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最近、すごく悩んでいたことがありました。
※かなりの長文です、時間がない方はスルーしてくださいね。
原因は【タバコ】について。
私たち夫婦は、タバコが大嫌いで・・・結婚当初から外食するにも分煙されていないところは入るのすら避けたり、
新幹線なども喫煙できる車両から一番遠い車両を指定するなど、かなり気を遣ってきました。
私はタバコのにおいがつくのが嫌で、分煙されていてもにおいがついたりすると、
頭痛がするので帰ったらすぐに着替えてシャワーを浴びないと気がすみませんでした。
チョチョは、ぜんそく気味なので、タバコの煙を吸うと少し喉がおかしくなることもありました。
今回の妊娠。
やっと授かった命。
色々あって実家にお世話になることにしましたが、もともと1~2年ほどの予定でした。
実家は、父がタバコを吸います。
妊婦時代からそれは当然わかっていたので、家の中で吸っていたのを、せめて外で吸ってほしいとお願いしました。
流産を2回経ての妊娠、今回ばかりはどうしても守りたかった。
タバコの煙を吸うと、血管が収縮して胎児に影響があることも、低出生児や流産・早産の原因になることも知っていました。
健診があるたびに、父には 「今こんなに大きくなったよ。たばこは絶対家では吸わないで」
といってきました。
父も、私が実家に来てからは家の中では吸わないでいてくれました。
でも時々、私が居ないと思ってこっそり台所で吸ったり、コンロの火でタバコを付けたり・・・そういうときはケンカにもなりました。
でも、やっぱり外で吸った後でも家に入るとすごく臭い。
だけどそれはどうしようもないこと。
だって私が居候の身であり、ここは父の家ですから。
タバコをめぐっては、母もずっと父に注意していました。(母もタバコが大嫌いです)
でも、娘の言うことはきいても、母に言われると 「うるせえ!」 と怒鳴る。
それをみるのも辛いので、タバコに関しては、私の口から言うことが多くなりました。
タバコが切れると、イライラして母に当たり散らす。それもすごく嫌でした。
私たち子供が家を出てからは、母はずっとこうして嫌な思いをしてきたのでしょうね。
無事に出産し、ボウが退院して数日たったころ。
母にまた 「あまり吸わないで、外で吸ってもにおうから。赤ちゃんにとっては害が何倍もあるんだから。今一番大事なときだから」 といわれた父は、すごく怒って
私に、 「母さんにこんなことを言われた。腹が立つ。家の中で吸うなといわれたから外で吸ってるのに、外で吸えば吸ったで文句を言われる。本当にむかっ腹が立つ!もう一回ガツンと言ってやらないかんな。」 と。
私がこの家に来たせいで、母はすごく私の体を心配してくれ、今までは自分も嫌だったのに私やボウのためにキツく父に文句を言うようになって・・・
家庭の中がいつもピリピリしているのがすごくいたたまれなくて。
「お母さんが、言うのはボウが大事だからだよ。
タバコが体にいいわけないじゃん。
お父さんの体にもよくないし、小さな体のボウにはとっても有害だし。
実際タバコを吸う人より周りで吸う人の方が影響があるんだよ。
やめろとは言ってないけど、すこし控えてくれない?
ボウだっておじいちゃんが大好きなんだから。やっと会えたんだから。
お母さんとケンカしてるの見るの、すごく悲しくなる。」
と言うと、父は涙をためてこういいました。
「・・・そんなことはわかっとる・・・。母さんにはもう何も言わないよ。言いたくなるのもわかってるから・・・。」
そして、今にも泣きそうな顔で
「なあ。俺は、あの子が俺の名前を呼んでくれるようになるまでは、生きれんかもしれんわ・・・。」
といって、自分の部屋に閉じこもってしまいました。
それが、その言葉が、すごく悲しくて悲しくて・・・
私も1人になったとき大泣きしてしまいました。
ボウが退院してすぐで、精神的にも疲れていて、マタニティブルーにもなっていたかもしれません。
チョチョが仕事から帰ってきて普通に話していても、思い出したら泣けて来て
2日間、チョチョの前ではずっと涙をこらえて過ごしていました。
「なにかあった?」 と聞かれても言えなくて。
ちょうどチョチョが仕事が大変な時で夜中に返ってくるチョチョに愚痴など言えず。
もうここには長くはいられないな、と思っていました。
そして1か月が経ち・・・チョチョがタバコは赤ちゃんにどんな影響があるのか調べるようになり、私よりもチョチョの方が父のタバコについて気になるようになりました。
以下 こちら から抜粋しました(すごくわかりやすく書かれてあります)
つまり、 副流煙はお腹の赤ちゃんにとって毒ガスを浴びせているようなもの。
さらに 喫煙者の衣服、頭髪、口から吐く息すべてが有害物質の塊
でもあります。
赤ちゃんを煙草の煙から守らないと、乳
児突然死症候群、喘息、アレルギーの危険性
ママであるあなたがしっかりと赤ちゃんを守ってあげてください。
テーブルの上の灰皿やタバコをの誤飲にも気をつけて。
また「神経質だ」と言われたら「お前が無神経なんだ!」と言い返してやるくらいの強い気持ちをもちましょう。
世の中には夫の喫煙が原因で離婚を考える妻もいます。我が子を守るためにそのくらいの気持ちを持っていいはずです。
受動喫煙 は、主に急性影響によって、目のかゆみ、目の痛み、涙、瞬目、くしゃみ、鼻閉、かゆみ、鼻汁、のどの痛み、頭痛、吐き気、咳、喘鳴、呼吸抑制、指先の血管収縮、心拍増加、皮膚温低下を引き起こす。
新生児や乳幼児は、自発運動ができず環境に極めて受動的で、呼吸器や中枢神経などが発達途上であり身体的な影響を受けやすい。
- 乳幼児の突然死・肺の発育遅延・低出生体重児
- 学童期の咳・痰・喘鳴・息切れなどの 呼吸器症状
- 急性反復性中耳炎・滲出性中耳炎とその治癒の遅延
- 小児喘息・他の喘息性疾患・持続する 低肺機能
- ペルテス病
- 髄膜炎
- 早産
- 小児がん・白血病・脳腫瘍
- 肺結核・呼吸障害
- 注意欠陥・多動性障害(ADHD)
- 虫歯
- 虫垂炎・クローン病
- アトピー性皮膚
- 低身長
- 知能低下
これらを知って、さらに日常のなかで今度は私とチョチョにも意見がぶつかり合う日が続きました。
長くなったので後編へ。