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その筋の人ならしらない人はいないらしい(えー?)、関東でも有名な名店に迷いながら辿り着きました。 すすってみると、彦庵さんと同じくらいでした。ということは……… □ 幅広く奥深いなぁ。
2007.07.31
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なにもかにも寝るとギシギシいう寝かせると柔らかく雨が降ると止まる固くなっていく一方の世界に抗う唇形状と機能も消化されるだけの一方で抗う記憶主体自身のように輪郭はほどけ端を持たないところは部分にもなれない主体と世界には対立する矛盾と矛盾する対比が不整合なく矛盾する世界が単純ならば矛盾という矛盾をもつ主体は捉え直さなければならないという君の唇に指先で触れる夢をみた君が唇で指先に触れた夢かもしれない
2007.07.31
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この平行線はけっこうすぐに交わる
2007.07.30
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数珠玉を人知れずポケットのなか数える癖がなくなった朝起きたら数珠玉が部屋中に散らばっていた寝ている間に切れたらしいよく見ると中のいくつかは発芽しているなんの芽かはまだわからない
2007.07.30
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夜の出前の途中、曲がり角の真ん中に若い猫がいた。危うくカブでひきそうになったので、急ブレーキ。気持ちが収まらず、猫語で怒鳴った。「にゃぁにゃにゃにゃにゃっ!!」(あぶねえな、どけこんにゃろ!!)「にゃにゃにゃぁにゃにゃっ!!」(そんなとこでぼけっとすんな、ひくぞ!)若い猫は走って逃げた。ふと目を上げると人がいました。やばい、僕が猫語を話せるとばれてしまった!
2007.07.30
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色々大変だけど、今日も頑張りまっす。 □ 昨日、福岡のTさんが店に来てくれて(お客様、店内での写真撮影は御遠慮下さい)、その後風呂の帝王さんが合流。終電まで飲みました。 □ キムタツの方こそ君達との貯金で活かされてるよ。 □ 投資信託?デイトレード? そんな目新しいものはなくて。毎日が定期預金です。
2007.07.29
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言葉をほどいてばかりでは不公平なので 言葉でほどいてみよう 事象の一部分を事象として取り上げる 通念的連関を摩り替える (方法=逆、没関係) (対象=名、形容、文法) 極大化・極小化する (時間軸、空間、視点) メタモルフォーゼさせる (通念の没関係との摩り替えるともいえる) 連関・類似を指摘・否定する (本質、員律、構造) (等質、合同(時間、記憶、形態、意識)) 因果を成立させない 必ず内的な因果を成立させる そこにあるのは 意識 という某漠たる有機的結合を持つ言語構造なので 言葉の入れ子構造の掌の上 だからぼくは海を詩にできない
2007.07.28
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ぼくのコードがほどけていく体という糸はほつれがちでまたしなやかに形を刻む深く鋭くブレスレットのこの部分が体を傷付けないように綻びやすい優しさ確かなコード確かな綻び美しくはないから繕ってはいない会えないから縫い込めないコードに包まれた手は変容を孕む繭女のように産み出せるとしたらこのコードの裂目
2007.07.27
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明るい朝の夏の昼の晴れの稲は緑に輝く根元はさぞかし真っ暗に違いないどれだけ暗いか見ようとすればあるのは光感じるしかないのはいつものことだぼくの影が細長くギザギザ集合体として輝く細長い稲の分だけギザギザ濃い見られる影は明るさのバリエーション□□□チャットモンチーの声はものすごく気持ち良い。ラヂオで聴いて一耳惚れ。最近よく聴く。竜の目をした友達の声に似てる。
2007.07.25
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*この公園を寝ぐらにするカラスの中に右の羽根の殆んどを円形にえぐられた一羽がいる奴を自分に置き換えられないような詩を書こうとして書けないでいる*むすぶむすぶむすぶ上手に出来れば上手にむすび付く開くのはなんて簡単自然にあっという間でその証拠に手へんも付かないイトヘンは作為的*答えは身近にあるなんて誰が?*縮尺を取り違えたら家も建たないピエロも玉に乗れない目的地に着かない18ホールも回れない宇宙的視野でものを考えるなら宇宙でものを考えてくれ縮尺は測るものでなく信じるものだ
2007.07.24
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祭のあとの 街が好き 七色鱗が 拾えるから 図書館で こっそり 本に挟む ここを開くと 誰かに ほとんどが横顔の夏 □□□ お祭り様さま歩行者天国出前地獄(ToT)
2007.07.23
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あの街のあの曲がり角を、曲がった瞬間のことをよく思い出しています。 曲がり角を曲がってもあの街はあの街のまま。 恐らくもう二度とは曲がらない何の変哲もない曲がり角。 学生はもちろん、お仕事の人もそろそろ帰省のシーズン。 その人の中の、その人なりの、あの街のあの曲がり角を曲がりに帰るのですね。 もし手があいてほんの少し記憶にあったら、その曲がり角にも宜しく伝えておいて下さい。
2007.07.21
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夜だ夜だ ぼくは夜になると血を求め街をさ迷う しかも今夜は満月 全身に弾丸を跳ね返す毛が生える なんでも切り裂く牙も56本生える 満員のアリーナから小三の秋に引っ越したトモヨちゃんを探せるくらい鼻も効く その上夏至で巨大化する 一番高いビルより頭一つ高いみなぎる骨密度 さらにしかも皆既月食 指先一つで天候を操れる 程なく大潮 人の生き死にを司る息を宿す けれど携帯の星占いでは惜しくも三位 だからあの人の名前は叫べない 虚しくがおうと一声吠えた
2007.07.20
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昔大好きだった歌手の人。結構メジャーで、長い間歌手として活動を続けていたりする。ずっと追っていくと、だんだんその気持ちも冷めて買わなくなり、レンタルしなくなり、聞かなくなる。そして久しぶりに新しいアルバムとかを聞いてみると、何かしっくりと来ない。ああ変わらないなあ、とか変わっちまったなあ、とか枯れたなあ、とか思う。でもさ。その後また年を経て、自分が変わったなあ、とか思うと、ふいにその「昔好きだった歌手が年を重ねて変わってしまった気持ち」を妙に理解してしまったりする。それはある意味、共感しながらも、聞き手のそっくりそのままの感慨とは違う、その場所に押し上げるというか、連れ出す、引き上げる『音楽』の持つ質に由来するのかと思う。ああ、いい歌だなあ、と思ったときには、そこは自分の場所ではないのに、もう自分の場所になっている。未分化の感情にラベルを貼って分類・整理されるような心の落ち着きどころを与える。そんな風に考えると、それは、曲を聴いた数分や、曲を聴いていた季節の数ヶ月だけの消費物ではなく、また蘇るべく与えられているんだなあと思う。うん、やっぱりこの人の曲を好きになってよかったなあ、としみじみ何年越しに改めて感動したりする。□□□ていうわけで、具体的には佐野元春氏のことを書いていたんですが、山崎まさよし「ADRESS」を聴いていました。
2007.07.19
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買ったTシャツに初めて袖を通すような。 コピーした音源を初めて街の中で再生するような。 昔大好きだった歌をふと思い出してくちずさんで最後まで歌えたような。 その詞に前とは違う心の部分が震えたのに気付いたような。 見知らぬ赤ちゃんに笑い掛けられたような。 何にでも目を細めたくなる、夏が来る。
2007.07.19
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電車に虫が乗っている 頭頭頭の上を飛んでいる 無賃乗車で飛んでいる 電車の速さと併せると かなりの速さで飛んでいる 飛ぶのは風に交雑されて 乗客は地面に配偶されて 電車が切り取る風と土は 非常用ドアコックで純潔と貞操を守る 係員の指示があった場合はそれに従ってください 虫がかなりの速さの天井にとまる 乗客の固くて黒い靴靴靴と虫 電磁波か磁力かで鉄と契約を結んでいても ぼくのビーチサンダルは虫に近い 虫一匹ぶんだと 肩胛骨に力をいれて 少し体を浮かせる 明日は籠一杯の蛍を放とう 最終電車を夜間点滅飛行物に仕立てよう いつか電車に鳥が乗ったら ぼくはサンダルを脱ごう 法則と拘束をたすき掛けして 次の停車駅を国際空港に摩り替えちゃおう □□□ 詩人の三浦志郎さまに感謝して。
2007.07.17
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雨の中を歩き回り合羽も髪も睫毛も下着も膝の裏も靴下も全て体の形になるくらい張り付き僅かな隙間を雨がつたう滴が垂れる木の下で座り泥の中で眠る空腹だが食べるものはなく耳には森の中の雨の音だけうるさい風呂や乾いたシーツや屋根を恋願うそして願って叶わないものを願うのはやめる乾いたもの全てを知っていたことを忘れる墜落する飛行機が積み荷を投げ捨てるように身を守る一日中我慢していた飴粒を舐める楽しみは一つも残っていないのでもう飴というものがあったことを忘れる雲が分厚い夜空を見上げいつか見た流れ星も忘れるすると雨を忘れたすると手は赤黒く固く二本の爪口先から直線的な二本の髭胸からわしゃわしゃと足を動かす雨が降りすぎて地面を栖と間違える殺さないことを諦められた檪かれたザリガニの破片危ない危ない油断しない雨に為り切れたとしても彼等は最後まで光る素早い二つの目を持つヘッドライトという神々にハサミを振り上げていた
2007.07.15
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駅のベンチに神様が座っている イヤホンで世界を聞いている 壁にもたれ こめかみから頭頂にぶ厚く汚れた手の平をあて 苦しそうに目を閉じている ここ何日か神様を見掛けない 少し心配だ 駅のベンチに神様が戻ってきた 今日もイヤホンで苦しそうに世界を聞いている 持ち物は紙袋二つ 綻んだ天使は 駅のスタンドで疲れた顔で コーヒーを飲み煙草をすって頬杖を付き 長い髪をかきあげる 毎朝ぼんやり昨夜のベッドの埃を吐き出している 時々は昨夜押し出された吐息を 煙にして吸い込んでいる 土日は天使の仕事はお休みらしい それとも煙草を吸う暇もないのか 7卓には錆び付いた女神がやってきた! パラシュートで飛び下りて 知ってると思うけどあなたは既に幸福よ ああお腹が空いた 天ざるをつまみそば湯を飲んで 結構錆び付いた微笑み パラシュートをしまったスーツケースを引きずって 女神は空港に向かった 次は遠いところに幸福を運ぶらしい 神様たちもみんなを支えるのは ほとほと大変らしい
2007.07.14
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毎日や 朝や食事や 寝て起きて 仕事をして 命とか 凄い繰り返し 言葉だけただ一瞬の閃き けれど 「アイシテル」はみんなが何度も永遠に 使っては消えて 使われては消えて 「アイシテル」の国に集められたり 遺伝子に組み込まれて 受け継がれて もし子を成せない男や女でも 「アイシテル」の言葉だけ 魂みたいなところに刻んで受け継がれて 自分がそうされて今あるみたいに そうして凄い繰り返し
2007.07.12
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『ジャック・スパロウ3』ああ、終わっちゃった。今までありがとう。楽しかったよ。いいじゃん!海賊王に俺はなる!!……なった!?(驚□□□最近のハリウッド映画は、敵がみんなアメリカに見える。自虐か!?
2007.07.10
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ここが空だってこと。
2007.07.09
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ぼくの一番会いたいあの人 あの人の一番会いたい彼 彼の一番会いたいあの人 誰かの一番会いたい誰か 今日は一緒にいるから一番会いたい人は 一緒にいられないあの人 っていう幸せな人もいるかも 過去のあの人 未来のあの人 産まれていないあの人 会いたい会いたい会いたい 一番会いたい人の 一番会いたい人の 一番会いたい人の 一番会いたい人の…… みんなが繋がるこの世界はアイタイ世界 ぼくは誰かの一番会いたい人になってるのかな なってるといいな □□□ スガシカオ氏『7月7日』を聴きながら。 ~ 風がクスクスぼくを笑ってる ~
2007.07.07
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フロアのTさん「8卓さん、すごく笑ってる」 調理場のみなさん「本当だ。すごく笑ってるね」 8卓さんはお一人様で髪がさらさらした好青年。韓流スタアの如くにすごく笑っている。 キムタツ「すごく笑ってますね」 埼玉で学生をしている、髪が伸びた眼鏡をかけていない錯覚さんでした。 (゜ロ゜)サワヤカダ!! 社長の計らいでほんの少しだけ時間もらって外で話をさせてもらった。 キムタツ「分かんなかったよ!かっこよくなったねぇ!何で彼女出来ないのかね!」 錯覚さん「いきなり痛いとこを(>_<)」 バイクで颯爽と帰って行きました。 (゜ロ゜)サワヤカダ!! ………………錯覚さんのクセに。 □□□ 今年の七夕ストーリーでした。笑 □□□ 本人にこれでブログにあげていいか確認したところ、 「俺の好感度はうなぎのぼりだぜ!フヒ、フヒヒ」 とのことでした。笑 やはりそれでこそ錯覚だ!
2007.07.07
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つなげると繋がるとつなぎたいと繋ぎたくないとつなげられると繋げられないとつながれると繋げないとつなぐと繋がないそんな全てがつながると繋がっていないのと同じになる
2007.07.05
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大好きと大好きが合わさってもアイシテルになるとは限らない大好きのままでいることもある
2007.07.03
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ぼくは毎朝、緑の賢者に挨拶してから蓮沼の木の下を抜けて行くんだけど、その時にすれちがうほとんどの人たちは、ぼくの思い出の中の人たち。この街はだいたいぼくがいること自体を秘密にしているから、向こうはぼくを見られない。 ぼくの思い出の中以外のその人は実際どこかで元気や元気でなく生きていたり、もういなくなっていたりするから、この街にいるぼくの思い出の中のみなさんはそれぞれにその人なりの人生を送っている。もちろんぼくも、誰かの思い出が乗る電車の乗客だったりするわけだが、それはこの際関係がない。ぼくがこれからこの街で出会う恋人は、実際にはこの街以外のところに生きている。 ある朝、ぼくはまだ思い出になっていない、思い出の恋人と目が合った。その人は真っ黒い日傘を差してにこりと素敵に微笑んだのだけれど、それは思い出の住む街では極めて異例なことで、一目でぼくはぼくのこれからの思い出と恋に落ちてしまった。 何とも切ないことには、今始まったばかりのこの恋はすでに思い出だったってこと。 □ カフェで冷たいソイラテを飲む。爪を美しくするのも好きで、メイクもアクセもダイエットもしっかりする。高くはないが良いものだけ選ぶ。ふわりスカートもタイトなブラウスも、自分が思うより似合っている。 時々失敗はするものの自分のベストに近付くように真面目に仕事をする。 彼女はまだ恋をしたことがない。それなのに思い出の恋を覚えている。そのまだしたことのない恋を鎮めるのに、そろそろ猫を飼いたいと彼女は思い始める。 思い出の闇の中で、初めて見せた自分の背中は、きわめてマシロで小さいのになだらかでたおやかで目の前一杯に広がって二人ではとてつもなく狭いベッドが雪原のように感じる。そう言われたことがとても嬉しかった思い出を持つから、ツバメの来る前から真っ黒い日傘を手放さない。 でもそれは思い出の恋が始まるずっと前。その夜のずっと先。 そして彼女はいつもの駅への道で、思い出の街の中に生きている人を見つける。それは彼女の思い出ではないけれど、切なさに思わず微笑みかける。 □ すれちがうとき二人は心の中で いままでありがとうさよなら と呟く それは思い出の街に住んでいる者が身に付けている 思い出の恋の思い出が 始まる合図 □□□ 詩人の伊藤浩子さまに感謝して。伊藤さまのお陰で書き終われた気がします。
2007.07.01
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