、19年11月に完成できるとした。事業者は年内に決定する。▼39面=あなたが選ぶなら JSCは審査への影響を理由に業者名を公表していないが、関係者によると、応募したのは 大成建設 ・梓設計・建築家の 隈研吾 氏のチームと、 竹中工務店 ・ 清水建設 ・ 大林組 の共同企業体と日本設計・建築家の 伊東豊雄 氏のチームの2者。両案とも日本らしさを打ち出し、周辺環境と調和する「杜(もり)のスタジアム」というコンセプトを掲げている。
JSCが「A案」とした計画は工費約1490億円で、屋根には日本建築の「垂木(たるき)」を想起させるデザインを採用。木と鉄を組み合わせて「伝統的な和を創出する」としている。高さは49・2メートルに抑えた。
「B案」は工費約1497億円で、72本の木製の柱が白磁の器のようなスタンドを支える構造。遺跡をイメージした外観で「新しい伝統の創出を目指す」としている。いずれも観客席は、五輪開催時は約6万8千席で、大会後にはサッカーのワールドカップ(W杯)の誘致を見据え、約8万席に増設する計画。関係者によると、A案が 大成建設 側、B案が 竹中工務店 側という。
7月の旧計画の白紙撤回を受け、JSCは設計と施工を一体として新たに業者を募集。新整備計画では工期と工費の抑制に重きを置き、工費は上限1550億円(別発注分22億円を含む)、完成期限を20年4月と設定。 国際オリンピック委員会 (IOC)が求める20年1月を工期短縮目標とした。両案はともにこれらの条件をクリアしており、JSCは「実現可能性は確認済み」としている。
今後、第三者で構成するJSCの審査委員会(委員長=村上周三・東京大名誉教授)が19日に非公開で両チームからヒアリングを行い、7人の委員が1人140点満点で審査。結果を基にJSCの大東和美理事長が選び、関係閣僚会議を経て年内に最終決定する。
新 国立競技場 の建設を巡っては当初、建築家ザハ・ハディド氏の作品を採用。「キールアーチ」と呼ばれる2本の巨大なアーチと流線形が特徴的だったが、建設費は約2651億円まで膨らみ、白紙撤回された。
JSCは今週中に競技団体や選手の意見を聞くほか、ホームページを通じて国民の意見を募る。点数化はせず、参考にとどめる。
出典: http://digital.asahi.com/articles/DA3S12116851.html?rm=149
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