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2022.12.11

ファーストペンギンならぬファーストディアー？

(2)

カテゴリ：話のネタ

「檜洞丸」に一緒に登りませんか？
と誘われて、１１月２０日に決定。

でも、その日は、雨の予報で２３日に延期。
２３日は、朝から雨のため、また延期。

１２月４日と１１日は、私が出勤のため、本日に延期。

１週間前の天気予報では、秦野市の雨の降る確率は７０％。
「檜洞丸」をピンスポットで見てみると９０％。
だけど……昨日見たら、「曇のち晴」に変わっている。

雪が積もったら、行くことができなくなる。本日決行！

国道２４６号線から県道へ。道は、ところどころ狭いけど、快調。
ナビで、残り５分くらいのところに、道路の中央に鹿が１頭、こっちを向いて止まっている。

そして、私が、停車したことを確認すると、次々に鹿が茂みから出てきて横断を始めた。

全部で５頭。　
車を止めた１頭は、最後尾にいるやつ？
こっちを見ているなあ。お礼が言いたい？
話せたら面白いのに。

「ファーストペンギン」というドラマがあった。
ファーストペンギンファーストペンギンとは、ベンチャー精神を持って行動する個人や企業を、尊敬を込めて呼ぶ言葉である。

ペンギンは行動するが、群れを統率するリーダーやボスはいない。
最初に行動を起こした1羽に皆が倣う習性がある。

餌をとるために海に入る時も同様。
最初の１羽が飛び込むと次々に飛び込む。
天敵がいるかも知れないが、リスクを冒して行動する最初の１羽。
人間からすると、最初の１羽は、非常に勇気ある行動をしたように見える。

「この鹿も、仲間を安全に渡らすために、行動を最初に起こしたのかもしれない。」
そう思いながら車を再び走らせた。

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