全6件 (6件中 1-6件目)
1

中国ではメールよりも普及しているといわれるインターネットメッセンジャー「QQ.com」(チャットツールのようなもの)を運営するネット企業。最近はネットゲームにも力をいれている。中国株をやっている人でここの名前を知らない人はいないというくらいの有名なネット企業。倍々ゲームで業績を伸ばしている。日本の企業と比較対象も難しいので、今回はバフェットの企業分析手法での計算結果を掲載することにする。(計算結果)一つ一つの項目の計算方法や意味については、「億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術」によってますので、そちらを参照してください。すでにかなり高値になっているようにも見えるが擬似債券としての評価は今の145ドルの株価に対する投資でも10年の期待収益率は12%、過去EPS成長率から推計の期待収益率では40%に達する。また、内部留保利益によるROEは48%と、この会社の経営者は内部留保利益の活用も効率的にやってきていることがわかる。バフェットロジーでは、その企業が「消費者独占企業」か「コモディティ型企業」(置き換えが効く製品・サービスを提供している企業)かということが重要視されるが、バフェットは一般的にはネット企業には否定的だがこの企業は消費者独占型企業に属すると思うのですがどうでしょうね。(顧客はQQを使いたければテンセントにアクセスしないといけない)
January 31, 2010
コメント(2)

ダンボールメーカー最大手。シェアは1割超。リーマンショック以降の株価下落では一時0.71HKDまで売られたが、昨年は驚異の回復で、現在約12ドルと1年で15倍になった銘柄。最近の業績動向。日本のレンゴーとの比較。中国最大手とはいってもまだ売り上げはレンゴーの3分の1に過ぎない。今後も伸び代は大きいと思われる。が、株式時価総額はすでにレンゴーの4倍となっておりレンゴーくらいの売上げ規模になるのはすでに織り込み済みの株価で取引されている。売上高総利益率はレンゴーよりも高く、効率がよい。この業種、もっと利益率が低そうに思うが意外と悪くない。ダンボールは物流上欠かせないものであるので、需要がなくなることはないと思われ、今後も堅調なビジネス展開が期待できるのではないだろうか。====ここのところ、中国株市場は調整局面を迎えていますね。前にH株指数月別の特徴で見たとおりの1月は弱い、のセオリーどおりの動きに今年もなってきました。1月末~2月前半(今年は春節は2/14)に、何か少し買い増ししとこうかな、と思います。
January 24, 2010
コメント(0)

農業機械メーカー大手。トラクターのほか、コンバイン、建設機械、エンジンの生産。市場シェアなどは不明。農業セクターの一角。最近の業績推移。日本のクボタとの比較。売り上げ規模は、まだ1000億と少ない。クボタは1兆円売り上げており(クボタって、売り上げ1兆円もあるのですね)、比較しても、まだまだ成長余地ありと思われる。(ただしクボタは、ワールドワイドである点、農業機械だけでなく鉄管や環境プラント事業などもしているのでその点は割り引く必要あり)時価総額は、まだ大きくなく、PERで見ると割高に感じるが、市場の評価はまだそんなに高くないことがわかる。クボタと比較しても、売り上げ規模見合いでもまだ時価総額は低く、割高感はない。売上高利益率は、クボタに対して、かなり低い。もっと改善の余地があると思われる。(利益率の高い製品へのシフト、業務効率化)最近の伸びは、クボタがじり貧なのに対し、高成長中。ただし、業績推移を見てわかるように、年によって業績の波が大きい。少し前のNHKだかでやっていたが、中国の機械の品質はクボタに迫ってきている様子とのことだし、最近農業分野へ中国政府も力を入れてきていること、時価総額やPBRで見る株価がまだ割高でないこと(PERは実績は高いが、2009年半期ですでに2008年の2倍の純利益となっており、PERは一気に下がると思われる)などを考えると、ここ数ヶ月ですでに株価が倍になってきてしまっているが、まだ買えそうに思えるがどうでしょうね。(ただし、ずっと持ちっぱなしはできる銘柄ではなさそうだが)
January 17, 2010
コメント(0)

漢方ハーバル・シャンプーを主力とする、シャンプーメーカー。2009/7新規上場のニューフェース。上場目論見書によると、ここのところ中国国内で大きくシェアを伸ばしてきており、同社ブランドのシャンプーの国内シェアは7.6%で4位、上位はP&Gのブランドが3つ(リジョイス、ヘッド&ショルダー、パンテーン)という状況。(中国国内メーカーでは首位)最近の業績推移。 ※)2008以前の財務諸表は見つからなかったため、サーチナより 数値を拾いました。日本の花王、ライオンとの比較。まだ売上高は、少ない。花王の百分の1、ライオンの20分の1。ただし、花王・ライオンはシャンプーだけ切り出して見てるわけではない(切り出した数値は見つからなかった)ので、そのあたりは差し引いてみないといけない。中国マーケットの状況としては、上場目論見書より、中国人のヘアケア製品の年間消費量は1人あたり0.3Lに過ぎず、先進国ではドイツの2.14Lアメリカ2.02Lを先頭に、大体1.5Lくらいの消費をするものとのこと(日本は1.4L/人・年間)であり、今後も生活様式の発展とともに増えてくる方向にあるのは確かなところだろうと思われる。(今、まだ洗髪を毎日する習慣のない人が多い?)(ただし業績推移より、2009上期は、あまり業績はよくなかったように読み取れる)株価的には時価総額はすでにライオンを抜いており、期待値の高さが株価に反映しているという状況。PER的には、他の中国企業に比較して、またライオンや花王と比較して、べらぼうに高いわけではない。新規上場したばかりで、半期決算が出たところで中間配当は無配だったので、配当性向等はまだわからない。事業素質としての売上高総利益率は、悪くない業界であることがわかる。(また、覇王国際の場合、漢方を取り入れていて 製品付加価値が高いせいか、さらによい。)ただし、販売管理費・物流コストなどを抜いた営業利益率でみるとどのメーカーも一気に数値が悪くなる。薬品等に比べると、物流コストはかさむだろうとは推測できる。売上、純利益伸びは圧倒的に覇王に軍配。日本は、この分野でも、頭打ち。(花王の売上伸びが高いように見えるのは2年前にカネボウ化粧品部門を買収した効果でその年だけ売上伸びが大きかったため)上場したばかりで、配当性向もわからないし、今後、中国マーケットに海外メーカーが続々参入・注力してくるだろうことを考えれば、今後も今のような急激な成長していけるか?といった点、良くわからない部分も多いとは思うが、面白い存在だとは思われる。
January 11, 2010
コメント(0)
ブログ方針に「見通しは書かない」と書いたばかりですが(笑)正月の酔狂ということで、、。今漠然と思っているイメージです。・中国 ⇒引き続き経済発展。国民の所得は伸び続ける。 元はドルに対し切り上げがある。(?) 国際的な発言力はさらに増す。・アジア⇒引き続き経済発展しそうだが、微妙。腰折れも? (行き過ぎたインフレ発生等?)・米国 ⇒引き続き低空飛行。金利はなかなか上がらない。 ドルはゆるやかに下落傾向。ドルキャリートレード。 ドル安になり、グローバル企業の株価がNY株価を 押し上げる。不況下の株高。・日本 ⇒やや円安になり、輸出産業が若干持ち直す。 民主党が辛くも参院選にも勝利し、経済政策運営は 引き続き迷走する。国の借金は膨れ上がり続ける。 国内は引き続きデフレ傾向。・全体 ⇒ややインフレ気味になる。日本・米国だけデフレ。 インフレを受けて各国通貨は利上げモードに入り始める。 金利差が拡大して、円は、若干の円安傾向になる。 ドルペッグする通貨の金利はドル連動で上げられないので (もし金利差が生じればキャリートレードの標的) その通貨国ではインフレやバブルが懸念される。ないし 通貨の切り上げを余儀なくされる。・ユーロ⇒さっぱり想像できない。複雑すぎる。 可もなく不可もなく。・資源国⇒安泰。さらに発展する。・ゴールド⇒目だった上昇も、下落もしない。・原油 ⇒目だった上昇も、下落もしない。・気候変動⇒引き続き、異常気象気味。はてさて、どうなりますか。投資姿勢としては、上記のようになってもならなくても、大丈夫な体勢となるように考えていきたいと思います。
January 2, 2010
コメント(0)
新年あけましておめでとうございます。昨年はいい年でした。今年も良い年になりますよう、また皆様のご健勝とご健闘を祈ります。本年の投資方針、ならびにブログ運営方針(気が向けば変えますが)は以下のとおりです。(投資方針)(1)集中投資でなく、分散投資を心掛ける。 ⇒投資先の分散、および、投資時期の分散 ⇒見方が偏らず、公平な見方ができやすい(2)資金管理に気をつける ⇒キャッシュポジションを常に持って余裕のある投資 ⇒フルポジで走ってキャッシュポジションがないと どうしても投資が窮屈になる。(選択肢が減る)(3)短期の株価変動でなく、長期の成長およびインカムゲイン重視 ⇒1・2ヶ月~半年で結果を出すのが風潮ですが、 影響を受けないようにする。 2~3年、5年なんの心配もなく持ち続けることができ、 結果何倍かになっている、、といったような投資先を 中心(ベース)に考える (ただしリスクはあるので、そこは分散投資でヘッジ) ⇒インカムゲインの積み上げ大きく構えてユッタリ投資、という姿勢で臨みたい、と思います。根っこのところで、そのような投資のベースを作ったうえで、切った張ったを小額資金で楽しめる、、というような形にできればと思っています。(システムトレードは、売買は毎日となりますが、一つ一つの売買は判断は機械まかせであり、そのシステム(トレードルール)が今有効か?を考えるだけであり、基本はゆったりした投資法だと考えています)(ブログ方針)(1)事実を中心に書く ⇒見通しなどは極力書かない。どうせ外れることも多い。 (また、自己暗示にもかかってしまう)(2)大きな目線で書く、できるだけ広い視野を持つ(3)売買状況や具体的なポジション、損益などは原則書かない ⇒煽りと受け止められかねない ⇒変な影響を人に及ぼしてしまうときがある。 ⇒公開したことが自分自身の投資行動にも なんらか制約、影響をもたらすことがある。 ⇒ブログ読んでる人に知り合いが増えてきて 書きにくくなってきた。公明正大な内容を書いていくよう心掛けることと、そういう風に受け止められるような内容だけを書いていこうと思います。以上が今年の方針です。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
January 1, 2010
コメント(2)
全6件 (6件中 1-6件目)
1


