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あなたの量稽古、応… New! かめおか ゆみこさん

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森の声

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2025.12.03
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カテゴリ: カテゴリ未分類
戦争反対を叫ぶ人は多いですが、戦争反対を叫ぶだけでは戦争はなくなりませんよ。これは歴史が実証している事実です。それは、戦争が「正義と正義の戦い」だからです。

戦争反対を叫ぶ人は自分の正義に基づいて発言し行動するでしょう。そして、戦争に賛成する人たちを否定・非難してそういう人たちをやっつけようとするでしょう。でもそれもまた戦争です。

戦争に賛成する人にも「国を守るために戦わなければならない」という正義があるかも知れません。軍拡をしたい人はそう考えているのでしょう。(問題は「正義」ではなく「金儲け」のために戦争を仕掛けようとする人も多いことです。)

戦争に関してだけではありません。人は一人一人異なった「正義」を持っています。それが「人間」という生き物の特性でもあります。
その時、「自分の正義」で「相手の正義」を否定すると、戦いが生まれます。夫婦ゲンカもその原理で始まります。

その時、「話し合い」が出来れば「戦い」にまでは進まないのでしょうが、「話し合い」が成り立つためには「妥協」も必要になります。でも、「自分の方が絶対に正しい」と信じている人は妥協などしないでしょうね。
そして、ケンカにまで至るような人は「自分の方が絶対に正しい」と信じているものです。

また、多くの場合「正義」は後付けです。まず、個人的な欲望や恐怖や不安があって、欲望を満たし、不安や恐怖を取り除こうする行為を「正義」として意味づけするのです。人間にとって「自分を守る」という以上の正義はありませんから。

その時、「つながり」から切り離されている人は「自分」だけを守ろうとするでしょう。そして、現代社会にはそのような人がいっぱい居ます。そのような人が多い社会では「個」と「個」のぶつかり合いがしょっちゅう起きてしまいます。



国と国のケンカ(戦争)も同じです。政治・経済・文化などで密接な交流があり、つながり合っていることを実感出来ているような国同士では戦争など起きないのではないでしょうか。

だから、本気で世界を平和にしたいのなら、子どもたちに「他者とつながる方法」を伝える必要があるのです。
子どもたちを競争に追い立て、子ども同士のつながり、大人とのつながりから切り離すことが、戦争を育てているのです。

いくら戦争反対を叫んでも、子どもを「つながり」から切り離し、競争に追い立てていたら意味がないのです。

もしくは、宇宙人がやって来て、「私たちは皆同じ命、同じ地球に支えられ、つながっている仲間である」ということを世界中の人に自覚させるようなこと出来事が起きるかですね。
だれか宇宙人を呼んできませんか。





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Last updated  2025.12.03 09:25:42
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