。私に指導した人がわざと教えなかったのか、知らなかったのかですね。多分、後者でしょう。ということは私の知っている方法では永久に仙道の修行は完成しないという事がはっきりしました。とはいっても陰陽合一が正しいとも限りません。そこで実験をしてみることにしました。まず陽気を少しだけ発生させて胸の波動と混ぜ合わせてみることにしました。体内で行うのは危険なので、胸の少し前で行い、もしも強いエネルギーが出てきたらその一部を体内へ導きます。実際にやってみたんですが・・・。かなり危険ですね。まず内臓のあちこちにひどい痛みと焼けつくような感覚が出ます。沸騰したお湯を流し込まれたような感じに近いです。それと動きを制御できません。意識で抑え込めないのです。元に戻るのに数日かかりました。この実験で分かったことは、陰陽合一には無意識の制御が絶対に必要だと言う事です。おそらく意識的に行おうとしてもできませんし、普通に死にます。かなり深い状態にまで瞑想を行い、無意識との融合を行わなければほぼ自殺行為ですね。時間をかけて少しずつ行うことも考えましたが、結局はどこかで無意識による制御が必要になります。精神の変化も出てきますから、瞑想の深化はマストと言えるでしょう。もしくは夢見で行うしかありません。さて、どうやって進めましょうか。
2025.01.21
コメント(0)
翻訳が全部終わりました。あと、タイトルを間違えていた。 "NAI KUNG"でしたね。内功です。さて。修行の内容は一部しか公開されてませんし、もしも秘密を洩らすと天罰が落ちるそうです。実際、友人に少し洩らしたところ、事故を起こしそうになった話が載っています。でも部分的な内容だけでも十分に役立ちます。彼らが修めているのは墨子派の内功であり、仙道とは少し違っています。武術系なので、肉体の強化を主眼にしているようです。極めれば同じなんですが、過程が違うんですよね。とにかく最初からとんでもないパワーを出すことに特化しています。レベル3でも常人の数倍の力が出ますし、槍や刀では傷をつけることが出来ない。その代わりとんでもなく難しい修行です。まともに練習するとレベル3までに10年以上かかります。うちみたいにのほほんとしたものとは違ってガチです。レベル4を超えたところからほとんど同じになります。彼らの修行でも見過ごされているのが、無意識の使い方のようです。夢見や瞑想の修行方法は公開されていないので分かりませんが、少なくとも無意識との対話は無かったようですね。ということはフナの技術を組み合わせることで、最初の段階を安全にすすめることが出来るかもしれません。あとは胸の波動を陽気と融合させる技術。これが出来たらレベル4まで一足飛び。大周天が簡単にできるかも。
2025.01.17
コメント(0)
「THE MAGUS OF JAVA」、「NAIKUN」この二つを現在、精査しています。ほぼ翻訳は終わったのですが、日本語へ翻訳すると表現がおかしい部分があるので、ニュアンスを変えないように修正して読んでいます。それでとんでもなく重要な情報を得ることが出来ました。まず胸の波動ですが、間違いなく陰の気です。なぜそういう結論に至ったのかを説明します。全ての生命は陰と陽の気を同じ量だけ保持しています。生命活動を行うと徐々に気が失われていきます。完全に枯渇すると死にます。実はこの言い方には誤解があります。実は死んでも気が無くなるわけではないのです。無くなるのは陰の気だけで、陽の気は残るのです。先ほど全ての生命は陰と陽の気を持っていると書きました。では無生物は?無生物は陽なのです。陽だけの存在が無生物です。石や材木、レンガ、プラスティック、金属などは陽です。なので人の死後、その肉体は陽となります。陰の気が尽きて死ぬのです。ではその陰の気はどこに蓄えられているのか。それは腎ですね。陰の精と言う形で蓄えられており、これは後から補充することが出来ないと言われています。これが少しずつ陰の気に変換される事で生命力となります。そして大事な事なのですが、陰の気は感じる事が出来ません。陽の気に従って存在する影のようなものなのです。本当ならばこの段階で気が付くべきだったのです。「THE MAGUS OF JAVA」、「NAIKUN」にそれぞれの性質を説明している部分があります。陽の気は上昇する性質があり、陰の気は沈むふたつの気は決して交わることが無い。これらを交わらせる時、それはとてつもない力を生み出す。太陽は陽、地球は陰私が胸の波動を陰の気だと判断したのは以下の部分です。感じることが出来ないこと地球が陰であることなぜ地球が陰であると、胸の波動が陰の気であると言えるのかと言うと、私は地面に陰の気を生み出す空間を作ることが出来るからです。それは地下の奥深くから湧き出る波動の噴出で、安定すると感じる事が出来なくなります。きこうしさんから教えてもらったものですが、地球の深い部分から湧き出してくるものだったからです。そして胸の波動は肉体の表面にある陽気の膜に穴を開ける事で出てきます。肉体は陽なので、その内部には陰があります。つまり波動とは生命力の中心、腎につながる陰気だったのです。他にもいろいろな理由がありますが、ここでは書ききれないのでこの辺りで止めておきます。しかしそうなると大変な問題が生じてくるわけです。無意識、意識的を問わず胸の波動を開ける事は生命力の枯渇につながる可能性をはらんでいることになってしまうのです。仙道では、大周天を完成させた場合、陰の気を感じる事が出来るようになり、補充することが出来るようになりますが、そのためには少なくとも丹田で陽気の発生と固化、衝脈を開発する必要が出てきますが、そんなことが出来るのは数千人に一人くらいです。なので胸の波動については今後教える事はありません。危険性を鑑みて、相応の能力を持っていると判断できる人にしか開示はしないようにします。ただ、この技術を上手く使えば安全簡便に陰陽合一が出来る可能性は出てきました。こちらに関しては研究を進めていこうと思います。
2025.01.12
コメント(0)
何度も読んでいたし、分かったつもりでいたけれど、実際には何も理解していなかった。肉体の中に流れる気には二種類ある。陽気と陰気だ。いわゆる、”気”と呼んでいるのは実は陽気のことであり、これは感じやすい。しかし陰気は感じることが出来ない。ある程度、仙道の修行が進むと感じられるのだが、普通は感じることが出来ないのだ。体内の経絡を流れるのは陽気だが、そのすぐ傍を陰気も流れている。この二つは決して交わることはなく、生物のみがこの二つを保持している。そして陽気と陰気は必ず同量を保持している。バランスが崩れると病気になったり、最悪の場合は死んでしまう。意識的に陰気のみを吸収したり増やしたりすることはできない。無意識にゆだねるしかない。仙道修行を進める上でとても重要な部分は、この二種類の気が常に同量であるということだ。呼吸法や瞑想によって一時的に陽気を増やしたとする。しかししばらくすると陽気は減ってしまい、もとに戻る。それを防ぐために毎日、大量の陽気を発生させる必要があるのだ。だがなぜ陽気が減ってしまうのか理由は不明だった。一般的には、経絡の中を通る陽気が急激に増えても、経絡がそんなに大きくないので元に戻ると言われていた。ゴムホースの中に急激な圧力で水を流すとホースは膨らむが、水流が弱まれば元に戻るのと同じ原理だと。何度も強い圧力を加えることでゴムホースが伸びていくので、だんだん陽気が強くなっていくというのは納得できる。だけど陰気が存在するとしたら、この説明では不十分だ。陽気を強めると同時に陰気も同じだけ体内に存在しなければ、陽気はいずれ弱まってしまう。ではどうやって陰気を取り込めばよいのだろうか。肉体の成長に伴い、無意識は会陰から陰気を取り込み、肉体の内部にある陽気とのバランスを取ろうとする。この時、陰気を十分に取り込めないと精神の成長に重大な障害が発生する。発達障害の原因はここにあるのかもしれない。陰気は精神、神経の働きに密接に関係しているので、過剰だったり不足すると脳神経の働きが狂うのだ。強い陽気を発生させた後、自然と陰気が強まるまで肉体(特に会陰)を大地と接触させることが重要となる。私が教わった修行法でも会陰の部分に関しては似たようなことを言われた。だが他にも方法はある。私はフナの本質を知っているので、無意識が言葉による命令で動かせる事を理解している。そして私はもっと重大な事実に気が付いた。陰気の本質は重力と関係があり、それは胸の波動と関係していたのだ。この続きは次回に。
2025.01.08
コメント(0)
あっという間に翻訳作業が終了してしまいました。たかだか200ページしかありませんでしたし、物語風に書かれていたので作業としては楽でしたね。まだ校正も残っています。それと登場人物の口調などがバラバラで、このままではとても読み難いです。注釈も飛んでいるので、綺麗な形に整えていく予定です。もう一冊、内功と言うタイトルの書籍が気になりますが、おいおいやっていきましょう。閑話休題今回の書籍に書かれているのは、武術気功の奥儀を授けられたギリシャ人によって書かれたものです。なので本質的な意味で仙道とは違います。ですが、いえそれゆえに仙道の修行よりもはるかに実践的で効果重視ですのでめちゃくちゃ分かりやすいです。さらに霊魂や神様との対話、高レベルの武術家同士の戦いなど、映画に出来そうな内容が描かれています。また修行のためにジャングルにこもって瞑想しているところでは、意識の分離がどのように行われるのかなど、まさしく仙道と同じことを行っています。著者は全ての奥儀を会得したわけではなく、現在も修行中の身なので、本に書かれているのは師匠から許可を得た一部分のみです。それでも仙道修行者からすると、喉から手が出るほど貴重な情報が詳しく掲載されているのです。(著者はおそらく本当の意味でそれを理解はしてないと思われます)また彼は西洋人なので、東洋人特有の物事の考え方や儒教文化、習慣など、本質的な部分での理解が出来ていないところもあります。基本的には中国人の感性から組み立てられているシステムですが、儒教文化を理解できる日本人であれば(漢字の意味も含めて)理解することは難しくありません。私にとってありがたい事に、フナを知っていたことで修行の目的がはっきりと理解できたことです。もしも日本で習った仙道の知識だけなら気が付かずにスルーしていた部分がかなりあります。おかげで断片的な知識しか本には書かれていませんが、隠された部分についてもある程度は想像が出来ました。特に重要な部分は、”陰の気”に関する事です。これは私も知らなかったのですが、私の師匠も、そのさらに師匠も言及していませんでした。なぜ言わなかったのかを考えたのですが、おそらくは気付いていなかったのでしょう。それは、”当たり前すぎて、言う必要が無かったから”です。でもこれを知らずに修行を進められるかどうかははっきり言って運次第です。むしろ現代人は知らなければ無理かもしれません。仙道修行の最初に陽気を集める必要がありますが、この時必ず陰気も発生します。この陰気の処理を間違えると修行が進まないのです。ですが昔の人はこれを気にする必要がありませんでした。それは環境の違いです。今はむしろその環境を意識しないと陰の気が集まらないのです。陰の気が集まらなければ陽気も強くなりません。いつまで経っても陽気が強くならないのは、陰気が集まらないからなのです。そしてフナでもマナを集める時に、特に気を付けるような事は書かれていませんでした。呼吸を強くする事と、イメージを持つことくらいです。陽気は空気に含まれていて、陰気は地面から流れてきます。つまり地球の発する気です。陽気を呼吸により集める時に、肉体は地球に触れていなければならないのです。これはただ単に立っているだけとか、山奥にいればよいとかと言う事ではありません。肉体が陰気を吸収できるのは会陰と呼ばれる場所です。ここが地球と触れている必要があります。直接に触れている必要はありませんが、地面と会陰の間に、”人工物”があってはいけないのです。ゴム製品、石油から作られた人工繊維、気を通さない物質です。簡単に言えば、ゴム底の靴を履いているとダメですね。建物もカーペットが敷いてあったり、床の材質が気を通さないものはダメです。他にもいくつか気になる点はあるのですが、瞑想中に気を強化するにはとても重要なポイントがこれだったのです。フナの無意識であるロウセルフを利用して陽気を強める場合にもこれは重要となります。また現代の子供に多い精神疾患も、陰気と密接な関係がありそうです。私もあれこれと思い当たる事が多すぎて情報をまとめるのが追い付いていません。とりあえず呼吸法から見直しが必要ですね。
2025.01.05
コメント(0)
現在、第六章まで進みました。全部で10章なんですが、このあたりから重要なことがちらほらと散見します。私が修行した流派は台湾系の五柳派と呼ばれるもので、日本ではこれ以外はほとんど知られていません。いわゆる小周天とか大周天とかを行うものです。翻訳中の書籍に出てくるのは茅派で、これは大陸系の中でもかなり狭い地域で行われていたようです。ただし、この地域では仙道の修行を行っていた人々は多くいたようで、ほかにもいくつかの流派が出てきます。特徴は気を回すことを行いません。丹田に陽気を貯めるのは同じですが、そのあとに陰気との交合を行います。また修行の進み具合をはっきりと分けており、陰陽の統一を行わないままに仙道修行を進めます。その最終段階はなんとレベル72(笑)レベル4で超人になるのですが、レベル40とか50は伝説の仙人です。そんな人たちがほんの100年前まで実在していたらしく、当時のエピソードがたくさん出てきます。面白いのは、老子の思想とは完全に分離しているところなんですよね。確かに陰陽思想をベースにはしているんですが、理論にはあまり組み込まれていない。むしろ、実利の部分を利用しているだけ。でも修行は実践的です。そして私が一番驚いたのは、陰気を利用しているところです。と言うよりも、私の知ってる修行では陰気を利用することがありませんでした。なぜだろう?人の体には陰と陽の気が流れていて、その調和が大事だと言われています。なのに仙道の修行ではなぜか、”陽気”のみを利用していました。よく考えるとこれは非常におかしいわけです。では陰気はどこにいったのか?それを考えていくと、思い当たることがありました。任脈と督脈、これって別々の気が流れているはず。なぜ小周天で同じ種類の気を流しているんだろう。とここまで考えてみたら、頭の中で一つのイメージが浮かび上がりました。分かっていないだけで、実は陰気の力も使っていたのでは?突然、自分の知ってる修行方法からは抜け落ちている部分が見えてきました。陽気を強めるならば、カウンターとして陰気も強める必要がある!!そして陰気を強めることで、いわゆる大周天への道が見えてくるわけです。なぜなら陰気は精神を鍛えるのに必須だからです。30年ぶりに仙道の修行を進めることが出来そうです。
2025.01.03
コメント(0)
正月休みも短いので、使える時間であれこれやっています。しかしこんなに翻訳が楽になるなんて。あれほど苦労してフナの翻訳をしていたのが馬鹿らしくなりますね。いくつか生成AIを試しましたが、chatGPTが良いですね。あくまで今回の目的に合っていると言うだけで、目的が違えば別のものが良いかもしれません。ですが完ぺきと言うほどにはまだほど遠いかな。特に神秘行なんかは独特な言い回しが多いのと、行を実際に経験していなければ分からないことがあるので、文脈がおかしくなることが多いです。また勝手に文を追加されたりもします。ちゃんと英文と内容を確認しておかないと、まったく意味の通じない訳になっていきます。三分の一くらいは終わりましたが、実践の部分はまだ出てきません。どのように師匠と出会ったのか、師匠はどのように道を修めたのか、と言った部分にページが割かれているので、まったくの初心者にはとっつきやすいのですが、経験者には少々まだるっこしいです。それでも、これが役立ちそうだなと思う部分があります。作者は東洋人ではなくギリシャ人です。拳法や柔術、空手にあこがれて東洋の精神に惹かれ、そこから仙道を知った方なので、文章が平易で読みやすいです。しかし内容は完全に仙道の神髄を語っています。しかも余計な尾ひれが無く、ストレートな表現なので非常に理解しやすいのがありがたいです。私も知らない内容もありますし、私の経験と合致するものもあり、これが事実なら本物でしょう。フナの翻訳をした時と同じく、経験者しか知りえない内容を含んでいるので、翻訳を終えるのが楽しみですね。この方の著書はもうひとつあって、そちらは完全に内功のみを説明しています。どちらかと言うと私はそちらが気になっています。もちろん、それも翻訳するつもりです。とりあえず進捗に関しては時々報告していこうと思っています。
2025.01.02
コメント(0)
いやあ、久しぶりなので何を書けばよいのか分からなくなっています。とりあえず近況報告。年中無休で仕事するのは止めました。おかげで少し余裕が出来たので、趣味の釣りとかカヤックとかで遊んでいました。なんとカジキマグロなんか釣り上げたりしまして。ただ忙しいのは相変わらずで、もう少し楽になりたいな~と思っています。あと2年くらいでリタイアして、遊んで暮らそうかと(笑)フナの研究から仏教の瞑想を調べ始めて、意識の何たるかを考えていました。そこから再び仙道へと戻っています。原点回帰ですね。昔に書いたことはありますが、私は品行方正な性格でもありませんし、結構どろどろの人生です。なのでもっと泥臭い欲望を満たすために行動するのが合っているのです。システムとしての意識は理解したので、それを仙道へ応用していこうと考えています。そこで海外の書籍も調査して、やっと手を出すことに決めました。THE MAGUS OF JAVA(ジャワの魔術師)Teaching of an Authentic Taoist Immortal(本物の道家仙人の教え)KOSTA DANOSもう何年も前から知っていたのですが、なかなか手を出す気持ちになれずに放置していました。フナの翻訳をした後だったので、疲れていたというのもあります。でも最近は優秀な翻訳システムが出てきたので、これは楽が出来ると思い、始める事にしました。内容はインドネシアの仙人に弟子入りした人物が手記を発表して、どんな修行をしたのかを著しています。ただし自分の仕事をしつつ、私も内容をしっかりと読み込みながらやっているので時間はかかると思います。内容が利用できるものであれば、自分なりに解釈したものを発表していこうかと考えています。とは言ってもやる気がどこまで続くのやら・・・。
2024.12.31
コメント(0)
皆さん、お久しぶりです。かなり時間が経過していますが、いろいろありまして休んでおりました。別に病気だとか言うわけではありません。環境の変化が大きく、こちらの更新を休まなくてはいけないほど忙しかっただけです。少し落ち着いたので、やっとブログにも意識を向ける余裕が出来ました。昨年の8月からずっと英語の勉強をしております。もともと時間が無いところに、英会話の勉強の時間をねじこんだので、本当にプライベートな時間が消失し、それ以外の事は全くやっておりません。で、英会話は今後も継続しますが、ペースを少し落とすことにしました。昨年のchatGPTの発表から世の中が大きく動いたと感じています。特に翻訳などの分野では人間の能力と同等かそれ以上の結果を簡単に得られるようになりました。私が何年もかけて翻訳していたロング博士の著書も、もっと正確に訳す事が出来ます。それに手を付けるのは少し先になりそうですが、もうひとつ彼の残したものがあります。HRA(フナリサーチアソシエーション)の会報です。こちらは著書としてまとめられていないものが沢山あります。出来ればこちらを翻訳してまとめたいなと考えています。そうすると、サイトをひとつ構築しなければなりません。なので少しずつ手を付けていきます。仏教瞑想は少しお休みですね。
2023.05.17
コメント(1)
8か月ぶりの更新ですあれからいろいろありまして、すっかり更新できずに過ごしておりました。結論から言いますと、瞑想の方はかなり進んでいて、実生活は激変しました。さらりと現状を書きます。開業予定→中止勤務先が変更になり、収入が倍増開業して成功した場合と変わらないくらいに収入が増えて、しかも自分の時間を割と取れるようになった。勤務医がいなくなったのに患者があふれるくらい来ている診療所に努める事になったわけですが、売り上げをそれまでの二倍近くに伸ばしたために収入も増えたという事です。開業したなら同じくらいかそれ以上の実入りはあったと思いますが、経営の事にも労力を使わなくてはいけないわけですし、それで以前に失敗しているので。勤務医ですから仕事だけしていれば良いので、余計な心配事もありません。今の状況は希望通りと言うわけです。さて。仏教の研究もけっこう進めております。原始仏教は完全な形では残っておらず、タイ、ミャンマー、スリランカで上座部仏教として伝わっているものが原型に近いと言われています。しかしスリランカでは仏教が一時期断絶しましたので、ミャンマーやタイの方が正統に近いのかもしれません。私は仏典の研究をするつもりはないので、瞑想の医学、物理学的な変化による意識の変性を主眼としています。なので仏陀の説いた、八正道、四諦を中心とした瞑想のみに着目して研究を進めています。仏教では大きく二つの瞑想方法が用いられています。サマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想ですね。以前にも書きましたが、仏陀は修行者にこの二つを習得し、段階を踏んで修行を進めるよう教えています。サマタ瞑想は仙道の修行に近いので、習得はさほど難しくありません。対象を絞り、呼吸に意識を置いて集中力を高めるやり方です。仙道との違いは気、マナの発生を伴わないところですね。ヴィパッサナー瞑想は、”気付き”を常に意識する瞑想です。瞑想と言っていますが、普段の生活の中でも行えます。無知から生じる執着を常に意識する方法です。これはかなり異質な瞑想となります。医学的に考えると、サマタ瞑想とヴィパッサナー瞑想は取り組み方が全く異なっており、その結果も大きく変わると言えます。ざっくり書くと、サマタ瞑想は常識の延長にあり、現代人でも結果をイメージしやすいのです。意識をどこまでも拡大し、宇宙いっぱいに広げていくと言われれば、何となくそのイメージは掴めますよね。でもヴィパッサナー瞑想は全然違うのです。まず自分と言う意識が存在しないと断言します。それは五蘊と言う要素が絡み合って生じただけであり、縁が無ければ生じないのです。意識と言うか、そもそも自分が存在しないものであるという考えを受け入れる事はなかなかむつかしいでしょう。いくら仏典の説明を読んでも納得するには時間がかかります。私もそうでした。自分自身の存在を否定することから始まるのですから、既存の神秘行や宗教とは全く相反する考え方ですよね。実はここが落とし穴だったのです。自分の常識とは異なる考えを受けれて、その思考で意識を満たす場合に何が起こるのか。脳内で非常に重大な変化が生じているのです。これについて次回に解説してみたいと思います。
2022.07.23
コメント(0)
何年かに一度くらい大掛かりな術を行う場合があります。誰かの依頼だったり、自分のためだったり。今年の春くらいに、今までで最高レベルの術を始めました。今回は自分のための術です。何十年も前に運勢を視てもらい、今頃の年齢で運勢が大きく転換するのは分かっていました。なのでそのタイミングに合わせて飛躍するために術を仕込んでおいたのです。私の職業は歯科医師です。今は勤務医ですが、年収は開業医と変わらない程度あります。このままずっと勤めると言う手もあります。大きな法人にいるので安定していますし、今後は診療から離れて運営の方へ移動する話もありました。それに20年前に一度開業して、その時は破産に至っていますから銀行からの借り入れもできないため、新たに開業するのも難しい状態です。私が一番欲しているものは、”時間”です。収入を落とさずに時間を捻出することが現状ではほぼ無理と言うのが悩みでした。自分の時間を作り、それで収入を維持するためには開業するしかありません。他の先生を雇い、働いてもらうのが一番です。そこで再び開業をするためにいろいろと動き出しました。開業をするには、場所とお金です。起業ですのでこれは他の業種と変わりません。ですが新規で開業するとスタートから軌道に乗るまで時間がかかりますし、成功するかどうかは分かりません。歯科の場合、新規開業して3年で半分がつぶれています。リスクを低くするのに最適な方法は、繁盛している医院を買い取ることです。これなら失敗する可能性はかなり低くなります。ですが繁盛している歯科医院が売りに出される事はめったにありませんし、値段も高いです。なので私が行った術は、”繁盛している歯科医院の売却情報を手に入れる事”と、”資金提供を受ける事”でした。途中経過は詳しく書きませんが、結果としてどちらも手に入れる事が出来ました。もっとも優れた結果として、”自己資金を1円も出さずに”買い取りをまとめた事です。物件はとんでもなく繁盛している歯科医院で、駅前の一等地。普通なら1億円の値がついてもおかしくないところ。それを1/4の値段にしてもらい、しかも分割。さらに運転資金も自分では出さず。スポンサーを見つけて融資を受ける事になりました。途中、何度か話が途切れそうになりましたが、半年かかってようやくまとまったのでここに書くことができるようになりました。後は来年の春ごろに開業をするので、その準備だけです。今回の術は仙道とフナをミックスして行っています。私のハイセルフが経済的な祈りを叶え易い事は分かっていましたので、それを上手くイメージして届けるように工夫しています。この術のポイントは、”イメージの安定化”と”安心感を持ち続ける事”です。
2021.12.20
コメント(1)
神秘体験と言うのは脳内での経験です。どんなに怖い出来事、腹立たしい出来事、素晴らしい出来事もすべて脳が感じ取っています。脳の中でどのような変化が起こっているのかを考え、それに即して理論を組み立てるようにすれば、道を間違える可能性は下がります。ハイセルフに通じる身を塞いでいるものとは、過去世も含めた記憶に感情が入り混じってできた体験です。道徳的に許されない事、恥ずかしいと思う出来事、親に顔向けできないような行為などをロウセルフが感じ取り、それが知覚できない状態で道を塞いでいます。私はこれが脳内での物理的な感情変化によるものだと推測しました。そして実際に自分で実践し、そのコンプレックスを解消してみました。ひとつは先端恐怖症、針先のようにとがったものに対して無意識に恐怖を覚えてしまいます。この時に自分が感じる感情を特定し、それに安心感や幸福感を合わせて打ち消すことに成功しました。しかし、恐怖していた記憶を思い出してしまうと元に戻ってしまいます。記憶そのものを消すことが出来ないためです。もう一つはおなかの弱さです。食物に対して敏感なため、すぐに下痢をしてしまっていました。しかしそれも腸から発するネガティブな感情を打ち消してあげると、いつの間にかおなかの調子も整っています。このように、感情に起因する問題は、それを打ち消すようすることで解消できる場合があります。そこで問題となるのが、”安心感、幸福感”とは何かと言う事です。ネガティブな感情に記憶が絡み、それがコンプレックスとなって蓄積されることで道をふさぐものとなっていると私は推測しました。その時の感情とは、恐怖、怒り、妬み、焦り、絶望、不安と言った感情の事です。それと対極にある感情は、安心感、幸福感でしょう。この二つは似ているようで実は別物です。その理由についてです。マズローの欲求5段階説心理学者のアブラハム・マズローが唱えた欲求五段階説があります。1:生理的欲求食欲、性欲、睡眠欲と言う生物としての本能欲求を満たすこと2:安全欲求生命維持のための安全を求めること身の危険を感じず、安心して生活できる場所やコミュニティーを求める3:社会的欲求集団への帰属や愛情を求める欲求他者とのつながりを感じて孤独を避けるための欲求4:承認欲求(尊重欲求)第三段階の社会的欲求を満たしたうえで、さらに認められたいと言う欲求。会社の中での出世欲もこれに該当する承認欲求は低い段階のものと高い段階のものがあり、低いものは他者から認められることで満足するものであり、高い段階のものは、自己研鑽などによって自分の内部での満足を得るものであるここから心的欲求、精神的な欲求になる5:自己実現欲求自分の人生観、世界観に基づいて、”自分が成し遂げたい自分”になろうとする欲求マズローは、最初の四つを欠乏欲求、第五段階を存在欲求とまとめているさらにこの上に自己超越欲求と言うものがあるとマズローは説いていますが、これは仏教で言う真理の発見と言うようなものであり、システムとして別枠になるので、一旦外しておきます。マズローが唱えたこの五段階ですが、最初の三つは潜在意識に関係するものであり、あとの二つは顕在意識にかかわるものと推測できます。そしてロウセルフの制御に必要なのは、まさしくこの前三つなのです。マズローは欲求五段階をピラミッドのように順番に実現していくものだと考えましたが、人の意識がロウセルフとミドルセルフ、そしてハイセルフの三つでできていると知っていれば、このピラミッドは順番に実現しなくても良いものだと分かります。ロウセルフに与える幸福感とは、生理的欲求、安全欲求、そして社会的欲求です。この三つを具現化し、その感覚を分け与えることで、ロウセルフの持つコンプレックスを解消できるわけです。ですがちょっと待ってください。この三つすべてを完璧に準備できると思いますか?生理的欲求、安全欲求は今の日本に住んでいれば、まあまあ用意できます。社会的欲求はどうでしょう?他者とのつながりで問題ないと言える人はいるでしょうか。完璧な人間関係を築いてるのであれば良いのですが、そういう人はまれだと思います。なので周囲に存在する人間ではなく、ここではハイセルフとの関係をイメージしてください。完全無欠の存在であるハイセルフとつながっているとイメージし、それにより完璧な安心感、幸福感を得ていると感じるのです。実際にハイセルフに接続できていなくても構いません。要は、”ロウセルフに安心感、幸福感を感じてもらえばよい”のですから。潜在意識、ロウセルフは様々なコンプレックスを持っていて、それがあらゆるところに地雷のように配置されています。どこかの政治家では無いですが、”安全、安心”をロウセルフに流し込んで障害を消し去ります。文章で書くと簡単なんですけど、実際に行うのは難しいですよ。
2021.12.04
コメント(0)
眼を閉じて、心を落ち着かせていると、やがて忘我の境地に到達し、神秘的な体験を得る事が出来ます・・・。っていうわけにはいきません。そんなに簡単な話なら誰でも悟りを得ているはずです。実際に瞑想をやってみましょう。座って、ゆっくりと呼吸をします。まず何度か深呼吸をして、それから呼吸の回数を落としていきます。鼻から吸って、息をおなかの下の方まで吸い込んで、少し止めて、ゆっくりと出します。仙道では鼻から吸って口から出すのですが、瞑想だけなら鼻だけの呼吸で問題ありません。眼を閉じ、意識を二つの目の奥から少し下したあたりに置きます。そして全身から送られてくる感覚を感じてみましょう。普段、意識していない感覚を拾って確認して下さい。座っているお尻や足の位置、腕、背中などの感覚です。おそらく今まで気にしたことも無かった皮膚の感覚やわずかな痛みが理解できるのではないでしょうか。マインドフルネスに近い方法ですが、”今”の自分の肉体と、周囲の状況に意識を向けることで、余計な雑念から気をそらすのです。ここからひとつのテーマに意識を集中していく方法と、あらゆる刺激に対して意識を広げていく方法があるのですが、慣れていない場合はテーマを絞る方がやりやすいです。実際の物体か、もしくは自分が考えたい事に意識を絞り、その事だけを考えていきます。自由に発想させて構わないのですが、テーマから外れないようにしてください。”その事だけ”を考えてすべての意識をそこに集中させます。昔、私が行ったのは、バイクに乗る手順を繰り返す事でした。目の前にバイクがあります。ヘルメットをかぶり、バイクにまたがり、キーを差し込み、捻ります。エンジンがかかるとスタンドを上げて重心を真ん中にします。クラッチとブレーキを握り、右足でギアをチェンジして、ブレーキとクラッチを少し緩めて走り出します。少しずつギアを上げて速度を変えて、カーブがあれば体重移動で曲がります。止まる時も同じようにすべての動作を行います。これを何度も繰り返すのです。意識を集中していると、肉体の感覚は完全に忘れてしまい、イメージに集中しているのが分かるでしょう。他にもダイビングやら料理やら、思い出して反復できるものなら何でも構いません。ひとつのテーマに意識を集中し続けるための訓練を行うのです。しかし瞑想の最大の敵は妄想です。妄想も瞑想の一つなのですが、取り留めなく出現し、意識と思考がまとまらないのは困ります。これは潜在意識から送られてくる情報に顕在意識が振り回されているためです。慣れると無視できるのですが、なかなか最初は難しいでしょう。そこで潜在意識にも瞑想のお手伝いをしてもらう事にします。瞑想を行えるのは顕在意識、ミドルセルフだけです。ロウセルフである潜在意識は瞑想を行えません。では何ができるかと言うと催眠です。正確には、”ミドルセルフからのメスメルパワーによる命令を受け取り、催眠状態に入る”ことができます。メスメルパワーとは、生命力の入った命令です。これは潜在意識に催眠術をかけることが出来ます。妄想は、潜在意識から送られてくる情報が原因ですが、普段は意識しないような内容だったり、潜在意識が顕在意識に気付いて欲しい事だったりします。この情報の流れを制御し、安定させることで妄想の出現を抑えるようにするのです。具体的には、潜在意識の抱えるコンプレックスを解消する事で、余計な情報の出現を減らすことが出来ます。妄想が沸き起こった時、おなかの中心あたりに意識を向けると、何となくもわもわした感覚が発生しています。冷たかったり、イライラするような感覚だったり、ネガティブなイメージが浮かぶようならそれは良くないコンプレックスです。このイメージに、”安心感”と生命力を注ぎ込むと霧散します。これを何度も繰り返していくと、おなかの中が暖かくなってきます。コンプレックスが解消された証ですね。何度行っても消えてくれない場合は、無理に瞑想を行わずに妄想に付き合って下さい。出し切るまで行います。簡単なコンプレックスならこれだけで解消できますが、カルマや過去世の因縁がかかわっているものは無理です。何度か試してみましたが、感情と記憶と負のエネルギーががんじがらめになっていて解けませんでした。おそらく莫大なエネルギーがあれば解消できるのでしょう。もしかしたら生物の死も解ける可能性がありますが、普通のやり方では無理でしょうね。仙道の不老不死を実現するのは、おそらくここに鍵があるのだと思われます。さて。ロウセルフの持つコンプレックスを解消するのに必要なもの、それは安心感や幸福感です。これがあらゆる因縁、カルマ、人の苦を開放するヒントとなっています。しかし幸福感とはいったいどういった状況、状態を表すのでしょうか。これを次回に説明していきます。
2021.11.25
コメント(0)
いよいよ瞑想について私の考察を書いていきます。今まで仙道やらフナやらあれこれやってきましたが。現段階での総まとめみたいなものを出していきます。これを書くにあたり、過去の記事も読み返していると、五年前にも同じことを書いていたりして。仏教と涅槃とフナの関係を、その当時の知識で書いていました。論理的な考察は甘いですが、結論は同じだったので一安心。成長して無いのかぶれないのかは分かりませんが、趣旨が一貫しているのは良かった。ではでは本題です。まず瞑想って何でしょうか。何のためにやるのか。何か特別な力を得ることが出来るようになるとか、病気が治るとかでしょうか。改まって言われると悩みますね。大まかに言ってしまうと、問題解決のための一手段であり、単なる技術です。瞑想は訓練することで、自分の思うような脳内環境を作り出す方法と言えるでしょう。世の中には瞑想を指導するところも多くあります。だいたいは心を落ち着かせて無心になりましょうとか、妄想に毛が生えた程度の内容しか教えていません。深い深い自己消失を感じるほどの瞑想段階まで指導できるところは稀です。その段階まで行ける人はもともと素質がありますので、放っておいても体験できます。そんな才能が無い、一般人にもできる瞑想を考えるには、やはり医学的な見地から理論を組むしかありません。なのでまずは瞑想状態とはどういうことなのかを医学的に見ていくことにします。瞑想による脳内変化瞑想に一番近い状態は睡眠です。人は健康であれば毎日睡眠をとります。なので寝られる人ならだれでも瞑想状態に入れます。寝てる状態って、脳の中ではどんな変化が起きているのでしょうか。意識を保てるのはセロトニンと言う脳内物質が放出されているからです。これが血中に一定量あれば意識は覚醒します。眠気を感じてくるのは脳内でセロトニンが減少し、かわりにメラトニンの量が増えてくるからです。この二つは起きている時と寝ている時に相反した血中濃度になっています。瞑想中は肉体の感覚が消失していながら意識が保たれていますので、おそらくメラトニンとセロトニンの両方が放出されていると考えられます。この状態は日常生活の中であれば、眠りにつこうとする時間帯と、起きる直前の時間帯に起こります。特に夢うつつの状態はまさしく瞑想と同じで、肉体感覚はまだはっきりしないけれど、意識は起きていますよね。これが最も近いと思われます。であればこの状態を意識的に作り出せれば瞑想に簡単に入れるようになるのです。少しまとめてみると瞑想とは脳内物質によって起こる変性意識状態である意識の覚醒の段階における脳内物質の量1:覚醒状態(セロトニン優位、メラトニン減少)2:半覚醒状態(メラトニンが増えているが、セロトニンも分泌されている)3:睡眠状態(セロトニン減少、メラトニン優位)瞑想状態は半覚醒に近い(瞑想もいくつかの段階がある)瞑想で目指す意識状態肉体の感覚が消えている心に余計な思いが浮かばない脳内で起こる物理的な変化により半覚醒状態を意識的に作り出すのが瞑想と言えるはい、わりとすっきりしました。これは肉体変化を説明しているだけですから、脳内の状態が変わったからと言って、自然と瞑想に入れるわけではありません。瞑想を維持するためには目的が必要だからです。それはまた後々説明しますので、脳内変化を自在に起こすための練習をしていきましょう。もっとも簡単な方法は寝る事です。いや、本当に寝てしまったらダメ、、、でもないんですが。さっき、日常で瞑想に近い時間帯は二つあると書きました。寝入りばなと寝起きです。このふたつは、寝て起きる時を利用するか、それとも起きてて寝そうになる時を利用するかの違いだけしかありません。どちらか、もしくは両方を自分の生活スタイルに合わせて利用してください。瞑想の指導をすると必ず受ける質問があります。「目を閉じるとすぐに寝てしまいます。」そのまま寝てください。とにかく寝不足の人が多いので。十分に寝てから瞑想に入るようにすれば良いです。うまく瞑想状態に入るためのコツですが、どのようなプロセスで眠りに入るのかを考えてください。いつも寝る時間になると、肉体は自然と睡眠を要求してくるでしょうし、それは日が落ちて体内時計が眠りの時間を感知し、内分泌器官がホルモンの放出を制御するからです。なのでそのプロセスを脳内でなぞり、眠い時の感覚を思い出すようにします。眠いと感じる→意識が遠くなる→覚醒するこれを繰り返します。寝入る寸前の状態を自在に出せるまで練習しましょう。
2021.11.21
コメント(0)
仏教では涅槃(ニルバーナ)に至る道を説いています。輪廻を解脱し、完全に自由になれる方法ですね。私が目指しているのはハイセルフにお願いして、欲望にまみれて生きる事なので、そっちは目指していません。途中まで同じなので利用しているだけです。仏教では人の意識の働きを細かく分析して、それぞれの仕組みを詳細に解説しています。生物が発生した当初は、外界からの刺激を受けて、それから逃げる仕組みくらいしかありませんでした。そこから徐々に複雑な反応システムが出来上がり、刺激に対して攻撃したり捕食したりするシステムをもつものが肉食動物へと進化しました。光エネルギーを生体エネルギーへ変換するシステムを持ったものが植物となり、その植物を取り込みエネルギーに変換するのが草食動物です。このような刺激に対する反応は数十億年の記憶の蓄積と共に潜在意識の働きを作っています。眼で見るものを形や色として認識するのもそうですし、五感の情報もこの過去の記憶をもとに作られています。これは業、カルマと呼べるものです。渇望、本能と呼ばれるものでもあります。この情報を分析、論理的に解釈し判断を行うのが顕在意識、ミドルセルフです。ミドルセルフは潜在意識のロウセルフに比べると歴史が浅く、判断は完ぺきではありません。もっとも大きな進化は言葉を持ったことです。これによりさらなる論理的な判断ができるようになりました。私は仏教の教えを利用して、潜在意識と顕在意識の違いと、その成り立ちを瞑想によって理解しようとしています。潜在意識の抱える記憶や情報によりストレスからコンプレックスが作られるのであれば、潜在意識が出来上がった過程を理解する事は重要だからです。ミドルセルフとの違いもはっきりさせておかなくてはいけません。前回の記事で、萎縮がコンプレックスの正体ではないかと書きました。これに感情を巻き込んだ記憶が潜在意識に保持されているのではないかと考えたわけです。ハイセルフへ至る道を塞いでいるコンプレックスは、顕在意識が知覚できない記憶であることが大半なので、いきなりそれを見つけ出すことはできません。でも逆に萎縮している感覚を探して引っ張り出すことは可能です。その前に、実際に萎縮と感情の混じった記憶がコンプレックスの正体なのかを確かめる必要があります。あまり実害が無く、それでいてはっきりと結果の分かるもので実験してみました。私は幼いころからある恐怖症を持っています。針先が怖いのです。高所恐怖症、閉所恐怖症などと言ったものは、自身の経験からおこるものと、過去世の記憶によるものがありますが、私の場合は過去世のようでした。針が原因となった記憶が無いからです。そこで針先を見て感じる感覚を詳細に観察すると、ロウセルフの意識中心から感じる冷たい感覚に行き当たりました。それは私が知らない記憶です。萎縮、冷たさ、理解不能な感情が入り混じっていました。これを解消するには、まず生体エネルギーを強く作り出さなくてはいけません。そして記憶に別の感情を注入します。それは、”安心感と愛情、慈愛”です。萎縮は恐怖、恐れ、悲しみと言ったネガティブな感情の塊です。これらを解消するには安心感や慈愛、慈しみと言うポジティブな感情を与えるしかありません。マイナスの感情を打ち消せるほどの強いエネルギーと共にプラスの感情を流し込むと、こんがらがって固く結ばれていた感情が徐々にほどけていきます。冷たさが薄れ、ほわっとした温かみに代わっていき、やがて消えていきました。潜在意識のなかを探っても、もう感じることがありません。それからシャーペンや針を実際に持ってみて、自分の方に向けてみました。ほとんど恐怖を感じなくなっています。ただし、怖かったころの記憶を思い出すと、急に恐怖心がよみがえってきます。記憶そのものは消せないので、そちらへ意識を向けると戻ってしまうのです。なのでもう一回同じことをして恐怖心を消し去り、今度は思い出さないようにします。この方法で消せるのは、”自分が自覚しているコンプレックス”だけです。ただ、他にも応用はできるので、様々な苦手なものを解消するには使えそうですね。
2021.11.17
コメント(0)
仏陀が説く世界の仕組みと言うのは、現代の人間からすると理解しやすい部分があります。まず私たちは五感のうち、大部分を視覚に頼っています。外界からの刺激のうち、おおよそ8割程度を視覚情報によって処理していると思われます。それ以外の聴覚、嗅覚、味覚、触覚などを総合して、自分とそれ以外の区別をつけて判断しているのです。それらの情報がどうやって脳に届くのかを詳しく分析して説明しているのが五蘊ですね。2800年以上も前にこのことに気付いているというのは、仏陀がどれほど聡明な知力の持ち主であったかと言う事でしょうか。おそらくはハイセルフからの知識だとは思うのですが、まさしくチート能力です。それはともかく。全ての情報は脳に送られ、前頭連合野で統合処理されて意識による判断を受けます。フナではミドルセルフの論理的思考です。それ以外の大部分、どうでもよいような情報は自動的に潜在意識で処理されます。ロウセルフの働きですね。私たちが五感で感じている情報は全て脳が感じ取っているに過ぎません。この世界のすべては自分の脳内で作り出された幻影です。大多数の人間が似たような処理を行って、同じように判断しているので現実だと思っていますが、地球も宇宙も脳内で作られているのです。あなたが感じ取っているすべてはあなたの脳内で作られたものです。また感情を発する情報も、あなたが思い描いているものもすべて脳内の産物です。誰かを見て好きになったとしても、誰かに怒られて嫌な思いをしても、それらもまた情報の処理の結果に過ぎません。誰かがあなたを怒らせたり悲しませるのではなく、その情報を受け取って感情を発したのはあなた自身です。誰かのせいではなく自分自身が原因なのです。という事実に仏陀は気付きました。苦しみには実態が無く、それらは”感じ取っている自分”に主体があると言ったのです。これはとんでもない事ですよね。どうやったらそんな事に気付くのか私には理解できませんが、それだからこそ仏陀なんでしょう。これをさらに現代医学と生理学で分析してみましょう。外から入ってくる情報は電気信号として脳に送られます。脳はその情報を処理し、ある指令を出します。一つは電気信号です。もう一つは伝達物質の放出です。動物は体内の情報伝達に二つの指令系統があります。神経とホルモンですね。ざっくりな内容になりますので、そのつもりで読んでください。細かいところは突っ込まないで。例えば道を歩いていて、そこに車が突っ込んできたとします。危機回避のために行動を開始するよう、脳から命令が出ました。反射的に逃げるよう運動神経に刺激が流れます。さらに伝達物質により血流へアドレナリンが放出され、血液の粘度を上げて出血に備えます。心拍も上昇し、血圧も上がります。一瞬で危機に対応する変化を促すためですね。ストレス(外界刺激)に対する肉体の反応は、このように神経と伝達物質によって引き起こされます。脳の中では日々、様々な情報の分析と処理を行う過程で、肉体に対しいろんな命令を出しています。その大部分は知覚できないもので、潜在意識、ロウセルフが処理を行っています。ここからが重要なのですが、その情報伝達を潜在意識が遮断しているとしたらどうでしょう?もしくは正常な情報処理を行わず、誤った情報を流しているとしたら?もしそうなら、人は知らないうちに病気になったりケガをしたりするのではないでしょうか。また心にダメージを受けてメンタルを壊す可能性もあります。実は心身の病気の大部分は心的なものが原因であるという研究もあります。催眠術やカウンセリングによって悩みを解決したら、体調不良が解消したり、病気が治ったケースも多くあります。これはフナの教えでもさんざん書いてきたことですが、コンプレックスが原因で人は病気になったりハイセルフへの道を閉ざしてしまうのです。はいここで大事なこと。情報伝達の遮断とは、道を塞いでいるという言い方とそっくりですよね。私はこのことを考えていて、はたと閃きました。”道を塞ぐもの、コンプレックスって実は物理的な障害を意味するのではないのか?”と。脳内、もしくは体内の神経による情報伝達がうまく機能していないから病気になるし、ハイセルフにもつながらなくなるのではないのかと。社会的な問題と心理的なもの、病気などの原因となるコンプレックスは、フナでは全く同じものとして扱っています。幽霊なども同列としていますよね。リュウマチや筋ジストロフィーなどの自己免疫疾患はほとんどがその原因も分かっていません。もしもそれが潜在意識によるコンプレックスが原因だとしたら?フナでは罪の意識が道を塞ぐと言いますが、それだと生まれたばかりの赤ん坊に病気が発生した場合の説明にはなりません。しかしそれが脳内の神経伝達による障害が原因だとしたら辻褄は合います。じゃあ、どのような反応が脳内で起こったから病気が発生したのかを考える事にしてみましょう。まず原因となる情報ですが、それは現世のものと過去世からのものに分けられます。仏教でも本人の持っている業(カルマ)や成因を説明していますし、フナでもあります。なので過去からの情報も加味します。コンプレックスを生じる情報が脳内にもたらされ、神経伝達が遮断されるか間違った情報へ置き換えられて伝えられる。そのような状況を考えてみます。私がAさんに対し、非常に悪い事をしたとします。それをずっと罪悪感に感じていると、脳内ではどのような変化が起こるのでしょうか。まず心理的な圧迫を常に感じますよね。ストレスによる交感神経の興奮、緊張による筋肉と心の萎縮などが生じます。これらは感情を支配する潜在意識、ロウセルフが行っていることです。感情ホルモンによる反応の結果と言えます。この罪悪感がそれほど強いものでなければ、時間経過と共に徐々に反応は薄れていきます。問題はこの反応が、”無意識下で行われ、反復されている”とするとどうでしょう?自分でも知らないうちに過剰反応となり、やがて心身に影響が出てくると思われます。フナであれば、ストレスの原因となっている記憶を暗示と催眠によって隠し、ロウセルフの感じている罪悪感を打ち消すことで解消します。では現代心理学ではどのようにアプローチするのが良いのでしょうか。反応を分解して観察してみると、伝達物質による影響は心の萎縮です。誰しも怒鳴られたり、殴打されそうになった時に、身を固くして耐えようとしますよね。これはごく自然な反応です。おそらく脳内でも同じ反応が起こっているはずです。つまり、ある情報や刺激を受けて、潜在意識が萎縮するような反応を示し、それがどこかの神経に影響を与えて伝達を遮断、もしくは誤った情報を流していると想像してみてください。脳の中に壊れた回路があるという事です。それがどこにあるかは分かりませんが、”萎縮”と言う反応の結果だという事は分かります。その萎縮を解消できれば問題は解決するのではないでしょうか。
2021.11.11
コメント(0)
先の記事で、フナで言う潜在意識、、顕在意識が仏教ではそれぞれ意志と心だと書きました。カルマを生じさせているのは意志であり、それを消滅させる方法を仏陀は説いています。このカルマこそが執着、渇望であり、フナでいうコンプレックスの正体です。フナでは記憶に感情が混じり、意識に知覚されない状態で残ったものがコンプレックスであると説明しています。このコンプレックスを消滅させる方法を仏陀は説いているのではないかと私は考えたわけですが、今のところその方法を見つけるには至っていません。いや、おそらくは四聖諦がそうなのですが、その修行方法は非常に難解です。とても一般人に解析できるような代物ではないのです。そしておそらくなのですが、仏陀はハイセルフさえもカルマに縛り付けられていると言っています。人の意識が無であると言う以上、ハイセルフもまた人の意識なのですから当然ではあります。仏陀は動物から人へ、そしてハイセルフへと進化する道のりが永遠に続く輪廻であり、そこから脱出する方法を説いていると思われるのです。なぜそう言えるのかと言うと、仏陀のもとへいろいろな人が訪れる記述があります。その中には貧しい人、裕福な人、王様、貴族、異文化の人間もいるのですが、人とは思えないような記述がちらほらと混じっているのです。明らかに神と書いているところもありますが、仏陀は神の存在は否定していました。なのに初期仏典に神の記述が残されていることに私はとても違和感を覚えたわけです。あれこれ考えて、これに合致するものは一つしか無いことに気づきました。ハイセルフです。ハイセルフは男女の意識が交じり合い、進化した人の姿です。それすらも仏陀のもとに表れて教えを乞うています。と言う事はハイセルフですらも進化の軛からは逃れれず、人と同じく苦しみを抱えていると言う事ではないでしょうか。こうなってくるともう私の頭脳ではお手上げ状態です。そんな高レベルな知恵の考察なんてできるわけがありません。放り出そうかと考えましたが、別の方向からであればアプローチできるかもしれないと気づき、試してみることにしました。それは現代心理学と医学生理学、そしてフナの教えです。まず医学の見地から意識を考察します。人の意識は大脳の中にある細胞が励起し、電気的な信号をやり取りすることで発するものだと考えられています。この考えは意識の一部の説明になりますが、すべてを解決しているわけではありません。仏教的な考えによると、人の意識は様々な要素が絡み合い、糸が撚り合わさるような状態で生じるとあります。それがほどけると意識は消滅します。これを医学的に言うと、電気信号の応答が止まっていると、意識は(肉体が生きていても)消滅してしまいます。仏教の修行では、瞑想によりこの状態を体験して涅槃へと至る道をたどるそうです。(脳死とかではありませんよ)最初に意識が生じるためには渇望、カルマがあり、それによってさまざまな要素が集まり生じて、意識の根本となります。逆に言うと根本が消滅すればカルマも消え、意識も消えます。ロウセルフ、ミドルセルフ、ハイセルフはすべて人の意識であり、”何かに寄って生じた”ものですから、その意味ではすべて同列にあります。仏陀は、フナで言う意識すべてを生じさせているものを消す方法を見つけ、輪廻の輪から抜け出した。こういう事ではないかと私は思いました。ただし私は涅槃に至る道が知りたいのではなく、あくまでハイセルフと通じる方法が知りたいだけなので、その先は感知しません。ですので、仏教によるコンプレックスの解消とハイセルフへの接続方法を探っていきましょう。コンプレックスの解消方法 フナでは、目に見えないコンプレックスを、”道をふさぐもの、障害物”と言う言い方をしています。自分で意識できないものなのですが、原因となる記憶や行為が分かれば解消できます。方法その1潜在意識と対話し、コンプレックスに対するわだかまりを解く方法その2コンプレックスの対象となる人物に対し謝罪し、許しを得る方法その3断食、施しなどを行い、潜在意識に贖罪の意識を植え付ける基本的には以上になります。もう一つ、ハイセルフにお願いして解消してもらうという方法もありますが、自分がハイセルフと接続できないので、ここでは外します。方法その2と3は仏教でも日常的に行う事です。また他人に対して慈悲の心を持つのも基本です。また仏教はほかの宗教に対し、決して攻撃的な立場を取りません。他者の考えや信条を尊重することで、非暴力的に教えを広めていきました。仏教の修行者は瞑想を良く行います。仏陀が瞑想により真理へとたどり着いた事から、修行者は瞑想を重要視しています。(瞑想だけでたどり着いたわけではありません)その1の方法こそが、コンプレックスを解消する事になるのではと私は考えました。瞑想とは心を訓練する方法ですから、記憶や潜在意識への働きかけを行えると考えるのは自然な事でしょう。そしてここに医学的な見地も含めて考察してみたいと思います。
2021.11.08
コメント(0)
本当は呼吸法について書く予定だったのですが、仏教を調べていくうちにフナとの関係や全体像がおぼろげに見えてきたので、そちらを優先することにしました。呼吸法は、意識変化を示す4つの禅に至る方法で解説します。まず初期仏教の内容についてですが、仏陀の言葉をまとめたもの、日常の戒律、涅槃を目指すために行うことなど、系統的にまとめられています。この中で日常の戒律についてはさほど重要でないものも多く含まれていて、そのことは仏陀も認めています。サンガ(信者の集団)をまとめるためだけに必要なことなので、一般的なルール、マナー、そういう性質のものです。仏陀は自分が亡くなった後に不必要な戒律は省いても良いと言っています。この戒律は涅槃へ至る道とは言えないものなので、ここでは重要視しません。涅槃へ至る方法をまとめたものは日本語の書籍でも出版されていますが非常に高価なので、私も一部しか読めませんでした。なので推測で語ることしかできません。今後、少しずつ進めていこうと思います。最も大事な部分は、”涅槃へと至った仏陀が何を語ったのか”です。一般的な人間が考える神や悪魔や宗教は、道徳心や社会の規範をベースに考えられていますので、当時の実情に応じて変化します。論理ではなく感情や欲望が基礎となっている事がほとんどです。仏教は論理的な内容であり、その考えは一貫したものです。もっとも基礎となるのは、”あらゆるものは無であり、確実なものは何もない”と説いた事です。これは当時の常識、バラモンの教え、他の宗教にも当てはまりません。完全に仏陀のオリジナルです。何しろ、”自分だと思っている意識すら存在しない”と言っているのですから、普通の人間には理解しがたい内容です。このあたりの解説はとても難解ですが、仏陀は自分がいないとは言っていません。”自分だと思っている意識は、いろいろな要素で構成されている。それらを紐解いていくと、最終的に何も残らない”と言っています。つまり様々な要素で構成されている意識が存在することは認めているわけです。その要素を分解し、根本を突き詰めていくと、結局は何も無かった。なのですべてのものは存在しないと説いたわけですね。これを詳しく解説することは止めておきます。重要なことはこの世が本質的に何もないと言うことだけです。ここからかなり長くなります。人の意識は仏教によると渇望を根源として生起するとあります。仏教では繰り返し、”ドゥッカ”という言葉が出てきます。漢文の仏典ではこれを苦しみ、苦と説明していますが、それでは言葉の意味を正しく表していません。”不完全な状態による悲しみ、欠乏、苦しみ”と言う意味と、もっと広い意味でのこの世のありとあらゆるものにおける本質に潜む、不完全さ、移ろいによって失われるものという方がまだ近いかと思います。このドゥッカこそがこの世のすべてを表しており、仙道のタオと本質では同じなのだと私は思います。仏陀はこのドゥッカがどのような性質があり、なぜ生じ、どうやって消滅させられるのかを解きました。いわゆる四聖諦です。そして当然ですが、人の意識もまたドゥッカであり、その成因についても説明しています。ドゥッカとは五集合要素である何回も書きますが、仏陀の教えは当時の人々が理解できる言葉で説明しているので、現代人がこの単語から取る意味と違っている事があります。なので仏典の解説をしている人がそのことに精通している必要があるということを理解して読んでください。1:物質(ルーパ)外的集合要素と内的集合要素に分類される伝統的な四大要素(外的要素)個体、液体、熱、運動さらに派生したものとして、五器官(目、耳、鼻、身、舌)によって感知されるもの心の感知対象(内的要素)思い、考え、概念2:感覚(ヴェーダナー)人が身体と心によって体験する感覚のすべて。以下の六種類がある①目が色形と接触することによって経験される感覚(視覚)②耳が音と接触して経験される感覚(聴覚)③鼻が匂いと接触して経験される感覚(嗅覚)④舌が味と接触して経験される感覚(味覚)⑤身体が物と接触して経験される感覚(触覚)⑥心が感知対象、思いや考えと接触して経験される感覚(仏教でいう第六感)3:識別(サンニャー)感覚と同じく六種類の内的機能と、それらに対応する外的対象に分類される肉体的なもの、身体的なものを問わず、ものごとを感知するのは識別である4:意志(サムカーラ)意図とは、「心的構築、心的行為」で、心に指示を与えることである意図的な行為がカルマを生む5:意識(ヴィッニャーナ)意識は六つの機能(目、耳、鼻、舌、身体、心)のうち、どれか一つを基礎とし、それらに対応する六つの外的対象(色、音、匂い、味、接触できるもの、思いや考え)のどれか一つに対する反応、あるいは返答である意志、識別、意識、心という言葉が出てきて、それぞれに説明がついています。つまり仏教ではこれらすべてを別の要素として扱っているのが分かるのです。これらを完全に理解することは今の段階では私にも無理でした。なのでフナに関係する部分だけに絞り、働きと関連を考えてみました。例として視覚を見ていきます。まず物体があります。ここではリンゴとしましょう。それは五集合要素の物質(ルーパ)です。これを人が見るとします。見るのは目ですから、目の感覚(ヴェーダナー)を利用します。そして感覚神経や器官を使うことが識別(サンニャー)です。それによって得られた情報によりリンゴであると判別するのが意識(ヴィッニャーナ)です。リンゴを見て、”食べたい”と思い、行動するのは意志(サムカーラ)です。この中で意欲、渇望、カルマを生じさせるのは意志だけです。意識はリンゴであるという判別はしますが、そこにリンゴを認識している主体がありません。ただ、ぼうっと眺めているだけと思ってください。フナで意識と呼んでいるものは、五集合要素ではこの意志が当てはまります。では意志の正体はなんでしょうか。五集合要素の中で心的な機能を心が果たしています。これはほかの感覚と同列に扱われているのが分かります。心はほかの機関と同じく、制御できると仏陀は説明しています。このことから、意志=顕在意識心=潜在意識ではないかと言う事が推測できます。続く
2021.11.05
コメント(0)
仏陀の生きた時代というのは、バラモンを中心としたカースト制度が定着した時代です。今はカースト制度そのものが法律で禁止されていますが、隠然とその影響があるのは当たり前。それが真っ盛りな時代なんですから、その影響がどれだけ強かったのかは押しなべて知るべしですね。仏陀は釈迦属の王子として生まれていますから、身分は非常に高かったわけです。そんな彼が教えを説くのであれば、耳を貸す人も多かったでしょう。気品にあふれ、振る舞いが優雅な人と、みすぼらしく粗野な人と、どちらが真実を語っているのか。普通の人であれば前者を信じたくなるでしょう。さて、カースト制度においてバラモンとは司祭であり神の化身でもあります。仏陀は神様の存在を否定し、バラモンもただの人間であると言いました。仏陀はあらゆる物事を否定しています。自分という存在は無く、魂も無く、人という存在そのものが本来は無いものなんだと。カーストもあり得ないし、人間はみんな同じだと言いました。仏教は戒律でも否定が多いので否定の宗教ともいわれていますが、これは間違いです。例えば本質としての自己は存在しないと言っているだけで、知覚などによって生み出される自身の意識があるのです。この説明はもう少し後で詳しく行いますが、仏陀は当時のインドの常識からするととんでもない事を言っていたという事だけ理解してください。例えばここに猫を神様とする国があったとします。にゃんこ教信者が国民の99%を占めていて、国の運命や人々の生活までほぼすべてが猫を中心に動いているとします。にゃんこ教法典自宅に猫を飼う場合は、決して飢えさせてはならない飼えない場合は猫の偶像を置き、毎朝毎晩、必ず礼拝をする給料の1割を猫の保護のために寄付しなくてはいけない自宅の猫が死んだら、一か月は喪に服す猫が道にいるときは、どこかに行くまで人はその道を使うことが出来ないなどなどこのように猫を崇拝するため、人々の行動や生活習慣にまで影響を及ぼしているにゃんこ教ですが、もしこれを否定する人が現れたらどうでしょうか。おそらくすさまじい迫害を受けるはずです。一生、猫を見ることも触ることも許されないという地獄の日々を暮らすことになるでしょう(笑)要するに、当時のインドでカースト制度を否定した仏陀という人間はとんでもなく異端者だったという事なんですね。でも普通ならそんな異常者は社会に受け入れられる事は無いです。当然、排斥の憂き目にあうでしょう。仏陀の生きた時代は様々な思想家が現れ、多種多様な思想を広げようとしていました。その中で今日まで残っているのは仏教とジャイナ教だけです。くしくもこの二つを勃興させた開祖は同時代に生きていました。ではなんでそんな異端者が起こした仏教が今日まで生き残っているのか。それは人が自らの努力によって幸せをつかむことが出来ると説いたからです。カースト制度の底辺にいた人々にとって、幸せは望むべくもない事でした。上位カーストから与えられるもので生きるしか方法が無かったわけです。未来に活路を見出すこともできず、生きる意味すら与えられませんでした。ですが仏陀は人が平等で、幸せは望めば得られると言いました。すべての苦を離れ、究極の境地、ニルバーナに至る道を示したからこそ、多くの人が仏教に帰依し、今もその教えを信じているわけです。仏教は宗教ではなく、生き方を示した論理的な実践方法です。考え方、理論、実践法はとてもシステマティックで実用的です。私も本格的に調べ始めて、ここまで有益だとは思いませんでした。しかもスリランカに残された初期仏教には、フナに通じる呼吸法や瞑想がきちんと体系化されて存在しています。次回は仏教で行われる呼吸法について解説します。
2021.10.18
コメント(0)
最近は仏教の理論とフナの共通点を見つける作業に没頭しております。どうせ誰も期待していないブログなので好き勝手書きますが。仏陀はカフナです以上終わりって事はありませんが、フナの理論に到達していたのは間違いなさそうです。仏陀の入滅後、最初の結集が行われました。その時に編纂されたのが現在も残っているパーリ語による聖典です。スッタニパータという経典には、仏陀が弟子たちや自分のことを、”彼”と言っているフレーズが多く見受けられます。また仏陀は自分のことを述べるときは、”わたし”と言っています。それがなんやねんと言ってしまえばそれまでなんですけどね。ひとつずつ説明しましょう。ロング博士は聖書をハワイの古い神話と見比べ、その共通点が多い事に着目しました。旧約聖書に出てくる逸話がそっくりなんですよ。もしかしてキリスト教で言う神様って、ハイセルフなんじゃないかと思い、いろいろと調べ始めたらどうやらそのようだと。そしてイエスキリストがカフナであるという重要な証拠も見つけています。それは翻訳本に出ているのでここでは書きませんが、その中でもけっこう重要視している部分があります。それはイエスキリストが自分の事を、”彼”と呼んでいるところがあるんです。もちろん、”わたし”と呼ぶところもあるんですけど、言い換えているところもけっこうあります。なぜわざわざ換えて呼んだのでしょうか。それはイエスがハイセルフと一体化したところで彼と呼んでいるのです。ハイセルフと離れ、普通の人間になった時はわたしと言っています。つまりハイセルフがイエスの体を借りて話している時、人間のイエスである時の言動を分けて表現しているのです。この事を理解して初期仏教の話を読むと、やはり出てきました。解脱状態の弟子たちや仏陀本人は自分たちのことを彼と呼んでいるのです。ここで注意しなくてはならないことがあります。それは言語と翻訳についてです。古代ハワイ語はハワイに入植した宣教師たちによって辞典が作られました。その時に二重言語である事を知らなかったため、ひとつの単語に複数の意味がある理由が分からず、改訂版では意味の通じない部分はすべて削除されてしまっていました。特に漢文に翻訳された経典、大乗仏教には全く秘密の意味は失われてしまっています。ではパーリ語の仏典はどうでしょうか。実はもともと初期仏教の経典はすべて口伝で受け継がれてきました。これはカフナと同じ方法なのです。じゃあ仏典のパーリ語にも隠された言葉があるのかと思われますが、実はそうではありません。仏陀は自分の理解したことや知識はすべて弟子たちに伝えています。でも弟子の理解度や習熟度は様々だったので、その理解力に応じた方法を使って伝えています。もっとも仏陀に近い弟子たちは、仏陀の教えを完全に理解していたので、”言葉による教え”を聞いただけで、それが何を意味するのかを理解できました。しかし一般の人々や弟子になって間もない人間には言葉だけでは伝えきれません。そこで仏教を修行する集団、サンガでは兄弟子たちが後から入ってきた弟子たちを指導します。口伝の内容を伝えると同時に、その意味も理解させてくれるのです。これは非常に優れた方法で、集団で生活しつつ、お互いの理解度、習熟度を確認することで口伝を間違って教えたり理解しないように相互で注意することが出来たのです。残念ながら第二回、第三回の結集が行われる時期までに仏教は分裂を繰り返してしまいます。もっとも重要なパーリ語聖典はインドの南西部、そしtそこから南に下ったスリランカで受け継がれたために喪失を免れました。分裂した仏教の宗派や、他言語に翻訳された仏典はバラバラになってしまい、元の形を残すことなく散逸してしまっています。現在の日本で仏教を調べると、その多くは漢文から起こされた文章になっています。そのため、初期仏教で重要視された内容が欠落してしまっている事実があります。なので私はパーリ語から日本語に翻訳された文章を用いて(それでも失われている部分はあります)研究を進めているところです。特に呼吸法や意識の分析にはフナとの共通点が多く、非常に興味をそそられますね。では次回以降に仏陀の教えについてフナの視点で見ていくことにしましょう。
2021.10.17
コメント(0)
ここのところ、同じような質問をいただいているのでネタにしてみました。きこうしさんがご存命の頃、真気塾を見ていた方が私のブログを見つけて質問してきています。胸の波動を開ける方法ですね。きこうしさん曰く、「勝手に開くことはないです」との事でした。ですが私は開いてたんですよ。20年以上前、私が仙道のホームページをネットに掲載していたころですが、当時は自分の写真もアップしていました。その写真を見て、きこうしさんが私にメールをくださったのがきっかけです。私の胸はすでに開いていて、そのような状態にある人は大変珍しいので連絡をしたとのこと。私以外だとTEDさんがいましたね。どうして私の胸が開いていたのか、当時は分かりませんでしたし、きこうしさんにもその様に言ったと思います。でも今から考えるとひとつだけ思い当たる事がありました。これから書くことは今まで誰にも言ったことがありませんし、きこうしさんに確認も取っていません。なので見よう見まねで行うのは勝手ですが、その結果については私は一切関知しません。最初に言っておきます。かなりきついですそれでも構わないって人だけ行ってみてください。これはシュルツの自律訓練法を私なりにアレンジした方法です。高校生くらいの時に仙道の練習方法を利用してやってみました。別に波動を使えるようになりたいとか言うわけではなく、胸のチャクラに意識を集中したらどうなるのかなという程度です。風邪を引いたあとで、胸が苦しかったので、それを改善できないかと思ってやったと思います。まず毛細血管をイメージします。血管の中に血液が流れ、それが徐々に早くなり、血管を押し広げていくイメージです。漠然とイメージするのではなく、微に入り細に入り、とにかくリアルにイメージをします。実際の大きさを感じるだけでなく、色合い、温度、圧力、可能な限り実在の感覚をすべて再現するようにしました。場所は胸骨の裏側、胸腺のある場所です。ここは免疫応答をつかさどる場所で、年齢とともに小さくなっていくところです。ここにイメージを集中していると、突然薄荷のようなすーすーする感じが湧き出し、血圧が上昇した時のような感覚が出てきました。全速力で200mくらいを走り切った直後のような感じですね。息が上がって呼吸が苦しくなった時のようになっていました。ですが呼吸は全く苦しくありません。そのような感じがするだけです。眼の裏はチカチカと火花が散って痛いくらい、全身の血管と神経が過敏になったような感覚で、とにかく息苦しいような落ち着かない感覚が発生しました。胸の奥からは何かが吹きあがってくるような感覚はあるのですが、それは私の知っている気の感覚ではなく、何か別のものである気がしました。これが数日続きましたが徐々に感覚は薄れてしまい、しばらく経つとすっかり元通りになっていました。しばらく眠るのもつらかった覚えがありますが、これが開胸だったかどうかは分かりません。でも何かしたのかと言われるとこれくらいしか思い当たる事が無いのです。文章で書くと大した事が無さそうに思えるんですけど、相当きついですよ。死ぬかと思いましたから。
2021.09.22
コメント(0)
全然、暇なんか無いんですけど。たまの息抜きに漫画を読んだりしています。最近はラノベで異世界もの。仙道なんか瞑想していると、まんま異世界なんですがwそれはさておき。ちょいと現実世界で久しぶりにでかい術を行っています。運命転換ですね。占術で今の時期に行うよう指示があったので。来年初めには結果が出るでしょう。時々相談も受けています。フナだったり仙道だったり波動だったり。ワンポイントアドバイスはできるんですが、系統だった技術の確立がまだできていないので、なぜそのような答えが出るのかを説明できません。で、全部まとめて基本的な事を書いておきます。神秘業であっても波動でも、心身を整え、その制御を行うことに主眼を置いています。いかに効率的に行えるようになるかが大事なんです。これは前にも書いたんですが、制御を行う意思と、それを実行できるパワーが必要です。意思は顕在意識、パワーは潜在意識が生み出す生命力、気やマナですね。意識が弱くてもダメ、パワーが無ければもっとダメ。なので意識を強めつつ、生命力も強化していかなければなりません。なので瞑想を行うわけです。生命力について気やマナは潜在意識が生み出します。それを過剰に作り出して利用します。そのためには潜在意識の制御が確実に行えなければなりません。どんなに呼吸法を行っても、錬気を行っても、潜在意識がそっぽを向いたら生命力は生み出されないのです。仙道の呼吸法や錬気法は潜在意識を効率的に働かせるための方法ですが、潜在意識の存在を理解しているわけではありません。経験則から導き出されたものでしかないために、精神状況によっては全く効果のない事もあるのです。そのため、ペンデュラムなどを使って潜在意識と会話を行い、意思疎通を行えるようにする事が求められます。潜在意識は、肉体、記憶を支配していますが、顕在意識とは別の意識です。なのでどんなに顕在意識が命令しても、潜在意識は言う事を聞くとは限りません。この二つの意識が交流することを邪魔しているのは様々な抑圧、コンプレックス、非合理な記憶と呼ばれるものです。これは意識されることのない罪の意識であり、顕在意識が知ることが出来ません。アレルギーや病気の原因になっていることもあります。また潜在意識は常に夢の中で生きているようなものなので、感覚を伴わない物事や顕在意識からの命令は無視するか否定します。”これは現実ではない”と思っているのです。実は瞑想の難しさはここにあります。うまく潜在意識とつながろうとしても、潜在意識の方が拒否してしまうからです。催眠術の成功率が低いのもこれが理由です。では潜在意識にこちらの言う事をきかせるためにはどうしたら良いのでしょうか。答えは、”物理的な感覚”を伴わせる事です。潜在意識は感じられるものしか信じません。逆に言うと感じられるものは信じやすいのです。五感で情報を受け取っているので、単純に見た目や声だけではなく、手で触れたり、味わったりを加えることで情報を受け取りやすくなります。もう一つは罪の意識を消すことです。私が良く行うのは、半日断食です。飢えを感じるのは潜在意識に手っ取り早く贖罪の意識を持たせることが出来ます。完全ではありませんが、抑圧の原因をあれこれ調べなくても効果が出やすい方法です。自分の欲望に対する贖罪を、”心で感じられる具体的な行動”を起こすことで潜在意識に持たせることが出来ます。潜在意識の抑圧を薄めてから瞑想を行うと、顕在意識の雑念が減り、深い瞑想が行いやすくなります。生命力の発生もやりやすくなるのです。
2021.09.06
コメント(0)
はるか昔に分離した自分の半分との融合こそがハイセルフへの進化であり、仙道の房中術であるというのは前回書きました。その具体的な方法と、今のところ分かっている変化について書いていきます。まず全身周天の状態にまで気を高めます。余計なちょっかいを受けないためです。結解を作っても良いでしょう。私は胸の波動を利用しています。体内で陽気を発生させます。これは自分の半身とアカコードを接続しなくてはならないのですが、かなり遠くまで伸ばすためです。かなり強くなるまで練り上げます。後頭部に意識を置き、ミドルセルフの意識中心を感じます。この時、自分の半身が融合すべき場所を確認しておきます。ロウセルフを通じて、自分の半身とアカコードで接続を行います。接続はおなかから伸びるコードを意識して行います。つながったのが感じられたら、自分の方からは男性性の意識(男性の場合)を流していきます。コードが通じていると、自分の半身の意識を感じることができるので、相手の女性性を分けてもらい、それを自分の意識に混ぜていきます。感覚変化自分の意識が太く強くなります。後頭部から広がる影体の範囲を自覚できるようになり、頭の中が膨らむような感じです。ぶわぶわっとした波動が広がり、感覚が鋭くなります。考えや思考と言ったものがとてもクリアーになり、遠くまで意識が届くような感覚に陥ります。肉体の変化はそれほど感じませんが、常に体内に陽気があふれてきます。自然と呼吸が深くなり、いつも呼吸法で気の発生を行っているような感じです。初めのころは脳内に気が充満して常にしびれたような感じになりました。小周天で最初に脳まで陽気を上げた時のような感覚です。気が古くなると頭痛の原因となるのですが、今回は別の原因で頭痛が生じやすくなります。生じる気が出で行く分よりも多すぎるのです。天頂を開ける事により解消されますが、これは事前に練習をしておいたほうが良いでしょう。私はずっと前に開けてあったので問題ありませんが、いきなりこれを行っても開ける事は困難です。内功的な変化私の場合、調子が良いと目を閉じたら青い光が見えます。ガスの炎がゆらゆらと揺れているように見えますが、それが様々な模様となり、どこまでも広がっています。これは体内の陽気と関係があり、強く気を練るとはっきりと見えるようになります。それが今は七色に光っているのが見えます。中心から強い光を発し、そこからさまざまな色が飛び出しているのです。そのような発光が一つだけでなく、いくつも見えます。これで何が変わるのかはまだ分かりません。しかし仙道でも房中術は最終奥儀のひとつとされてきました。何かしらの変化が現れたらまた報告します。
2021.06.18
コメント(0)
以前にも書いたんですが、私は朝夕の通勤で車を運転しています。その中で瞑想やら考え事やらをおこなっているのですが。ロウセルフ、ミドルセルフ、ハイセルフについておさらいをしていました。一人の人間の肉体にはロウセルフとミドルセルフが同居しています。肉体の制御はすべてロウセルフが行っており、ミドルセルフはその追認と、ロウセルフの手におえないような出来事が起こった時に対処を行います。ハイセルフは意識体だけの存在で肉体を持っていません。異次元からミドルセルフ、ロウセルフの行動を見守っています。ハイセルフは私たちに語り掛けたりすることはせず、見ているだけです。しかしその能力は神にも等しい(私たちから見ればと言うことですが)もので、緊急事態や手助けを行わなければならない場合だけ、その力を発揮します。このハイセルフなんですが、どう言う存在かというと、男性と女性の意識体が融合して進化したものなんです。なので男性女性両方の性質を併せ持っており、カフナは”両親のような完全に信頼できる存在”と説明しています。私たちがこの世で様々な経験をし、進化するのに十分な蓄積があれば、死後にハイセルフへとなります。この時、自分の分身である異性の意識と融合します。これははるか昔に分離した、”もう一人の自分”です。男性と女性の意識がそれぞれ人生を経験し、それぞれが進化するのに適した経験を有していれば、死後に融合が開始されるのです。そしてハイセルフ、超人間へと進化します。この時、お互いのロウセルフはミドルセルフから分離して、ミドルセルフへの進化を開始します。この地上で私たちが異性を求めるのは、ミドルセルフ、ロウセルフそれぞれがはるか昔に分離した自分の分身との融合を求めているからなのです。ロウセルフの融合とは肉体的な結合、性交ですが、ミドルセルフは意識での融合を求めます。さて。人の記憶はロウセルフが管理しており、影体の中に収納されています。ミドルセルフの求めに応じて、影体からコピーが分離されてミドルセルフへと(情報だけが)渡されます。人の死後、ミドルセルフがハイセルフへと進化する時、ロウセルフと分離されますので、生前の記憶は移動されません。つまりハイセルフはそれまでの人生や記憶とは全くかけ離れた存在となります。ここでふと思ったんですが。肉体を持ったまま精神の融合を行ったらどうなるのでしょうか。実はこれ、仙道の房中術なのです。一般的に言われている房中術は、異性と交わり、お互いの気を好感して練り上げる事で丹を作ることを目指すのですが。それは仙道では一番下のランクで行うことであり、実際は意識と気の交換を行うので、肉体の接触はありません。私はずっと昔に女性とこの房中術は何度も行っていますが、それほど大きな変化は感じられませんでした。しかしハイセルフへの進化を読み、まさしくこれが仙道の房中術であると言うことが理解できたのです。ですが、自分の片割れがどこにいるのか分かりません。相手がいつの時代に生きて、どこの国に住んでいて、今どうしているのかは不明なのです。もしかしたらすでにあの世で私が来るのを待っている可能性もあります。ではどうするか。まず自分の意識の中にある男性性を自覚してみることにしました。言葉で言い表す事はできませんが、男性であれば自分の中にある男を理解することはそれほど難しくないでしょう。同じことは女性にも言えます。そして自分の意識をよく観察し、”男性の性”以外が入る空間を探してみました。ハイセルフへの進化が行われるのであれば、今の段階でも自分の意識に女性の意識を取り込むべき場所があるはずです。ミドルセルフの意識は後頭部にあります。頭の骨にぺたっと張り付くように存在しています。オーラ視を行うと、頭の周囲に円形に光が取り巻いているのが見えますが、それがミドルセルフの影体です。ロウセルフの影体と違って意識で感じるのは難しいのですが、その位置は分かります。強く男性を感じ取ることで、それと反する意識が入るべき場所が何となく分かります。それができたら今度は自分の半身探しです。自分の半身は、たとえ死んでいたとしてもアカコードでつながっています。なのでロウセルフに命じて自分の半身とのアカコードを意識させます。そして相手の女性性だけをアカコードを通じて引っ張るのです。文章では簡単に書いていますが、私はこれを行うために段階を経て行っています。いったん、精霊にお願いして疑似的な精神融合を試してみて、問題ないことを確認してから行っています。肉体のある状態で行うので、元に戻らないことはないのですが、どのような変化が起こるかは予測不能です。本当の意味での進化は意識の融合ですが、それは死後、肉体が消失してからでなければ無理です。なので私が目指しているのは、疑似的な進化を体験するということです。ではどのような変化が起こったのか、それは次回に。
2021.06.17
コメント(0)
久しぶりにまともな内容です。父の意識を無事に送り届けるため、かなり長期間にわたって胸の波動を開放していました。というのは父親の抑圧を解放してあげなければあの世に向かうことができず、地上にとどまってしまう可能性があったからです。肉体から分離した意識であれば、波動による浄化が簡単に行えます。基本的には自分で行って欲しいので、言葉による説得を行い、それでもダメな場合に私が浄化して送ることにしていました。その事を父に伝えると、あちこち迷いながらもやがて消えたので、無事に行けたんだと思います。さて。肉体のある状態、つまり生きている人間は抑圧の開放が非常に困難です。これはロウセルフが生きているから。生きているという状態では抑圧をリリースするのに面倒な手順が必要になります。なぜなら抑圧は記憶と直結しているので、生きた肉体は影体に記憶を蓄積し、それを必要に応じて利用しています。でも死後は生まれ変わりの段階で記憶が消去されてしまいます(実際には封印)。なので、抑圧の開放が簡単なんですよね。とはいってもそれは浄化を正しく行える場合です。いろいろ試したんですが、結局は瞑想が効果的でした。瞑想によりロウセルフの活動をかなり抑え込み、波動による浄化を行うのが良いみたいです。波動のエネルギーによる全身周天を行うことで、ロウセルフの活動レベルをうまくコントロールできることが分かりました。ですが、行動認知の技術も使う必要があります。これは記憶がどのように作られて収納されるのかをまず理解し、不合理な記憶を開放するために時間と行動の関係を理解し、記憶の修正を行うのです。量子物理学まで調べましたよ。詳しいことはチンプンカンプンですけどね。同時並行の世界というのは皆さん、ご存じだと思います。ほんとかどうかはさておき、もしあの時にこういう行動をしていればという後悔は誰でも持っていると思います。それを頭の中で具体的に構築して記憶の修正を行うことで抑圧の開放を行うのです。そのためには大量の精神エネルギーが必要になるのですが、それを波動で補います。この方法、波動さえ分かればメチャクチャ簡単です。胸から気を吸い込み、アカボディ(影体)にため込みます。ドンドンためていくと、風船が膨らむように影体が膨らんで大きくなります。これは全身周天の状態です。構わずにさらに吸収すると、やがて精神の深いところに波動が届き始めます。ずーんと響く感じがして、心が静まっていきます。精神へ通気した状態です。ここまでいけば抑圧の浄化が行えるので、自分が消したい記憶を思い出し、修正を行っていきます。これ、うまくいくと必ず肉体に反応が出ます。それを目安に行っていくと良いでしょう。どのような反応が出るかは分かりませんが、何かしらの反応はあります。むつかしいのは意識に昇ってこない記憶による抑圧なのですが、こちらも時間をかけて精神に浄化を行っていけば、いろんな記憶が浮かび上がってきます。それらを片っ端から浄化していくと良いみたいですね。
2021.05.31
コメント(0)
ちょうど前回の更新からすぐに実家の父親が入院しまして。その件でいろいろ忙しくしておりました。なにせ大阪までの移動が制限されているし、危篤状態を迎えていたので行かないわけにもいかないし。結局、仕事終わりに新幹線に飛び乗り、翌日の朝にとんぼ返りをするという時短滞在を何回も行いました。昨年の11月に会った時も調子が悪そうだったので心配はしていたのですが、今回はダメでした。危篤になったと聞いたんですが、具体的な事は会うまで分からず。ですが、前日に夢を見ました。父の頭と胸が通常の二倍くらいに大きく膨らんでいる姿なのです。本人は、”もうええ。もうええ。”と言っています。私は手を取って、”もうちょっとだけ待ってて。”と言ったところで目が覚めました。病院の集中治療室で会った後(意識はありません)、主治医から病状を確認すると、脳梗塞と心不全を併発したとのこと。ペースメーカーを首に入れて脈は落ち着いたのですが、全身の臓器が機能不全を起こしているので容態は良くないとのこと。その次の日に父は亡くなりました。一応、会えたとは思っております。その後、意識体となった父の気配を感じ、迷わず次の世界に行くよう説得。しばらくあちこちをうろうろしていたようですが、やがて気配は完全に消えました。それがちょうど私の誕生日だったんですよね。何か関係があるのか分かりませんが、穏やかな季節にいけたのは良かったのではないかと。今回はもう一つ別記事をアップします。
2021.05.31
コメント(0)
人間の本質というのは三つの意識しかありません。ただしハイセルフは知覚する事がほぼ不可能なので、私たちが自分自身を理解できるのは二つの意識までです。それでもロウセルフとミドルセルフを区別して意識することにはかなりの困難があります。何しろ生まれてこの方、一つの肉体の中に二つの意識があるなんて思いもよらなかったわけですし、ロウセルフとミドルセルフはぴったりとくっついていますから、それが別個の存在だとわかるはずもありません。それでもこの二つの意識を明確に区別することがフナ式仙道の第一歩となります。ロウセルフは潜在意識と言い換えられますが、現代心理学で扱っている潜在意識よりもはるかに大きな存在です。肉体の制御すべてと、影体に収納されている過去の記憶、アカコードを利用した超能力などもその範囲に含まれています。さらに肉体と影体が感じた感覚をミドルセルフへ送るのもロウセルフの役目です。フナ式仙道では瞑想を用いてロウセルフの意識を知覚する事を行いますが、その前にロウセルフとミドルセルフの関係をもう少し理解しておかなくてはなりません。なぜなら私たちが思っている意識による外界の理解というものと、ロウセルフを通じて外界を知覚する事には大きな隔たりがあるからです。私たちは五感によって周囲の出来事を判断します。ものを見て、触って、音を聞いて、温度や味やにおいを感じることで様々な物事を理解しています。物理的な感覚によって理解することで、自分の存在も理解しています。ですがもしこの感覚がすべて作り物だったとしたらどうしますか。現代物理学では、この世の存在がすべて仮想空間であるという仮説も成り立つそうですが、それはちょっと置いておきます。目に見えるものや触れるものが、実はロウセルフの与える情報で構築された、”本物そっくりのダミー”だということです。ミドルセルフは、ロウセルフが送ってくる情報で外界を理解します。肉体に備わった感覚器から直接ではなく、ロウセルフを通じて送られています。情報が変化させられているわけではありませんが、私たちが直接見たり聞いたりしているのではないということを理解しておかなくてはいけません。テレビの映像を見て、それが本当に目の前にある風景だと思う人はいません。しかしミドルセルフはその映像が疑似的に作られたものだとは分からないのです。ではどうすればそれを感覚的に理解することができるのでしょうか。ロウセルフからの情報はすべて中脳を通ってミドルセルフの意識中心に送られます。この情報は肉体の中では電気信号ですが、肉体からミドルセルフに送られるときに別の信号に変化します。それはマナ(気)です。マナの中に情報が埋め込まれ、それがミドルセルフの意識へと送られます。瞑想を行うとき、ロウセルフから流れてくる情報を意識しなくてはなりません。ですので、瞑想を行う意識を中脳に置きます。あくまで、”置く”だけで、集中したりしてはいけません。流れを感じ取るようにするだけです。まず最初は感情から始めるようにします。強い感情を思い起こして、それが起こったときに中脳に起こる変化を読み取るのです。私が最初にこれを行ったとき、イライラする感覚を思い起こしました。するとその感情が沸き上がった瞬間に、中脳の部分に強い情報の流れを感じました。文章で説明するのが非常にむつかしいのですが、自分だと思っていた意識のすぐ下に急に別の人格が現れて私を押しのけていくような感じです。これがロウセルフの意識の一部なのです。ですがロウセルフの意識は決して中脳にはありません。そこはミドルセルフとロウセルフの情報伝達を行うハブでしかないのです。本当のロウセルフの意識中心はおなかにあります。最終的には意識をおなかに置きますが、その前に中脳から始めることで瞑想がやりやすくなります。私は今、この瞑想を本能について行っています。これは結構むつかしいのですが、同じようにロウセルフの意識の一部を感じ取ることができます。この瞑想の縦の流れは、感情ー本能(食、性、睡眠)ー生命維持の順番で行っていきます。そして別の軸で、言葉による反応を見る瞑想に切り替えます。これはロウセルフの持っているストレス、罪の意識を調べることを目的としています。(表白、神仙に対する宣言という形態)この瞑想の方法は、仏陀の行ったものに加え、仙道の初期瞑想による技術を応用しています。逆に言うと、仙道の瞑想法にロウセルフとの対話を行う内容が含まれていました。これはちょっと驚きです。その本当の意味がきちんと伝わっていないまま、形だけが伝承されていたようです。文章で表現できない部分が非常に多くありますが、重要な部分のみ記しておきます。
2021.02.26
コメント(0)
ずいぶんと久しぶりになりました。あれからずっと通勤時間に瞑想を行い、フナと仙道の修行方法を最初から構築しなおしていました。未解明の部分も多いのでかなり時間がかかりましたが、ようやく道筋が見えてきたので、この時点で少しまとめておこうと思っています。一番のポイントは、仙道でもフナでも潜在意識をどのように扱うかです。世の中にある知られた神秘業でも修行を続けていけば潜在意識が解放され、超能力が使えるようになるとかありますが、その理論は全く幼稚なものです。そもそもなぜその神秘業を修めれば超能力が手に入るのかの説明を行っていません。チャクラとかクンダリニーの蛇とか言いますが、それが正しいかどうかも分からないのです。現代心理学において潜在意識は完全なブラックボックスであり、その全容を知りえることは困難を伴います。仙道でも修行において潜在意識を取り扱おうとしてはいますが、ほぼ修行者の能力に頼っていて、普遍的解釈のできる理論とは言えないでしょう。唯一、フナの理論だけがまともに潜在意識を正面から扱っています。さて。潜在意識、フナではウニヒピリ、私たちはロウセルフと呼んでいる意識ですが、これとは直接会話することができません。なぜなら潜在意識は言語能力を持たないからです。統合された論理を扱える顕在意識以上の存在だけが言語を扱うことができます。逆に言うと言語を使えるようになった意識が進化して顕在意識になったともいえます。どのような神秘業にあっても潜在意識との関係は切り離せませんし、それならどのように付き合っていくのかを考えることが必要です。そこでもっともわかりやすい潜在意識の言葉を利用することにしました。それは感情や本能という部分の発露です。分かりやすい例を出すと、お腹が空いた時の感情、意識、肉体の反応はまさしく潜在意識が発する声です。”オナカスイタ”という気持ちは誰にとっても分かりやすいものです。これを感じた時、私たちは無意識に食事をとりたいという感情に沿って行動します。この時、つぶさに自分の意識とは別に湧き上がってくる衝動を観察します。これは食欲を制御するためではなく、”飢餓の感情”がどのように生じているのかを理解するためです。同じようなことをすべての感情、欲求においてひとつずつ観察していきます。それと意識は中脳に置き、感情や本能の衝動が沸き起こった時の意識の流れを感じ取るようにします。ざっくりとした解説ですが、ロウセルフの発する声を聞き取り、その意識を理解するための第一歩なのです。この方法は仏陀の瞑想法に近く、おそらくは途中まで同じになると思います。また偶然ですが夢のコントロール方法や対外離脱を安全に行うこともできるようになります。文章だけではこの方法のもっとも肝心な部分を伝えきれないのですが、自分のためにできる限りまとめてみようと思います。次回は最も基本であり、それでいて最も重要な世界観についてお話します。
2021.02.23
コメント(0)
ちょっと気になる情報を見つけたので。プレジデントオンラインにがありました。「一日に30万円を稼ぐリンゴ売り」元ジャズピアニストの方が、リンゴの行商をしているんですけど、一日に最大30万円を売るそうです。その方、子供のころに白血病を患い、余命三か月と言われたのに、なぜか寛解してしまっています。なぜなんでしょうか。この記事の内容を読んだ時、すぐにぴんっときました。ハイセルフとつながる儀式を無意識に行っていると。それに今の行商の方法にもハイセルフとつながる儀式が書かれているのです。もちろん、ご本人にそんな知識は無いでしょう。でも知ってる人から見れば完全にそれです。一定時間、心をひとつのもので満たすたったこれだけですね。なぜこの記事を掲載したのかと言うと。私が全く同じ経験を昨年の秋からしているからです。コロナの影響で歯科の売り上げが半減していました。このままだと職場を代わらなければならない状況に追い込まれまして。あちこち転職先を探して、恵比寿に良いところを見つけました。見学に行ってあれこれやり方を吸収。そこは普通の治療しかしていないのに、毎月の自費売り上げが2000万円もあるのです。ドクターは三人なので、一人600万円以上ですね。かなり多いです。何か特別なことをしているわけではないんです。ただポイントが一つだけ。それは私も知っていたんですが、それをこんな風に落とし込んでやっているのが目からうろこ状態。その時、何かがすとんと心に落ちてきました。この時期、私は寝ても覚めてもどうやったら自費を増やせるのかばかり考えていました。そして見学先での知識を早速自分でも実践したのです。半年経過して、売り上げはコロナ前より上がっています。しかも半分以上が自費です。この分野に限っては、私のハイセルフはお手伝いをしてくれるみたいですね。でもできれば医療系のハイセルフとつながりを作りたいと思っています。
2021.01.24
コメント(0)
新年早々、物騒な話題ですが。毎日、1万歩歩くことを日課にしております。そしてあちこち移動しつつ、浄化を徹底的に行うこと。さらに車の中で練気と精霊からのレクチャー。ガンガン気のレベルが上がってきているのですが、それに伴い意識が非常にやばい状態に。簡単に飛んじゃうんですよね。あっちの世界とかこっちの世界とか。注意しないと運転中でも失神しそうになります。まだ死にたくないのでぎりぎりで抑えていますが、ここの更新が半年無かったら死んだと思って下さい。冗談はさておき。意識を保ちつつ精霊と会話してあっちの世界について講義を受けています。大半の会話は脈絡が無いので、ここに書いても意味が通じません。一つだけ意味が通じそうなのが、”意識は存在しない”という事。”自分”とか”私”と思っている意識とは、単なる反射に過ぎず、現実には存在していないのです。潜在意識も同じですし、ハイセルフも同様。時間は物事のふるまいの変化に過ぎず、自分と言う存在は無い。これを理論として理解しているのですが、感覚として理解できるまで瞑想の世界へつながれてしまっています。圧縮した瞑想の中で、何年も過ごしてはこちらの世界へと戻ってきます。だんだんと現実世界と瞑想世界の区別が分からなくなってきていますね。一晩の夢の中で何年もの時間を過ごすような経験を繰り返しています。いったいどうなるのでしょうか。
2021.01.13
コメント(0)
今年ももう終わりですね。車での移動中に気の強化を行っていましたが、途中で人を乗せることになり、中断を余儀なくされました。また最初からやり直しです。その代わりと言っては何ですが、都内の某所を浄化してレベルを上げることにしました。明治時代の軍人が眠っている場所ですが、衛星写真からでもわかるくらい強烈なマイナスを発しています。ささっと浄化を済ませて帰りました。で、私の浄化なんですが。普通は海や川に流すんですけど、相手が強すぎると出来ません。いう事を聞いてくれないのです。自分がやられる可能性もあり、きこうしさんのいない現状でどうするかが課題でした。このままでは、いつか私もマイナスに取り込まれてしまい、死後の世界を永遠に彷徨ってしまうかもしれません。そのため彼との会話をいろいろ思い出しながら、使えそうなものがないか検討していたわけです。きこうしさんが行っていた浄化方法で、私がまだできないものは、マイナスを呼び出して自立させる事と、太陽へ導く方法です。マイナスが自立するのは、そもそもマイナスをはっきりと感知できなければいけません。それにはプラス波動を極限まで極めるしかないので、これはまだ無理。そこで太陽の方法を考えてみました。これはマイナスを抱えたまま、意識で太陽まで飛び込んでいく方法です。きこうしさんは重力を利用していると言っていました。私にはその意味が分かりませんでしたが、最近ようやく理解できることがありまして。それはあるゲームなんです。カーバルスペースプログラムPC用の宇宙ロケット開発ゲームなんですが、これに昨年からどはまりしまして。ロケットの設計がめちゃくちゃリアルで、実際の宇宙ロケットを組み立て、打ち上げと軌道計算まで行っていくんです。この時にロケットの軌道を画像で見られるのですが、遷移軌道はしっかりと惑星と太陽の重力を利用して移動していきます。自分の設計したロケットが宇宙空間を重力の糸に導かれながら進んでいくところは本当に感動します。これをふと思い出しました。この時の記憶を頼りにイメージで自分とマイナスを遷移軌道に乗せます。地球の重力圏を離れ、太陽への周回軌道に乗ったところである感覚が得られました。太陽の重力を感じられるのです。自分が太陽の周囲を公転してるのですが、太陽へ引っ張られる力が感じられるのです。これは面白い。意識的に速度を落とすと重力を強く感じました。太陽への落下速度に達したところで、自分と一緒にいたマイナスが悲鳴を上げて離れるのが分かりました。彼らはイメージで作った太陽へと落下して行ったのです。しかも面白いことに、普段でも地球の引力以外に太陽の引力も感じるようになったのです。この引力に沿って糸のような感覚が分かるので、これに乗せれば自動的にマイナスを浄化させることができるようになりました。この重力の感覚はとても面白くて、例えば月や木星の重力も感じられますし、遠くの恒星の重力も微力ですが感じられます。それが分かると、惑星同士の引っ張り合いや、恒星を公転している惑星の動きも感じられます。何かの役に立つのかどうかは分かりませんが、今後の検討課題ですね。
2020.12.29
コメント(0)
最近の変化についてずっと車の中で気の強化を行っています。基本的には呼吸法を使わず、意識による波動発生と丹田での気の強化。呼吸法を行うと、意識的に筋肉を動かして気を作り出さなくてはいけません。そちらに意識をとられると運転がおろそかになるのでできないのです。私の方法は波動による浄化を同時に行いつつ、気の純化もするので気の変性を意識的に行う必要がありません。小周天は気の変成が起こるまで継続しなくてはいけないのですが、いつ変成が起こるのか分からないのが欠点です。ここ二週間でようやく全身周天の段階まで来ました。具体的には、発生させた気によって詰まりのある経絡が開いています。これはかなりの痛みを伴います。私もここまで行ったのは久しぶりだったので、けっこう痛いです(笑)人によっては頭痛や吐き気、精神の停滞や鬱症状が出ることもあります。こればかりはしばらくやり過ごすしかありません。それを過ぎると爽やかな感覚になります。もうひとつ、私は意識での気の強化はそれほど強く行っていないので、浄化による強化をメインにしています。あちこちの怪しい場所に出向き、強制的に土地を浄化しています。これは強い眠気を伴いますが、一回でも数段階のレベルアップが可能なので便利ですね。経絡が開き、どんどん全身に気が溢れ出すと、各所のツボに圧力がかかってきます。肉体の変化は少ないですが、精神的にきつい時期が続きます。なにしろずっと強い圧力を精神に受け続けているので、それに負けないよう精神力を削られます。呼吸法で強い気を発生させ続けて精神を鍛えるのと同じで、自分自身の精神が強い気の圧力に負けないくらい強化されなくてはなりません。さらに圧力が上がってくると心臓が押し潰されそうな感覚になってきます。ここまで来ると、気を集める場所を変えます。普通は丹田で行っていると思いますが、その場合はその少し前の空間、肉体を離れた場所に意識をかけて気を集めます。私は胸の波動を利用しているので、胸の前に意識をおいています。ここならどんなに気を強化しても精神や肉体に一切影響が出ません。もっとも大きな変化は、気を集め始めると意識がすうっと沈んでいくことです。周囲の物事が気にならなくなり、どんどん心が鎮まっていきます。やり過ぎると運転できないほど落ちてしまうのでぎりぎりで抑えていますが、無為の状態に入れます。ここまで来ると、なにもしなくても気がどんどん集まってきます。あとは周囲の空間に気が自然と放出されるようになるまで強化します。これが全身周天の状態です。
2020.12.09
コメント(0)

二種類のペンデュラムがあります。どちらがロウセルフと会話するのに適しているでしょうか。一見、水晶の方が良さそうに思えますね。五円玉だと反応悪いんじゃないかと。実は五円玉の方が話しやすいんです。ポイントは紐です。細い糸の方が反応がよろしい。ある程度の長さがあれば、それだけ鋭敏に反応を返してくれます。ここ二週間ほど、これらを使ってロウセルフとの対話をしています。一番の疑問は、”どれだけ生命力が強くなっているのか”ですね。ざっくりとした答えですが、おおよそ4倍になっているそうです。これが量なのか質なのかは分かりませんが、どちらも強化されているという事です。体から放出される気の圧力はようやく落ち着いてきました。慣れて来たのか弱くなったのかが分からないので確認したところ、慣れたそうです。あれだけ強く感じていた気に慣れるってのも怖いですが、性質も変化しているんでしょう。ここ二週間で変化したことは、胸から出る波動が飛び出していく感覚が少し分かるようになりました。最初は痛みのような痺れのような感覚があったんですが、細い気の腕が伸びていきます。そんなに遠くまで伸びません。せいぜい数十センチと言うところでしょうか。手をかざすと、熱い流れを感じます。ではしばらくこれを強化してみましょう。
2020.12.03
コメント(0)
先週からずっと気が溢れています。呼吸法も錬気もやっていないのに、胸のあたりから湧き水のように気が噴き出してくる。これが浄化のためなのか、それとも地脈引き上げの結果なのかは分かりません。しかし、もし地脈引き上げの結果だとしたら腑に落ちない点があります。地脈強化を行った場合、その土地に入ると気が強まります。離れると元に戻ります。しかし今の私はずっと気が溢れています。車の中であろうと、散歩中でも。つまりこれは地脈引き上げの結果なのではなく、浄化のためなのではないだろうかと思っています。でもそれもおかしい話で。浄化による気の強化、レベルアップは数日で収まるはずです。こんなに長時間続くのはありえない。しかも気の質が全く衰えないばかりか、日ごとに強くなっています。今朝なんか、電気が走っていたかのようにびりびりしている始末。仙道的にはこのまま強化に入るべきなんでしょうが、そんなことしなくても勝手に強くなっていくので放置気味ですね。ですが気をコントロールする精神力を付けておかないと、あとで困ったことになるのは以前に経験済み。強くなり過ぎた気に振り回されて、制御不能に陥ります。でも今回の気は、どんなに強くなっても扱えないような性質にならない気がするんですよね。精神に負担が殆ど感じられないからです。この状態は今まで経験したことがありません。他の人間でも同じことが起こるのか試してみたくなります。地脈引き上げ、土地改善、波動の放出、浄化を同時に行っても良いという稀有な方がいたらご連絡ください。実験をしてみたいと思います。ただし、どのような結果になろうとも、その責任は取りかねますのでご注意を。
2020.12.01
コメント(0)

現在の職場がさいたま市で、その近所で浄化にふさわしい場所がないか探してみました。以前行った精霊の目を使います。これはかなりの負担なんだけど、強力なマイナスなどを探すときには便利です。都内には強烈な存在がちらほらいるんですが、埼玉には少ないんですよね。それでも使えそうなのを二つばかし見つけました。一つは少し遠い。お昼休みでは移動できない距離だった。もう一つはかなり近い。車で20分と出た。それがこちら。大宮の氷川神社です。こちらの敷地内に大型浄化案件がありました。参拝客がチラホラいたので、人手が少なくなったところを見計らい、ささっと浄化してきました。そしてもう一つが自宅の波動改善。入居した時から何度か行っていますが、今回は最大限深度から地脈を引き上げます。いつもなら意識を地中深くに降ろしていくと、途中でそれ以上進めない壁が現れます。その少し先に地脈があるので、少しだけ壁に穴を開けると、強いエネルギーが噴き出してきます。最初ははっきりとした熱を帯びて噴き出すので、感覚の鈍い人手もはっきりと分かるほどです。これは今までに何人にも確認してもらっているので間違いありません。外で行った時、気温が低ければ噴き出すエネルギーを空気の揺らめきとして見ることも可能です。リビングに入り、いつも座っている場所で作業を開始します。パソコンで動画を見てるふりをして意識を一気に落としていきます。いつもの地脈にぶち当たりますがこれを通過。さらに下を目指します。だいたい1000kmくらい降りると意識が途切れそうになってきます。まだ目指す地点まで到達しません。きれぎれの意識を何とかつなぎ止め、2000kmくらい行ったと思いますが、そこで周囲の雰囲気ががらりと変わりました。光り輝く世界です。おそらくマントルに到達したのでしょう。ここからエネルギーを地上まで導きます。後の作業はいつもと同じなので割愛。リビングに膨大なエネルギーが吹き上げてきました。さて、ここからの変化です。私の周囲に常に水があります。潤いと言うか湿度を常に感じる状態です。そして家の中や車の中も雰囲気が大きく変化しました。非常に落ち着いた空気が満ちています。そして私の体内に強烈なエネルギーが常に流れ込んできます。不思議なのは、呼吸法などで強めた場合は精神が落ち着かなくなり、暴れまわって発散したくなるんですが、このエネルギーはとても静かなんですね。逆に心が鎮まります。ただしエネルギーが強いのは変わらないので、気中りしてしまいます。常にのぼせてるような感じ。頭に上昇してくるので、意識的に降ろす作業が必要です。これ、知らない人なら精神をやられるかも。波動の質も変化したみたいなんですが、こちらはまだはっきりしません。しかしこれで生命力を集める作業が捗るようになりました。これだけのエネルギーは呼吸法だけで発生させることは無理ですから。このエネルギーをどのように処理するのかを次回に。
2020.11.28
コメント(0)
メルマガのお試し原稿を書き終えて。昔の仙道修行方法を復習していました。今から考えると、とんでもなく非効率な事をやっていたんだと実感。呼吸と筋肉の圧縮、意識の集中をずっと持続するなんて無理です。今は胸の波動を利用しつつ、ロウセルフに命じてマナを作り出させているので楽ちん。同時に肉体の浄化を並行して行い、気の強化もやっています。不思議なのは、波動の事を以前から知っていたのに、それを利用して小周天をしたことが無かったんです。今回、最大限の気の強化に取り組むことにしたので、あらゆる技術を検証してみました。まず軽く意識を集中し、ロウセルフにいつも通り命じます。「マナを最大限、過剰に作り出し、ロウセルフの意識中心に集めなさい」呼吸は自然に任せ、今度は胸から気を吸収します。これは波動の方法です。胸から吸い込んだ気を丹田に降ろしてマナと混ぜ合わせます。そして圧縮をかける。この作業もロウセルフに任せるので、こちらは監視するだけで大丈夫。肉体の変化頭蓋骨が内側から押し広げられるような感覚。眼球も前に押されているようです。体のあちこちに痛みが出ます。経絡の詰まりがある部分です。時間が経過すると消えます。全身がほこほこと暖かくなります。空間に気が広がっていくのが分かります。精神の変化気を集めようとすると、意識の集中が自然と起こります。感情の起伏が無くなり、常に平常心でいられます。こんこんと湧き出す生命エネルギーに意識を向けていられるようになります。一番最初は汗が出るくらいの熱も発生したんですが、今はじりじりとした熱に変わっています。毎日、決まった時間に継続しているので、だんだんと強まっているのが分かりやすいです。このままでもかなり強化できるんですが、できればもっと早く強めたいので、もう一つ取り組もうと計画中。都内某所にある、強烈なマイナス波動を浄化しようと考えています。これは明治時代の有名な軍人ですが、その残留思念が色濃く残っている場所があるのです。これを浄化したら気の強化は捗るはず。こちらはまた報告します。
2020.11.25
コメント(0)
最近はコロナの影響で車通勤です。すっかり運動不足になってしまい、健康診断で引っ掛かってしまいました。コレステロール値が異常な値に・・・。別に太っているわけじゃないし、自粛期間中に8kgも体重落として少しやせ気味なんですけど。それでも運動しないと影響が出てくるとは。それはさておき。通勤時間はだいたい40分と少し。その時間を利用して波動を強化しています。目的は、きこうしさんと同程度の能力を開発すること。昔、きこうしさんとお会いした時にいろいろと話した内容を思い出していました。きこうし「たとえば、胸から出した気をずーっと伸ばすと、あの向こうにある山の頂上にも触れるのが分かるんですよ。こう、ちょんちょんって触る感覚が感じられます。」私「はあ、そりゃすごい。」(できるわけないっしょ)と、当時は思っていました。ですが、良く考えてみたらできなくちゃいかんのです。例えば仙道でも気を伸ばして遠くのものに触れる技術はあるし、フナでも同じことをやっています。出来ないのは、私の気のパワーが弱いから。じゃあ強くすれば良いじゃん。という事でひさしくまじめに強化に取り組んでいます。ひとつ気が付いたことがあります。フナではマナを水で象徴していますよね。または光る粒子です。もしかして水をイメージすると良いんじゃないのかなと思って、胸から出す波動を水のイメージでやってみました。一気に何倍も強くなったんですよこれは使える。水の呼吸と名付けよう(おいおい)他にも胸から出す波動をミスト状態とイメージしてみると分かりやすくなりました。影体にも強く影響が出ます。これなら波動強化も順調にいきそうですね。
2020.11.19
コメント(0)

まずお知らせメールマガジンのお試しができました。興味のある方はご連絡ください。先週末、実家に帰ったついでに奈良県十津川村にある玉置神社に行ってきました。20年くらい前に一度行っていますが、やはり遠かったです。標高1000メートルの山の頂上ですから。相変わらず強い神気ですね。簡単な邪気やマイナス波動なら境内に入るだけで霧散します。今回はお札もいただいてきました。このように正しく祀られている神社はフナや仙道の修行をするために必要不可欠です。自力で波動浄化ができるとはいえ、自分に手に負えないようなマイナスは神社を利用するしかありませんから。
2020.11.18
コメント(0)
今まで書き散らして来た事や新たに判明したことをまとめております。何年か分の研究をまとめようとすると、膨大な情報量になっている事に今更ながら驚愕。大変な労力が必要になりそうで、すでに心が折れそう(苦笑)メルマガを発行するのに、某有名サイトも利用しようかと検討しましたが、どうせそんなに読者もいないだろうし、自分でやることにしました。有料にすると売り上げの半分取られますから。カフナ研究会とこっちのブログにメルマガのお知らせとお試しを入れておきます。費用は実地の講習会より少し安い値段にします。途中で変えるかもしれません。とりあえず3000円で、毎月一回の発行予定です。内容は今までの集大成です。仙道を基本とし、理論補完をフナで、実地の補完を波動で行うようになります。医学的な見地も含めて解説します。近いうちにお試し版をアップし、それから定期購読の募集を行います。
2020.11.09
コメント(0)
一人でフナを実践してるといろんな気づきがあるんですが、それらをどのようにまとめるべきか悩みます。大きなカテゴリーで分類しても、それぞれがどのような結びつきがあるのかはっきりしないのです。なので仙道のように道筋が分かるものに置き換えて、それから検証作業にはいるようにしています。さて。マナを発生させるのはロウセルフです。どのように作り出しているのでしょうか。仙道で考えるなら気を生み出しているわけですね。それは筋肉や神経の活動によって生産されているはずです。ですが激しい運動や過度な筋トレでは気を生産するどころか、消費してしまいます。基本的な気の発生方法は呼吸です。特殊な呼吸を行う事により内臓を動かして気を発生させます。内臓の筋肉は平滑筋という種類で、意識で動かすことができません。ロウセルフの制御でしか動かせないのです。腹筋や腹横筋などの随意筋を強く動かし、呼吸によって横隔膜を上下に運動させることにより、内臓の筋肉に刺激を与え続けることで気を発生させるのが仙道の武息呼吸です。しかしこれは非常に難しく、持続させるのが困難です。仙道の呼吸にはもう一つ方法があります。文息と呼ばれるもので、非常に静かに行います。こちらも気を発生させることができるのですが、かなり独特です。瞑想に入り、無意識だけの制御で呼吸を行うのです。このように、仙道における気の発生もロウセルフが関わっていることが分かりますね。では気を発生させるのに必要な絶対条件は何でしょう?答えは、「ロウセルフによって内臓を動かす」となります。つまり意識的な筋肉の活動は必要が無いのです。ロウセルフに命じてマナ、気を発生させることは簡単ですが、命令だけでは持続的にマナを発生させる事ができません。強いエネルギーの発生には段階別に必要な作業があるのです。第一段階ロウセルフへの命令が通るようにする必要な時に命じてエネルギー発生が行えるよう、常日頃から会話を行っておきます第二段階ロウセルフの意識中心(腹部)に血流を集中させる呼吸により酸素を取り込み、血中の血糖を消費してエネルギーを作り出せるようにします。この流れが継続できるよう、ロウセルフの意識中心である太陽神経叢に必要な材料を送り込むよう命じます第三段階呼吸をロウセルフ制御に切り替える自分の意識は見守るだけにして、呼吸を強く行い、酸素を取り込むようロウセルフに命じますこれが成功すると、自然と呼吸が深くなり、多くの酸素を取り込もうとするようになりますそしてもう一つ重要な反応が頭部に現れます副鼻腔に血流が流れ込み、その粘膜が酸素を吸収し始めるのです頭蓋骨には空洞が三つあって副鼻腔と呼ばれていますが、それは単なる空洞で重量軽減のために存在していると解剖学では教えられました。ですが実際は大量の酸素を取り込み、それを脳に送り込む役目を持っているようなのです。呼吸の制御をロウセルフに任せることで、副鼻腔での呼吸も行うようになります。これがロウセルフの呼吸反応が正しくできているかどうかの指標となりますこうなると腹部に熱が発生し、大量の気が持続的に発生するようになります。消費量を発生量が上回る供給過剰状態になります仙道で言う陽気の発生にあたりますが、これができると小周天も簡単にできるようになります
2020.11.03
コメント(0)
フナと仙道の研究を継続するにあたり、今後の方針を少し書いておきます。カフナ研究会は現在活動休止しています。これは私の時間が取れない事が一番大きな理由です。最近になり、コロナの影響によって仕事に大きな変化が起こったため、定期的に時間を作ることが可能になりました。そこでカフナ研究会の活動を再開しようと考えています。活動を再開するにあたり、会の形態を変えることにしました。今までは私の研究成果を発表し、それを皆さんに実践してもらうために研究会を運営していましたが、会員の活動はそれほど活発とは言えませんでした。ただ参加しているだけと言う人が殆どです。私は自分の研究成果がどの程度正しいのか、それによってどのような変化が起こるのかを確実にフィードバックして欲しいのですが、会員からのアクションが無いとカフナ研究会を維持する意味がありません。そこでいったん現在のカフナ研究会は解散し、新しく活動を行います。具体的には、ロング博士が行ったように月一回の会報を発行するようにして、そこで研究成果を書きます。これを有料にすることで、活動の意思がある人だけに参加者を絞ります。今まで私が翻訳したロング博士の著書は参加者だけしか閲覧できないようにしました。参加費用をいくらにするかはまだ決めていませんが、近いうちに発表します。会員専用サイトは閉鎖し、だれでも閲覧可能なサイトだけを残します。
2020.10.27
コメント(0)
キリスト教も仏教も、女性を差別するような教えがあります。キリスト教の天国には男性しか入れないと書かれているので、亡くなった女性は男性に性別を変えられてから天国の門をくぐるそうですし、仏教でも極楽浄土に入れるのは男性だけと言われています。面白くない世界ですね(笑)男尊女卑を肯定するつもりはありませんし、女性蔑視を増長させたのはその責任の一部に宗教があるのは間違いないでしょう。じゃあ、イエスキリストや仏陀は女性を軽視していたのでしょうか。そんな事はありません。ちゃんと女性の信者もいましたし、彼女たちにも教えを説いています。ただ不思議なことに、女性が救われるには別のものが必要だと言っているんですよね。ロング博士の著書(日本では未発表)では、そのあたりの事も書かれています。仏陀に関しての研究は一部しか行われていませんが、キリストの言動についてロング博士は詳しく説明しています。それと私たち人間が持っている意識が、死後にどのように変化していくのかもです。まず、人間の意識とは二つあります。ミドルセルフとロウセルフですね。顕在意識と潜在意識と呼ばれるものです。人は精神修養によってこの二つの融合を目指します。(ミドルセルフとロウセルフの融合)これが第一段階の融合です。その次にハイセルフへの道を開き、超意識であるハイセルフとの融合を成し遂げます。これが第二段階の融合です。生きている間に行える融合はこの二つとなります。そして地上での意識の修養が完成した人は、死後に三つ目の融合を果たします。それは自分自身の半身、異性の自分との融合です。人の精神にはアニマ、アニムスという二つの性による性質を持ち合わせています。そのバランスはどちらか片方に大きく寄っていますが、それはそもそも自分という意識が不完全なものであり、半分しか無いからです。もう半分はずっと昔に分けられ、別の人間としてこの世に生きています。自分とは反対の性を持ってです。つまり、本来は不可分な一つの意識が、男性と女性とに分けられ、同じ時間軸を別のところで生活しているのです。すぐ近くにいるかもしれないし、遠くの国にいるかもしれませんが、かならずどこかにいます。そして二人はこの世での十分に長い時間を生きて経験を得たら、ハイセルフへ進化する準備へと入ります。死後、肉体から分離した二人の魂(意識)は、あの世と呼ばれる世界に入る前に、融合をします。男女の意識が合わさることにより完全な人間へと進化し、ハイセルフとなります。ハイセルフとは、一人の人間に対して必ず一人が存在していますが、父や母のような存在であると説明されています。それはハイセルフがそもそも二人の男女の意識が合わさっているからなのです。二人と言ってもそれはもともと一人の意識だったので、一人の意識が男女の性質を同レベルで持ち合わせたものと言う事ですね。ここまで説明したことを踏まえて最初に戻るんですが、天国や極楽には男性しかいないと書きました。これはフナの事を知らない人がハイセルフの性質を書いたからなのです。天国や極楽とは人間が進化してハイセルフとなった世界を表しています。そこには性別を超越した人間が住んでいます。全くフナの内容を知らない人には性別を超越した存在なんて全く理解不能ですから、男女どちらかで表すとしたら男性だろうと思って書いたわけです。ここが大きな間違いのもとになってしまいました。キリストも仏陀も、生きた人間のままにハイセルフとなる道を示しましたが、現在の宗教にはその意味が失われてしまっています。(イスラム教も同じです)
2020.09.20
コメント(0)
今日はお休みだったので、Tボーンステーキを500g焼いて、赤ワインで頂きました。ずっと晩御飯を食べない生活をしてるので、お昼が一番楽しみになっています。さて。世界中で宗教離れが起きているそうです。キリスト教、仏教、イスラム教を問わず、熱心に信仰する人が少なくなっているという事です。そりゃそうでしょうね。人の寿命が延びてくると、人間は長生きすることによる問題を考えるようになる。早死にするのが当たり前の世界だったら、救いを宗教に求めようとしますが、今は病気やけがをしないように、医学に頼るようになりますから。どんなに熱心に宗教に頼っても、問題解決にはなりませんよ。それよりも薬をのんだり手術を受けた方が早いわけです。人間の根源的に抱える問題は生老病死です。それを解決する方法として、昔は宗教に頼ったわけですが。現代は科学が発達しているために、それらに対する解決法が徐々に示せるようになってきました。なので宗教に頼らなくて済むようになってきました。当然、宗教に対する価値観は低下しますよね。神様に頼るより、医者に頼る方が良いのですから。じゃあ、宗教は廃れてしまうのでしょうか。それは無いと思います。なぜなら人間が抱える問題はどんなに科学が発達しても解決されることは無いからです。人が生きていくのにどうしても避けられない問題とは他人との関りであり、これは人工知能でも解くことはできません。実は仏教の開祖である仏陀はこの問題の根源を明らかにしていますが、それはここで解説する事ではないのでスルーさせてもらいます。フナは人間の問題に関してあっさりと答えていますね。「現世の問題は経験を学ぶためのもの。」なので、十分に学んだら次の人生に行きましょうと言っています。悩んだり苦労することで次の人生に生かして、ハイセルフへの進化に生かすようにします。まあそりゃそうなんですが。現世での悩みも解決したいと思うのは人情でしょう。それを何とかしようとする技術がフナなんですよね。宗教は現実に対する解決方法を持っていませんが、フナは具体的な方法があります。怪しい新興宗教みたいな言葉ですが、意識の使い方やエネルギーワークはどんな神秘行にもまさるものだと私は思います。
2020.09.05
コメント(0)
全771件 (771件中 1-50件目)

![]()
![]()