焼(やぁ~づ)津で旨いものを食べる
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またまたなじみのないタイトルで申し訳ありません。こんなタイトルでブログを書くのはあまりにも衝撃が強かったから。Soulnoteとは新興のオーディオメーカの名前、sa1.0 はそこで出しているアンプの型番です。このアンプ、10万円以上もするのに出力はわずかに10W。このラジカセ並みの出力のアンプ、音はいいんだけど、パワーがなくあちこちでの評判はスピーカーを選ぶというのが一般的です。いわく、20cm以上のウーファーは鳴らない、ユニット数の多いスピーカーはダメなどいろんなクチコミがあります。さて、拙宅のシステムは30年前の200Wx2 のパワーアンプP-508とフロアー型スピーカーS-HE100の組合せ。このフロアー型スピーカーは25cm のウーファー2本とホーン型ツイーターを42Kgのエンクロージャに納めたバブル絶頂期の遺物。これを同じくバブルの名残の重量25kgのアンプで駆動していたのですが、問題はその消費電力。なんと500Wなんです。スイッチを入れしばらくすると天板がかなり熱くなり今の季節は暖房にちょうどいいくらいの発熱量。純A級アンプのL-550よりも多い発熱です。こんなアンプじゃ電気代がかかってしょうがないと消費電力がノートパソコンなみのSoulnote sa1.0の導入に踏み切りました。ネットで評判を調べてみると上記のように毀誉褒貶さまざまで、常識的には拙宅のスピーカーに組み合わせるのはかなりの冒険です。しかし、わがS-HE100の特徴は出力音圧レベルが96dB/W/mときわめて高いこと。もしかするとこの非力なアンプでも鳴ってくれるかもと試してみました。梱包を開けると出てきたアンプはM-508に比べて大きさ、重さも半分くらい。スピーカーと結線し恐る恐る音出ししてみました。注目はM-508と較べた低音の出方、同じくらいのレベルなら我慢しようかと考えていたのですが全然違いました。低音は同じように出ていますが迫力はsa1.0の圧勝。どこが違うんだろうと耳を澄ませてみるとsa1.0のほうが音域がずっと低いところまで出ています。しかもボワンとした出方ではなく、きっちり締った重低音です。かつてS-HE100を導入したときコントラバスの音程が判ると喜んだのですが、今思うとそれは倍音成分を聞いていただけ、sa1.0ではコントラバスそのものの音が聞き取れます。中高音は前評判に違わず繊細、優美な分解能の高い音で超高域まで澄み渡っています。S-HE100のホーンスピーカが能力一杯に働いていました。M-508の音を耳障りだと嫌っていたうちのもsa1.0には合格点を出してくれました。ヴァイオリンソナタではヴァイオリンの何ともいえない色気が漂います。クォードのスピーカ11Lで感じた色気が化粧をした女子高生の色気なら、こちらは素肌美人の色気です。意外だったのは、このアンプに換えて音楽のダイナミックレンジが広がったこと。もちろん大音量はマンション住まいの小生では試す余地がないのですが小音量で音像がくっきりしているのです。以前のアンプの小音量の音楽が月夜の野原のタヌキとすると、sa1.0のそれは月夜の野原の白鳥です。小さな音でも注意するとくっきり音像が浮かび上がるのです。ヴァイオリン協奏曲のカデンツァのピアニッシモもあざやかに表現されます。通常聞くやや大きめの音量ではsa1.0のボリューム位置はせいぜい9時方向。雷雨の日にでも大音量を試してみようかと思いますが、当面はおあずけです。Soulnote sa1.0とS-HE100の組合せ、両者のいいとこ取りの絶妙な組合せです。なかなか機会はないと思いますがチャンスがあればお試しください。
2012.11.15
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