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数日前に精神病院に受診に行く。肝臓の数値が若干悪く・・・「お酒飲んでないですか?」などと聞かれる。酒など飲む気は、全く無いので少しガックリする。まあ、職業柄アルコール専門医としては、当然の質問なのだろう・・・齢60過ぎてもアルコール医療という激務をこなす超人的な主治医・・・・受診が始まり一年半経っても確定診断がつきかねるというやりとりや障害年金制度の様々な不備について少し話す。重度の神経症の人が年金を受けられないケースがままあり、病名が統合失調やうつ病ならすんなり貰えるという傾向。「一応」と言葉を置き。現在までの病状を書き、年金申請をしてみましょうとのことになる。来月の受診日までに書類を書いてくれるそうだ。年金事務所の方では、「障害がどれだけ生活を困難にさせているかで年金の受給は、決まります。」そんな話を主治医と以前したが、「あちらは、いつもそう言うのだ。だけど実態は違う。」申請しても、お金がおりるまで半年ほどかかる。受給決定だけでも数ヶ月・・・・以前していた障害福祉という仕事上、この国の障害者政策の大よそのことは、知っている。興味ある方は、以下をご覧あれ♪http://www.syougai.jp/nenkin/flow/flow001.htmlhttp://www.kijikiji.com/consultant/mean/syogaisya.htm国連が進める障害者人権条約に則れば、わが国の障害者は、現行の5%台から20%台に軽く跳ね上がるだろう。当事者や、その家族や関係者達の血の滲み出るような苦労の末に、少しずつ改良されてきた現行の制度がある。それでも・・・・・先進国などと、とても呼べないわが国のお粗末な現状。声を上げていくしか無いのだ。自殺などする位なら・・・・・生活に困窮する人々や障害者や失業者や年寄りが一致団結したほうが、よほど良い。ほんの1人握りの官僚や金持ち、それに連なる政治家によって、これ以上、この国の人間や自然や生物が食い物にされては、いけないと思う。ある、重度の車椅子に乗る女性が、僕にこう言ったことがある。「障害者が不幸な社会は、健常者にとっても不幸な社会なんです。」命を粗末に扱うこの国の悪習が簡単に改まるとは思えないが、それでも少しずつ良くなっていく事を願いつつ・・・(-∧-)合掌・・・
2012年02月25日
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軍部ファシズムの四本柱「統帥権・臨軍費・実力者・組織の名誉」の底にあったものは何か。それは「死の哲学」であり、帝国陸軍とは、生きながら「みづくかばね、くさむすかばね」となって生者を支配する世界であった。それは言論の支配でなく、死の沈黙の支配であり、従って「言葉なし」である。 生きながら自らを死者の位置においた者との対話は、塔上の自殺志願者の説得以上にむずかしい。否、それは原則的にいえば不可能である。まして、その志願者と自分とが、「日本という断ち切れぬ綱」で結びつけられていれば、その志願者は、ハイジャッカー同様、死の力で生者の上に絶対的な支配権を振いうる。そのものに「ああしろこうしろ」と命ぜられれば、だれでも、どんな苦役にでも超法規的に従うであろう。 帝国陸軍の暗い支配力の背後にあったものは、この「死の支配力」であった。それは集団自殺の組織にも似て、それに組み込まれた者が、その中心にあって、すでに死者の位置に自らを置いている者の支配から逃れられない状態に、よく似た状態といえる。それは、一億玉砕というスローガンに表われ、住民七千を強制的に道連れにしたに等しいマニラ防衛隊二万の最期に現実に表われ、沖縄にも表われ、それらの状態はすべて、本土決戦のありさまを予想させていた。 だがそれが明らかになればなるほど、この「死の支配者」に、すべての者が、心理的に依存せざるを得なくなって行く。八月十五日の高見順氏の日記は、この関係を示している。これは、そうなって少しも不思議ではない。人が、死に打ち克つことができない限りは――私は、暴君ネロと奴隷制という「死の臨在による生者への絶対的支配」の下に生きた使徒パウロが、なぜ「死に克つ」こと即ち死の支配を克服することを解放と考えたか、わかるような気がした。 「死の臨在による生者支配」には、自由は一切ない。人権も法も空文にすぎない。そして人がいずれはこの世を去るということは、死の臨在が生者を支配することと関係はない。そしてこの「死の臨在」による生者への絶対的支配という思想は、帝国陸軍の生れる以前から、日本の思想の中に根強く流れており、それは常に、日本的フャシズムの温床となりうるであろう。『一下級将校の見た帝国陸軍』山本七平著そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも雑作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。 このことは、過去の日本が、外国の力なしには封建制度も鎖国制度も独力で打破することができなかつた事実、個人の基本的人権さえも自力でつかみ得なかつた事実とまつたくその本質を等しくするものである。 そして、このことはまた、同時にあのような専横と圧制を支配者にゆるした国民の奴隷根性とも密接につながるものである。 それは少なくとも個人の尊厳の冒涜(ぼうとく)、すなわち自我の放棄であり人間性への裏切りである。また、悪を憤る精神の欠如であり、道徳的無感覚である。ひいては国民大衆、すなわち被支配階級全体に対する不忠である。 我々は、はからずも、いま政治的には一応解放された。しかしいままで、奴隷状態を存続せしめた責任を軍や警察や官僚にのみ負担させて、彼らの跳梁を許した自分たちの罪を真剣に反省しなかつたならば、日本の国民というものは永久に救われるときはないであろう。『戦争責任者の問題』伊丹万作著福島の原発震災から一年が過ぎようとしている。この一年僕自身は、報道や情報に関心があまり無かった。原発震災・・・・浜岡原発の危険性などを幾度か過去に調べ。わが国の地震と原発の関係性は、まるでロシアンルーレットのようだと書いたことがある。自身が思ったよりも早く嫌な予感が現実化しただけのことだった。原発の撤廃、自国エネルギー源の確保、首都機能の分散、その気になればやれるはずなのに・・・・殊にバブル期など絶好の機会だったはず・・・何故?と考えていくと冒頭の2人の人物の言葉を思い起こす。僕が子供の頃・・・・30年以上も昔から東海沖地震や直下型関東大震災に関しては、9月前後には、必ず話題となっているのにも関わらず。世界史上最悪の原発震災を体験し、多くの人間が無残に亡くなり、今も尚寄る辺無き被災者が多く苦しむ中で・・・「日本の国民というものは永久に救われるときはないであろう。」という伊丹十三の父親の言葉は、重い。冒頭の山本七平の言葉を読めば歴然なように一時期の日本は、まるで国中がオウム真理教のようなものだったのだ。では?現在は?未来は?果たして?(-∧-)合掌・・・
2012年02月22日
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あれだけ書いていた文章も正体不明の病状の為、書けなくなる。書くことに注ぐほどのエネルギーが無い。書きたいことは、山ほどあれど・・・傷病手当も今月で切れサテコレカラドウシタモノカ?などと埒のあかない自問自答が寝床で繰り返され多いときで20時間も寝てるような日々が続く。起きてる時間は、歴史についての本や思索に耽ることが多い。アト、PS3やミクシーアプリなどに時を費やす。堀田善衛が書いた「上海日記」には、唸らされた。中国人女性が結婚の晴れの日に日本人軍人に嫌がらせを受け。その蛮行を止めに入った堀田は、日本人軍人にタコ殴りにされ・・・・「日本人が中国で行っていることは、こういうことだったのか・・」という水上勉が書いた「瀋陽の月」も僕にとっては、久々の名品だった。軍事力や経済力に優る者が劣るものを奴隷化し蔑み甚振るという構図は、人類史に普遍的な現象かと思う。白土三平のカムイ伝なども再読する。現代でも商業誌に掲載するのは、難しいかと思うような内容を自費で「ガロ」を創刊しこれでもかというくらいにわが国の暗い歴史を抉った「カムイ伝」西洋に目を向ければ、今やタブーとなった。ユダヤ人の歴史をイスラエルの大学教授が書いた本なども読む。知るほどに我々の抱える問題の根深さに呆然とする。ヨーロッパにおけるユダヤ人に匹敵するほどの差別や虐殺を経験したあるアメリカ先住民の男がいる。オジウェー族の血をひき、ブラックウルフというインディアン名をもつその男は,アメリカ文明の抑圧や差別政策により自己の基盤を喪失しアルコール依存症に陥るが・・・・風の精霊により自分を取り戻したという。文明に襲われ殺された先住民の子孫が文明に犯され酒に溺れる。AAという断酒会に通い大学院に通い依存症の研究をしながら気づいたことは祖先の言葉だったようだ・・・・メディソン・マン<呪術医>は言う。「恐怖そのものに傷つけられることなどあるものか?あなたが恐怖に動かされなければ恐怖はあなたを傷つけることはできないのだ。みずから恐怖にのみこまれてしまったら恐怖があなたの主人になる。」恐怖に立ち向かう伝統がアメリカ先住民の伝統の中にあったことを知ったブラックウルフは、インディアンの癒しの技術の手法と哲学が素朴な言葉の中で語られ、現代の多くの悩める魂をあるべき場所へと導くという。精霊の言葉を聞くようになったブラックウルフは、数多くの文明に侵された人々を助け続けているという・・・・・風の精霊の言葉を詩にしながら・・・・あなたが本来の自分であること。宇宙に対してあなたにはそうある責任がある。自分の本当の姿を思ってあなたがぞっと身震いするなら身震いすればよい!あなたは壊れやしない。怖れずにはばたけ、自分自身になれ!!あなたの心の中の家にやすらぎがある。急げば急ぐほど、あなたは家から遠ざかる。家から遠ざかるほど、心は空っぽになる。この空虚さが心の中にいっぱいになると、外に代わりを求めるようになる。中毒、またの名をアイデンティティの侵食への扉が大きく開け放たれる。頭をあげよ目をあげよすべてを尊重せよ何もおそれるな。あとは精霊世界が面倒を見てくれる。あなたという存在の中心内なる井戸に立ち戻れそこでは、あなたたちの祖父たちや祖母たちがささやいている。ここがあなたの心の中心あなたの精神、肉体、魂の結び合ったところここはあなたを惑わす欲望や恐怖のはざまの空白地帯。ここでは、自己から目をそらされることはない。あなたの心臓の鼓動の中の大いなる精霊に耳を傾けよ。あなたいう存在の中心に立ち戻り耳を傾けよ。「アメリカン インディアン 聖なる言葉」ブラックフルフ・ジョーンズ&ジーナ・ジョーンズ著加藤諦三 訳・解説 何万年にも及ぶアメリカ先住民の歴史の中には、罪という概念が無かった・・・・それが何故かは以下の言葉を読めば理解可能かと思う。心が乱れたり、体が病んだら歩いてきた道を振り返ってみる。家族のあいだに調和が保てれば人生は成功だ。慎ましく食べ、慎ましくしゃべる、誰も傷つけない。泣くことを恐れるな。涙は心の痛みを流し去ってくれる。過去を忘れ、心から怒りを消し去れ。どんな強い人間もそんな重荷に耐え続けることはできない。1人の子供を育てるには村中の努力が必要だ。どんな動物もあなたよりずっと多くを知っている。自然から離れれば、こころが頑なになる。夢は人より賢い。夢の意義は大きい。精霊が情けでひとを導いてくれるのだ。 すべての夢は同じ網から編み出される。宗教はどれも神に帰る踏み石にすぎない。神への道はいくつもある。神の名は無意味世界にとってほんとうの神は愛なのだ。 感謝する理由がみつからなければ落ち度はあなた自身にある。 死は存在しない。生きる世界が変わるだけだ。 死により私は生まれる。口論を正当化することは出来ない。人々の心に真の平和が宿るまで国と国との間に平和はやってこない。過ちを見てそれを正そうとしなければ過ちを犯した者と同罪だ。自然に逆らう文化は野蛮だ。地球に見捨てられた人は生きていけない。祖先の生き方に還るのは、文明の後退ではない。私の前を歩くな、私が従うとは限らない。私の後を歩くな、私が導くとは限らない。私と共に歩け、私たちはひとつなのだから・・・・・自分が大切だと思うことを次の世代に引き継ぐ。人に与え与えられるのが人生。どんなことも7世代先まで考えて決めなければならない。知識でなく知恵を求めよ。知識は過去の産物だが智恵は未来をもたらす。エリコ・ロウ著『アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉』より抜粋。僕自身の病も大いなる精霊に耳を傾け生き方の修正によって治癒するのかも知れない。などと思いつつ・・・・・(-∧-)合掌・・・
2012年02月21日
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車の上に積もった雪を落とし地元の年金事務所に行く。ザバンドの名盤ラストワルツなどを聴きながら雪道をトロトロと道に迷いつつ辿り着く。自身の年金記録の確認や障害年金の説明を受け書類を貰う。年老いた人々のかなり切羽詰った話し合いや怒号、哀訴・・・・そんな人々の声を聞きつつ・・・国民年金を40年払ったとしても受給額7万円くらいか?厚生年金を貰う人の金額も様々だろうが、国民年金以下と言う人は、稀だろう。年老いても健康で働き続けられれば一番なのだろうが・・・・人それぞれ様々な事情により生活に窮する人の数は、増え続ける。障害年金を受ける人の数もまた・・・・どこか暖かいところで海でも眺めて暮したいな・・・・などとボンヤリ思う。その方が早く健康になれそうな気がする。錯覚に過ぎないかもしれないが・・・年金事務所に行くも本当の所は、どうでもいいかな・・・と、かなり投げやりなのだ。でもまあ、手続きだけは、しとこうと投げやりな気持ちをうっちゃりつつ年金事務所の担当事務員と話す。現在の自分の病状なら間違いなく受給されるだろうと思いつつ・・・心に傷を負った不幸の佃煮のような人々と長いこと関わり自身もまた、病み精神に関わる疾病の多くは人間関係の雑多なストレスから起こる。将来や生活に不安を抱える家庭。人間を企業の要求に沿うような鋳型にはめるかのような教育機関。利潤と効率に徹する企業の在り方。この国のストレスの過剰は、限界を遥かに超えたかのように僕の目には、映る。この国の企業活動に適応することは、ある意味人間をやめることでもある。しかも、大して必要でもないものを作り売るという虚無的な何か?数字に追われ、脅迫的な生を強いられる人々の多さ・・・若い世代が第一次産業に希望を託し転職する気持ちが僕には、よくわかる。僅かながらの人間性を失いたくないのだ。こんなことを書いてると僕が10代の頃に流行った。ある、麻薬に犯されたドイツ人少女の手記を思い出す。虚無的な集合住宅、失業を怖れ脅迫的に働く大人たち。つまらないことで夫婦喧嘩をする親。離婚する親も多い。そんな中でヘロインやコカインによって孤独や虚しさを埋めようとする多くの若者。薬物を得るための犯罪行為。そして、薬物による早すぎる死。そんな苦界から脱出した少女は、様々な自らの経験を書き映画化もされる。最後にこう述べる。愛を愛とだけ信頼を信頼とだけ仲間たちとやりとり出来るそんな共同体で暮してみたいと・・・・僕も海でも眺めつつそんな場所で暮してみたいなあ・・・などと思うのであります。(-∧-)合掌・・・
2012年01月10日
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去年から今年にかけて入院していた時に一緒だった人が9月某日亡くなる。まだ、30過ぎの女性だった。外来で受診中に入院している人から聞いたのが最初だった。数日前、この人と結婚した50過ぎの男性から電話が来た。2人ともアルコールの問題を抱えていた。あれこれ話をするも「病気だとしか言いようがないし、生き残るには、それなりの行動をとるしかないでしょう・・・」そんな会話をした。自分自身がアルコールから遠ざかって18年。今現在も得体の知れない症状に支配される。セカンドオピニオンには、2件の病院を選び行ってみた。何種類かの病名の可能性を指摘される。主治医と話すもお互い大学病院での他の科目での精密検査には、積極的になれず時は過ぎる。大好きな生き物たちの世話をするのもシンドイ時もあり、どんよりした気分を助けてくれるのは、様々だが、今、「二ノ国 白き聖灰の女王」というスタジオ時プリがアニメを担当したゲームをやっている。アルプスの少女ハイジを筆頭にルパン三世など宮崎、高畑コンビのアニメを幼い頃より見て育った僕としては、ゲーム画像のアニメを見て感無量の想いが何回かした。何かに感動したり、楽しめたりしている内は、まだ大丈夫だろう・・・と自己分析しつつ生と死の狭間に居る様な寝てばかりいる状態が続く日々をうっちゃる。寝てる間に様々な夢を見て起きると自分は寝てる間に何処かに行った来たような感じがする。楽しい方の夢では、ビートルズの面々と演奏を楽しんだり、「BABY IT'S YOU」というジョンがリードで歌う曲をリンゴがサビを歌う。夢の中の本物のリンゴより歌が上手いのだ。僕もギター弾いたり歌ったりと・・・・かなり不思議な夢だった・・・・・そうでないほうの夢では・・・・ハイテクな北朝鮮のような超監視矯正社会の中で・・・自分は、何故か女子高生で仲間とともに命がけの脱走劇を繰り広げるというSF映画のような夢を見たりもする。昔のままの家族や親戚もよく夢に出てくる。不思議と温泉宿などに泊り、皆でワイワイと騒いでいる。そんな夢うつつの日々の中で訃報がポツリ、ポツリと届く。年老いたり、病気になったり・・・人は、今までと違う状況に置かれた時に状況や環境や自身とどう向き合うか?という難題を出される。生きているだけで良いのでは?ただ、存在しているだけで・・・そのことが非常にわかりずらくなっているからこそ病気も災害も必要なのかも知れない。不必要なものの無駄なものも何も無い。などとよく言われるがこのことが心に落ちるまでには、様々な経験が我々には、必要なようだ。死に直面した日々を過ごす死刑囚が、ごく稀に全人格が変貌し感謝の日々を送るような何かが・・・自身もこの国も世界も・・・似たようなことかも知れないな・・・・今後ますます荒れ狂うであろう世界の負の波を予期しつつ祈らずにいられぬ自分がいる。ただ、それだけで良いのだ。と思いつつ・・・・(-∧-)合掌・・・
2011年12月28日
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「第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう。」「第二次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』(パレスチナ地方にユダヤ人国家を建設しようとする人々)の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。」「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」 http://hexagon.inri.client.jp/floorB1F_hap/_floorB1F_ap.html上記の文書は、100年以上昔のとある手紙の一説だと流布されている。この手紙を書いたアルバート・パイク(Albert Pike、1809年12月29日 - 1891年4月2日)は、南北戦争時の南部連合の将軍。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%AFこの文章を現代の状況に即して書いた人がいます。http://nikusiminorensa.at.webry.info/201111/article_11.htmlこの文書が有名なシオンの議定書のようにおそらく捏造されたものでは?と書く人もいます。http://tukasagumi.exblog.jp/17185398/古典的なユダヤ陰謀論の典型サイトhttp://www.anti-rothschild.net/main/07.html歴史的な背景のひとつ・・・http://satehate.exblog.jp/8022382/というようなことをずっと考えてきている。わかりやすく例えよう日本は、アメリカに思いやり予算と称し、在日米軍基地及びその家族に莫大な貢物を贈る。我々の税金で!!アメリカは、日本以上にイスラエルに貢物を贈る。だとすればアメリカは、イスラエルの属国だという見方も出来る。イスラエルの国家建設をパルファオ宣言に代表されるイギリスの三枚舌外交云々で説明される世界史。しかし・・・・パルファオ宣言より以前からパレスチナの土地を購入したり強奪したりしてきたのは、ロスチャイルド財閥であることは、間違いない。ロスチャイルドの力抜きにイスラエル建国がありえただろうか?という疑問と・・・戦争のエンジンとしてのイスラエルという国家それに貢ぐアメリカという国家。そういう文脈から眺めるのならば、9.11の実行犯は、モサドだろう。これを見て見ぬ振りをし戦争のおこぼれに預かったアメリカ政官財の腐敗の度合いは、まるで中世末期のバチカンのようだ。広瀬隆の労作「赤い盾」を読みつつ。もうひとつ「ユダヤロスチャイルド世界冷酷支配年表」アンドリュ-ヒッチコック著という本を眺める。この本にも冒頭のパイクの手紙が出てくる。卑近な例をもうひとつ出そう。反日という言葉だ。対立や紛争を煽り。国家や民族を対立させる情報戦略。「悪魔の詩」というイスラム教祖を冒涜する本がベストセラーになり世界中のイスラム教徒を激怒させたりこれを翻訳した日本人が殺されたりこういった出来事の裏に誰がいるのか?と考えるならばやはり、人が死のうが、飢えようがそれがビジネスになり、金になれば良い。というイデオロギーで現代という時代は動いているのだと思う。日本の一部官僚が自らの利権を手放さず、国民は、困窮し国家が崩壊しかけているように・・・・この世界は、一部の強欲な人々の手によって崩壊しかけているのだと思う。この国の企業家や政治家や官僚に少しでも良心があるならば東京電力は、倒産しているはずだ。それだけの甚大な被害は出ている。我々が信じるということが何故出来なくなったか?ATMでお金を振り込もうとすれば「詐欺かもしれませんよ?」というメッセージが流れる・・・そんな時代に我々は生きている。忘れられないニュースがある。とあるアパート経営者が家賃がいつも振り込まれるはずの家賃が振り込まれないので不審に思い、警察の立会いのもとで部屋を訪ねるとそこには、白骨化した死体があったという。自動引き落としで家賃は、死後も支払われ続け、貯金が無くなったことによって、この人の死は、発見されたという・・・・この人の死は、報道で知らされたから、まだしも救いがあるのかもしれない。イスラエル兵が戯れにおもちゃを路上に置き、そのおもちゃを喜んで拾い、遊ぶパレスチナの子供達の死は、報道されることは無いのだ。おもちゃには、爆弾が仕込んであるのだ。およそ、国家や企業の犠牲になった人々の死は、知りようも無く。知りようも無いながら、漠然とではあるが・・・パイクの書いたと言われる書簡の通りに歴史は動いている。と感じる。そんな昨今であります。病状の方は、相変わらず。健康に悪いと知りつつ歴史の謎と現代の検証のために読んだり、考えたりと・・・・幾らかは、元気になった証拠かもしれません。(-∧-)合掌・・・
2011年12月21日
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「19歳の時、九州の三菱炭鉱に徴用された。そこでは、120人ほどの韓国人が働いていた。飯炊きが私の仕事だった。バラックの寮が5つあり、そこで共同生活をした。苦しいから逃げ出す人もいた。逃げた人を捕まえては、鼻に針金をつけて牛みたいに引きずっているのをみた。」「喘息で苦しんでいます。胃も痛い。足腰が痛くてよく歩けない。原爆を受けなかったらこんな体には、ならなかった。8月6日は暑い日だった。暑い日になると今でもはっきりと思い出す。火傷しれ地べたに寝転びながら「水をください。水を下さい。」と言っていた人たちのことを私の人生は戦争によって終わってしまった。したいことがあったのに全てが吹き飛んでしまった。核を使ってはいけない。これほど恐ろしいものは、無い。今でも生きているのが信じられない。ああ、もう何も思い出したくない。話したくない。辛い人生だった。」「海のむこうのヒロシマ・ナガサキ」太田 康男著より著者に関しては↓をhttp://www.info-fresh.com/index.php?pages=seikatsu&type=detail&no=915くわしく知りたい朝鮮人被爆者問題http://www.no-more-hiroshima.com/zaigai/siritai.htm朴の歩んだ歳月を通して在日被爆者問題を考える。 http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0208/genbaku/rensai/anohi/「海のむこうのヒロシマ・ナガサキ」は、近所の古本屋で100円で購入。重い重い言葉と写真の数々が羅列される。重い言葉の数々が文章を書く気力も削がれた僕に少し力を与えてくれた。日本人が未だ抱える大きな問題が浮き彫りにされる。こういった言葉を教科書に載せて欲しい。歴代のアメリカの大統領は、日本に原爆を投下したのは、正しかった。と言う。確かにわが国は大きな過ちを犯した。だからと言って原爆の投下が正当化されるわけは、無い。東京電力は、津波によって原発震災が起きた。と言う。しかし津波が来る以前に原発は壊滅状態にあったと言う。これだけの大惨事が起きてもわが国は、原発を他国へ輸出するという。我々は、まるで自分の尻尾を食べ続ける蛇のようなのだ。他者の痛みを感じずに・・・何をもってしたら我々の愚かしき営みの数々が改まるのだろうか?などと思いつつ自身の愚かしさを思えば難しいな?と思う。しかしながらやはり安らぎや平和や健康を希求せずにはおれない・・・・声なき声を聞きつつ・・・(-∧-)合掌・・・
2011年12月04日
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相も変らぬ廃人28号は、寝たり起きたりの日々を過ごす。新薬サインバルタが少しは効いてきたのか食欲が少し出てくる。気の流れとエネルギーが入るように寝床を少し工夫した。そのせいもあってか「赤い盾」広瀬隆著を読む気になる。ロスチャイルド一族の歴史を書いた上下巻2段組の活字は、読み辛い・・・我が家にあるのは、初版本。あまりに、読み辛いのと本が分厚く重いので文庫を注文した。僕にとっては、ロスチャイルドの歴史は、山口組の歴史に似てるかと思う。「この国に差別がある限りやくざは、いなくならない・・・むしろ必要とされる・・・」と名言を吐いた山口組の名親分とユダヤ人を祖に持つロスチャイルド一族は、やけに重なる。この辺りの、わが国の差別の歴史を詳細に描いた名著に白土三平の「カムイ伝」がある。陰湿で残忍ないじめや自殺が絶えないわが国の根っ子には、差別の問題が大きく横たわっている。山口組の親分の名言と似たような諺がユダヤ人には、ある。「全財産を売り払ってでも娘を学者の嫁にしろ。」差別や抑圧を受ける人々の生き残るための戦術。それ故のノーベル賞受賞者の多さ・・・血で血を洗う我々の歴史。爵位を幾つも一族が貰いバチカンの金庫番にまで上り詰めたロスチャイルド。その表の顔と裏の顔。ユダヤ人マフィアに関して欧米のマスコミは、ほとんど伝えることが無い。金の価格を決め、世界中のウランを手中に収め、原子力産業の重鎮でもあるロスチャイルド。かたや、ワイナリーを営み、華麗なる荘園を造営し、慈善事業にも惜しみなくお金をつぎ込む。南アフリカの金銀ダイヤ鉱山とアパルトヘイトも彼らの親玉オッペンハイマー一族の為せる技だ。わが国がロシアと戦ったときに日本国債を買ったのがユダヤ人、ジェイコブシフと表向きはされてきたが・・・ここにロスチャイルドが絡んでいないはずもなく・・・・ナチスのホロコーストに憤り、原爆製造の可能性を時の大統領に伝えたユダヤ人アインシュタイン。その延長線上にある我が国の原発震災。そんな気の遠くなるようなことを考えつつ・・・ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒の三つ巴の戦いの中心地イスラエル。イスラエルの中心街には、ロスチャイルド通りというのがある。現在、虐殺され差別を受け続けるイスラム教徒の時代がまもなく来るのかも知れない。その昔、キリスト教徒もローマ帝国に残忍に虐殺され続けた。ユダヤ人の国は、ローマ帝国に崩壊された。現代をこの世の春と謳歌している人々もしばらく時が経てばどうなるかわからない。個人も国家も栄枯盛衰なのだろうから・・そして、ロスチャイルド家の紋章「赤い盾」の赤い色は、ユダヤ人の夥しい血の色なのだろうか?などと思う朝。こんな話に関心がある方は、以下のサイトをご覧あれ♪(-∧-)合掌・・・http://hexagon.inri.client.jp/floorA4F_ha/a4fhb400.htmlhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E5%AE%B6
2011年10月25日
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他人によって傷つけられるものは、自分のエゴイズムだけである。谷川徹三笑うときには大口あけておこるときには本気でおこる自分にうそがつけない私そんな私を私は信じる信じることに理由はいらない地雷をふんで足をなくした子どもの写真目をそらさずに黙って涙を流したあなたそんなあなたを私は信じる信じることでよみがえるいのち葉末(はずえ)の露(つゆ)がきらめく朝に何をみつめる小鹿のひとみすべてのものが日々新しいそんな世界を私は信じる信じることは生きるみなもと谷川俊太郎父徹三と子俊太郎の谷川親子の言葉を眺める。さして理由は、無い。もう少し言葉を並べよう。いままでふり返ってみて、大きな不幸と思われることが、実は大切な人生の曲がり角であったと思われてならない。三浦綾子あらゆる破滅からの救いと更生は、愛のなかにあります。 ドストエフスキー病気は、お互いが唯一無二の存在であることを気づかせ、きずなを強くしてくれるものだとも思います。海原純子病をわずらっても、それがまた、人生の深さ・広さを知る、貴重な体験になります。松下幸之助すべての人は、自分の中に医者を持っています。アルベール・シュバイツァーわたしたちの癒しの力は、わたしたち自身が持つ愛や友情のなかにあります。パッチ・アダムス君が教訓を学んだ相手は、君を賞賛し、親切をほどこし、味方になってくれた人々だけだったのか?君を排斥し、論争した人々からも大切な教訓を学ばなかったのか?寒さにふるえた者ほど、太陽の暖かさを感じる。人生の悩みをくぐった者ほど、生命の尊さを知る。世界中の誰もが自分を称賛しても、私は一人静かに満足して座っている。世界中の誰もが私を見捨てても、私は一人静かに座っている。一般に、特権を備えた特別な地位を獲得するために大衆から抜きん出ようとする野心が存在する。 しかし人生の真の巨匠は、大衆の単なる一部であることに偉大さと成功を見る。共通の地盤ほどよき効用のあるものはない。私は種子を蒔きました。あなたが仕事を引き継ぐためにです。ホイットマン闇を追い払うことができるのは光のみ――憎しみを消し去ることができるのは愛のみ――マーチン・ルーサー・キングと。ここまで言葉を並べると自分の書くべきことは、何も無し。(-∧-)合掌・・・
2011年10月09日
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世の中を思へばなべて散る花の我が身をさてもいづちかもせむ風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬ我が心かな惜しむとて惜しまれぬべきこの世かは身を捨ててこそ身をもたすけめ身を捨つる人はまことに捨つるかは捨てぬ人こそ捨つるなりけれあはれあはれこの世はよしやさもあらばあれ来む世もかくや苦しかるべき西行の歌をフト読みたくなりいくつか拾ってみた。精神科のセカンドオピニオンを受ける。他の科での精密検査を勧められる。次に行く病院は、総合病院なのでどうなることやら・・・・ビートルズを聴きながら枯れ葉舞う札幌の街を車で走る。ランダムに設定したMDから不思議とLET IT BEが流れてくる。いたちは、亀の水槽に入り込み。犬は、こつの上に乗り僕は、パソコンに向かう。枯れ葉舞う札幌の街の片隅で・・・・流れたえぬ波にや世をば治むらん神風すずしみもすその岸西行の歌がふさわしい朝。(-∧-)合掌・・・
2011年10月07日
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財政破綻、放射能汚染――“ジャパンリスク”を嫌気した富裕層の「日本脱出」が始まった! 2011年10月3日 週刊ダイヤモンド編集部 【11/10/08号】 ○流出し始めた富裕層「海外に資産や家族を移転したい」。そんな依頼が金融機関に相次いでいる。依頼主の多くは巨額の財産を持った富裕層たち。いったい何が彼らを突き動かしているのか。その実態を探った。「日本に帰る気なんてサラサラないよ。放射能リスクはまだ消えていないし、日本人には意外に聞こえるかもしれないけど、政情不安が増しているからね」日本批判を公言して憚らないのは、香港の金融機関を退職し、目下、転職活動中の30代の日本人男性だ。彼は日本の大手証券を振り出しに国内外の金融機関を渡り歩き、若くして億単位の財産を築いた資産家でもある。完全に祖国であるはずの日本に見切りをつけている。政策が二転三転する民主党政権の政策運営については特に手厳しく、「減税を主張していたかと思えば、いきなり増税を叫び始める。海外からすると正気の沙汰とは思えない政策がまかり通り、このままでは財政破綻は避けられない」とこき下ろす。海外と比較した場合の日本政府の放射能に対する意識の低さも問題視している。そのため、子どもの健康リスクを考えて、仮に仕事の都合で帰国することになったとしても、家族は海外に残して、単身赴任すると決めている。○スイスに資産移転 不動産購入も海外で 震災、放射能、急速に進む円高、財政破綻懸念──。今の日本は、さまざまな“ジャパンリスク”に見舞われている。リスクに敏感な富裕層たちは、祖国に見切りをつけ、動き始めている。確かにこれまでも保有資産を海外に逃避させる富裕層は少なからずいた。海外と比べて税率の高い相続税などの課税を回避するためだ。そうした状況が、震災とそれに続く原発事故を分水嶺として、大きく変わりつつある。放射能リスクを嫌って、外国人が大挙して日本脱出を図ったのは記憶に新しいだろう。ただ、それは日本の富裕層も決して例外ではなかった。国内のある大手信託銀行には震災後、「キャッシュをスイスなど海外の銀行に移したい」といった要望が相次いだ。実際に数億円規模で資産移転したケースもあったという。http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/232.html認定NPO法人日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信大病院(ともに松本市)が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7・7%)の甲状腺機能に変化がみられ、経過観察が必要と診断されたことが3日、分かった。福島第1原発事故との関連性は明確ではない。旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1986年)の被災地では事故から数年後に小児甲状腺がんが急増しており、JCFは今後も継続的に検査が受けられるよう支援していく方針だ。 調査は原発事故から逃れて茅野市に短期滞在していた子どものうち希望者を対象に7月28日、8月4、18、25日に実施。130人は73家族で生後6カ月~16歳(平均年齢7・2歳)。医師の問診と血液検査、尿検査を受けた。 甲状腺は成長に関するホルモンをつくる。今回の調査で1人が甲状腺ホルモンが基準値を下回り、7人が甲状腺刺激ホルモンが基準値を上回った。甲状腺機能低下症と診断された例はなかった。信大病院の中山佳子小児科外来医長は「現時点では病気とは言えないが、経過観察の必要があるので、再検査を受けるように伝えた」としている。 ほかに、2人の男児(3歳と8歳)が、甲状腺がんを発症した人の腫瘍マーカーにも使われる「サイログロブリン」の血中濃度が基準値をやや上回った。サイログロブリンは甲状腺ホルモンの合成に必要なタンパク質。甲状腺の腫瘍が産生したり、甲状腺の炎症で甲状腺組織が破壊されたりすることで血中濃度が高くなるが、健康な人の血液中にも微量存在する。 原発事故で放出された放射性物質のうち、放射性ヨウ素は、甲状腺が甲状腺ホルモンを合成する際にヨウ素を使うため、人体に取り込まれると甲状腺に蓄積、甲状腺がんや機能低下症を引き起こす。 JCFの鎌田実理事長(諏訪中央病院名誉院長)は「いろいろ意見はあるが、被ばくの可能性は捨てきれないと思う。継続してフォローしていくのはもちろん、福島の新たな希望者がいれば、健康調査の枠を広げるつもりだ」と話している。10月04日(火) 信濃毎日新聞http://www.shinmai.co.jp/news/20111004/KT111003ATI090018000.htmlそれからですね、もう一つ文科省が今度は航空機を使って測定した、おっしゃるセシウム蓄積量の数字があります。これをそれぞれの県別に測って順々に発表しているんですが、これによると、セシウムの汚染の帯が、首都圏にまで及んでいることが地図をみるとわかります。今回千葉県と埼玉県の汚染の地図が公表されたんですが、千葉県の一部でこういう数字があります。1平方メートルあたり、3万ベクレル~6万ベクレル。これはどういう数字なんでしょうか?(小出氏)1平方メートルあたり、4万ベクレルを超えるような汚染物は、放射線管理区域の外にあってはいけません。ですから、3万から6万といううちの、ほとんどですね。要するに4万を超えるものは、管理区域の外にあってはいけない。つまり、そこは管理区域に指定しなければいけない、そういう汚染が千葉県にも及んでいるということです。これ、ほっておいていいんですか?(小出氏)本当はいけません。ですから、日本が法治国家だというのであれば、そこは放射線管理区域ですから、私のようなごく特殊な人間以外は立ち入ることすら許さないということにしなければいけません。法律を守るんだったら、「一般の方々は、そこの地域から出ていってください。」ということになるわけですね?(小出氏)はい。法律を「守る限り」はそうなります。http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/184.htmlこんな記事を眺めつつ子供の頃の学校での地震の避難訓練を思いだした。子供心に大地震が関東を襲えば東京の下町に逃げ場など無いのに・・・・・などと思いつつ関東大震災を再現できる消防署の車などをみんなで見た覚えがある。箪笥は倒れ、人は立っていられないほどの地震・・・少なからず近い未来にそんな東海沖地震は、起きる。そうなることを想定すれば富裕層が海外へ逃げ出すのは当然かと思う。関東での大地震の負債と世界恐慌が、わが国を勝ち目の無い戦争への狂気に走らせた。だとすれば・・・・・そんな過去と今の現実を思いつつわが国がこんな状況でも円高が進む現状は、もはや世界経済も末期症状だろうとやるせない思いで一杯だ。そして・・・・・・東京電力に47人(8月末)の官僚が天下りしていた問題について、東電の山崎雅男副社長は26日の衆院予算委員会で「国家公務員だけではないが、(約50人の在籍は)間違いない」と認めた。枝野幸男経済産業相は「事実関係を調べた上で国会にも報告し、適切に対処したい」と答弁し、東電への経産官僚らの天下りについて、同日付で調査を指示したことを明らかにした。 多数の天下り官僚の存在は毎日新聞の取材で判明した。東電には、歴代の事務次官や資源エネルギー庁長官らが副社長として天下りしてきた。外務、財務各省などの天下りポストもあり、官民のもたれあいが原子力安全規制に影響したとの批判が出ている。【和田憲二】毎日新聞 2011年9月27日 東京朝刊ま、どうもならんなこりゃと深く深く思うのであります。(-∧-)合掌・・・
2011年10月05日
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にゃんこ王国とは、上記の画像のことでミクシーアプリのマイキングダムというゲームのこと。ホリモツやぶた牧場など泡のように消えていく。僕の好きだったアプリたち。ミクシーとつるんでるHappy Elements株式会社が運営するマイキングダムとて例外では、無いかもしれない。売り上げが上がらなきゃ消えていくのだろう。画像右下の刃物を持ったタコ。タコ公園という建物をようやく2つ手に入れたので記念にパチリとウィンショットでUP。私事を少し書けば、病状の方は、相も変わらず寝たきり状態でありまして・・・・今週は、セカンドオピニオンを受けに某病院に参ります。脳みそのMRIなども撮るようなので金は、かかりそうですが・・・何か少しでも手がかり足がかりが掴めたらな。などと思っております。新しく処方された新薬のサインバルタを服用しても目立った効果も現れず。睡魔と気分の荒みや落ち込みなどをうっちゃりつつどうやらこうやら生きてる按配です。ミクシーと言えば、僕に連絡を取りたがってる幼馴染がいるようでして・・・ミクシーをやってる東京の旧友経由で連絡がありました。13歳だった従姉妹の白血病による急死や姉の統合失調の発病、そして自身のアルコール依存の発症などで旧友と旧交を温める所か自身の命すら危うかった20代・・・・そんな20代の頃に北海道に移り住み早くも20年近くが経ち。ま、人生色々であります。僕と連絡を取りたがってる友達の思い出は、ケンカと甲子園でしょうか?中学の頃の一時期毎日のようにケンカしていた友が補欠とはいえ。甲子園に行った。そんなことを思い出しつつ・・・・ 原発事故が子供たちと経済に与えた影響 ―― チェルノブイリの教訓(1986年発表論文) http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201109/Ramberg.htmなどという文章を眺めつつ・・・・ま、人生、自身の思い通りなどならず、なるようになるさ・・・などと自問自答しております。隅田川で泳いだら死ぬ光化学スモッグ近所の荒川の奇形魚やくらげが大量発生したり。。。僕らが子供時代に経験した公害を遥かに凌ぐ放射能汚染。そして自身の病と身内や仲間の病と死。様々なことを思い起こしつつも自身の心の底には、深い悲しみがある。それだけが、ハッキリとしてくるようです。我々の儚い生と愚かしき営み。自身の愚かしさを考えてもやはり、今ある世界の現実は、たやすくは、解決できぬだろうと思いつつも過激な環境変化を生き延びるための遺伝子の変化。それが、我々の星地球に住む生き物の定めだということは、間違いないようです。海が凍りになった時代を生き延びたバクテリア。火山が大噴火を続けた時代を生き延びたウィルス。そんな、生と死を繰り返しつつ・・・・我々生命体は、この星で生きてきたのであります。(-∧-)合掌・・・
2011年10月02日
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災難に逢う時節には、災難に逢うがよく候。死ぬ時節には、死ぬがよく候。是ハこれ災難をのがるる妙法にて候.良寛和尚のこの言葉を時折思い起こす。良寛和尚に興味がある方は、↓を御覧あれ♪http://www2.ocn.ne.jp/~who/simple/ryoukan.htmlhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%AF%E5%AF%9B疲労感や過眠の状態が続き食欲も無く先も見えずじわじわと病に侵食され気分が滅入るそんな、心が折れた時に思い起こす良寛和尚の言葉。冒頭の言葉とともに思い起こす良寛和尚の俳句。淡雪の中にたちたる 三千大千世界(みちあふち)またその中に 沫雪(あわゆき)ぞ降る散る桜 残る桜も 散る桜裏を見せ表を見せて散る紅葉そんな良寛和尚の言葉を眺めつつ頷きつつ深く心で詠むそんな日もある。(-∧-)合掌・・・【送料無料】良寛
2011年09月25日
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Like a rolling stone かつてあんたは綺麗な服を身にまとってたすべてがうまくいってたときのあんたは 浮浪者に金を恵んでやってたっけそうだろう?みんな言ってなかったか「気をつけな。落ちていくだけだぞ」ってでも、あんたは冗談だと思っていた街角をうろついてるような奴らのことをあんたはよく笑い者にしていたっけ今、あんたは大きな声で話さない今、あんたは自慢しようとしない次の食事にありつくのに、街をうろつかねばならないことをどんな気分だ?どんな気分がする?家がないってのは誰にも知られないってことは転がる石のように生きることは一流の学校に通っていたよね、ミス・ロンリーでもわかっただろ、あんたはただしぼりとられていただけなんだ誰も道端で暮らしていくことなど教えてはくれなかったあんたは今それに慣れていかねばならないわけのわからない浮浪者になど けっして譲歩したりしないそうあんたは言っていたね でも彼らの空虚な目を覗き込めば 今ならわかるだろう彼らだってただアリバイを売ってるわけじゃないことをそして今のあんたは 彼らに取り引きをもちかけているどんな気分だ?どんな気分がする?ひとりぼっちで向かう家もないってことは誰にも知られないってことは転がる石のように生きることは手品師や道化者があんたのところにやってきてあんたをおかしがらせようとしたときしかめっ面をする彼らに あんたは振り向きもしなかったそれがひどいことだって わからなかったんだな自分がやる代わりに 他の人達にひどいことをさせていたわけさそうするべきじゃなかったねあんたは肩にシャム猫をのせた外交官とよくぴかぴかの車に乗っていたすべてがはっきりした今 つらくないかあいつに本当はそんな気なんてなかったんだとただ、あんたから取れるだけ取っていっただけなんだとどんな気分だ?どんな気分がする?ひとりぼっちで向かう家もないってことは誰にも知られないってことは転がる石のように生きることは塔の上のお姫さまと綺麗に着飾った人達は酒を飲んでいる うまくやったと思っている素晴らしい贈り物などを 交換し合ったりしているでもあんたはそのダイヤの指輪をはずし 質に入れたほうが良さそうだ落ちぶれたナポレオンと 彼が言った言葉をあんたはひどくおもしろがっていたよなさぁ、彼のところへ行くんだ呼んでるぜ 嫌とは言えないはずだなにもない時は なにも失わない今のあんたは透明だ あんたには隠すような秘密などないどんな気分だ?どんな気分がする?ひとりぼっちで向かう家もないってことは誰にも知られないってことは転がる石のように生きることはBob Dylanの詩を思い起こしつつ・・・ベッドの上で転がり続ける日々の中わが身に起こったことながら寝たきりのような日々を過ごす病態を意味不明に思う。精神科のセカンドオピニオンを受けようと思い。主治医と相談し紹介状を書いて貰いあちらこちらに電話をかけ2件ほど受診することにした。精神科のセカンドオピニオンというのは、ほとんどやていない・・・・医者や病院を変えるというのも二の足を踏む人が多い・・・何件か電話して引き受けた病院は一件。もう一件は、普通の受診となる。確定診断が一年経てもつかない。それが、第一の理由でもうひとつは、転がる石のように生きる・・・・ということだろうか?生と死、闇と光そんことを考えることが多い。一枚のコインの裏と表。中国人は、陰と陽という言葉で表した。陰の中に陽が陽の中に陰が相克する事物が森羅万象を生み出した。そんなことを思いつつ政治も経済も袋小路に吸い込まれていくような時代を生き。我々の営む文明そのものがディランの詩そのもののように思えてくる。だとしても・・・それは、それで避けようの無いことなのかもしれない。嘘や法螺が真実のように語られ。何が嘘で何が真実か?ますます見分けがつかなくなって行く。管理や画一化は、ますます進み。その先にあるものは?などと思う。「本当に重要なことはただ一つー生の中に、善性と愛と英知を伴った行為があるということです。善性は個人のものでしょうか?それとも集団のものでしょうか?英知はあなたのものや、私のものや他の誰かのものでしょうか?もしそれがあなたのものや私のものであれば、それは英知でも愛でも善性でもありません。もし善性がある特定の人の好みや結論によって決められた、個人または集団のものであれば、それはもはや善性ではありません。善性は個人の裏庭にも集団の広場にもありません。善性はその両方から自由なときにだけ花開きます。この善性、愛、英知があるとき、行為は個人や集団とは無関係なのです。善性を持たないため、私たちは世界を個人と集団とに分け、さらにその集団を宗教や国籍や階級によって数え切れないほどのグループに分けています。これらの分離を作り出しておきながら、私たちは新しいグループを結成してーそれもまたほかのグループから分離したものにすぎません。ーそれに橋をかけようとします。すべての大宗教は人間に同胞愛をもたらすために存在しているように思われていますが、実際にはその妨げになっているのです。私たちが耐えず力を注いでいるのはすでに腐敗したものの改善にすぎません。私たちは腐敗そのものを根本的に絶滅しようとするのではなく、ただそれを並べ変えているだけなのです。」 「自己の変容」クリシュナムルティ著(-∧-)合掌・・・
2011年09月20日
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山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹(さお)させば流される。意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい。 住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。「草枕」夏目漱石著http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/776_14941.html悪を正して、善に導くべき、と説く者もいるだがそれもまた、うたかたの熱意にすぎぬ勝った負けたも、個と自我の実在を信じ込ませる罠にすぎぬわたしはただ俗塵を離れた心でいたい青い空に白い月風が澄んだ空気を運んでくる 一休禅師著人生について我欲を働かせてもどうなるものでもない。三升の米があり、一束の薪さえあれば、名利を求めて、塵にまみれることもないではないか。夜の雨を、草庵の中で静かに聞いていれば、天地の間に、平和に生きていける。良寛和尚著寝たきりのような暮らしが一年を過ぎ。あちこちに電話などかけ他の病院に行くことや様々な治療法などを考えつつ先人の深い言葉を噛み締める小雨降る肌寒い札幌の夜更け(-∧-)合掌・・・
2011年09月11日
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精神科に通い始め一年が経つ。病状が改善されないので8月5日の受診よりジェイゾロフトからサインバルタに薬が変わる。月1回の受診が2回となる。ネットに繋げるのは久しぶり。PS3でバトルフィールドバッドカンパニー2というオンラインで世界中の人と戦争ごっこをする。最近は、地雷で戦車を倒すのが楽しい。犬の散歩を少し出来るようになる。食欲は無いので最近は、緑茶にミネラル豊富な砂糖を入れ牛乳を加え飲む。当事者として職業人として長い付き合いの主治医との会話がようやくかみ合ってくる。誰に逢っても元気に見えるらしい・・・・病人には、見えないようなのだ・・・・しかし。。。寝たり起きたり睡眠時間は、ゆうに15時間ほどに倦怠感、疲労感は、あいも変わらず・・・最初は、僕の病状を軽いと思った主治医もアプローチを変えてきた。ミクシーのアプリもやる気力無し・・・近況としては、3匹居た亀のうち小亀を小学生に譲る。熱帯魚の世話の方は、ようやく・・・・国民年金の全額免除を申請する。一年寝倒し低空飛行な日々は、続く。病状と薬の副作用がほぼ重なるので処方する主治医も大変かと思う。こちらは、こちらで当初は、一年も休めば・・・などと思っていたが・・・自身が思っていたよりダメージは、大きいようだ。今日は今日とてクソ暑い日々が続く札幌もようやく夜は涼しくなり心配している人も多いかと思い。日記をしたためる。病気慣れと言っては、変かもしれないが・・・アルコール依存と重度のヘルニアを患った時期を思えば今回の病気など序の口だよなぁ・・・などと思いつつこの一年で一番驚いたのがゲームの進化の速度だろうか?DSやPSPをやりPS3でバトルフィールドバッドカンパニー2をやって驚愕した。オンラインゲームにはまり過ぎて死人が出るのも頷ける。読書の方は、孔雀王全編を再読中。日本神話のアマテラスとスサノオについてこの数年何回も考える。荻野真も僕と似たようなことを考えている。農耕の神アマテラス。狩猟の神スサノオ。仏教と神道蘇我と物部稲作の伝播と天皇制蝦夷を筆頭とする撲滅された日本先住民たち・・・わが国の縄文と弥生という文化は、武家と公家という制度に置き換えられるかもしれない。人類の自然破壊の始まりは、農耕文化だったはずで・・・それ以前の文化は、アメリカのネイティブなどが伝承している通り。木を一本切るとき、7代先の子孫を思えなどという言葉が代表するように。先住民の智慧のうほうが、我々文明人より賢かったようだ。国債、自然破壊、戦争どれをとっても現代文明は、未来を食い尽し。我々の子孫やこの星で生きる生き物たちに莫大な負債を残している。そんなことを思いつつわんこやいたちやかめさんと戯れる時。彼らの愛らしく悠々とした姿に心絆される。自然とともに生き。そこからエナジーを得ていた古代人。それらを失った我々現代人。病んだ日々を過ごす中でそんなことを思うことが多い。(-∧-)合掌・・・
2011年08月11日
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完全休養して一年が経とうとしている。その間、入院が4ヶ月ほど。当初は、本でも読めるかと甘く考えていたが読めず。状態の良い時は、寝ながらのゲームなら出来るので、DSやPSPでドラクエやFFシリーズなどを堪能する。最近は、放置していたPS3でバトルフィールドバッドカンパニー2という戦争ごっこゲームにはまる。オンラインで世界中の人と戦争ごっこをする。英語とロシア語、様々な言語が飛び交う中で戦争ごっこをする。「HEY!!BOY]と40過ぎたおじさんがどこの誰だかわからない異国の人に助けられつつ、ヨレヨレと戦場に向かう。早いときは、数秒で殺されたりする。どこから打たれたかもわからず・・・・上手くいくと敵の戦車を破壊したりする。「GOOD JOB!!」などと誉められる。僕は、音声マイクは、使用しないので様々な言語を聞きつつブルーレイディスクとダウンロードした2000MB近い情報・・・・ゲームの進化とプレイヤーの職人芸に舌をまくばかり。綺麗な自然のCGにリアルな戦場ゲーム。敵に見つかり、すぐに殺されるので工兵専門で隠れながらスウェーデン・旧FFV社製の携行無反動砲。M2カールグスタフATで職人達の支援をしする。突撃する職人の前方の建物の破壊など・・・駄菓子屋で買った銀玉鉄砲で遊んだ時代に戻りつつ・・・・話を戻し病状についても少し寝汗が悪化。睡眠時間流し・・・一日述べ15時間ほど・・・食欲あまり無し。ハーブや様々なお茶やスパイスをブレンドし砂糖、牛乳を加え。自家製「チャイ」を常飲する。風呂が好きだったが、入る気にならない・・・・家にいる生き物達の世話も出来ないことがある。仕事を辞めストレスや負荷がかからない状態で冷静に自己判断すれば・・・ある程度の回復まであと数年は、かかるだろ。どの程度回復出来るかわからねど・・・・・そんな日々の中広瀬隆の名著「チェルノブイリの子供たち」という文庫本を本棚から引っ張り出して読む。今回の福島原発事故と重ね合わせつつ・・・親からも引き離され隔離された病棟で自分がどこにいるのかもわからずに放射能障害で死んでいく子供達・・・そしてこれからわが国で起こるであろうことを想像しつつチェルノブイリの事故とアフガンへの侵攻がソビエトを崩壊させ未曾有の国家的危機を招いた。ほぼ、似たような状況にわが国もある。しかも・・・・京という単位の放射性物質が福島から世界中に拡散している。チェルノブイリですら億単位だったのだ・・・・水と大気の循環そして食物連鎖。決して除去できず生物を死に追いやる放射性物質。劣化ウラン弾を筆頭とする新たなる核兵器。日常的な化学物質の使用による環境汚染。様々な事象と自らの病状を重ね合わせつつ。フロイトが言った。死の本能「タナトス」という言葉を思い出す。我々は、それと知らず穏やかな暮らしをを希求しつつ死や破壊や滅亡を望んでいるのかも知れない。我々の創造と破壊という背反する営みの繰り返し。そんなことを思った。(-∧-)合掌・・・★ラッピング受付中★新品★(PS3)[BEST]バトルフィールドバッドカンパニー2アルティメットエディションBattlefield Bad Company2
2011年07月14日
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私は、原発事故にかんして国民全体に責任があるという考え方には反対です。電気の無駄使いについては責任があるかもしれません。でも、私たちは(原発の)危険性についてどれだけ知らされていたでしょうか? 学校で習ってきたでしょうか? むしろ、学校の掲示板に、原発はクリーンなエネルギーで、安全で不可欠なものだというポスターがはってありました。そうしたポスターや作文の募集もありました。それをしたのは、東京電力と国です。そんな教育をうけた私たちが、原発はあぶない! つくらないほうがいい! という意見をもつことができたでしょうか。これからみんなで話し合って、大人が何を間違えたのか、を考えていく必要があると思います。(神奈川県鎌倉市・小5)毎日新聞より京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、これからの日本人は、生きていく上で次のような「覚悟」が必要だと話す。「福島第一原発から放出された放射性物質は、県境を越えて日本中に広がっています。いや、国境さえも軽々と乗り越えて、世界中に広がっています。もはや地球上に、この汚染から逃れられる場所はないのです。放射能は目に見えないし感じることもできません。だからこそ行政はしっかりと線量を計測し、知らせなければならない。そして我々はどこにいようが、その数値に注意を払わなくてはならないんです。3・11を境に、私たちの世界はそんな場所に変わってしまった。そして私たちは、そこで生きていくしかないのです。」週刊現代より武田邦彦氏(中部大学)の文章など眺める。http://takedanet.com/やるせない気持ちでこれらの文章を読みつつ(ノ_-;)ハア…てな感じになる。僕自身の見解では、わが国の原発推進の歴史は、エネルギーの問題とともに核兵器開発の問題でもあるかと思う。非核3原則なんて言葉は戯言で、米軍基地に核兵器が無いわけが無いだろうし・・・・核兵器を持ちたくてウズウズしている政治家その他大勢は、ウヨウヨ右翼右翼いる。さらにげんなりしたこともある。アフリカで、古くなった核兵器を原発燃料用に再生しようとする動きだ。原発産業のもうひとつの顔は、軍需産業だろう。ゴア宣伝部長とともに核兵器廃絶を訴えるオバマ。そんな政治家を影で操る多国籍企業の裏の顔は、マフィアよりたちが悪い。ちょいと考えてももうどうもならんな。と1人で納得する。政治に経済どれを眺めても終わらない破局にしか映らない。スーダンにおける米中の対立がよくわかる映像が以下にあります。http://www.youtube.com/watch?v=6idE_RBKaiU&feature=relatedこの映像では、中国側が悪のように報道されているが、紛争地帯に武器を販売することこそが軍需産業の利益である限り、当然様々な国々がスーダンに武器を販売している。古くは、朝鮮戦争、イランとイラクの戦争。儲けたのは、金貸しと軍需産業。死ぬのは、無関係な人々。そして最近では、アメリカによるイラクやアフガンへの軍事侵攻。以下の記事も中国悪玉論なのだが・・・http://chinachips.fc2web.com/repo6/61a080629.htmlダルフール紛争・・・・についてはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB%E7%B4%9B%E4%BA%89これらの記事には、出てこないが、子供が誘拐され強靭な兵士に仕立て上げられる。飛び切り残酷な方法で・・・・国際世論は、中国を悪玉のように報じるが、植民地時代より白人種が世界でやらかしたことに比べれば中国の悪行などまだまだ序の口であります。広島に原爆を落とした飛行機エノラゲイを誇らしげに博物館に飾るアメリカという国。まともに抗議すら出来ないわが国。そんなことどもと冒頭の子供の意見がやけに重なる。嘘と法螺で塗り固められたこの残酷な世界で・・・・などと世界を眺めると暗澹としてくるので少し距離を置きつつあいも変わらず寝たきりの日々は続き先日、病院に行けば、薬が一錠増え。まあ、そんなこんなの日々であります。PSPやら、DS3なんかを買い揃え。寝床で日々をうっちゃりながら暮しております。PSPのジャンヌダルクというゲームが面白かったなぁ・・・・半ば現実逃避的にゲームをやりつつも・・・我々が戦いや競争という輪廻から抜け出せるか否か?と考えてばかりおります。尽きる所罪深き業深き生き物なんだよなあ・・・・我々人間は・・・そんなことどもを考えつつ・・・・寝るかなあ・・・世界の平和を祈りつつ・・・(-∧-)合掌・・・
2011年06月23日
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「ポグロムが近日中に起こることは誰にでも予知できた。ポグロムのアピールが流布され、公式の『県報』には血に飢えた記事が載り、時には特別の新聞が発刊される。オデッサ特別市長官は自分の名で挑発的な布告を出した。地固めができ上ると、その方面の専門家である客演俳優たちが登場する。彼らとともに不吉な噂が無知の大衆の中に浸透する。ユダヤ人が正教徒を襲撃するために集まっているとか、社会主義者が聖像を汚したとか、学生たちが皇帝の肖像を破いたとか。大学のない所では、自由主義的なゼムストヴォ参事会や中学校すら、噂の対象となる。物騒なニュースが電信で、時には権威筋の保証つきで各地に伝えられる。その間に技術面での準備工作は完了している。まず最初に血祭にあげるべき人物と家宅のブラックリストが作成され、全体の戦略方針が練られ、近郊からは一定数の飢えた禿タカどもが召集される。 予定された日になると、寺院で祈祷が行なわれる。主教が式辞を述べる。僧侶を先頭に、たくさんの国旗を掲げ、警察署から持ち出したツァーリの肖像を手にした愛国的行進が始まる。絶え間ない軍楽隊の演奏。両側と末尾には警察。県知事は隊列に挙手の礼をし、市警本部長は公衆の面前で黒百人組の有力メンバーに接吻する。沿道の教会は鐘を鳴らす。『脱帽!』、群衆の中には他所から来た指導者や、現地の私服警官が混っている。しかし着替える暇がなかったのか、制服のズボンをはいている者もまれではない。彼らは鋭い眼つきで周囲を見まわし、群衆をけしかけ、そそのかし、何をやっても構わないという意識を吹き込む。そしておおっぴらな行動に出るためのきっかけを探っている。手始めにガラスが割られ、手当たりしだいに出会った者に殴りかかる。居酒屋に押し入り、際限なく飲む。軍楽隊はポグロムの軍歌でもある『神よツァーリを守りたまえ!』を飽きずにくり返す。 きっかけが見つからなければ、でっちあげられる。屋根裏部屋に踏み込んで、そこから群衆めがけて、たいていは空砲なのだが、発砲する。警察の連発拳銃で武装した親衛隊は群衆が恐怖のために狂暴さを和らげることのないよう気を配っている。彼らは発砲の挑発に応えて、あらかじめ目星をつけておいた建物の窓に一斉射繋を浴びせる。商店は破壊され、愛国者の行進の前に、掠奪されたラシャや絹の服地が敷きつめられる。自衛する者から反撃をくらうと正規軍が加勢に出る。正規軍は自衛する者に一斉射撃を2、3度浴びせ、射程外の者をも気絶させる。偵察のためのコサック騎兵中隊、指導者格の挑発者や警察官、副次的役割を果たすために雇われた連中、儲け話があったら一枚加わろうという志願者などを含むこの徒党は、前後から兵士のパトロールに警備されながら、血に酔いしれて街中をねり歩く。浮浪者が君臨する。1時間前は警察と飢えに悩まされておびえきっていた奴隷がいまや自分を無制限の独裁者と感じている。やりたい放題、すべてが許される。富と名誉、生も死もすべて意のままだ。一度やってみたい。だから老婆をピアノといっしょに3階の窓から放り出す。乳児の頭を椅子でめった打ちにする。群衆の眼の前で少女に暴行する。生きた人間の体に釘を打ち込む、等々。家族を全員皆殺しにする。家に石油をかけて火事を起こす。窓から飛びおりた者にはすべて、舗道の上で棒で殴りかかる。群れをなしてアルメニヤ人の養護施設に侵入し、老人、病人、婦人、子供を斬り殺す、等々。熱にうかされ、酒気と狂暴さですっかり正気を失った脳髄から生れる乱暴抄汰、それを前にして歯止めはなにもない。なんでもできるし、なんでもやる。『神よツァーリを守りたまえ!』。 死者を目のあたりに見てたちまち白髪になってしまった青年。斬り殺された両親の屍に気が狂ってしまった10歳の少年。旅順包囲であらゆる恐怖を経験してきたが、オデッサのポグロムの数時間を耐えることができず、永遠に理性を失ってしまった軍医。『神よツァーリを守りたまえ!』。血まみれとなり、焼けただれ、気も転倒した犠牲者たちは救いを求めて悪夢の恐怖状態の中をもがいていた。ある者は死者から血だらけの上着をはいでそれをまとい、死体の山の中に1昼夜、2昼夜、3昼夜と横たわっていた。ある者は将校や掠奪者や警察官の前にひざまづいて両手をさしのべ、塵挨の中を這いずり、軍靴に接吻して助けを願い出る。酒気を帯びた高笑いが答える。『おまえらは自由を欲していた。これがそれだ』。ボグロム分子の地獄の政治的モラルはまさにこの言葉の中に言い尽くされている。血にむせびながら、浮浪者は突進する。なんでもできるし、なんでもやる。」トロツキー著「1905年ポグロム分子の策動」よりこの問題について関心のある方は↓を御覧あれ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%B8%BB%E7%BE%A9こういった西欧各国およびロシアの状況の中で日露戦争は、起きた。日本国債を売るように命ぜられた高橋是清は、どこの国でも日本国債の買い手が見つからない中でユダヤ系アメリカ人銀行家ヤコブシフと出会う。500万ポンド分の日本国債をシフが引き受ける。その後のロシア革命、2回の世界大戦、イスラエル建国、核兵器の開発。歴史上ユダヤ人が果たした役割は、大きく現代でも多大な影響を及ぼす。キリストを殺したユダヤ人、金に汚いユダヤ人・・・・中世ヨーロッパ人口を激減させたペストもユダヤ人のせいとされ。井戸にユダヤ人が毒をまいたから・・・というでっち上げのもとトロッキー描くところの惨劇がヨーロッパ各地で起こる。有名どころでは、自動車会社フォードの創設者ヘンリーフォードが私費を投じてユダヤ陰謀論を自費出版する。日本の本屋で山積みされる陰謀論の元祖のような本だ。この本も宇野正美らの本が売れるので邦訳された。アメリカ国内でも新聞の不動産売買広告にもクリスチャンオンリーとかユダヤ人差別は、歴然としてあった。そんなことを知るに至りボブディランやポールサイモンがユダヤ系アメリカ人だったと知るとなるほどなあ・・・・などと思った。ディランの祖先は、ロシアのポグロムから避難したように思われる。日本では、関東大震災の折に、ポグロムとほぼ似たようなことが在日朝鮮人に対して行われた。日本の部落差別も西洋のユダヤ人差別と似たり寄ったりかと思う。日本人とユダヤ人の関係で言えば、米占領軍の憲法をたったの一週間で書き上げたのがユダヤ人だったりもする。アメリカ国内に於いて良いユダヤ人とは、死んだユダヤ人だ。などという言葉が流布する中で狭い大学の門戸を潜り抜けたアメリカのユダヤ人がアメリカで果たしえぬ理想を日本国憲法に持ち込んだかと思う。こういったことを考えるといつも1人の詩人を思い出す。「よく生きてきたと思う」竹内浩三よく生きてきたと思うよく生かしてくれたと思うボクのような人間をよく生かしてくれたと思うきびしい世の中であまえさしてくれない世の中でよわむしのボクがとにかく生きてきたとほうもなくさびしくなりとほうもなくかなしくなり自分がいやになりなにかにあまえたいボクという人間は大きなケッカンをもっているかくすことのできない人間としてのケッカンその大きな弱点をつかまえてボクをいじめるなボクだって その弱点はよく知ってるんだとほうもなくおろかな行いをするとほうもなくハレンチなこともするこのボクの神経がそんな風にするみんながみんなでめに見えない針でいじめ合っている世の中だおかしいことにはそれぞれ自分をえらいと思っているボクが今まで会ったやつはことごとく自分の中にアグラかいてるそしておだやかな顔をして人をいじめるこれが人間だでも ボクは人間がきらいにはなれないもっとみんな自分自身をいじめてはどうだよくかんがえてみろお前たちの生活なんにも考えていないような生活だもっと自分を考えるんだもっと弱点をしるんだボクはバケモノだと人が言う人間としてなっていないと言うひどいことを言いやがるでも 本当らしいどうしようひるねでもしてタバコをすってたわいもなく詩をかいていてアホじゃキチガイじゃと言われ一向くにもせず詩をかいていようかそれでいいではないか以前にも紹介しましたが竹内浩三は、1945年23歳の若さでフィリピンで戦死した詩人です。自殺者が毎年3万人を超すそんな国に暮らし子供が親に殺された、いじめを受け自殺した。そんなニュースにも鈍感になり。寝たきりの生活も長くなり祝福の言葉など唱えつつまた寝るかな。アイルランドの古い祝福の言葉道がつねにあなたの前にありますように。風がいつもあなたの背中を押してくれますように。太陽があなたの顔を暖かく照らし、雨があなたの畑にやさしく降り注ぎますように。そしてふたたび会う日まで、神様がその手のひらで、あなたをやさしく包んでくださいますように。(-∧-)合掌・・・
2011年06月15日
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「死と愛と孤独」原民喜 原子爆弾の惨劇のなかに生き残つた私は、その時から私も、私の文学も、何ものかに激しく弾き出された。この眼で視た生々しい光景こそは死んでも描きとめておきたかつた。「夏の花」「廃墟から」など一連の作品で私はあの稀有の体験を記録した。 たしかに私は死の叫喚と混乱のなかから、新しい人間への祈願に燃えた。薄弱なこの私が物凄い饉餓と窮乏に堪へ得たのも、一つにはこのためであつただらう。だが、戦後の狂瀾怒濤は轟々とこの身に打寄せ、今にも私を粉砕しようとする。「火の踵」「災厄の日」などで私はこのことを扱つた。 まさに私にとつて、この地上に生きてゆくことは、各瞬間が底知れぬ戦慄に満ち満ちてゐるやうだ。それから、日毎人間の心のなかで行はれる惨劇、人間の一人一人に課せられてゐるぎりぎりの苦悩――さういつたものが、今は烈しく私のなかで疼く。それらによく耐へ、それらを描いてゆくことが私にできるであらうか。 嘗て私は死と夢の念想にとらはれ幻想風な作品や幼年時代の追憶を描いてゐた。その頃私の書くものは殆ど誰からも顧みられなかつたのだが、ただ一人、その貧しい作品をまるで狂気の如く熱愛してくれた妻がゐた。その後私は妻と死別れると、やがて広島の惨劇に遭つた。うちつづく悲惨のなかで私と私の文学を支へてゐてくれたのは、あの妻の記憶であつたかもしれない。そのことも私は「忘れがたみ」として一冊は書き残したい。 そして私の文学が今後どのやうに変貌してゆくにしろ、私の自我像に題する言葉は、死と愛と孤独恐らくこの三つの言葉になるだらう。……十数年も着古した薄いオーバーのポケツトに両手を突込んで、九段の濠に添ふ夕暮の路を私はひとりとぼとぼ歩いてゐる。「屍の街」原民喜私はあのとき広島の川原で、いろんな怪物を視た。男であるのか、女であるのか、ほとんど区別もつかない程、顔がくちゃくちゃに腫れ上って、随って眼は糸のように細まり、唇は思いきり爛れ、それに痛々しい肢体を露出させ、虫の息で横たわっている人間たち……。だが、そうした変装者のなかに、一人の女流作家がいて、あの地獄変を体験していたとは、まだあの時は知らなかった。「なんてひどい顔ね。四谷怪談のお岩みたい。いつの間にこんなになったのかしら」と大田洋子氏は屍の街を離れ、田舎の仮りの宿に着いたとき鏡で自分の顔を見ながら驚いている。それから、無疵だったものがつぎつぎに死んでゆく、あの原子爆弾症の脅威を背後に感じながら「書いておくことの責任を果してから死にたい」と筆をとりだす。こうした必死の姿勢で書かれたのがこの「屍の街」である。銅色に焦げた皮膚に白い薬や、油や、それから焼栗をならべたような火ぶくれがつぶれて、癩病のような恰好になっていた。これは、この著者が目撃した、惨劇の一断片であるが、こうした無数の衝撃のために、心の傷あとはうずきつづけるのだ。著者は女性にむかってこう訴えている。 生きなくてはならない一人の女の右手が、永久にうしなわれて行くのでしたら、戦争そのものへの抗議と憎悪が日本中の女の胸に燃え立つはずです。「ヒロシマの声」原民喜ペン・クラブ広島の会にて ペン・クラブの一行に加わって私はこんど三年振りに広島を訪れた。街は既に五年前の廃墟の姿とは著しく変っていて、見たところ惨劇の跡を直かに生々しく伝えるものは、あまりなかった。かつての凄惨な印象は一応とりかたづけられて、今はひたすら平和都市としての更生の途上にあるもののようだ。ガスタンクに残る光線の跡も、大阪銀行の石に偲ばれる人影も、産業奨励館の残骸も、それらは既に名所旧跡の趣を呈し、嘗てここが無数の屍で覆われ、死の叫びにつつまれていた土地のようでもない。そういえば、八月六日のあれは、あまりに急速で巨大な破壊だったので、人間らしい怨恨の宿る暇さえなかったのだろうか。陰々として地下に潜む亡霊といったようなものは、現在の広島の土地からは感じられない。だがそれでいて、何か無気味で割りきれない漠としたものが、この土地に住む者にも、ここへ訪ねて来る人たちの上にも、ひとしく胸に迫ってきて離れないのだ。 ペン・クラブの滞在中は恰度、天候も桜のあとの麗かな快晴に恵まれ、中国山脈と瀬戸内海を背景にした、この街はまことに和やかな表情をしていた。だが、それは悲劇のあとの、ひたすら美しいものを、和やかなものを求めようとする祈りのこもっている表情のようでもあった。 中央公民館で行われた「世界平和と文化大講演会」では、聴衆は扉の外にまで溢れ、みんなが熱心に何かを求めている犇めきが感じられた。その中には、恐らく原爆体験者ともおもえる相当年輩の男女の顔もみかけられた。 私がもっとも心打たれたのは、講演会の後で行われた原爆体験者たちとの座談会であった。あの当時、一週間あまりというものは、まるで睡眠もとれず、負傷者の手あてに無我夢中だったという日赤の看護婦さんの声は、回想談でありながら、熱涙にふるえていた。 人類は悪魔の意思にゆだねられその指さきによって破滅するのだろうか。いま地球の一角ヒロシマで盛りあがってゆく平和への意思が、人類全体の意思を揺さぶり昂めることはできないのだろうか。 あのような地獄以上の体験を、たとえ自分はもう再び被らないとしても、地球のいかなる部分いかなる人の頭上にも、もはや再び被らせたくない、それこそは身をけずられるばかりの苦痛なのだ。こういう叫びは座談会に臨んだ体験者たちのひとしく口にするところであった。http://www.sumomo.sakura.ne.jp/~aozora/tamiki/tamiki_index.html原民喜の掌編を青空文庫で読む。当事者であることとそうでないことの大きな隔たりそれは、今の僕が常々思うことでもある。自身の病態がなかなか伝わらない。どれだけ優秀な医師であっても医師と患者の間には、大きな隔たりがある。死と愛と孤独ある意味全ての人間が抱えることでもある。人間の繋がりと隔たりそんなことを考えつつ広島、長崎に次いで福島の地名は、人類の負の歴史に刻まれるだろう。現代における癌の発生率の増加やその他諸々の障害や病気の多様化これらの問題と放射能汚染の因果関係は、どうなのだろう?とずっと考えている。広島長崎以後原水爆の実験を幾たびも繰り返す国々。その後の地上での実験の禁止。地下での核実験は、これからも続くだろう。地球の浄化作用を遥かに超えた営みをする我々人間という生物。劣化ウラン弾を始とする新たな核兵器の登場と殺戮の数々。原民喜が体験した地獄以上の惨劇は収まるどころかこの星で広がる一方かと思う。イラクやアフガンの地獄で泣き叫ぶ人々の声は、届かずに・・・・そんなことを考える朝。(-∧-)合掌・・・
2011年06月12日
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先日、広瀬隆氏が札幌に来て講演をした。会場は、超満員だったそうだ。僕は、寝たきりなので行けなかったが、相方が行った。相方が持ち帰った講演のレジュメを読んで必要と思われる部分を抜粋します。まずは、広瀬隆氏に送られた福島市の中手聖一さんからのメールより大変な発表がありました。「国は、空間線量3.8マイクロシーベルト・時未満の学校では、通常通りに後者や校庭を利用するとの考えを政府の原子力災害対策本部が示し、安全委員会が了承した。」と報じられました。現在の「計画避難」地区以外は、全く誰も移動させないという意味です。中略福島市立第一小学校では、どんなに少なく見積もっても年間被爆量が40ミリシーベルトは、行くはずです。食べ物は、除いてです。実際は、100ミリシーベルトは、超えるでしょう。どこまで行くか私にはわかりません。これは、殺人です。すみません、私には言葉を選ぶことが出来ません。原発内で最も危険な仕事をしている大人以上の被爆を、子供たちにさせているという意味です。次は、広瀬隆の分析。3月31日、ヨーロッパ議会の中に設置されている調査グループ「ヨーロッパ放射線リスク委員会」が、国際原子力機関と日本の公式発表から得たデーターを使用して、福島原発事故によって近隣地域で今後発症すると予想される癌患者の増加数を発表した。中略「原発から100キロ圏内の330万人、200キロ圏内の780万人が、その場所に住み続けた場合、今後50年間で40万人くらいが放射能によって癌になる。」と予測している。今後も、福島原発の原子炉が最悪の事態を起こすかどうか、誰にもわからない。ここまで来れば、30歳以下の人は、とりわけ若い世代、幼児、妊婦や若い女性は、250キロぐらいを最低限の避難圏として、できるだけ福島原発から遠いところに、恒久的な移住を考えて逃げる方が賢明である。避難地は、西日本のほうが、年間の風向きから考えて、長期的な安全性は高いであろう。レジュメの引用は、ここまで。ざっと考えて原発周辺の300キロ圏内は、すでに放射能汚染されているということ。原発周辺の放射能汚染の数値は上がり続け、海洋汚染、土壌汚染を考えればおそらく誰にも本当のところは、わからないだろう。汚染された飲料水と食品による内部被爆まで考えてみると・・・・ほぼ、壊滅状態に近いと思う。大気と水は、循環するので福島の話は、対岸の火事では、すまない。長期的に見れば広島、長崎の原爆投下以上の事態が現在進行している。イランで使用された米軍による劣化ウラン弾の放射能も廻りまわって地球を循環しているのだ。この劣化ウランの一部は、日本の関西電力の原発の核廃棄物だったりもするのだ。などと書いて行くと気持ちが暗澹としてくるのだが、今起きている現実を直視出来なければ、確実にこの国は、放射能で汚染され誰も住めなくなりそうだ。50基を越す日本国内の原発、六ヶ所村の核処理施設、地殻変動によって隆起して折れ曲がった地震列島日本で・・・何時何処で、第2、第3の原発震災が起きてもおかしくない状況だと思う。地震や津波より遥かに恐ろしい原発震災による放射能汚染という現実。実際問題、この国の電気など余ってしょうがないのだ。だからこその24時間営業の店の乱立。自動販売機などというものもわが国ならではの産物だ。例えば、北海道の泊原発の余剰電力を東京に送ったりする愚かしさ。こんなことは、マスコミは、書かない。僕に出来ることは、こんな駄文を書くか、些少の寄付をするかくらいしか出来ない。他に何か出来ることは、無いかな?などと寝床で考える廃人28号なのでありました。(-∧-)合掌・・・
2011年06月07日
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現在でも、人体の被曝許容量に関しては「放射線の被曝量がある一定量以下なら安全である」という放射線安全値=閾値(しきいち)論が半ば常識となっている。しかし、この閾値論の欺瞞性は「閾値以下であれば安全である」という保証が誰からも与えられないということ。しかも、たとえそれ以上に微量であっても、人体は確実に破壊され続けていくという事実にある。ところが、あの人形峠ウラン鉱山の労働者にとっては、この欺瞞的な閾値すら適用してもらえなかった。より正確に言えば、現場労働者に適用された閾値は「発病」「労働不能」という外形の閾値であった。これはまさに奴隷労働そのものであり、その労働観はそのまま人形峠において罷り通ったのである。人形峠の実態はすべて深い闇の中に葬り去られて現在に至っている。こうしたなかで、唯一貴重な記録を残した地元被曝住民・榎本益美さんがいる。鳥取県東伯郡東郷町方面(かたも)地区で果樹園を経営しながら、初期の鉱山採掘作業にも従事し、4年後に胃潰瘍で倒れるまで坑道内で働いた経験を持ち、妻をガンで失い、ご自身も被曝の後遺症といまも悪戦苦闘中である。同時に、後述するように私有地内の「ウラン残土」の撤去を求めて訴訟を起こし、県や町の自治体の後押しを受けて現核燃サイクル機構と係争中である。その多忙な合間を縫って「人形峠ウラン公害ドキュメント」(北斗出版)を書き上げた。その榎本さんは取材した1時間のインタビューでさえ、表情は苦痛にゆがんでいた。その苦痛の表情から、痛いほど伝わってきたものは、ウラン鉱山で働いた際の原体験で得た悔恨の心情である。当時、鉱山現場の労働者達は誰一人、ウランの危険性については「キケンのキの字」も聞かされないままに、まるでボロギレ同然の扱いを受け、虫けらのように捨てられた。このことに対する、怨怒、執念、決意性、人間的誇りに生きる姿がそこにあった。著書によれば、当時、約24世帯、約150人足らずの小さな山村=方面地区の裏山にある鉱山では村を挙げて協力した。地元民の半数近くが裏山に上がり、鉱山で働いた。そのために採掘作業開始7年~8年後からほぼ20年間で、部落の住民150人中8人が、さらに28年間では11人がガンで死亡した。また、男性の肺ガン死亡率は全国平均の26倍となったという。http://www.marino.ne.jp/~rendaico/genshiryokuhatudenco/uranmondaico2.htm福島と浜岡の原発を止め、原発推進にブレーキをかけようとする管政権が引き摺り下ろされる。莫大な利権と膨大な被爆者。富裕と貧困この世界で織り成す悲喜劇の象徴のような今回の原発震災。原発推進派は、地上が危険なら地下に原発を!!などと言っているが・・・末端労働者の悲惨な死に様と巨悪とも言える国家や企業の非情の論理。水俣もサリドマイドも原発震災も原因の根は一緒の所にある。石油もウランも極々一部の一族が支配している。遺伝子を応用した種子によって食料をも支配しつつある。こういった状況に対して抗議の声を挙げる人も多い。しかし、大多数は、関心すら示さない。上記URLよりもう少し引用。現代医学が長足の進歩を見せているにもかかわらず、放射線被曝の病理学的立証に関しては、彼我の間で共通な了解事項ともいうべき立証手段は、未確立である。原爆、劣化ウラン弾、原発などに関する疫学的論証手段もふくめて依然としてブラックボックスの中に封じ込められ、社会的共通認識を獲得するまでには至っていない。人類が初めて放射線皮膚炎の存在を知ってから、すでに1世紀以上が過ぎている。その間にも数え切れないほどの悲劇的教訓を経験しているというのに、無念至極にも、この世界においてのみ罷り通っているのが「病理メカニズム論」である。いまでも、被曝者側が司法に訴えても、科学の「美名」において病理メカニズムの因果関係を立証することができない限り、医者の診断書といえども、法衣の前では紙切れ同然というのが実状なのである。その実例は、東海村JCO臨界事故の線源から数十メートルで被曝し、現在訴訟中の大泉夫妻の場合である。真っ赤にただれた表皮の皮膚炎の原因が「放射線である可能性は否定できない」と書いてくれた皮膚科の診断書に対して、企業側は「立証できていない」という理由で医療補償を却下。それではとばかり、精神科の「当患者のPTSD(心的外傷後ストレス障害)は臨界事故による可能性が明白である」との診断書を提示しても、「明白という結論は疑わしい」という理由で、即時却下したという。この加害当事者の応接の中にこそ、事態の本質が透けて見える。一方のJCO臨界事故の「風評被害」に対しては、結果責任の所在が間接的であるが故に、責任主体の曖昧さが許され、146憶円もの補償を即決しておきながら、他方の「住民被曝補償」に対しては、加害者責任が余りにも明白過ぎるが故に、然り、明白すぎるが故に住民被曝補償をゼロ回答した。この卑劣さには、当事者共々言葉を失わざるを得ない。4年後のいまもゼロ回の記録は更新中である。この論理的倒錯の事実こそは、おぞましいほどの核的情況を物語っている。http://www.marino.ne.jp/~rendaico/genshiryokuhatudenco/uranmondaico2.htm被爆国日本でなんでこれだけの原発が建造されたのか?僕は、昔不思議でならなかった。原発の危険性を善意ある科学者や識者は、訴え続けた。真実をマスコミは、ほぼ黙殺し続けた。現状をざっと眺める限りでは、おそらく今回の事故だけでは、すまないかと思う。地下に原発をなどとと言ってる輩がこの国では、のさばっているのだ。そして、地球温暖化が、二酸化炭素が、環境保護云々と言ってる輩達が原発推進派なのだから・・・巨悪の方が、1枚も2枚も上手なのだ。嘘を真実のように語り、大本営発表に騙されながら無残な犠牲者がこの国で積み上げられて行く。人間とは、なんと愚かしく罪深い生き物なのだろうかと思う。それでも、この国から原発を無くし、もっと住み良い国にすることは、不可能では無いと思う。その為には、我々が賢くなり強くなるしかないのだと思う。(-∧-)合掌・・・
2011年06月04日
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書きたいことがあるような無いようなそんな逡巡があり何事かを書くのもエネルギーが要るなあという思いと書きたいことは、書き尽くしたのかも?などとも思うのであります。体調は、相変わらずでありまして疲労の取れない衰弱した日々が続いております。明るい兆しとしては、ようやく本が読めるようになってきたので。「ゴールドマンサックス研究」神谷秀樹著「ユダヤ製国家日本」ラヴィトケィヤー著2冊とも深く考えさせられました。殊に印象深い話を・・・・「ゴールドマンサックス研究」神谷秀樹著より「主は悲しみを喜びに変えてくれる 愛によって恐れを追い出し陽光によって影を追い払い灰から美しさを生まれさせる!」この聖句をデトロイトのある牧師は語ります。人口が200万から80万に激減。政府から支給される食料クーポンは、麻薬に化け。殺人以外では、通報してもなかなか警察もやってこない・・・荒廃の極みにあるデトロイトの街で・・・・屋根が抜け落ちたビルを養鶏場にしたり空き地を農地にしたり麻薬に侵された人々とともに生きる人々がいる。そんな逸話が「ゴールドマンサックス研究」に出てきます。灰の中から生まれる美。本書より少し引用します。パスタースティーブンとは、こんな会話をした。「ヒデキと言ったね。街がここまで荒むと、まず人間の復興からはじめなければいけない。ここの連中は今、皆、薬とアルコールに浸っている。いまデトロイトで伸びてる事業は、カジノ、ストリップバー、酒屋、薬の密売人しかいない。従って、ここに来た人間に最初にすることは、解毒だ。麻薬とアルコールを抜かないことには何も出来ない。そして、次の試みとして、ガーデニングをはじめてみたんだ。「自分たちが食べるものを自分たちで作ろう。」と言ってね。中略「自分たちの作品が出来る。」ということが、生きる励みになった。そして、出来たものを市場で売ったら半分を教会に、半分を本人がとって良いということにしたんだ。都市農業のはじまりだよ。そうしたら、こうした技能を身につけた人間が、ちゃんとした会社に採用されるということになった。聖書の中に「灰の中から生まれる美」という話があるが、まさにそれが起こったのだよ。」(-∧-)合掌・・・ゴールドマン・サックス研究 世界経済崩壊の真相 (文春新書) (新書) / 神谷秀樹/著【送料無料】ユダヤ製国家日本
2011年06月02日
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「反対」 金子光晴僕は少年の頃学校に反対だった。僕は、いままた働くことに反対だ。ぼくは第一、健康とか正義とかが嫌いなのだ。健康で正しいほど人間を無精にするものはないむろん、やまと魂は反対だ義理人情もへどが出る。いつの政府にも反対であり、文壇画壇にも尻を向けてゐる。なにしに生まれてきたと問はるれば、躊躇なく答えよう。反対しにと。ぼくは、東にゐるときは、西にゆきたいと思ひ、きもの左前、靴は右左、袴はうしろ前、馬には尻をむいて乗る。人のいやがるものこそ、僕の好物。とりわけ嫌ひは、気の揃ふといふことだ。僕は信じる。反対こそ、人生で唯一つ立派なことだと。反対こそ、生きていることだ。反対こそ、じぶんをつかむことだ。(金子光晴詩集『赤土の家』1919年発行より)一般的に反骨の文化人として知られ、戦争中も反戦の立場を取り息子をわざと病気に近い状態にして兵役を免れさせたり、明治維新の批判を行っている。平凡社東洋文庫全2巻で、山川浩『京都守護職始末 旧会津藩老臣の手記』を訳したり、新書で『日本人の悲劇』(レグルス文庫・第三文明社)や、『絶望の精神史 体験した「明治百年」の悲惨と残酷』(初版はカッパ・ブックス・光文社)を出している。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%AD%90%E5%85%89%E6%99%B4「くらげの唄」金子光晴ゆられ、ゆられもまれもまれてそのうちに、僕はこんなに透きとほってきた。だが、ゆられるのは、らくなことではないよ。外からも透いてみえるだろ、ほら。僕の消化器のなかには毛の禿びた歯刷子が一本。それに、黄ろい水が少量。心なんてきたならしいものはあるもんかい。いまごろまで。はらわたもろとも波がさらっていった。僕? 僕とはね、からっぽのことなのさ。からっぽが波にゆられ、また、波にゆりかへされ。しをれたかとおもふと、ふぢむらさきにひらき、夜は、夜でランプをともし。いや、ゆられてゐるのは、ほんたうはからだを失くしたこころだけなんだ。こころをつつんでゐたうすいオブラートなのだ。いやいや、こんなにからっぽになるまでゆられ、ゆられもまれ、もまれた苦しさの疲れの影にすぎないのだ!我が家のトイレに「金子光晴 旅の形象」今橋映子編著という書物がおいてある。パラパラと捲るのに丁度良い書物だ。金子光晴の絵と詩と文章を其処にちりばめた金子光晴の生を見事に刳り抜いた名著かと思う。ぼくは第一、健康とか正義とかが嫌いなのだ。健康で正しいほど人間を無精にするものはないゆられ、ゆられもまれ、もまれた苦しさの疲れの影にすぎないのだ!というフレーズに深く共感する。破天荒でハチャメチャで反骨を生き抜いた金子光晴。稀有な日本人かと思う。(-∧-)合掌・・・金子光晴詩集
2011年05月27日
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遠き日の石に刻み 砂に影おち崩れ墜つ天地のまなか 一輪の花の幻この詩は広島県中区大手町一丁目10・原爆ドーム緑地帯に石碑として建立してあります。作家である原民喜は、広島の幟町の生家で被爆、その前年には最愛の妻を失っています。原爆はこの孤独な詩人の心に大きな絶望感をあたえ、1951年東京で鉄道に身を投げて、46才の命を絶ちました。民喜はくりかえし訴えています。「自分のために生きるな、死んだ人達の嘆きのためだけに生きよ」と。妻を亡くし、原爆に傷つき、更に被爆者として同じ日本人から差別された彼の叫びを聞くような気がします「美しい言葉や念想が殆ど絶え間なく流れてゆく。深い空の雲のきれ目から湧いて出てこちらに飛込んでゆく。僕はもう何年間眠らなかったのかしら。僕の眼は突張って僕の唇は乾いてゐる。息をするのもひだるいやうな、このふらふらの空間は、ここもたしかに宇宙のなかなのだらうか。かすかに僕のなかには宇宙に存在するものなら大概ありさうな気がしてくる。だから僕が何年間も眠らないでゐることも宇宙に存在するかすかな出来事のやうな気がする。僕は人間といふものをどのやうに考へてゐるのか、そんなことをあんまり考へてゐるうちに僕はたうとう眠れなくなったやうだ。僕の眼は突張って僕の唇は乾いてゐる、息をするのもひだるいやうな、このふらふらの空間は……。」──「鎮魂歌」(『原民喜全集』第二巻、芳賀書店)より彼の代表作「夏の花」は、確か高校時代の国語の教科書に載っていた。開高健が彼は離人症だったとどこかで書いていた。彼は繊細すぎるのだ。繊細すぎる心が原爆と言う狂気の兵器に焼き尽くされ自死する痛ましさ。広島の人とも被爆体験について話した事があり広島には、「語り部」と言う人々がいます。原爆体験を語り続ける語り部という人々の言葉や、不思議なんだけど僕自身の辛かった時代に彼の文章は、僕の心の深い部分に沁みた。よくこれだけ辛い状況で生きたよなと彼の弱さより強さに感心します。最愛の妻に先立たれた時点で彼は、死を決意していたようです。「妻と別れてから後の僕の作品は、その殆どすべてが、それぞれ遺書だったやうな気がします。」と書いています。また、1949年には次のように書いています。「私は書きたいものだけ書き上げたら早くあの世に行きたい。と、こんなことを友人に話したところ、……」妻亡き後の民喜は、一年間だけ生きて「美しい一冊の詩集」を書きたいと思っていたようです。ところがその一年を前に、原子爆弾に遭遇します。「このことを書きのこさねばならない」という思いのもと、「夏の花」などの作品が書かれました。そして同時に、「妻宛てに手記を書き続け」たのです。ただでさえ窮乏に苦しむ人々が多かった敗戦直後にあって、生活力が乏しかった民喜は人の世話にならざるをえない状態でした。住む所に困ったり、食べる物がなかったり、もちろん被爆の後遺症も民喜を悩まします。しかし、そんな状態にあっても彼は、作品を書き続けました。そして、書きたいものをすべて書き終えたとき、「さりげなく」この世を去っていったのです。彼の書き残した遺書の中にある悲歌という詩が僕は、一番好きです。悲歌濠端の柳にはや緑さしぐみ雨靄につつまれて頬笑む空の下水ははつきりと たたずまひ私のなかに悲歌をもとめるすべての別離がさりげなく とりかはされすべての悲痛がさりげなく ぬぐはれ祝福がまだ ほのぼのと向に見えてゐるやうに私は歩み去らう 今こそ消え去つて行きたいのだ透明のなかに 永遠のかなたにこの一篇の詩は、被爆を体験した原民喜の何通かの遺書に同封されたものです。悲歌は新潮文庫の「夏の花」に収録されていて20歳の頃に読んで、その瑞々しい感性にうたれたものです。私事を少しだけ書きます。病状は相変わらずで寝たきり状態が続いてます。精神障害2級という札幌市の判断は妥当かなと思います。慢性疲労症候群、うつ病、これらの病像は結構重なりいずれかは、わかりません。おそらく両方に跨る状態かな?と自己診断しています。主治医と話を詰め、障害者年金の申請をしようと思います。この手の話に乗り気にならない主治医なのですが、現状を訴えて「書きます。」との結果になりました。主治医は、いつも「そのうち治るだろう」と言ってくれます。しかしながらコンビニ買い物に行くのが精々な状態では・・・・ある程度の回復まで少なくとも数年は、かかるだろうかと思います。現状は、じわじわと少しずつ衰弱していくような感じです。そんなこんなの状態の中で楽しみと言えば犬やフェレットや魚と戯れること。PSPのソフト「ファイナルファンタジータクティクス・運命の輪」というゲームの出来の凄さに寝ながらやりつつ舌をまいております。あとは、700人を超すマイミクさんたちとの交流やアプリかなあ?私事は、ここまでにして浜岡の原発も奇跡的に止まり。今回の地震で被害にあった人々のことを思うと原民喜を思い出します。被爆国日本で起きた原発震災という悲劇。そんな状況の中で思うこと。原民喜は、もっともっと多くの人に読み継がれるべき作家だと思います。戦争、被爆、これらに耐え切れず自殺した人は多い。アメリカ占領下で被爆者はいわれのない差別を受け続けた。結婚、就職、ことごとく忌み嫌われ社会保障もないまま捨て置かれた。そんな人間の愚かしさや悲しみは今も続く・・・・最愛の妻に死なれ被爆し数多の言葉を残し彼は去った。彼の言葉から少しでも平和について考えたい。今にして思うと彼の作品そのものが人類に対する遺書だったのだ。(-∧-)合掌・・・【送料無料】原民喜
2011年05月16日
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「奴隷根性論」大杉栄著 一 斬り殺されるか、焼き殺されるか、あるいはまた食い殺されるか、いずれにしても必ずその身を失うべき筈の捕虜が、生命だけは助けられて苦役につかせられる。一言にして言えば、これが原始時代における奴隷の起源のもっとも重要なるものである。 かつては敵を捕えればすぐさまその肉を食らった赤色人種も、後にはしばらくこれを生かして置いて、部落中寄ってたかって、てんでに小さな炬火をもって火炙(ひあぶり)にしたり、あるいは手足の指を一本一本切り放ったり、あるいは灼熱した鉄の棒をもって焼き焦したり、あるいは小刀をもって切り刻んだりして、その残忍な復讐の快楽を貪った。 けれどもやがて農業の発達は、まだ多少食人の風の残っていた、蛮人のこの快楽を奪ってしまった。そして捕虜は駄獣として農業の苦役に使われた。 また等しくこの農業の発達とともに、土地私有の制度が起った。そしてこのこともまた、奴隷の起源の一大理由として数えられる。現にカフィールの部落においては、貧乏という言葉と奴隷という言葉とが、同意味に用いられている。借金を返すことのできない貧乏人は、金持の奴隷となって、毎年の土地の分配にも与(あず)からない。そして犬と一緒になって主人の意のままに働いている。 かくして従来無政府共産の原始自由部落の中に、主人と奴隷とができた。上下の階級ができた。そして各個人の属する社会的地位によって、その道徳を異にするのことが始まった。 二 勝利者が敗北者の上に有する権利は絶対無限である。主人は奴隷に対して生殺与奪の権を持っている。しかし奴隷には、あらゆる義務こそあれ、何等の権利のあろう筈がない。 奴隷は常に駄獣や家畜と同じように取扱われる。仕事のできる間は食わしても置くが、病気か不具にでもなれば、容赦もなく捨てて顧みない。少しでも主人の気に触れれば、すぐさま殺されてしまう。金の代りに交易される。祭壇の前の犠牲となる。時としてはまた、酋長が客膳を飾る、皿の中の肉となる。 けれども彼等奴隷は、この残酷な主人の行いをもあえて無理とは思わず、ただ自分はそう取扱わるべき運命のものとばかりあきらめている。そして社会がもっと違ったふうに組織されるものであるなどとは、主人も奴隷もさらに考えない。 奴隷のこの絶対的服従は、彼等をしていわゆる奴隷根性の卑劣に陥らしむるとともに、また一般の道徳の上にもはなはだしき頽敗を帰さしめた。一体人が道徳的に完成せられるのは、これを消極的に言えば、他人を害するようなそして自分を堕落さすような行為を、ほとんど本能的に避ける徳性を得ることにある。しかるに何等の非難または刑罪の恐れもなく、かつ何等の保護も抵抗もないものの上に、容赦(ようしゃ)なくその出来心のいっさいを満足さすというがごときは、これとまったく反対の効果を生ずるのは言うまでもない。飽くことを知らない暴慢と残虐とが蔓(はび)こる。 かくして社会の中間にあるものは、弱者を虐遇することに馴れると同時に、また強者に対しては自ら奴隷の役目を演ずることに馴れた。小主人は自らの奴隷の前に傲慢なるとともに、大主人の前には自らまったく奴隷の態度を学んだ。 強者に対する盲目の絶対の服従、これが奴隷制度の生んだ一大道徳律である。そして主人および酋長に対するこの奴隷根性が、その後の道徳進化の上に、いかなる影響を及ぼしたかは次に見たい。 三 先きにも言ったごとく、奴隷は駄獣である、家畜である。そして奴隷はまず、家畜の中の犬を真似た。 カフィール族はその酋長に会うたびに、「私はあなた様の犬でございます」と挨拶をするという。しかし自分の身を犬に較べるこの風習は、ただに言葉の上ばかりでなくその身振りや処作においても、人間としての躰の許せるだけ犬の真似をするということが、ほとんど例外もないほどにいたるところの野蛮人の間に行われている。 まずその一般の方法としては、着物の幾分かを脱いで、地に伏して、そして土挨を被るにある。 アフリカは奴隷制度のもっとも厳格なところであった。したがってこの犬の真似の儀式も、ほとんど極端なまでに行われている。 アルゲン島附近のアザナギス族は、酋長の前に出ると、裸になって、額を地につけて、頭と肩とに砂を被る。イシニー族もやはりまず着物を脱いで、腹這いになって、這いながら口へ砂をつめる。 クラツバートン氏によれば、氏がカトウンガの酋長に謁見した時、二十余名の大官がいずれも腰まで裸になって、腹這いになったまま顔も胸も土まみれになって酋長の傍へ這いずって行って、初めてそこに坐って酋長と言葉を交えることを許されたのを見たという。 ところがこの貴族等はまた、自分が酋長に対してやることを、同じようにその臣下のものに強いる。バロンダ族の平民は、道で貴族の前に出ると、四這いになって、体や手足に土をぬりつける。キアマ族もまた貴族の前に出ると、急に地べたに横になる。 ダホメーの酋長の家では、臣下は玉座の二十歩以内に近よることを禁ぜられて、ダクロと称する老婆によって、酋長へのいっさいの取次ぎをして貰う。まずその取次ぎを請うものは、ダクロの前へ四這いになって行く。そしてダクロはまた四足になって、酋長の前へ這って行く。以下略青空文庫より↓http://www.aozora.gr.jp/cards/000169/files/1006_13470.html関東大震災のどさくさに憲兵隊甘粕等に殺されたとされる無政府主義者大杉栄。とある軍需産業に勤める人物がこう言う。今の年収を捨て他の職業に就くことなど考えられない。妻子を養い豊かな生活を続けるために・・・しかし今の仕事に罪悪感を感じている・・・・アメリカに逆らえない日本上司や組織に服従することで糧を得る現代人。ほんの少し前まで黒人は、奴隷というより家畜だった。白人の植民地主義と大杉の書くアフリカの民族の暮らし。人類の抱える問題の根深さと自身の病とそんなことを思いつつ全体として少しずつ世界は、良くなってきていると思う。日本人が本当の意味で奴隷根性から抜け出そうと思うまでには。まだまだ時間が必要だが。(-∧-)合掌・・・【送料無料】大杉栄
2011年04月20日
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梅澤が科学技術庁の原子力局長だった71年3月当時、中部電力最初の浜岡原発1号炉の建設がスタートし、彼はわずか3ヶ月後の6月に事務次官に昇格した。メーカーは東芝と石川島播磨重工であり、当時、東芝の副社長として重要な役割を果たした玉置敬三が、翌72年には社長に昇格、その後、石川島播磨重工の取締役から、日本原子力事業の社長となった。玉置が何者かといえば、通産事務次官からの天下り官僚であった。その一族が、中部電力取締役の岩波千春であり、初代の原子力委員会委員長・正力松太郎である。またこの一族に、日本損害保険協会会長・河野俊二がいた。 原発が日本全土に大規模に建設されたこの時期は、梅澤邦臣が原子力局長から科学技術庁事務次官にまで出世し、原子力官僚のシンボルだった時代をよく示している。しかしこの一族に、武田薬品工業の社長・武田長兵衛が登場した理由をつきとめてみたい。 彼の兄は、姓を新字体で書き、梅沢浜夫というが、赤痢などの治療に有効なカナマイシンという抗生物質を発見した偉業で知られる大学者であった。赤痢と聞いて思い出されるのは、戦時中に関東軍七三一部隊が赤痢班というグループを持ち、この班長だった江島真平が、戦後に国立予防衛生研究所(予研)に移ったことである。この研究所は、戦時中に七三一部隊の実質的な本部として機能した東大伝染病研究所の分身として、戦後GHQによって設立された厚生省傘下の研究組織であった。したがって、当然その流れをくんで、七三一部隊の多くの関係者が所長をつとめてきた暗い関係が、多くの人から問われている。 この江島真平の履歴に対して、大学者の梅沢浜夫は、七三一部隊の主力研究組織だった東大伝染病研究所の所員から、のち、同じ国立予防衛生研究所で出世し、さらに「微生物科学研究所」の所長となっているのである。研究の主題などから、両人の履歴が重なって、カナマイシンの発見に、七三一部隊の人体実験資料が使われた可能性もあり、気がかりな経歴である。 というのは、この微生物科学研究所を設立した人物が、岡見吉郎だったからである。梅沢浜夫がカナマイシンを発見した時の弟子である。しかし、ただの弟子ではない。岡見吉郎の叔父・岡見清二が、武田薬品工業の製薬事業部長を経て副社長となった製薬業界の財閥一家である。すでにたびたび述べたように、武田長兵衛とともに、「スモン病」大量発生時に被害を放任した経営責任者であり、- - - "もんじゅ"科学技術長長官・田中真紀子の一族であった。 「原発の梅澤邦臣と、カナマイシンの梅沢浜夫」の兄弟には、もうひとり長兄の梅沢純夫があった。彼は、明治42年(1909年)生まれで、この三兄弟のなかで、微生物科学研究会の会長となった著名な学者だが、その娘が、中央公害対策審議会の会長・和達清夫の息子と結婚したからである。和達は、明治35年(1902年)生まれで、のち、日本がつくりあげた満州国で大きな力を持ち、日本の気象台に相当する満州現地の中央観象台で所長をつとめ、戦後は、気象庁長官と、"原発に邁進する"日本学術会議会長を歴任した大物だった。 チッソの創業者・野口遵からはじまる人間関係は、広大であった。野口は曽木電気という電力会社を設立したあと、余った電力を利用して日本窒素という肥料会社を設立した。すでにこの出発点から、化学と発電が同じ人間によって経営されていたことになる。そして野口は、日本がアジアを侵略する新興財閥として朝鮮半島に渡ると、1926年には水力発電をおこなう朝鮮水電を設立後、朝鮮窒素肥料を設立して、両者を合併した東洋一の電力化学コンビナートを建設したのである。 当時、この現場で野口コンツェルンに勤務していた人間の名前として、吉岡喜一、西田栄一、久保田豊、角田吉雄、朝香三郎、宗像英二の6人が記憶されなければならないだろう。 吉岡と西田は、のちにそれぞれ水俣病大量発生時に、水俣工場の排水口から水銀の放流をとめなかった日本窒素の「社長」と「水俣工場長」として、最高裁で有罪が確定した。 すでに登場したように、久保田豊と角田吉雄は、薬害エイズを放置した83年の厚生大臣・林義郎の身近な一族であり、特に久保田は、戦後も日本のアジア経済侵略の代表者として、アジア各国に膨大な借金をつくらせた人物でもあった。朝香三郎は、これもすでに述べたように、危機管理の第一人者・佐々淳行と、満州事変時に内務大臣として弾圧をおこなった安達謙蔵の身近な一族である。 1931年に関東軍によって満州事変がひき起こされたあと、野口遵は中国大陸北部へ進出し、満州の利権にも介入していったが、当時、満州国の商工次官をつとめて水力発電事業の責任者であった岸信介と折衝して、満州~朝鮮の共同水利開発の条約を締結することに成功した。このころ、満州の産業を支配していたのは、満州重工業の初代総裁となった鮎川義介であり、彼ら三人はライバルというより、互いに利権をあいだに置いて、協力的な関係にあった。 しかも鮎川義介のごく近い一族が、のちに総理大臣となった岸信介当人である。しかし、さらに近い一族が東急電鉄の五島昇であり、この五島昇の親友が、はかならぬ「エイズ研究班班長」の安部英であった。あらゆることが、戦時中に仲間となった人間関係から生まれてきた。- - - 内務省特高警察を指揮していた正力松太郎と、東急電鉄創業者の五島慶太は、東京帝国大学法学部で同期であった。この五島慶太の息子が、五島昇である。 この鮎川義介の義兄弟として、やはり満州・朝鮮の大きな利権を握っていた久原房之介が、日立製作所の創業者であった。三菱重工、東芝と並ぶ、今日の原子炉メーカー "御三家"のひとつである。鮎川義介、岸信介、久原房之介、正力松太郎たちが、いずれも戦後に戦犯として巣鴨刑務所に入獄した仲間であるのは、このような親しい関係では当然であった。また、彼らに比べて一世代あとのもうひとりの人物、中曽根康弘の場合は、鹿島建設会長・渥美健夫と子供同士が結婚しているが、渥美健夫の弟・渥美昭夫の義父・篠原三千郎が、東急電鉄社長として、五島慶太の大番頭であった。 朝鮮現地で野口コンツェルンの中に頭角を現わしたのが、チッソ社長の吉岡喜一らと共に働いていた前述の宗像英二であった。 宗像は、戦後、財閥解体と共に日本窒素から分離した旭化成の重役に一度転じたあと、チッソの野口研究所で理事長として君臨したが、この時こそまさに、チッソの排水口から水銀が放流され続け、水俣病がすさまじい勢いで被害者を発生した時代にあった。その宗像が、やがて、68年には、別の世界でトップの座についた。日本原子力研究所(原研)の理事長となって、原子力時代を動かしはじめたのである。 水俣病と大気汚染公害など、あらゆる影を背負って、その内部から原子力発電所が誕生してきた。また、その影を背負って、薬害エイズが誕生してきた。それが、岸信介、鮎川義介、久原房之介、武田長兵衛、宗像英二、五島昇、中曽根康弘へとつながる一族を中心として生み出されたものであったことが、系図から見事に浮かびあがってくる。 日本では、戦争犯罪者が過去の罪をいささかも反省せず、ほとんど追及もされなかったため、彼らが戦後も羽を伸ばし、権威者として君臨することになった。むしろ彼らは、戦争犯罪の追及に牙をむいて反撃するほどである。その"立派な教え"を受けた家庭の中で増長した者が、親から戦時中の利権を受け継いだため、同じような罪を踏襲してきたことは間違いない。 「腐蝕の連鎖」 薬害と原発にひそむ人脈広瀬 隆 著http://ueno.cool.ne.jp/fujiwara/index.html広瀬隆の本は、随分と熟読した。付随して多くの本も読み、ブログでも色々書いてきた。原発利権の大御所のゴアが地球環境の危機を訴える映画を製作するブラックジョークを多くの人は、善意に解釈し裏に潜む悪意を知らない。日本で起きていることも変わり無く。原発は、安全でクリーンだと大嘘を垂れ流すマスコミと電力会社の業は深い。こういった連中を野放しにしている限り人類の未来は暗い。中国大陸でスパイだと捕まえた人間を「マルタ」と呼び人体実験を繰り返した人脈が水俣病や薬害エイズや今回の原発事故の主犯だ。主犯の中に天皇家の親戚が数多い。諸外国の外圧によって今回の原発震災をレベル7=チェルノブイリ級の事故だとようやく認めるお粗末さ。我々に出来ることは、真実を伝えること。同じ過ちを繰り返さないために網の目のように張り巡らされた政官財の利権の構造。この腐った利権構造によって無残にも人間が殺されていく。我々は、生かさず、殺さず、の状態に置かれているのかと思う。日本に広瀬隆のような作家がいることに深く感動を覚えつつ世界中に蔓延る腐植の連鎖が浄化されない限り我々の未来も無いのだと腹を括る夜。(-∧-)合掌・・・
2011年04月13日
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もう一度訪れたい隠れ里のような山奥の湯の里雪でも溶けたら少しは動けるか?と思いきや旅どころじゃないなあ・・・という寝たきり暮らしが続く。元気になったら今度は、この山里に湯治に行こうかと思う。朝市の風景風情溢れる宿屋の佇まいと、さりげない、もてなしその昔の日本がそこには、ある。旅は良いなあ・・・行きたいなあ・・・(-∧-)合掌・・・
2011年04月07日
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役所から封書が届き、障害認定が決定する。精神障害2級・・・・・・我ながら驚くも・・・・昨今の状況では、障害認定も受けず辛く、軽め軽めの認定となっている傾向がある。しかし、現状の寝たきり病態から言えば妥当な判断かと思う。主治医とそんな話をすると主治医も驚く。自立支援医療や障害者手帳を自身が活用するとはなあ・・・・などと思いつつ。今の状態が続くなら障害者年金も申請するしかない。半病人状態で働いていたので色々と備えはしてきたが・・・早め早めに打てる手を打った方が良さそうだ。傷病手当てが今年一杯は貰えるのでその間に色々考えようかと思う。地震と原発の騒動をちらほらと眺めつつ、この危機を活かせれば日本は、生まれ変われるかも?などと思う。日本独自の可能なエネルギー源として、日本近海に無尽蔵に眠るメタンガスを活用するしかないかと思う。原発は、勿論撤廃だ。そんなことを思いつつ近況報告など・・・DSのFFタクテイクスA2が面白かった。DSは、寝床でやれるので病人向けのアイテムかと思う。電気もほとんど食わないし・・・月一回の通院は、主治医は、再起を願いつつこちらが現状を伝えれば「ゆっくりやすみましょう。」そんなやりとりだ。フェレットの「ねぎ」がまたもや脱走。聾唖障害者の手を噛むというアクシデントに見舞われる。怪我はたいしたことは無く。大事に至らず。熱帯魚はバルーンモーリーが5匹が全滅。他の魚は元気なおだが・・・・水槽の状態は今までで一番良いのに残念だ。愛犬P吉も耳がやられる。相方が医者に連れて行く。外耳に炎症を起こしている。ほぼ、わんこに占領されたような「わんこな日々」が続く。いたちと遊び、家中を走り、寝床に必ず来る。そんなのんきな日々を送りつつ・・・・・山本本などを眺める。「アーネストーゴードンは、「戦場にかける橋」で有名なクワイ川の「死の収容所」にいた一人であった。病死・餓死・処刑死一万六千というこの収容所の三年半の体験を、彼は『死の谷を過ぎて』という本に記している。この収容所の中で人はさまざまに変化していく。だがその道程は、われわれと違って、サントートマス収容所に近い。この点は確かに違う。だが戦争は終る。立場は逆になり、彼は釈放され、帰国のためバンコクに向う。その途中、ある駅で、収容所に送られる日本の傷病兵を満載した車輛とすれちがった。ゴードンたちは、病人よりむしろ”病物”としてつまれていく人びとを見、「自国の兵隊さえあのように取り扱う日本軍が、どうして敵国兵を人間として取り扱うことがありえようか」と思う。 そして勝者である連合軍側の将校も、これを冷然と見ている。一瞬、ゴードンらは立ちあがり、夢中でかけよってこの傷病兵たちに、自分の水筒から水を飲ませ、包帯でその傷を包む。連合軍側の将校は驚き、「こいつらは、われわれの敵じゃないか。その上あなた方は……」と大声で叫んでこれをやめさせようとするが、不思議なことに彼らは、頑としてそれをやめようとしない──、不思議といえば不思議だが、彼らもまた、「地獄を見た人たち」であり、それはアーロン収容所を支配したイギリス人とは別人のように見える。 そして、常識からいえばあり得ない逆、いわば奇跡に等しいこのことを、人間のこの一面を、人は心のどこかで、無条件で信じている。そしてそれが信じられる限り、パンドラの箱を開けたに等しいどのような世界にも、一つの希望があるのであろう。」『一下級将校の見た帝国陸軍』山本七平著僕自身もまた・・・・死の谷を幾度か越した人間の1人ではあるかと自問自答するのであります。(-∧-)合掌・・・
2011年04月02日
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1943年1月7日、ニューヨーク市マンハッタンのニューヨーカー・ホテルで死去。86歳。その死後、数トンに及ぶとされる彼の発明品・設計図は「アメリカ軍とFBIが没収した」「ユーゴスラビアを通じてソ連の手にも渡った」と噂され、半ば伝説のように流布した。実際には一度FBIに押収されて複製された後、母国に返還された。原版はベオグラードのニコラ・テスラ博物館に保管されている。1898年ニューヨークの新聞記者の前で2トンの鉄の塊を粉々に粉砕するという実験がテスラにより行われた。これは高周波の振動を発生する装置によるものであるとされる。テスラはこの兵器の出力を上げれば、「この地球でもリンゴを割るように真っ二つにできる」と述べた。この兵器は「地震兵器」と呼ばれている。また、1995年(平成7年)2月から4月にかけて、オウム真理教は、地震兵器や電磁シールドの設計図を入手するために6人から成る調査団を、ユーゴスラビアのベオグラードにあるテスラ博物館に派遣した。しかし、閲覧の許可は下りなかった。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%A9#.E4.B8.96.E7.95.8C.E3.82.B7.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.A0地震兵器は実在するのか?極めて残念なことに、地震兵器のような原子爆弾なみの恐ろしい兵器が開発されているのは現実です。私も初め聞いた時はありえない話だと思ったが、いろいろ調査したところ技術的に可能なこともわかりました。発明者はニコラテスラーという天才科学者。彼の研究によると、地球そのものが大きな発電機のようなものである。稲妻はそのあらわしの一つだ。彼が提案したプロジェクトの複数の原点は、そのエネルギーを地面に送る方法だった。それ以降アメリカ軍は、その関連の開発をずっと続けてきた。一つの方法としては衛星を使い、そのエネルギーを電磁波にして地面に送る。平和的な利用として使う場合、145平方キロの無人地帯を作り、そこでそのエネルギーを受信する施設を作る。兵器として使う場合、その電磁波を敵の土地、もしくは地面の下に送ることになる。地震のつぼに照合すれば、地震を起こすことも可能である。ロシアの議会でもこの問題は取り上げられているし、1991年の湾岸戦争でもアメリカ軍はプラズマ兵器を使って大量のイラク人を殺害している。地球の生命体そのものが危ない時に、こういう新大量殺人兵器にばかりにお金をつぎ込んでいる、今のアメリカ政府は悪であるとしかいいようがない。その資金を提供する日本政府も、結局は悪の子分になっている。売国奴の一部の日本人達に早く目を醒ましてもらい、こんな酷い話はすぐに消してしまってほしいです。http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/2007/03/post_6.htmlいつか起こるだろうと思っていた原発震災が起こり。自民党が敗退すると起こる巨大地震。と僕は、受け止める。クリントン政権時代のウィリアム・コーヘン国防長官は、1997年4月28日、ジョージア州アトランタの、アトランタ大学で開催された、「テロ・大量破壊兵器および国家戦略に関する会議」の席上で、以下のように語っている。 「電磁波の間接的な使用を通じ、気候を変え、地震を起こし、火山を噴火させる事が可能である。」 核兵器同様幾つかの国家が地震兵器ないし気象兵器を所有し、地震兵器が彼らの言うテロリストに渡ることを考慮した上での発言かと思うのだが・・・ ウィリアム・S・コーエンとわが国の関係と言えば・・・ 社団法人 日米平和・文化交流協会 理事名簿平成21年4月1日 現在 綿貫 民輔 瓦 力 久間 章生 (元農林水産省) 玉澤 徳一郎 井上 喜一(元農林水産省局長) 宝珠山 昇 (元防衛施設庁長官) 斉藤 斗志二 秋山 直紀 畠山 圭一 浦島 充佳 小川 博光 ウィリアム・S・コーエン ウィリアム・J・シュナイダー マイケル・アマコスト アンソニー・T・ツ 淺田 拓 ※ 監事 http://www.ja-cpce.jp/directors_list.htm山田洋行の社長、米津佳彦も理事であった・・・・この団体については、↓が興味深い。http://shopworld.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_58bf.html歴代の理事の名も興味深い。福田康夫、額賀福志郎、前原誠司、石破茂、綿貫民輔。佐藤謙、、大古和雄、・・・・・・・ 軍事産業ノースロップ・グラマン副社長ジェームズ・クィン、 核ミサイル製造企業レイセオン社・最高経営責任者CEO=ウォルター・ドラン、 軍事産業ロッキード・マーティン副社長デヴィッド・キア、 三菱重工、西山淳一、 川崎重工、世良直巳、 NEC、長山下守・・・・・・これらの面々の名を見てると社団法人 日米平和・文化交流協会というよりは・・・・日米軍事賄賂交流会とでも呼んだほうが良さそうだ。 サテ 数トンに及ぶとされる彼の発明品・設計図は「アメリカ軍とFBIが没収した」「ユーゴスラビアを通じてソ連の手にも渡った」と噂される交流電流の祖であるニコラテスラの発明品の数々は軍事に如何様に流用されたのか?上記のような自民党同様の資金の流れを追った場合。民主党の最大の資金源は?欧州軍事産業群だろう・・・・で?今回の地震の深層は?などと考えてしまうそんなことを考えるニコラテスラな夜。(-∧-)合掌・・・
2011年03月28日
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今回の地震は、札幌でも相当に揺れた。ゆれ方が変だな?原発は大丈夫か?というのが最初の感想。非常に危険な置き方をしている書籍群は、一冊も本棚から落ちない。かなり頑丈に建てたマンションなので・・・・・・未だ被害の全容もつかめない今回の天災と人災。ステルスのような低空飛行の日々を送る僕でもさすがに気になる。浜岡原発を筆頭にわが国に乱立する原発群と地震の頻度を思うと・・・まるでロシアンルーレットのようだな。そう何回も考えた。安全でクリーンな「はず」のわが国の原発が震災を機に世界的な大問題となる。もうひとつ気になるのが地震兵器の噂だ。オウム真理教教祖の地震兵器による地震の予言その後の関西の地震とオウムサリン事件。そんなことをうすらぼんやり考えつつこういったことでも起きない限り何も変わりようも無いのだろう。わが国は、2030年までに電力生産に占める原子力発電の比率を現在の30%から50%へと引き上げようとしている。この計画も見直しを余儀なくされるだろう。世界中で進む原発推進の歯止めにもなりそうだ。久々にネットサーフィンなどをしつつ文字を追う。http://www.asyura2.com/11/senkyo109/msg/875.html?c62http://www.foreignaffairsj.co.jp/essay/201103/JNuclearTremor.htmhttp://historical.seismology.jp/ishibashi/opinion/2011touhoku.htmlhttp://issiki.mo-blog.jp/blog/2010/06/haarp_5223.html病状の方は、相も変わらずよくこれだけ寝れるなというくらい寝ている。起きてる間は、ミクシーアプリに寝床でDS、犬に亀にいたちに魚と戯れる日々が続く。そんな日々の中で先日45歳の誕生日を迎えた。誕生日には、沢山のメッセージが届く。ありがとうございました。最近は、DSのドラクエ9も相当やりこんだのでFF3をやってみる。そんなしょうもない廃人生活では、ありますが、被害にあわれた方々へ、心からの哀悼とお見舞いとエールを申し上げつつ。生存確認発信の文章を終わらせて頂きます。(-∧-)合掌・・・
2011年03月15日
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不思議なことにどれだけ体調が悪くても魚の世話だけは、出来る。入院中も魚の病気の治療のためだけに外泊したりした。子供の頃、釣った魚や父が購入してきた熱帯魚などを同じ水槽で飼っていた。当時の記憶では、それほど魚が病気になった覚えは無く。一昨年より飼育を始めた熱帯魚の病気の多発に苦慮の連続だった。最終的に水槽を買い替え水草を無くし、大きな濾過装置を2台つけ。エアーも2本つけた。病気は激減したが、まだ一匹病気の魚がいる。相当な魚が死にもした。寿命で死んだのも相当数にのぼるが・・・薬もあれこれ捜し求め、最終的に一種類に決まった。そもそも、人工的な環境で魚を育てる行為というには、限界がある。巨大化したプレコからグッピーまでひとつの水槽に数十種。眺めていると時の経つのを忘れる。水槽の写真を撮るのは相当に難しい。水槽がようやく落ち着き。魚たちも活き活きとしてきたので今回は、信じられない安値で購入したオリンパス社の一眼レフで撮影してみた。やはり光学25倍のレンズの威力は凄い。シャッター速度を最大に上げると面白いほど色々な写真が撮影できる。麦飯石を敷き詰め、巨大濾過器が2台稼動した水槽。水槽には、日本全国あちこち旅をして拾い集めた様々な天然石。あちこちで買い求めた様々なな形の流木たち・・・ちなみにオレンジ色の石は、名寄川で採取した瑪瑙。僕にとって様々な生き物と暮すことは、かなり重要な癒しになっているかと思う。(-∧-)合掌・・・
2011年03月02日
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今日は、仕事で何度も足を運んだ区役所へ行く。自立支援医療と障害者手帳の同時申請をしに・・・・区役所の階段を登ると1階にあった生活保護課が2階に移動していた。受給者と申請者が増大しているのだろうなあ・・・役所の壁には、失業やリストラ倒産などでお困りの方は、健康保険が安くなります云々の張り紙が目を引いた。3階で申請をし、1階で年金の説明を聞きに行く。今のところ年金は、全額免除なのだ。任意加入の社会保険料は、月に3万ほど。今の状態が続けば国民年金は、全額免除は、続行とのこと。障害者年金についても尋ねるとそちらの方は、社会保険事務所にしか情報が無いとのこと。僕の場合、もし、障害者年金を申請するなら厚生年金になるとのこと。あと、一年間病状に変化が無ければ年金申請も有り得るななどと自問自答しつつ雑多な人で溢れかえる区役所の情景は、暗いなあと感じた。僕の場合、傷病手当があと一年は、支払われ。働ける状態になれば、延長を申し出た失業保険も出る。あれこれと考えつつ自分より大変な人がこの区役所の中には、沢山いるのだろうなあ・・・・などと思いつつ区役所を後にする。半ば、諦めたと言おうか、慣れたと言おうか寝たきり廃人生活もこれまた、ひとつの貴重な体験かもしれない。どこが悪いの?元気そうに見えるけど・・・と色々な人に言われつつこのわかりあえなさも大切な経験かも知れない。15年近い付き合いのある主治医ですら、軽いと思った。だもんなあ・・・・いずれにしろ、極力思考を停止させ、心を休ませている。魚と犬といたちと亀。我が家に同居する生き物たちが僕のセラピストだ。相方さんは、仕事をしながら工夫して料理を作り僕をサポートしてくれている。ありがたいことだと思う。障害や病気は、不便だったり、不自由だったりするが、不幸なことでは無い。そんな趣旨の言葉をヘレンケラーが残しているが、僕自身もそう思う。与えられた状況の中で何をどう選び抜くか?自らの残された可能性を探りつつ超スローな暮らしが続く立ち止まることでしか見えないこと、感じ取れないこともある。そんな日々が続く・・・・(-∧-)合掌・・・
2011年02月28日
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昨日、珍しく実家から電話が来る。なにせ、こちらが入院しても電話一本しか寄こさない親なのだが・・・・ブログの更新が無いと義理の妹が心配してるとのこと・・・なので廃人28号の日々を写真で・・・・わんこといたちと亀と魚と戯れ・・・・ミクシーアプリにDSでドラクエあとは、ひたすら寝てるだけ・・・・入院から退院・・・雑多なことは、ほぼ終わり。あとは、役所に病気がらみの障害申請と税務署への確定申告を今月中には、終わらせたい。通院も月に1回のペースになり、病状の方は、タイトル通り廃人のような日々を送る。よくもまあ、これだけ寝れるな・・・と。半年以上、寝てばかりいる。疲れきっているのだ。人間の限界を超えた生を生きてきたのだろう・・・冒頭の写真のミクシーアプリのキングダムと寝床でのDSでドラクエ。あれだけしてた読書せず。ブログも書く気になれず。ちょっとやそっとじゃ今の状態は、動きそうに無し。休むだけ休み寝倒すしかないかなと・・・自身に言い聞かせる。まあ、そんなこんなの廃人28号の生活であります。退院を黒毛和牛のすきやきで祝ってくれた人も居たり。それなりに楽しい廃人人生を歩んでおります。とりあえず、完全にバッテリーがあがった状態なので充電するしかないようです。ご心配をかけている皆様へ食う寝るアプリの廃人28号より・・・・笑(-∧-)合掌・・・
2011年02月19日
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にゃんこ王国と名づけたミクシーのアプリはじめようマイ・キングダムなのだが・・・レベル35で今のところ終わりらしい・・・・経験値のカウンターがストップした。猛獣退治の戦闘であっという間にレベル35になる。バグを起こし、その後の応答も無し・・・ミクシー側も・・・履歴を保存するソフトをインストールする対応だけは、した。その後何の音沙汰も無いHappyElementsとミクシー。あまりのいい加減なやり方に辟易としつつHappyElementsもミクシーも所詮は、あざとい営利企業なのだからま、いっかと思いつつ・・・クレームを送るのも面倒だし・・・アイテムをボチボチと戦闘で集めることにした。タイルがほとんど出てこなくなり、ネットで情報を集める。21 コブラ 90 98 1000 223 75 16 木板/細砂/金のドアノブ タイル/クヌギ/ネジ 22 100 109 1100 248 83 18 細砂/金のドアノブ 木の杭/クヌギ/タイル/ネジ/針金 http://wiki.shipweb.jp/index.php?%C0%EF%C6%AE戦闘回数に制限もあり、タイルの出る確立の高いレベル20前後のコブラを狙い撃ちしてもせいぜい一日2枚程度しか手に入らず。腰掛石は、30近くある。このバランスの悪さやムカツキが、このゲームにハマル一因かもしれない。そもそも宝箱がそんなに出ないし・・・・サンタさんがやってきた頃が懐かしい・・・バージョンアップ後に売りに出された店や装飾品は、買う気にもならず・・・歯医者だけは、幾つか建てた。面白く出来る要素が沢山あるのに残念な気がする。HappyElements、相当な実力のある技術屋の人材が揃ってる会社かと思う。きっと、経営陣がショボイのだろう。グラフィックもゲーム構成も良いかと思う。ここまで結構楽しんだので自分としては、満足だ。退院後の生活は、寝たきりに近く。寝床では、DSでドラクエをやる。本も読む気になれず、テレビも見ない。入院中にウン十年ぶりに読んだ。読書と言えば・・・・星新一の「人民は弱し、官吏は強し」SF作家星新一の実父である星一が創業した星製薬株式会社の物語。官僚が国民を苦しめ国を滅ぼすという図式は、今も昔も変わらない。星製薬については↓http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E8%A3%BD%E8%96%ACやくざなカジノ経済によって紙幣も国債も紙くずとなれば・・・アメリカのようにドルを大量に刷ってインフレを起こすか重税か・・・それで、ケリがつかなければ戦争を起こすのだろう。米中により、ほぼ乗っ取られた日本。これに加担する官僚群。現実も病状もしたたかで厳しい。そんな暮らしの中で「にゃんこ王国」は、僕を相当に楽しませてくれた。むかつくことも多いが・・・・(-∧-)合掌・・・
2011年02月09日
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「けもの」 私は生まれ変わって動物達と暮らせたらと思う 彼らはとても穏やにそして自ら満ち足りている。 私は立ったままでいつまでも彼等をながめる 彼等はあくせくしていない けっして自分の境遇を恨んだりしない。 夜眠れず目覚めていることもないし 自分の罪深さに涙を流すこともない。 私を難しい議論でうんざりさせることもない。 誰も不満を口にしない。 モノへの尽きない欲望で自分を見失うこともない。 ひとりひとりが対等であるし はるか昔の祖先にひれ伏すなんて事もしない。 彼等は自分を飾らず、 この地球で不満を感じることもない。 この詩を残したWalt Whitman(ウォルト・ホイットマン)は、1819年にニューヨーク市郊外で生まれ、生きてる間、彼の詩集は、あんまり売れず100年後に僕の評価は決まると言いながら死んで行った。以下ウイキより抜粋1864年の年末をホイットマン一家は散々な状態で迎えていた。11月30日には弟ジョージがヴァージニアでアメリカ連合国軍に捕らえられ[65]、12月3日には別の弟アンドリュー・ジャクソンが結核とアルコール依存症により死亡した[66]。同じ月、ホイットマンは兄ジェシーをキングス群精神異常者保護施設へ送った。1873年初頭、ホイットマンは脳卒中に倒れた。同年5月に母が亡くなり、この2つの困難が重なって、ホイットマンは鬱状態に陥った[85]。ニュージャージー州カムデンに移り、弟ジョージのもとに家賃と食費を払って滞在した後、1884年にはミクル通りに自宅を購入した[86]。この頃、近所に住む、船長の夫を亡くした未亡人、メリー・オーケス・デイヴィス (Mary Oakes Davis) と親しくなる[87]。1885年2月24日、彼女がホイットマンの家に移り、ただで住む代わりに家事の面倒をみることとなる。メリーは彼女とともに猫と犬を各1匹、2羽のコキジバト、1羽のカナリアなど多数の動物を連れてきた[88]。この時期、1876年、81年、そして89年に『草の葉』の改訂版を刊行した。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9E%E3%83%B3ホイットマンの詩の群れの中でやはり・・・・・と僕に思わせるのは、以下の詩だ。幻影たち(Eidolons) 私は「幻影を見る者」に会った、 束の間の 色合いと この世界の客体、 芸術、学問、楽しみ、感覚の平野を、 幻影をひろい集めるために通りすぎる。 汝、うたいあげよと 「幻影を見る」その者は云った、 もうこれ以上 惑わされる 時間と日々、断絶と部分はなしにしよう、 すべての光明 すべてを引き寄せるうたを はじめに人々へうたおう、 幻影のうたを。 いつも 薄暗い始まり、 いつも 成長、円を廻り、 いつも 最後には究めゆく融合と、(ふたたび 間違いのない旅立ちのために) 幻影よ 幻影たちよ! いつも 無常、 いつも 実体は、変容、崩壊、再結合し、 いつも アトリエは、神の因子は、 幻影たちを発する。 そう、私も君も、 女も、男も、国家も、知られていようと、知られていまいと、 みな 固形の富、力、美しさを構築しようとしているが、 その実 幻影を組み立てているのだ。 外形は束の間、 芸術家の感情、あるいは 学者の長年の研究、 あるいは、戦士の、殉教者の、英雄たちの労苦の実体は、 おのれの幻影を形作ることなのだ。 どの人生もみな、 (全てを集め、並べ、 考え、感動、功績を一つなりとも取り除かれることはない) その全て、あるいは大きな、あるいは小さな合計は、意味を成す、 その幻影の中で。 昔の、昔ながらの衝動、 老齢の嶺々を礎に、そう、新しき、高き嶺々を、 科学と新しい時代から、押し遣り続ける、 昔、昔ながらの衝動、幻影たち。 今、ここにある今、 アメリカのにぎやかで、ごった返す、複雑な目まぐるしさ、 集合と分離を それだけのために解き放たれる、 現代の幻影たち。 これら過去とともに、 消えてしまった国々、海を向こうに すべての統治者の時代の、 昔の征服者、昔の遠征、昔の船乗りたちの航海は、 交わる幻影たち。 密集し、発展する、外見、 山の地層、土、岩、大樹、 遠く生まれて、遠く消えゆき、長らく生きて、後にする、 永遠の幻影たち。 称揚され、こころ奪われる、恍惚、 目に映るもの、それらは子宮から生まれるのみ、 円の軌道が 形作り、形作り、形作るものは、 力強い世界の幻影。 すべての空間、すべての時間、 (星星、恒星の凄まじい摂動は、 膨張し、崩壊し、終焉し、それらの長く、短い役目を果たす、) それらを満たすのは 幻影たちのみ。 音もなく 無数の、 果てしない 海洋 川の流れ行く先、 分け隔てられた 無数の自由な主体、 視界のように、 正真正銘の 事実は、幻影たち。 この世界ではなく、 これら世界でもない、彼らが世界なのだ、 話の結末は、常に永続する生命の生、 幻影たち、幻影たちよ。 汝、碩学の教授の講義より 遥か遠くに、 汝、精鋭の観察者の望遠鏡や分光器より 遥か遠くに、すべての数学より 遥か遠くに、 医者の手術、分析よりも 遥か遠くに、科学者のもつ科学よりも 遥か遠くに、 実在の実体、幻影たち。 固定されず、なお 固定され、 いつも あるし、いつも あったし 今も あるだろう、 現在を無限の未来へと押し流す、 幻影たち、幻影たち、幻影たちよ。 予言者と詩人は、 いまなお 彼ら自身を保ち続けているのだろう、高みの場所からにおいてでも、 現代へ、民主主義へ、仲立となり、なお 彼らに解き明かすのだろう、 神と幻影たちを。 そして 汝に 私の魂は、 遊回し、絶え間ない行動と称揚を、 汝の思慕は 十分に蓄えられ、ついには 出逢うためのこころ構えも調えられた、 汝の仲間、 幻影たちに。 汝の不滅の肉体は、 その肉体は 汝の肉体の中に その中に潜伏し、 汝はその形の意味に過ぎない、真の私は私自身であり、 一つの印象、一つの幻影なのである。 汝のまさしくうたは 汝のうたのなかにはなく、 うたの特別の旋律ではなく、それそのもののためでもなく、 ただ すべての結末から、ついには昇り、浮かび上がる、 すべてを包みゆく環の幻影のために。http://www.genpaku.org/tLeavesofGrass.htmlホイットマンの詩を眺めていたらザバンドを聞きたくなった。病状の方は、相変わらずでとりあえず寝る。という日々が続く。犬やフェレットと戯れる日々の中でフトホイットマンを思い起こした。(-∧-)合掌・・・
2011年01月30日
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mixiアプリの「はじめよう!マイ・バー」を提供している企業Happy Elementsが、「はじめよう!マイ・キングダム」なるmixiアプリを去年の暮れから提供しはじめた。招待が来てはじめたミクシーのアプリ。たしか始まりは、サンシャイン牧場だった。マイバーの作りの精密さには、舌を巻いたので、さっそく自分から珍しくやってみる。↓のようなゲームなのだが・・・http://ago-waki.blog.so-net.ne.jp/2010-12-26しかし、これがもう無茶苦茶なのだ。ゲームのコンセプトや作りは、良いと思う。絵も綺麗だしね。しかし、課金や数値の設定の変動の多さに問題がありすぎる。バグも相当に起こしていながら、次から次へとアイテムをを売ったりしている。こちらからクレームをつけても・・・・・「この度は、ご迷惑をお掛けいたしまして申し訳ございません。貴重なご意見として承り、今後の改善の参考にさせて頂きます。現在、様々なご要望や機能追加案の候補があり、社内にて慎重に検討させて頂いております。また何かございましたら気軽にお知らせ頂ければ幸いです。バグの報告やご意見・ご要望につきましては、アプリケーションの品質向上の参考とさせていただいておりますので、今後も何かございましたら頂戴できれば幸いでございます。たくさんの皆様に楽しんでいただけるアプリになるよう、今後とも改善を行って参ります。今後ともはじめようマイ・キングダムをよろしくお願いいたします。」こんな返事しか返ってこないのだ。パソコンの映像を保存して送りでもしないと金なりコインなりを返す気は、毛頭無いらしい・・・・あまりにもおかしいな?と思いつつ・・・・・履歴上問題は、無いという回答が帰ってきたが・・・この回答も妖しいのだ・・・・ま、縁日の夜店の感覚でやってるつもりなのだが・・・・数万は、金を使ったんで、クレームを何回か送った。ブログにも書いておいたほうが良いと思うので書いておく。猫の目のように変わる数値。これが、信じられないくらいの変動なのだ。狂ってるのか?と本気で思ったくらいなのだ・・・・やってるほうも・・・・パン屋だけで一日中やってる人とか・・・おお!!と思う人が多い。自分も似たり寄ったりだが・・・しかし、こんなやり方がまかり通るのは、ミクシー上層部との絡みがるのだろうな。マイミクを200人まで増やすことで領土を広げられる作りが許されたり、マイミク募集をミクシー上の自社サイトで削除しなかったりと・・・・がっつりクレームを入れたのでこのあと、どんな対応をしてくるか楽しみだ。と、書いてみたが。僕は、このゲームが好きだ。相当脳みそも使うし、色々な要素が詰まっていて、楽しい。だから、お金も使ってみた。しかしなあ・・・・サンシャイン牧場の課金の時は大騒ぎしていた。あの時は、お金を支払ってもコインが入らないのだから当然だが・・・・今回は、さほどでない。PAYPAL対応だしな。と・・・・精神病院を退院して10日ほどの日記にはふさわしい内容かも?病状の方は、変わらず。主治医とお互い供奉をひねりつつ・・・・アルコール依存。重度のヘルニア。様々な死に立会い。僕としては、生きてるだけで奇蹟かなあ?と思いつつ・・・・主治医のほうは、「生き残ったものの役割というのがあるのでは?」僕の方は、「もう12分にやり倒しました。」などという会話をしている。自立支援医療と精神障害者手帳を申請することにした。それほどの状態なのだ。こういったことに、あまり乗り気でない主治医も今回ばかりは、首を縦に何度か振る。こんな状態が続くなら最悪、障害者年金の受給も有り得るかなあ・・・・などという会話を主治医としている。老体に鞭打ち誠実に働く主治医は、僕に何らかの役割を期待する。しかし・・・・今回入院してみて我ながら、おとろしい仕事を始め11年もやったもんだとつくづく思う。多くの患者を見て、発達障害と精神障害の併発。これが、目につく。この傾向は、ますます進むかと思う。世の中とも自身とも少し距離を置き。湯治に行ったり、雪が溶けたら旅でもしようかと車を改造中だ。もうひとつ、健康のためにはじめたことがある。犬を飼い始めた。我が家のフェレットとの絡みや心なごませる時が多い。こんなことを書きつつ・・・もう一生分は生きたよなあ・・・・というのが心の底からの実感であります。とりあえず、寝たり起きたりゲームをしたりで廃人のようでは、ありますが生きております。この駄文をもって、様々なご連絡のお返事とさせて頂きます。お気遣い下さっている方々ありがとうございます。(-∧-)合掌・・・
2011年01月24日
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魂の本性的なうごぎはすベて物体の重力の法則に類似した法則によって支配されている。恩寵だけは例外である。超本性的なものが介入しないかぎり、ものごとは重力に従ってはこばれることをいつも予想していなければならない。二つの力が宇宙を統御している。光と重力と重力、一般に、われわれが、ほかの人びとに期待するものは、われわれ自身に作用する重力の効力によって左右される。われわれがほかの人びとから受け取るものは、彼らに作用する重力の効力によって左右される。両者は、ときとして(たまたま)一致することもあるが、そうでないことが多い。あまりにもつらい状況は人の品位を落とす。そのからくりはつぎの点にある。高尚な感情によって供給されるエネルギーは─通常─限られており、その状況がこの限界を乗越えて行くことを要求するときは、もっとエネルギーに富んだ低級な感情(恐怖、渇望、新記録の趣味、外面的な栄誉など)に頼らねぱならないからである。このような限界のあることが、多くのあともどりの理由を説き明かす鍵になっている。善への愛にうながされて、苦しむべきことの多い道に足を踏み入れ、ある期間を経過してから自己の限界に達して品位を落とす人びとの悲劇。神がその意志をはたらかせて私のためにわざわざ苦痛をさずけたのだと考えることは、私がなにものかであると思いこむことになろう。その結果、苦痛のおもな効用を見のがすことになりかねない。私がなにものでもないことを教えるのがその効用だというのに。だから、そんなたぐいのことはいりさい考えてはならない。むしろ、苦痛をとおして神を愛することが必要である。私は、自分がなにものでもないことを愛さなければならない。もし私がなにものかであるとしたら、それはなんとおそろしいことだろう。自分の虚無を愛さなければならない。無であることを愛さなければならない。ただし魂のなかの「とばり」を越えた向こう側の部分で愛すること。なぜなら、魂のなかでも意識によって知覚できる部分は、虚無を愛することができず、むしろそれを恐怖するからである。もし、その部分が虚無を愛していると思いこんでいるとずれば、その愛の対象は虚無とは別のものである。「重力と恩寵」シモーヌヴェイユ著より年末年始は、酷い風邪にやられ寝込む。調子の良いときは、熱帯魚の水槽のメンテナンスに時を費やす。相方の作る正月料理などつつきながら、ミクシーのアプリで年末年始は、過ぎていった。病気の症状は、静養や薬では、改善されず、そろそろ退院しようかと思う。おそらく、僕の疾患は、慢性疲労症候群だろう・・・そんなこんなの状況で病院に持ち込んだ深い思索と苦悩から迸るヴェイユの言葉は、ずしりと重かった。魂の光と重力の狭間で・・・・我々は生きているのだ。(-∧-)合掌・・・重力と恩寵
2011年01月05日
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おそらく、いくつかの病気が同時多発し、グッピーが数十匹亡くなる。その後、生まれたグッピーは元気でスクスクと育つ。グラミーも元気だ。パンダコリドラスを撮影したいのだが・・・・可愛いのでこれは、そのうちに・・・魚を愛でている時が一番気分が良い。ようやく、死ぬ魚が居なくなりほっとする。餌も変えたほうが良さそう・・・・これは、他の生き物にも言えるが・・・良心的なメーカーの餌に変えたほうが良さそうなのだ。早速変えた。バクテリア、薬、大掃除をする。こういったことは、やれるのだ・・・・好きだからだろう。普段は体が動かないのに・・・・死んでいくいのち生まれてい来るいのち生々流転なんであります。今夜からまた病院に戻ります。闘病仲間からの催促の電話もあったりと・・・状態を尋ねる電話があったりと・・・とりあえず、生きています。と答えるのでありました・・・・(-∧-)合掌・・・・
2010年12月14日
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職を失い体は動かず精神病院に入院するも治療効果なし雇用保険の延長傷病手当の手続き生命保険の請求あれやこれやと生きるためにやりつつも対応の悪さと人間性を欠いた組織のロボットのような対応が多い。殊に傷病手当を請求した「けんぽ協会」の対応は最悪だった。法改正を理由に出ませんみたいな対応・・・・諦める人は、ここで諦めるだろう。あまりの対応の不親切さにに怒鳴りまくったことも何度かあった。すると、対応がガラリと変わり、上司が出てくる。弱者に対する世の中の対応がどんどん悪くなっているのだろうなあ・・・などと考えていくと物凄くガックリくるのだ。ま、彼らは彼らで組織のロボットなのだ。病院でも医師の書類の不備や事務の対応の悪さに辟易する。生活保護者の多い病院は、物言う患者は少ない。当たり前の病院では、起き得ないことが精神病院では、常態としてある。あまりに、いらつく事が多すぎるので自宅で長期外泊をしてみた。寝てばかりいるだけだが・・・・ああ・・・こりゃぁ・・・死にたくもなるわな・・・・とこの国の自殺者の群れと予備軍を思う。年金がらみのことで役所に行けば、年金の減免措置を知らず諦めている人が多いと言う。状況がどうあれ。自殺していった人を多く知っている。それも、また選びなのだと思う。僕は、僕で熱帯魚と戯れ、動物と戯れているときだけ心安らぐ。糞面白くも無い。くだらないことだらけの一年でささくれだった心を癒す。入院中の病院には、30年精神病院で暮す人。テレビを相手に一日中独りで話をしている。こちらが話しかけると普通に返事が返ってくる。精神医療も未発達で地域福祉も今よりお粗末だった時代から入院する人。医療スタッフの健康度も低い。健康を害したり、障害を抱えている人間の相手をするのは、しんどいのだ。精神病院の情景は、助け合ったり、支えあったり、けんかしたりと・・・どこの社会ともそんなには、変わらない。食事がおいしいと喜ぶ人が多い。他に楽しみも無いのだ。馬券を買いに行く人もいれば、院内に酒を持ち込み保護室に入れられたり、退院させられたり・・・そんな人々とも最初は、巻き込まれかけたが、距離を取りつつ・・・・様々な人間模様を眺めつつなんでも良いから、夢中になれたり、熱中出来る何かが人間には必要なのだろう。酒、薬、ギャンブル、セックス、そんなことに夢中になり身を持ち崩した人が多い。虐待やいじめを経験した人も多い。まあ、世の中そういう風に出来てるよな。日米関係と一緒かな?などと覚めた目で眺めつつ動かない体と働かない脳みそを抱えつつさあてこれからどう生きていったものか?と何度も自問自答するのでありました。するとうすらぼんやりと光が見えてくるのであります。愛と呼んでも良いのでしょう。神と呼んでも良いのでしょう。そんな何かが見えてくるのであります。精神のどん底状態の中で・・・・・生まれ生まれ生まれ 生まれて生の初めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに暗しという空海の言葉などを思い出しつつ・・・(-∧-)合掌・・・・
2010年12月13日
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「銀の滴降る降るまわりに、金の滴降る降るまわりに」ユーカラを美しい日本語で訳した薄幸の生涯を過ごした知里幸恵の美しい言葉自分で撮った写真眺めつつそんなことを思う朝。(-∧-)合掌・・・・
2010年12月09日
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熱帯魚の水槽の調子が悪く。魚が毎日バタバタ死んでいく。なので。外泊を延期する。薬をあれこれ試しバクテリアやペーハー調整など行い。ようやく死者が出なくなる。何種類かの病気が同時多発したらしい・・・・・それでも増え続けるグッピーのベィビー軍団は元気一杯。グラミーは、優雅。プレコは、貫禄。アフリカンも元気。コリドラスもバシャバシャと餌を食いまくる。と。一安心したところで車の保険金をディーラーに収め、買い物などして帰宅途中で事故る。アイスバーンの坂道でこちらの車が止まらずにゴツンとおかまを掘る。警察と保険会社に電話して、今後のことは、次の外泊でとケリをつける。徐行中の事故なので人身事故にはならないかと思う。本日は、僕の気持ちを察してか?いたちも亀もおとなしい。生きることは、面倒なことが多い。あれもこれもが面倒と思うのは、やはり、僕が健康じゃない証拠だろう。と、寝たきり親父は、思うのでありました。今の自分には、熱帯魚のブリーディングが一番心に良い。ミクシーアプリのZOOのブリーディングの方は、遅々として進まねど・・・・まあ、そんなこんなの日々であります。明日は、主治医の回診なので突っ込んだ話をしようかと思う。今年は、なんだかロクな年じゃなかったなあ・・・・などと思いつつ朝鮮半島のことなども考える晩なのであります。色々あれども心穏やかにすこやかに過ごして生きたいものであります。(-∧-)合掌・・・・穏やかに・・・・
2010年12月08日
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不可知なもの目に見えないものそんな存在が近しく感じる朝。(-∧-)合掌・・・心で見る何か・・・・
2010年12月07日
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ジェイゾロフト25mg×3リボトリール0.5mg×3その後自分から申し出て補中益気湯を朝晩2回その後主治医と話し合いテトラミド10mg×3過眠も疲労感もそんなに変わらず。即効性の抗うつ剤も効果無し・・・・うつ病では、ないのでは?などと主治医と話しつつ慢性疲労症候群だとしても処方薬は、変わらないので、今のところどうしようもない。2人の従姉妹の白血病での死、姉の膠原病と統合失調、従兄弟の交通事故死自身のアルコール症と仲間たちとの出会いと自身の回復その後の福祉稼業の煩雑な生活。自殺や酒や薬の乱用で次々と死んでいく仲間たち尋常でないストレスに晒され続けたとは思う。厭世観や人間関係への嫌悪感人間の身勝手さへのある種の絶望その延長線上にある世界情勢の現実。おそらく家族が幸福なら世界も個人も幸福だろう。この世は憂き世か?浮き世か?この世のしがらみも自身のこともどうでもいか?・・・などと投げやりな気持ちになると自然に触れたくなる。病棟を抜け出し静寂の中で祈りに似た思いでシャッターを切る。そこに映し出されたものが何であるかは、見る人によって様々だろう。木の精霊、木霊だと僕には、思えた。不思議な優しさに包まれつつ、憂き世のことをしばし忘れる。自宅では、水槽の水の状態が思わしくなく病気が多発する。生まれてくる命、病気で死んでいく命。めまぐるしく移り変わるこの世界で・・・人間の抱えるおぞましい欲望や感情に嫌気がさしつつ・・・・優しげに僕に語りかけてくる存在は、何だろうか?それは・・・・命そのものなのかもしれない。今の僕の状態がこういった存在の臨在への確信へと至る道に過ぎないのかもなあ・・・・などと思いつつこの世の不思議。命の神秘。秘められしこの世の奥深さの一端を垣間見るのでありました。(-∧-)合掌・・・活かされている自分に感謝♪
2010年12月06日
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完全OFFに入って4ヶ月の日々が過ぎた。寝たり起きたりの日々・・・・病院に居てもすることも無いので外泊を多めに取る。ミクシーのアプリや生き物の相手をして日々を過ごす。水槽を買い替え2本あった水槽を一本にする。プレコが30cmを超え・・・・しかも2匹・・・・病状は相変わらず漢方を処方してもらう。若干、過眠が減る。考えても無意味なのだが考えてしまうなんだろうな?と・・・・・・・・うつ慢性疲労症候群はたまた?xx病主治医や医療スタッフとは、話も尽きる。病名すら不明のまま時が過ぎる・・・・はたして良くなるのだろうか?などと思う時間が増えた。そんな気分の時は、プレコでも眺めるのが良い。これから病院に戻り、本でも読もうかと思う。病院では、自然の中での散歩と撮影が楽しい。つまらないことを考えないですむので・・・・そんなこんなの日々であります・・・・なるようにしかなるまい♪自然の流れに身をまかせるよう自身に言い聞かせつつ・・・・(-∧-)合掌・・・行雲流水の如く♪
2010年12月01日
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踊る光・・・
2010年12月01日
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お魚さんに癒されてます♪
2010年12月01日
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我が家に3本住むいたちは、我が良き相棒です。
2010年12月01日
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すべての生命の源・・・・太陽(-∧-)合掌・・・生きとし活けるものたちが安らぎますように・・・
2010年11月24日
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何事かに何者かにいつもいつも守られている。(-∧-)合掌・・・・感謝♪
2010年11月24日
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