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■だから言ったんだ、と誰にも何にも言われていないのに、喚き散らしたい気分になる。終幕後のおなじみのコール合戦に、付き合う気もしない。早く会場を出て、横丁に飛び込んで居心地の良さそうな居酒屋を見つけて、ビールを頼みたい。それぐらい、素晴らしいコンサートだった。■コンサート中盤、ピアニストが登場してのアコースティックのセット。テレビ番組の企画で何度かやったパターンを何曲かやってお茶を濁すのかなと思う。3曲目でさらに4人の弦楽隊が登場。おもむろに弾き始めたイントロに動揺する。・・・『初めて唇を重ねた夜』!!・・・座り小便するかと思った。■舞台監督なのか、事務所のスタッフなのか、♂マークのPなのか、誰が考えたか知らないが、この選曲と演出は完璧。終盤の『LOVE CHANCE』から『絶対解ける問題』の繋ぎなんて、自分で作ったベスト・アルバムまんまだもん。分かってる人はいるんだね。■アンコール。楽しそうに踊るカン娘の3人と弦楽隊。ピアニストどかして自分でピアノ弾き始めるあやや。これはジェームス・ブラウンのパロディ。舞台上も客席もカオス状態。もう可笑しくって仕方がない。正にファンキー。あややのコンサートでこんな気分になるなんて夢にも思わなかった。■だって、あややは5年前にこれをやろうと思えば、出来たんだぜ。セカンド・アルバムのお披露目ツアーなんて『LOVE CHANCE』すら演らなかったんだから。遅きに逸した感もあるけれど、単純に嬉しかった。■俺はこれが観たくて、この5年ぐらいの間頑張ってきたんだ、なんてカッコ付けて言いたくなる。別に大して頑張ってもいないのに。■だから言ったんだ、あややは天才だって。
May 4, 2006
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