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今日は長野市若里市民文化ホールで行われた
「産直サミット」に行ってきました。
入口に「確定申告会場」の大きな看板が出ていたので、
場所を間違えたと思ってあちこちウロウロしてしまいました(笑)
中では、県内の産直品などが色々販売されて賑わっていました。
午後2時からのパネルディスカッション
「産直・直売・加工が拓く信州農業の可能性」に参加しました。
同じく会場に話を聞きに来ていたのは、ほとんどが直売所に関わる
高齢者の方のように見受けられましたが、
その割にはちょっと話が堅くて難しかったかな・・と思いました。
できればもっと具体的な現場の話など聞きたかったです。
その中では同じ有機農家の久保田さんが、
「都会から有機農業で暮らしていきたいとやって来る人には、
兼業農家になるのを勧めています。初めのころはそう言っていませんでしたが、
農業だけで生活していくのは非常に大変だと感じています。」
と言った話をされた事が一番印象的であり、納得でした。
我が家も兼業でやっと暮らせている現状ですから。
お金=それに費やしたエネルギーだとすれば、
現在の野菜の価格はどれも安すぎると思います。
流通の段階でしっかりとられてしまっているというのも大きな原因の一つですから、
産直というのは重要な生き残りの手段でもあります。
頑張って農業を続けている高齢の方達がいなくなってしまったら、
今のような価格で国産野菜は手に入らなくなってしまう事でしょう。
労力とお金のバランスがとれない現状を早く何とかして欲しいものです
生きる基本である食べ物を得るには、お金でやりとりするだけではなく、
自分の食べる分は自分で作るのが理想だとつくづく思います。
今後必然的にそういう時代になっていくのかもしれませんね。