トヨタ自動車は、自動車業界におけるテクノロジー人材の獲得競争で優位に立つことを目指し、米マサチューセッツ州に本拠を置く小企業の全スタッフを採用した。このスタッフはトヨタの先進プロジェクトに取り組む。
トヨタが採用したのは、自動運転技術企業ジェイブリッジ・ロボティクスの16人の従業員。
この動きは自動車業界内のトレンドを反映したもの。小規模で専門的な企業を買収したり、従業員を引き抜いたりすることで、研究開発(R&D)のスキルを迅速に構築しようとする企業が相次いでいる。配車サービス会社など急成長を遂げる新興企業も同様だ。今回のトヨタの件などは、従業員獲得に敵対的な側面はない。
トヨタの9日の発表によると、採用した16人にはソフトウエアとハードウエアのエンジニアが含まれる。ジェイブリッジのジェレミー・ブラウン最高経営責任者(CEO)は発表文で、トヨタが「毎年125万人近くに及ぶ交通事故死者を減らす」のをジェイブリッジのスタッフが手助けすることになると述べた。
現時点で幹部のコメントは得られていない。ジェイブリッジは7年前にマサチューセッツ工科大学(MIT)から誕生した。同社が事業を継続するのかは不明だ。トヨタは同社を買収したわけではないと述べた。ジェイブリッジの従業員は、トヨタが米国に設立したトヨタ・リサーチ・インスティチュート(TRI)に加わる。
トヨタは昨年、自動運転車の開発を念頭に、人工知能の研究に10億ドル(約1100億円)を投じることを約束した。TRIのトップを務めるのはギル・プラット氏。同氏はMITの元教授で、米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)のプログラムマネジャーを務めていた。今回の人材採用で、TRIの従業員数は40人程度になる。この多くはMITやスタンフォード大学の卒業生だ。
http://jp.wsj.com/articles/SB12092858236623234774304581589693144867846
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