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カテゴリ: 台湾棒球
日本では、高校野球で活躍したりして素質が認められた高校生は卒業したらすぐプロ入りしますよね。これ、日本ではアタリマエなこと。しかし、台湾ではできません。なぜなら台湾には兵役があり、兵役前の選手はプロ入りしちゃいけないことになってるから。

が、とうとう台湾職棒(CPBL)でも高卒選手が兵役前に直接プロ入りできるようにし、来年の7月に高校生ドラフトを行なうようですね。

[記事] 〈CPBL〉役男打職棒解禁 中職明年舉[辛力辛]高中選秀 (big5)
[記事] 中職大解禁 要[辛力辛]高中選秀 (big5)

記事は他にもいろいろありますが、ざざざざっとまとめて書きますと。

・来年の7月に高校生ドラフトを行なうことで職棒6球団が合意。
・法律的な制約はないので、必ず実施する。

・高校野球界の規定により、在学中の選手との接触はしない。6月に卒業してから選手探しを始める。
・今までのドラフト会議は従来どおり年末に行なうので、いわゆる「分離ドラフト」になる。
・兵役については、プロでの実績で替代役の資格が得られるように体育委員会と話し合う。

こんな感じでしょうか。


現在の台湾の野球界って、兵役が終わってからじゃないとプロ入りできないので、選手は高校を出ると大学や社会人に進んで兵役を待つ。

ところが、学生のうちに海外のプロ球団からスカウトされて「留学」って形で海外に出ると、兵役前からプロ選手になれる。そういう選手はだいたい素質が高いので代表チームに呼ばれるようになり、そのうち兵役短縮の権利が得られる。


この矛盾がプロ入り前の有望選手が次々と日本や米国に流出する一因になっているというのは前からちょくちょく記事などでも指摘されていたことであり、もう手をこまねいている場合ではない、ということで職棒の各球団が合意に達し、高校生ドラフトを行なうことに決めたとのこと。


で、高校で職棒に入ると兵役は後回しになるのですが、あとあとになって兵役で野球生活中断ってことにならないよう、プロで実績を積めば替代役が認められるように今から話し合うのだそうです。


これは結構すごいこと、歴史的なことなんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょうか。選手にとってみれば、少なくとも選択肢が増えるっていう意味では好ましいことではないかなあ、と。

そして、この制度が定着すれば今までとは選手の流れが変わる、かも。海外流出の防止もそうですが、日本みたく、高卒でプロ入りするのが野球でのエリートコースっていう風になって行くのかも知れません。


兵役前の選手はプロに入れてはいけないというのは法律か、それに準ずる「プロアマ協定」みたいな何かで決まっていることかと思ってたら、あくまで職棒側の自主規制だったんですねぇ。





それから二軍がしっかり確立されていない現在の職棒の環境で、高卒選手の育成が充分にできるんだろうか、っていう疑問も。二軍の試合は来年は減らされる方向っていう記事も出てるし。現状ではもしかしたら大学に入ったほうが試合数が多くて、代表チーム等で経験を積むチャンスも多いのかも知れません。


そしてこれは些細なことなのですが、私は台湾野球界のこういう変わった制度が大好きなので、日本と同じような制度になるのはちょっとさみしいな、とも思ったりも。

この、兵役のために22~24歳くらいまではいくら野球がうまくても基本的に全員アマチュアというのは台湾独特で、ある意味、おもしろい制度だと思ってました (良し悪しはまた別)


台湾がアマチュア代表でもそれなりに強くて、そしてアマチュア界にプロよりすごいんじゃないか、っていう選手がしばしば現れるのはこの制度のおかげっていう面もあるのではないかと。
(日本や韓国のプロをピシャリと抑えた蔡仲南投手、張誌家投手、林岳平投手らがアマチュアだと知ったときには、台湾には恐ろしい投手がいるものだと思ったものです)




ま、今後はどうなるかわかりませんが、そんな風に思った制度改革の記事でした。





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Last updated  2006年12月20日 13時30分03秒
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