10koの徒然日記

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2010年05月17日
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カテゴリ: 小説
 2人して同じ夢を見た日。胡蝶の夢。ぼくの身体に変化が起きた。ゆふみの生理と関係なく。

 専門学校へ行くのに電車へ乗る。混んでいる。いつものことだ。

 ふと、視線を感じた。何気なくそちらをみると、女の子がぼくを見ていた。視線が合うとは

 っとしたように、そらす。・・・・なんだろう?身体の奥底で火種がついた。

 ガクン。電車が揺れた。おやじが揺れたはずみでぶつかったぼくを睨む。ちらりと一瞥する

 と紅い瞳に驚いたのか、ばつの悪そうな様子を見せた。

  降りる駅手前で降りると、その子も降りてついてきた。なんだろう。何かに惹かれて着い

 てくるような感じだ。いままでこんなことなかった。新しい力がでてきている?

 「あ、あの」 声をかけられる。「なに?」立ち止まって振り向く。



 「なんで知ってんの?」「あたしも、同じ専門学校だから・・・」

 急に食欲がわいた。この子のエネルギーが欲しい。おもわず、唾液が喉をごくりと流れた。

 どうして?ゆふみのときは、そんな感情もなく、ただエネルギーを補充しなきゃとしかおも

 ってないのに。どうして今は、そんな感情が動くんだ!

 これは・・・信仰にも背いた末裔への罰なのか?

 ぼくに、なにもさせないでくれ、ゆふみはぼくが守るからあの行為だけは仕方ないと思って

 してきたけど。ぼく自身には、なにも・・・。

  そう思ってはっとした時には、次元の谷間で彼女の首にあさましく喰らいついていた。

 体液を吸い取っていた。涙が流れた。ぼくはなにをしているんだろう。

  いつものように異界の通路を通って彼女の遺骸を置き、その場から姿を消した。

 今日は授業を受ける気力がもう、ない。ぼくは、もう人間(ひと)じゃないんだ・・・。

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最終更新日  2014年01月25日 15時27分06秒
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