当期は,消費者の需要減を見越して,ベンダーが在庫の縮小に力を入れた。流通チャネルへの販売台数は2億4400万台を下回り,消費者への販売台数との差は2500万台だった。この数値は前期の1700万台から拡大しているほか,消費者への販売台数との開きとしては過去最大となった。Gartnerは,今後も在庫調整が続くとみる。
スマートフォンが市場全体で占める割合は13.5%で,前年同期の11%から拡大した。カナダResearch In Motion(RIM)と米Appleが販売台数を伸ばしている。また,当期はタッチスクリーン搭載デバイスが,ハイエンドおよびミッドレンジ分野の売上げ増に貢献した。
市場全体をベンダー別にみると,フィランドのNokiaが市場シェアを前年同期の39.1%から36.2%へと落としたものの,首位を堅持した。2位は,シェア19.1%を獲得した韓国のSamsung。バランスの取れた製品ポートフォリオが奏功した。3位は韓国のLG Electronicsでシェア9.9%。タッチスクリーンを搭載した,メッセージング機能付き機種などが追い風となった。
OS別にみると,Symbianが市場シェア49.3%でリードしたものの,シェアは前年同期の56.9%から縮小した。RIMがシェア19.9%で続き,3位はiPhone OSの10.8%だった。
■2009年第1四半期におけるエンドユーザー向け携帯電話機の世界販売台数
(単位:1000台)
2009年Q1 2008年Q1
メーカー 出荷台数 市場シェア 出荷台数 市場シェア
(%) (%)
Nokia 97,398.2 36.2 115,191.8 39.1
Samsung 51,385.4 19.1 42,396.5 14.4
LG 26,546.9 9.9 23,645.8 8.0
Motorola 16,587.3 6.2 29,884.7 10.2
Sony Ericsson 14,470.3 5.4 22,061.0 7.5
その他 62,732.0 23.4 61,103.20 20.8
合計 269,120.1 100.0 294,283.0 100.0
注記:数字には,iDEN規格の製品を含むが,ODM,OEM製品は含まない。
出典:Gartner(2009年5月)
■2009年第1四半期におけるエンドユーザー向けスマートフォンの世界販売台数 (単位:1000台) 2009年Q1 2008年Q1 メーカー 出荷台数 市場シェア 出荷台数 市場シェア (%) (%) Nokia 14,991.2 41.2 14,588.6 45.1 Research In Motion 7,233.6 19.9 4,311.8 13.3 Apple 3,938.8 10.8 1,725.3 5.3 HTC 1,957.3 5.4 1,276.9 4.0 富士通 1,387.0 3.8 1,317.5 4.1 その他 6,896.4 18.8 9,094.8 28.1 合計 36,404.4 100.0 32,314.9 100.0 注記:HTCの数値は,「G1」など同社ブランド製品しか含まない。
出展: http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090521/170482/
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