●研究美術●ミマキング診療所

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2003.07.09

自炊の話を聞いて思い出した

カテゴリ：きんぐ的日々

インディーズのバンドを追っかけている生徒さんの話。
全国ツアーの直前のライヴで「最近貧乏でツアーには炊飯ジャー持参で自炊してます。お腹がすいてます。みなさん、缶詰などあったら下さい！」と言ったそうだ。
それは言い過ぎやという話になってふと思い出す。

大学院と副手時代。とくに副手なりたてで初給料までの時差のある２か月ほどは乾燥そうめんを置いておいて、毎日家から「青汁（冷凍のを持ってくる間に解凍されている）」を持って来て食べていた。
そのうち５個で２００円の出前一町に卵とキャベツを買い置きして食べるようになり。。。
きな粉とお餅はお菓子として置いておくようになり。
きな粉をはちみつで練って昔の忍者の携帯食のようなものを作るようになり。
そこに黒ごまやら「はったい粉」やらまぜるようになり。
お茶の種類も増え。

携帯ガスを旅先に持って行き、焼き肉もカレーもなんでもどこでもつくれるようになり。
粉の練り物から発展して、「本場中国（北）の水餃子」から「本場インドのチャパティー」まで作れるようになり。。。
。。。あまり貧乏ネタは親からクレームがくるのでこのへんで。というか貧乏とおりこしてグルメか!?...
あのバンドのツアーは始まったそうだ。彼等も色々つくれるようになるのだろうか？

でもあれも一所に最低勤務時間の８時間はいるからできる話であって、学校はなれてからこのかた困った事に自炊できない。
それでも食欲は限りなく。。。ついコンビニと駅ごとに何かを買って食べている自分に気付く。。。
どうりで実家なのにエンゲル係数が高い！

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