近年、自動車に新たな付加価値を付ける機器として、ヨーロッパやアメリカでも急速に需要が伸びているカーナビ。現在、ヨーロッパやアメリカで市販されているその多くは、PND (Personal Navigation Device)と呼ばれる廉価で小型のものが中心だが、欧州のカーナビ年間出荷台数は、PNDも含めると、既に日本を大きく上回る巨大な市場となっている。
PNDに対しては、例えば画面サイズが3~4インチと小さく運転中の視認性が悪いため、より大きな画面で表示を確認したいというカーナビ独特の新たなニーズも発生してきている。また、自動車のダッシュボード等にゴム吸盤などで据え付けるタイプであるため、自動車自身が保有している情報、例えば自動車の速度やエンジンの状態などと連携しエコドライブなどを推奨する機能の実現が難しいといった課題も浮かび上がってきている。
したがって、日本のような組み込み型のカーナビを搭載し、さまざまな付加価値の高い機能を実現できることが望まれるかもしれない。(株)デンソーの展示では、地元スウェーデンをはじめ、ロシアや中国向けカーナビが展示されていた。今後、日本の自動車産業にとって新たな市場となる国や地域には、これまで日本が培ってきた技術をもとにしたカーナビなどの自動車内のIT機器が、市場拡大に大きな役割を果たすに違いない。
また、東ヨーロッパをはじめとするヨーロッパやアジアなどでは、今後、陸上輸送の需要増加に伴い、高速道路網の発達が計画されている。カメラによる遠隔監視や統合的な交通管制システムなど管理・運用面において世界最先端の技術を有している日本の高速道路。(株)東芝のブースでは、自動車のナンバープレートを自動認識するカメラや高速道路の管制システムなどが展示されていた。今後は日本企業がもつ非常に高い技術力を積極的に海外市場へ営業・販売し、新たな市場開拓を進めることが重要である。
出典: http://www.mri.co.jp/NEWS/column/thinking/2009/2012708_1801.html
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