ふぇれっと日和
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モカが29日から入院していて、可哀想なことに病院で年明けです。『今回はもうダメかも・・・』って覚悟していましたが今もなんとかギリギリのところで、とどまってくれています。最近なんとも言えない苦しそうな咳をしていました。喘息のような、喉の奥に何かモノが詰まったような・・・それ以外はいたって普通で、食欲もあり、それなりに歩いて動いて高いところにも頑張ってよじ登れるまで回復してました。そんな中、29日の19:00過ぎ・・・モカの異変に気づく。見た目には呼吸は荒く感じなかったけど、後ろ足の上あたりがヒクヒクと異常に動いてて吐き気をもよおしているような様子のモカ。(後でわかったのは、このとき既に肺水腫・胸水で肺が水につかった状態で呼吸困難だったわけで、つまりは腹式呼吸になっていたようです。)落ち着きがなくウロウロ、フラフラ・・・私はてっきり低血糖だと思い餌やおやつを差し出すも、本当に大好きなおやつも全く食べない。かろうじてロイヤルカナンを少し飲むくらいで、それも苦しそう。「これはキケンだ!」と思い、診療時間を過ぎてたけど病院へ電話すると明日の朝でも良いけど気になるし、来て貰ってかまわないとのこと。病院で熱を測ってみると34.8度と、いつもより3度以上も低かった。体温が低いというのは大変危険な状態だということを私は知ってた。自分の母もそうだったし、フェレットもそう。死ぬ間際は体温が下がる。レントゲンを撮ってみると、肺が真っ白。変な咳をし始めたのは12/2で、翌日は気になって病院に行ってレントゲンを撮ってもらったのに、その時は特に変わった様子もなかった。何がきっかけ・原因か確定することは難しいけど、悔やんでも仕方ない。急いで点滴で最善の治療をするけど、もう取れる血管がひとつも残っていない!点滴の管が通せないから首を切って留置することを告げられました。(皮下点滴も心臓への負荷から避けてます)でも、その際に打つ麻酔が、心臓や循環器の弱いモカにとって命取りになることもしかしたら麻酔から目が覚めないことも覚悟するよう告げられた。一か八か、私はモカのこれまでの3回に渡る復活劇を見てきてもうこれが最期かもしれないと覚悟を決め、祈る気持ちでお願いした。1時間くらいしてから、病院から電話。病院からの電話のたびにビクビクしてしまいます・・・「麻酔から目が覚めましたが、さっきより呼吸が荒く一般状態は悪いです。明日の朝までもつかどうか分からないので来ていただいた方が…」あぁ!!と思い、夜の23時過ぎ、急いで病院へ向かう。小さな酸素室に入ったモカ・・・私が来るまでは歯を剥き出しにしてよだれをたらして苦しそうだったけど、私が来た途端ここから出してくれ!と必死でよじ登る仕草を見せる。だけど、少し動いたら動悸がするんでしょう、すぐにヘタっとなる。目も少しうつろに・・・それでも必死でもがき出ようとする。元気なフリをしてるのか?帰れるよって伝えているのか?でも連れて帰れない・・・明日も来るからねって元気になったら一緒に寝ようねって告げて、そのまま帰る。最近は膝によじ登って寝るのがモカの日課だから、叶えてあげたい。今回はモカにも夫にも病院にも涙は見せていない。悲しい顔も見せていない。覚悟はしているけれど、これまで3度も乗り越えてきたモカだからもしかしたら、また頑張れるかもとも思っている。病院の先生にはいつも言われる。「モカちゃんは、本当によく頑張っています。こんなに生還する子はいません。本人がもうダメだと思わない、飼い主さんと一緒にいたい気持ちが強いんです。」私もそう思ってるよ。出来る限り一緒に、少しでも長く一緒に。だから、膝の上をあたためて待っているから、頑張るんだよ、モカ!
2010年12月31日
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