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2005年02月07日
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カテゴリ: 業界ネタ
今朝の読売新聞朝刊の記事(電子版)
「この1月から一部で値上がりしているビールのメーカー出荷価格が、実は反対に下がっている」というではないか!

どうも大手ビールメーカーから全国の卸業者に配布された内部資料を読売新聞が入手、スクープしたものらしい。
詳しくは 記事 を見ていただくとして、かいつまんで言うと、(以下引用)、

“取引量が多い卸売業者になるほど多額を支払っていた「応量リベート」を廃止する代わりに、
メーカーの流通経費負担の軽減度に応じて資金を支払う「機能リベート」を導入”

“内部資料は、卸売業者が「機能リベート」を満額取得した場合、「応量リベート」を廃止しても
「現状より値下げとなります」と明記している”



われわれが卸業者から聞かされていた説明は、
「応量リベート」が無くなることにより相対的にメーカー出荷価格が上がり、
そこに卸業者が適正な利益を乗せることで結果的に小売店への販売価格が上がる、
というものだった。
もしこの報道が真実なら、われわれが卸業者から受けた説明と真っ向から食い違うことになるのだ。

断っておくが私は、卸業者が適正な利益を乗せることが悪いと言っているのではない。
今までがあまりにも薄利過ぎたこともあり、むしろそれはキチンと確保するべきだと思っている。

しかしメーカーからの出荷価格が下がっているというのは、「まったく話が違う」と言わざるを得ない。
われわれは顧客にビール価格値上げの説明をし、理解を求めるに当たって、メーカーからの出荷価格が上がり、
その影響で卸価格、ひいては小売価格まで上げざるを得なくなったという前提の元に話をしてきた。
だから今さら「メーカー出荷価格が下がっている」などと言われると、われわれが顧客に対して


この件について某卸店に電話をして問い質した。

すると実のところ報道はあくまで一面的なもので、現実とはやや状況が違うので卸店サイドでも
正直なところ当惑しているのだと言う。
担当セールスもなかなかつかまらないし、ひょっとしたらこの件での対応策におおわらわなのでは、
とも推測される。


確かに報道を鵜呑みにすることはコワイことだ。
しかし事実か否かはさておいても、この報道によって業界に対する消費者の不信感が
増幅したことだけは確かで、われわれが一番恐れていることはそれだ。
そしてある意味“だまされた”ともいえるわれわれ小売業者もまた被害者なのだが、
消費者の批判の矢面に立たされるのもまたわれわれなのだ。
今後どういった流れになっていくのか、皆目見当がつかない。





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最終更新日  2005年02月07日 20時41分11秒
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