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masatosdjさんComments
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縁有って、仲人して下さった。眼科診療所の事務長を務めていました。
診療報酬の請求書(レセプト)作成には大晦日も正月も無い、10日間
徹夜作業でした。患者さんたちからは、「先生」と呼ばれて悦に入っても
いました。然し子供3人が成長するに当たり、高学年に学資捻出には
届かず、当時でタクシーは普通企業の部・課長なみの収入でした。
事務長の3乃至4倍の給料でした。夜学で勉強も出来なかった悔しさを
子供達にはさせまいと、転職に踏み切りました。
12時間勤務、昼勤務と夜勤務を合い方と交互で務め始めました。
時に42歳、(現在84歳)人生の半分は、タクシー業務でした。
その間、観光ご案内のためにも学べて、結構楽しんで過ごしました。
初日、営業車に乗務して、車庫を離れました。お客様が道筋で
手を挙げられました。胸は張り裂けるようにドキドキなっていました。
「有り難う御座います」「どちらまでですか」
「四条なわてまで」と言われ、「えっ、大阪の四条畷ですか」といきなり
長距離と思いきや、「君は新人さんかえ、祇園の四条縄手やんか」と
云われ、やれやれ冷や汗が出ました。
2回目が「どんぐりにほりこんで」と言われました、
「すみません、どういういみですか?」
「どんぐりも知らんのかいな、馬券売り場や、団栗橋の先のことや」と
何もかも、お客様から、教えてもらって、徐々に慣れて行きました。
社会人として、エムケイタクシー初日のことは、今も脳裏に残っています。