燃兎(Burnin'Bunny)活動記

2006/08/04
XML
カテゴリ: 楽器について
 私の予備校時代からの音楽仲間Aくんと、久々に会いました。

 彼とは20代の頃よく一緒にライブをし、また演りたいねぇなんて話を、ごくたまにメールでやりとりするんですが、最近はお互いに忙しくてそんなやりとりも無くなっていました。

 昨日久々に、「いいギターが欲しいなぁ…」なんていう彼のつぶやきをほじくり出し(笑)、無理矢理時間を作ってギター屋めぐりに引っ張り出しました。


 私と同じく弾き語りで、私よりずっとおだやかに歌う彼のスタイルに合うのはやっぱりMartin系かなぁとか思いながら、彼の現在メインにしている10年以上前のYAMAHAのエレアコ(当時の最高機種)とは違う音作りの出来る 「ドレッドサイズ」(音量) 「低音が出て」 (エレアコには望むべくもないので)、 ノンカッタウェイ (あくまで生鳴りを重視)のギターを見せて欲しいと店員さんに頼んだところ、出てきたのはGibson系のギターでした。
 「低音重視」というと、やっぱりGibson系なんですかね?

 私の思ったとおり、彼は数本弾いたGibson系(J-200なども)では納得いかず、ではMartinかなぁ?と思って、数本弾いてもやっぱり「コレ」というのに出会いませんでした。


 この問いの答えが「無い」ことはよう解ってるんですが、私は結果として何本も持ってる、と(笑)。


 お店を代えようと思って、最後にそのお店にあったとある高級ギターを(私が弾いてみたかったものですから/笑)、「ちょっと参考までに弾かせて下さい」とお願いしました。
 正直、店員さんはイヤそうでした(苦笑)が、Aくんに
「これはまぁ、間違いないギターやで。」
なんて言いながら持たせ、弾いてもらいました。

 そのギターを弾いた途端、
 「あ、これはエエわ…!、コレやわ…!」
 彼は確かにそう言いました。

 「もし、予算が許すなら、それは買っても間違いないで。」
 …でも、予算オーバーやなぁ…なんて思って彼の反応を見ていると、もうそのギターしかあり得ないような感じです。


 それでも、ここでいきなり決める(衝動買い)のは一瞬ためらい、同じ機種を置いている別の店を私が知っていたものですから、そちらにも弾きに行きました。
 でも、最初の店のギターと比べると、後で行った店のギターは、同じ機種なのに明らかに鳴っていない。

 こんな高いギターでも、個体差があるんやなぁ…。勉強になりました。
 こんなギターを買おうかって人と一緒じゃないと絶対に弾かせてもらえないようなギターを弾くことが出来て幸せ(笑)。





 彼にもさんざん言いましたけど(笑)、ギターって、「出会い」なんやなぁ。でもって、コレや!っていう「インスピレーション」がわくかどうかがとっても大切なんやなぁって、あらためて思った、楽しい一日でした。 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006/08/04 11:02:26 AM
[楽器について] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

BayaN

BayaN

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: