モノスキー日記

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2005年11月14日
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孝のすすめ その2 後半です。


今朝のモーニングセミナーの講話です。
とても長いので分割してお送りします。

前半は、11月8日(火曜日)のブログをご覧ください。

☆..:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆..:*:・゜'★,。・:*

人間関係の中で、感謝ほど大事な結びつきは無いと思います。
心安らかな結びつきです。

私が法人局に移った時は新潟県に行きました。
新潟には、株式会社コロナさんという会社があります。


内田会長が当時、三条倫理法人会の副会長をされていた頃のことです。

モーニングセミナーが終って一緒に朝食をしていた時に、
和田さん倫理法人会は社員研修もやってくれるのかなと聞かれました。

2000人の会社です。
ちょっとびびりながら、やりますよと申し上げましたら、
うちでもやってくださいとおっしゃいました。

後日、会社に来て下さいとおっしゃいました。
打ち合わせしましょうと言うことで招いていただきました。

責任者の方と話しますと、教育理念があるとおっしゃる。
うちは石油ストーブだけでなく、人を造って社会に役立とうとしている。
教育理念は、感謝と感動というスローガンだとおっしゃる。


ありがとうございますと言える人間を育てていくんだと言われました。
取引先とも感動しあえる会社にしようと思っている。

東京からコンサルタントを招いて研修をしているんだけれど、
昨年、ショッキングなことがあったそうです。
だから今度は、倫理法人会とチームを組みたいとおっしゃいました。


男性の新入社員が質問しました。私立大学の期待の新人でした。

感謝と感動という研修を1週間受けてきたのですが、いったい
どうやったら、実感できるでしょう?と質問されたのです。

1週間なにをやってきたんだろうと、しどろもどろになりました。
頭では分かっても、感謝や感動を実感させるのは難しいことです。

小さい頃から、家庭や学校で味わってこなかったのですね。

それで、倫理法人会に声をかけることになったのだそうです。

1週間の中の真ん中の日にまるまる一日、感謝の一点に絞って、
研修をして欲しいとおっしゃいました。
感謝を実感できる社員にして欲しいと希望されました。

セミナーハウスに来ていただければ、ある程度効果があるのですが
正直、実感させるって難しいよなと思いました。
研修センターにお越しいただくには、人数が多いので無理でしょう。

富士研究所でやっている事を参考にして、精一杯努めさせていただきました。
いまでも1週間のうちの、中一日を任せて頂いていますから、
成果をご理解いただけているのだと思います。

万人幸福の栞を書いた、丸山敏雄は
感謝はいきなりできるものではないと言っています。

感謝にいたるためには、「感恩」の心をもつ感性をもたなくてはいけない。
ありがたいという気持ちがなければ、感謝の言葉は
ただの儀礼になってしまいます。

感恩→→→感謝→→→報恩

恩を感じることができて、感謝をすることができる。
感謝をすると、つぎにはそのご恩に報いようと行動することが出来ます。

報恩とは、感謝の気持ちを社会に役立てることです。
皆が協力し合って社会が出来ていくのです。

感性を磨くためには、どうすれば良いかと言う方法も書いてあります。
万人幸福の栞の91ページの2行目に書いてあります。

恩という字は、本に帰る心だと言っています。

人は一人では生きていけません。
自分でやっていることなどほんの少しです。
すべて人にしてもらっているのです。

みなさん、当たり前のように息をしていますが、
自分が吸っている空気でさえ、自分では作れません。

野菜だって、そうです。自分で野菜を作っていると思っている人も
居るかもしれませんが、野菜の種は自分で作れません。

すべて、人が・自然が与えてくれたものです。作ってくれたものです。

自分を作ってくれた原点はなんでしょうか?
それは親です。親が自分の原点です。
自分の命に一番近い原点に感謝の気持ちが
持てなくて、何に感謝できるというのでしょう?
どんなことにも感謝できません。

両親が感謝の入り口なのだということです。
だから、父母に感謝の涙をささげないと、
人生では、一年生にもなれないのです。

幸せを考える時に、両親への感謝はどうしても、避けては通れません。

コロナさんの研修では両親のことを考えていただきます。
富士研(富士倫理研究所)では、これだけは外せません。

富士研で学ばれた経営者には面白い経営者がけっこうおられます。

ある経営者の会社では、4月に新入社員が入ってきたときに、
4月の給料だけは現金にして、社長室に呼んで渡します。

働くことについてっひとしきり話した後、
今月のお給料だよとおっしゃって渡たそうとします。
社員が受け取ろうとしても、社長がなかなか離さないのです。
簡単に渡さないのです。

すると新入社員は社長の顔をみます。
すかさず、社長は君にやってきて欲しいことがあるんだと言います。
たいていの社員が、なにも聞かないうちからやりますと言うそうです。
人参が目の前にありますから。(会場爆笑)

今日はその給料袋の封を開けないで欲しい。
今日は、このまま家に帰って、家の中で一番良い部屋を選んで片付けなさい。
床の間があったら、そこにしなさい。

部屋を片付けたら、座布団を用意して両親に座ってもらうように
揃えておきなさい。お父さんお母さんが帰ってこられたら、
座布団をすすめ、自分はざぶとんなしで座ってこういいなさい。

ここで、口伝で教えます。

おとうさんおかあさん、今日まで育てていただいてありがとうございます。
おかげさまで初めてお給料をいただくことが出来ました。
どうぞこれを使ってください。というんだよと教えるそうです。

急に言われても出来ないだろうからと、
社長が親に成り代わって練習を重ねるそうです。

練習を終えて、新入社員が社長室を出る瞬間、
できなかったら明日から来なくて良いからね、
できたら、明日感想を聞くからねと言われます。

10年にひとりぐらいはそのまま来ない人もいたそうですが、
社風に合わない子は、お互いのために
辞めたほうがいいと思っているよと言われます。

やったひとは、全員が良かったと言ってくれるそうです。

3万円ずつ結婚資金を積み立てることになったとかいう場合を
除いて、大抵そのまま給料袋を返してもらえるそうです。

口々に、うちのかあさん泣くんですよと社員が言います。
おかあさんの、嬉し涙を初めて見たと言います。
親が泣いて喜ぶ姿をみて、感動したと言います。

自分が何かをして泣くほど人が喜んで、自分も泣くほど
喜べることを生まれて初めて実感するのです。

「初めて父親が偉いんだと思いました」と言った子も居ます。
自分はたった1か月分の給料を差し出すだけで、胸が痛んだ。
でも、父親は、毎月ずっと全部家に差し出してきたんだなと思いました。
すごい親父だなと実感できましたと言うんですね。
父親のことを分かってきたと言います。

両親からも、素晴らしい会社だと感謝され、末永くよろしくお願いします
という手紙をもらうそうです。

初任給で味わう、感謝の気持ちですね。

親孝行月間をやっている会社もあります。
立派な会社は、感謝の心で人づくりをする会社が多いです。

感恩の気持ちを広げることが出来たら、日本がもっと良くなるだろうと思います。
是非これからも、モーニングセミナーにご参加いただきますように、
また、お仲間を誘っていただきますようにとお願い申し上げます。










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Last updated  2005年11月14日 15時12分12秒
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