我輩はドラ猫である

あ～、イライラ！

訳があって・・・明日は税務署に行かなくてはならない。やっと取れた休みなのに、父ちゃんの奴、重要書類紛失しやがって<`ヘ´>

どーすんだよ、もう、休暇取れないぞ<`ヘ´><`ヘ´><`ヘ´>

明日どうなるのか憂鬱、しかも父ちゃんは謝らず、開き直るのでバトル。母ちゃんは一人で何を頑張ってるんだろう・・・仕事だってやっと都合つけたのに、なんでこんな目に・・・と思うと情けなくてプチ家出を久しぶりに決行したのでした。それ以上家にいると通報されかねなかったからね(;_;)もう、危険なムードでしたから。

もう、仕事も家庭も放り出して、どっか消えちゃいたいなと思いました。キャッシュカードは全部持ってるからこのまま、どこかにトンズラしてやろうかと・・・

でも、意気地がないので、１時間ほどファミレスにいただけで帰宅しました。そう、母ちゃんは昔から意気地なしです。すごい小心者なのだ。

思春期、グレてもおかしくないくらい、劣悪な環境にいましたが、グレませんでした。母ちゃんの母曰く、「この子、グレるだけの度胸ないのよ。」と人に話してましたが、事実だったと思います・・・。

そういえば当時堂々？とグレていた友人、今はのびのびと海外で暮らしています。やっぱ、度胸あるんだな～。母ちゃんは昔と何も変わってない・・・

なんてことをやってますが、度胸のある娘さくらはどんな思いで見てるやら、恐ろしいです。

さくらは、午前・午後と公園で友だちと遊びまくってました。最初友だちと３人で遊ぶ予定でしたが、公園で下級生の男の子たちと合流し、鬼ごっこにドッジボールに、と走り回ってきて、靴も靴下も真っ黒、擦り傷だらけ。アスレチックのある公園なのですが、目をつぶってやって、落ちたとか・・・それってただのバ〇じゃん<`ヘ´>すっごく楽しかったそうです。

４月から学童がなくなると毎日、公園でこんなことして遊んでそうです。学童は屋内なのであんまり身体を動かして遊べないんです。さくらは自分で続けると言った学童なのに、今になってやめたがってます。学童以外の友だちが増えたので、今度はその子たちと遊びたいから、という理由です。もちろん却下。４月からだって心配なのに・・・怪我が増えそう・・・(ーー;)

そうそう、物騒と言えば今日は物騒な事件に遭遇してしまいました。

お菓子やさんの前に人だかりができていて、大声が聞こえてきます。お菓子が散乱しています。

見ると中学生くらいの女の子が怯え切って泣いていて、そのそばには店員さんに押さえつけられた男性が・・・その男性がお菓子を蹴飛ばしているのです。店員さんは怒鳴りつけ、殴りつけて威嚇していました。どうも酔っ払いが絡んできて女の子を殴ったようなのです。

１１０番したらしいのですが、お巡りさんが来る気配はありません。母ちゃんも野次馬と言えば野次馬なのですが、泣いてる子を見たら、やはり放ってはおけません。

「近くに派出所があるじゃないですか？パトカー来るの待ってたら大変ですよ。時間もかかるし。」と言うと女の店員さんが「呼びに行ったんですけど、一人だから来られないって・・・」何を？人に危害を与えている人物が現在も暴れているのに、来られないはないだろっ<`ヘ´>ふざけんな～！よ～し、そんならその派出所に行って来てやる！と意気込んだ母ちゃんを他の野次馬？失礼、他の通行人が「いや～、１１０番待ちしてる方がいいよ。」と引き止める。だけど、あの男、また菓子箱ひっくり返してるよ。店員さんが抑えてるからいいけど、いつまでもって訳にいかないじゃん！１１０番なんかしたってウルトラマンみたいに飛んで来られるわけじゃなし、派出所はすぐそこじゃん！

おせっかいな母ちゃんは「やっぱり、ダメですよ、待ってたら！」と言うと女の店員さんも母ちゃんと一緒に派出所へ。通りを渡って向かい側の派出所にはお巡りさんが見える。信号が赤だったので店員さんは「すいませ～ん！暴れてるんです～！」と叫び声を上げた。

そのお巡りさん、出動のつもりなのか、何だか派出所を閉めちゃってるぞ。「パトロール中」って立て札みたいなのを立ててるから来るつもりなのかな。もっと早くするべきだったろ～が！とにかく、急かそう！と意気込んだらパトカーが到着。こら、サイレン鳴らして来いよ！平和そうに運転してくるな～！

で、無事パトカーが来たので母ちゃんは引き上げましたが、派出所ってアテにならないのね・・・道案内だけか？そりゃ、まあ、急に無人にできないのかも知れないけどさ～、事件が起きてから１５分も放っておくなよ<`ヘ´>ま、助けようとしてる人が多かったから良かったけどさ。

と、熱くなって帰ってきた母ちゃんです。父ちゃんに報告したら「そんなお巡りが税金とりやがって～！下らない自転車の取り締まりやってるくせに！」と訳のわからん怒り方をするので言わなきゃ良かったかなと思いました。夫婦してカッとなりやすい(~_~;)　「なんで、その派出所からすぐに来ないんだ！」と母ちゃんに怒ってました(ーー;)で、母ちゃんが「だから私が言いに行ったんだけどちょうどパトカーが到着してさ」と言うと「へ～。その派出所、お前が行ったらビビッただろうな。」だって。そんなに怖いかっ<`ヘ´>

しかし、夜にはお巡りさんに怒られそうな険悪な喧嘩をしている夫婦なのでした(ーー;)

空気を読めないさくらは、母ちゃんに「今日の予習シリーズは・・・」なんて話しかけ、「知らない<`ヘ´>」と言われて怒ってました。「八つ当たりしないでよ！」だって。フン、こんな時に話しかける方が悪いのさ。だけど、父ちゃんは「ほら、さくらも母ちゃんの正体がわかってきただろう。」と言うのでムカついた母ちゃんはみんな嫌いになって家を出て行ったのでした・・・。まだ怒りが収まらないぞ<`ヘ´>

＜追記＞

書いてたら消えた・・・もう、結論のみ。友人のブログにさ、「人生は一回きり！泣きながら24時間生きるより笑いながら24時間生きなきゃ損！」って・・・母ちゃん、泣いたり怒ったりばっかりだな(ーー;)

もったいないかな。よっしゃ～！彼女がそういうのはそういうポジティブで明るいお母さんに育てられたからだ。色々波乱万丈してたようだが、彼女のお母さん、決して子どもに当たったり暗くなったりしなかったのよね。そういうの、受け継がれるんだな・・・。友人もかなり波乱万丈してるけど、お母さん同様、ポジティブだ。私も見習おうっと。どうせ、なんやかや起きる人生だし、笑って生きたほうがいい。さくらにもそれを伝えておかなくちゃね！と、単純な母ちゃんでした。