「免疫整体 ここ一番」院長の日記

「免疫整体 ここ一番」院長の日記

2006年11月20日
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カテゴリ: 健康ライフ



われわれの耳は外耳で外の音波を集め、中耳へとそれを伝える。
すると、中耳の鼓室の鼓膜が振動して内耳に届く。

内耳は聴覚器官であるばかりでなく、平衡器官でもある。

内耳に伝わった音振動は、聴覚受容体である蝸牛の形をしたコルチ器官に行き着く。
そして、いよいよここから大脳皮質聴覚領にいたる神経の通る路へと踏み入っていくのである。

この聴神経の経路は、第1から第5まで、ニューロンの伝達のためのスイッチの切り替え点をクリアし、側頭葉に到達する。
ここまでの経路は狭く、かつ細い「脳幹部」にあるが、この先、聴覚の中枢である側頭葉の上部へと音信号が伝達されていく。
そこが聴覚領野である。


ここを切除すると、音がどこから聞こえてくるのか、その音源の方向が分からなかったり、音の持続している時間が判断できなくなったりする。

それでは、右脳か左脳の聴覚中枢のどちらか一方がダメ-ジを受けたとき、どちらかの耳の音が聞こえなくなったりするのだろうか。
幸いなことにそんなことは起こらない。
しかし、左右両方の聴覚中枢が障害されると、耳は音波を集めて脳に送っても、それを音として受け取ることができなくなる。

耳(聴覚)がとらえた音波は、周期性がないと脳は騒音と解釈し、周期性のあるものは音楽と受け止める。
そして、音楽は右脳で、言葉や意味のある音は左脳で処理されていく。

われわれが、甘い恋の言葉をささやかれたとしても、聴覚がいかれていては何も響いてこない。
道を歩いていて、後ろからスピ-ドを出した車が近づいてきても、それを危険な音として察知することもできない。
聴覚は音を振動としてとらえながら、ついには、人間の感情をゆり動かし、理性を働かせ、芸術・文化を創造するものへと変貌し、音は、聴覚から脳へと伝わって、価値ある音として姿を現すのである。

(つづく)





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最終更新日  2006年11月20日 10時11分12秒
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