重信川の岸辺から

重信川の岸辺から

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

新・御宿かわせみ:… New! 天地 はるなさん

Welcome to Ichiro’s… Ichiro_Kishimiさん
沖縄でウエディング… 上等沖縄司会屋さん
2005/05/31
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 「声に出して読みたい・・・」という本が書店に平積みしてある。ぺらぺらと経ち読みしてみるが、面白くない。教室で声をそろえて読んでいるような、のっぺらぼーな情感のこもらない平板な選び方だ。文部省推薦、ナショナリズム溢れるといった感じ。

 そんなおりある本に紹介されていたこの本を読む。2003年初版、明らかに「声に出して・・・」をからかったパロディー風の本だ。

 この本は、性愛の日本語、ののしる日本語、風変わりな日本語、アウトローの日本語、神の日本語、の5章に分かれている。

 いずれも社会から排除され、あるいは異端視された人たちや、そのような分野の文章、ことばだ。たしかに声に出して読むわけにはいかないもの、こっそり読みたいものもあるが、声に出してもおかしくないものもある。

 異端、禁断、猥雑、社会の片隅に生きる日本語のエネルギーが溢れる。正しく、清く、美しくといった日本語というものが、実体としてあるというと考える人達に対して、そうではありませんよと実例を示している。

 日本語はもっと多様で混沌としており、文章の美しさというものも誰かが実体として提示するようなものではない。人それぞれに美しいことば美しい文章、美しい日本語、声に出して読みたい日本語も違っている。こっそり読みたいものもある。
そんなことを感じさせる痛快の本だった。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/05/31 02:23:14 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: