燃兎(Burnin'Bunny)活動記

2006/08/06
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カテゴリ: 私たちの音楽活動
 本日、三重県にて結婚式を挙げました。

 はっきりいって親族的には「縁のない地」ですが、故あって三重で。
 ここで結婚式をやるというのだから、私の親族ももはや「旅行の一環」で関東や九州から集まりました。
 そんな人たちに来てもらうんだから、「なぜ三重なのか」を明確に打ち出す必要がありました。
 その問いに答えるべく、運営の方と打ち合わせを重ねてきた数ヶ月。

1.三重に来たのだから、伊勢でとれる魚・松阪の牛を食べてもらおう。

2.自分たちのやりたい結婚式を挙げよう。

3.引き出物も、ああ、三重に行ったなぁって思い出して貰えるものを選ぼう。

 この3点にこだわった結婚式にしました。運営の方も、本当に情熱的に我々の結婚式のために関わって下さり、ありがたかったです。



 特に最後に出た「鯛茶漬け」が美味しかった(う~ん、庶民やなぁ…/笑)。もちろん単なるお茶漬けではなくて、凝った味でした。



 私が担当し、こだわったのは、もちろん音楽。

 BGMはほとんど持ち込みで、平井堅やドリカムの定番曲と共に、「ゴスペルソング」はもちろん「栗コーダーカルテット」や「つじあやの」「ジャーニー」「オリガ」…等々の、私たちの趣味丸出しの選曲。いや~嬉しかった。

 そしてもちろん、歌いました。そう、新郎新婦が自ら(笑)。しかも計5曲も(爆)。
 MARUにお願いして1曲。
 コ○○シマルwithコナミで1曲。
 コ○○シマルで2曲。
 私がソロで1曲。

 …演りすぎました(笑)。もう演りたい放題やりましたですよ、はい。


 でも、私という人間を語る上で、歌はやはり外せない。
 来た人は皆、「分かった分かった、BayaNは歌いたい人なんやな」って思い知ったかと(笑)。
 今後これを皆が「いつまでも聞いていたい人」だと思えるような存在になりたいな、と。


 思えば、大学生の時、失恋して大学をさぼって親戚のいる東京へ行った時、ギターかついで行ったなぁ。




 そんな演りたい放題の式もお開きになり、引き出物は三重ならではのモノ。特に 「菓子の館とね」の「梅干」 ってお菓子は、なんだか有名らしくて、後で出席してくれた友達から嬉しい感想をいくつも貰いました。良かった良かった。




 最後に。
 8月6日が日曜日だったからこの日になったわけですが、もちろん今日は広島原爆の日。
 「我々がこれから生きる世の中が、平和でありますように」と祈らずにはいられない日です。

 なんだか、どうも最近「上」からわざわざ「国を愛せ」と言われる国になりそうで非常にウザイです。自分たちは「憲法や法律を変える」くせに、庶民は「法律で縛ろう」とするのが露骨で腹が立ちます。
 マンガ「ドラゴン桜」の一説で、「法律は上のモノに都合良く出来てる」ってのがあって、ホンマにそうやな、と。

 私はこの結婚式で、私なりの「日本への愛」をこめたつもりです。
 それは「日の丸」「君が代」をあがめることではありません。
 私の好きな歌を「自由」に歌い、来て頂いた親戚や職場の上司・仲間、もちろん友人達一同に対し「誠意」を持ってもてなしの心でむかえ、そして祝福の言葉を頂き、その「地元」のものを美味しく召し上がって頂きました。それは誰かに言われるまでもない、私たちの心から出たものです。

 「愛国心」(悪いイメージがあって使いたくない言葉ですが)とは、文字通り「心」の問題。私はその意味では、この国をとても愛したいと思っていますし、愛しています。

 この結婚式は私の「生き方表明の場」でした。そんな国で「平和」に生きていきたい。この思いは誰にも文句を言われる筋合いはありません。私の問題ですから。
 それを誰かの「煽動」や「利己的な思惑」で踏みにじられることを、私は決して望まないし、それに対しては決して同調しない。

 難しい言葉をわざわざ使わず、式の形・雰囲気として表現しようとし、それを我々なりに満足できる形に成しえたという意味で、本当に心に残る結婚式に出来ました。

 お力を貸してくださった方々、本当にありがとうございました。





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最終更新日  2006/08/18 07:50:22 AM


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