モノスキー日記

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よきん

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あきの時間@ Re:腰痛・・・・・コルセットに頼りすぎかぁ(04/08) コルセットを外すのが不安でしたが、緩消…
梨木健太郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) だれも見んし、コメントも他にはないね。
中居正郎@ Re:7号食※ を再開しました。(11/07) びっくりのアップ~だれもみんよね。
よきん @ Re[1]:緊急事態宣言 !!(10/19) 銀線名人ぬかしんぼさんへ (^O^)ア(^○^)ハ(…

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2014年05月31日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
5月31日(土)   愛しい人が通る道

 今から約千二百年も前にまとめられた『万葉集』には、日々の仕事の中でうたわれた歌もあります。麻の布を晒す仕事の中でうたわれたものを紹介します。

  多摩川に 晒す手作り さらさらに 何ぞこの子の ここだ愛しき

 歌の意味は、「多摩川にサラサラと晒す手作りの布ではないが、どうしてこの子が、更に更に、こんなにも愛しいのか」という意味です。

 多摩川は、東京都と神奈川県の県境を流れる川です。麻布を川に晒す労働も、このような歌をうたいながら行なえば、疲れも軽くなったことでしょう。

 次は、信濃の国の歌です。信濃は今の長野県で、奈良の都から信濃の国に通じる立派な官道が、この時代に新たに完成しました。

  信濃路は 今の墾道 刈株に 足踏ましむな 沓はけわが背

 この歌は「信濃路は、森を開墾していま出来たばかりの道です。切り株を踏んで足に怪我をしないように、履き物をはきなさい。愛しい夫よ」という意味です。

 愛しい人が通る道を作っていると思えば、頑張り甲斐もあったことでしょう。



職場の教養は社団法人倫理研究所が発行している月刊誌です。著作権は社団法人倫理研究所にあります。
掲載しているこの文章は、知的障がいをもつ弊社のO君が、トレーニングのために入力してくれているものです。
こうして発表の場がありますと彼の喜びにつながります。
やりがいと喜びは継続の源泉になり、2001年5月から現在までずっと続いています。
O君のやりがいに繋がっていることを勘案して公開しています。






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Last updated  2014年06月01日 12時55分46秒
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