2016年秋、新しくなった キリンビール横浜工場の工場見学
に行ってみて、「 ビールづくり体験教室
」なるものがあるのを発見! どうやらずいぶん、前からやっていたみたいなんだけど、今回、見学コースがリニューアルされたことで、体験教室の実習室もコースから見ることができるようになったんですね。
早速、息子の高校の元PTAのメンバーを募って、行ってみることにしました。
といっても、WEBで申し込んで抽選なのです。
倍率の高そうな土日を避け、水曜コースで申し込み。
11月に申し込んで、12月に当選発表! 1月分です。
当選しちゃいました!
当日は生麦(京急)集合。駅からはちょっとありますが、おしゃべりしながら歩いてたら結構すぐ?
建物へは工場見学の出口にあたる入り口から入り、まずは受付です。
参加費は1グループ2万円。4人から6人で参加できます。
実習費の他、昼食代、できあがったビール20本&配送料、通常の工場見学&試飲も含まれます。
まずは、全体の流れ等の講習を受け、最初の難関、「どのビールを作るか」の選択に入ります。
これらのビールのレシピは、体験教室オリジナルなので、他では飲めません。
というと、すべてのビールが味わいたくはなるのですが、1グループで1種類。白熱した討議の末、「赤」を選択。
ちなみに、体験教室ではまだ「黒」を作ったグループはないとか。
今回も、3グループがピルスナー、あとはボックでした。
実習室に移動して、実習開始。
コート用ロッカーと貴重品ロッカーに荷物を預けて、エプロンと名札は貸してもらえます。
そして、インストラクターさんと顔合わせ。
1グループに一人ついてくださって、いろいろレクチャーいただけます。
まず、麦芽から麦汁を作っていきます。

赤ビールは、ピルスナー麦芽にクリスタル麦芽とカラメル麦芽を混ぜて使います。
ピルスナー麦芽に酵素が入ってるので、麦芽の中のでんぷんが甘ーい糖分に変わるのです。発酵に使える糖にするために、温度管理して糖化させていきます。
写真の寸胴鍋の上の黒いのが温度計。
これから、温度管理&攪拌の戦いが始まります。
加熱は電磁調理器で、だいたいの火加減は教えてもらえるのですが、混ぜ方などによってもあがり方が変わるので、結構難しいです。
何分で何度あげるというミッションなので、計算機で計算して、タイマーと温度計とにらめっこ、調理器の目盛りを微調整したり・・・。上がった後は温度キープですが、混ぜ方に問題あると、焦げちゃうとかで手は緩められません! 交替しながら、混ぜの作業が続きます。
今回、ピルスナータイプは1つの鍋で煮続ける(インフュージョン法)のですが、赤タイプはデコクション法といって、途中でお鍋の中身の30%を別のお鍋に分けて、別の温度で煮て、また合わせて煮るのです。どうやら、糖とか酵素とかタンパク質とか・・・いろいろな絡みらしいです。
いろんな作業があるので、雑談している間もありません!
途中で麦汁の味見もします。
どんどん甘くなっていくのがわかります。
で、ビールタイプが違うと味も色も違うのはわかるのですが、面白いのは、同じピルスナータイプで同じレシピで作っているはずなのに、グループで味が違う!
いろんな工程で味見をするのですが、また、その度に味の印象も変わります。なかなかに奥が深いです。
さて、糖化が終わったら、ヨード液ででんぷんが糖にかわっているのを確認します。

最初(手前)の麦汁は、反応して真っ黒ですが、できあがったもの(奥)は色が付きません。
ろ過装置に移して、ろ過します。
ろ過したものは、洗った寸胴鍋に入れ、今度はホップを入れて煮ます。

糖度はこんなもんです。
ここで、昼食&工場見学 です。 この間は、インストラクターの方が煮沸してくださってます。
昼食はレストランで、お肉orおさかなのメニューが選べました(朝の講習の時に選んでおく)。飲み物はキリンフリーも選べます。デザート付きです。さすがに、実習中にはアルコールは出ません。
工場見学はちょっぴりショートバージョン。実習中に学んだとこは、パスです。
通常の工場見学では麦汁のテイストがありますが、もうさんざ味見してるからね。
帰ったら、ホップ入りの麦汁、煮えてます。味見すると、かなりビールに近い味になっています。
糖度もはかります。
銅のカップで20度に冷やして、比重ではかります。
ここで、糖度を計算して、発酵した後にできるアルコール度なども出します。
まだ、ホップもタンパク質のカスも入っているので、それを取らないといけません。
ここで、お鍋の中をぐるぐるぐるぐるぐるぐる……と、素早くかき混ぜ「ワールプールタンク」の中で起こっているのと同じような現象を起こします。

すると、不純物が中央に山のように集まって固まるのです。
左がうちの赤ビール、右がピルスナー。随分、色が違います。
端っこからチューブを入れて、上澄み液だけを取り出します。
ただ、それだけだと、まだ麦汁は熱い状態で「酵母」を入れると死んでしまいます。
ということで、適温にするために、氷水につけたアルミパイプの中を通して冷ましながらタンクの中に移していきます。
いよいよ、酵母投入!
酵母は以前の体験教室でできたものを使います。保管庫の中に入っています。


これに、空気を注入して、ここで体験講座はおしまい。
あとは、インストラクターさんが発酵の管理その他をやってくださって、瓶詰して6週間後に自宅に届きます。
この後、試飲コーナーに移動して、受講証(写真入り)の授与式とたーっぷりの試飲。
充実した一日でありました。
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