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2008/08/04
上野清士『ラス・カサスへの道』
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カテゴリ未分類
コロン(コロンブス)がアメリカを「発見」して帰還した時、人ごみの中からそれを眺めていた少年がいた。ラス・カサスである。少年は成長して新大陸にわたり、後に有名な『インディアスの破壊についての簡潔な報告』などの著書で新大陸でのスペイン人などの暴虐を批判し続け、先住民を擁護しつづけた。この本は司教ラス・カサスの足跡をたどり、ラス・カサスの希望がどのように実現しているかをたどった書物である。
ラス・カサスが、そのような立場に立つまでにはかなりの年月と経験が必要だった。ラス・カサスが先住民の立場に立つ司教になるまでには、従軍牧師として、奴隷肯定論者として行動するという誤りもあった。だが、それを乗り越えたあとは、先住民の幸せの実現へむかって一筋にひたすらにまい進した。
ラス・カサスの告発は辛らつである。たとえば、
「キリスト教徒たちは、村々におしいり、子どもや老人ばかりでなく、妊婦や産後間もない女性までもその標的とし、手当たり次第腹を引き裂き身体を切り刻んだ。それは囲い場にいれられた羊の群を襲うのとなんらかわるところはなかった。このとき彼らは、インディオを一刀両断したり、一撃で首をはねるかと思えば内臓を露出させたりして腕を競いあい、それを賭け事として楽しんだ。母親の乳房にしがみついている赤ん坊をつかまえて引きはがし、岩にその頭をたたきつけるものもいた。また、げらげら笑いながら面白半分に赤ん坊を仰向けに河につき落としておいて、水に浮かんでいる格好をみて、「こん畜生、まだピクピク動いていやがる」とうそぶくものもいたかと思えば、幼児を母親もろとも剣で突き殺すものもいた。かれらの目にいるものはすべて、このような運命をまぬかれなかったのである。」
国家事業として新大陸への侵攻と富と人の強奪を進めていた国とカソリックへのそれは、反逆ともいえた。異端審問の吹き荒れていた時代に、よくぞ生き延び告発を続けられたものである。
この本は、そうしたラス・カサスの苦難の道をラス・カサスの訪れた土地を再訪しながら、確認していく。ラス・カサスという人間にいたる「ラス・カサスへの道」である。
ラス・カサスをたどることは、ラス・カサスの希望がどのように実現したかをたどることでもある。この本では、中南米の各地をたどりながら、その土地の歴史と現状に触れる。そして、そこでの先住民の置かれた状況と闘いに触れる。これが、もう一つの「ラス・カサスへの道」である。
ペルーでの日本大使館人質事件とフジモリ大統領について詳細に触れるのも、それがあるからである。
フジモリは武力を行使しようとしなかった先住民ゲリラを皆殺しにした。フジモリは日本大使館突入により国際法規を公然と無視した。フジモリは自分の悪が暴かれるや日本国籍を持ち出して逃亡した。日本政府はそれを庇護した。
ペルーでのフジモリの下で、先住民はやはり苦難の道をあゆんでいた。
上野さんがラス・カサスの足跡をおいながら、リゴベルタ・メンチュウ(グアテマラの先住民でノーベル平和賞受賞者)やサパティスタや、解放の神学の下、暗殺され、あるいは暗殺の脅威にさらされながら先住民のために活動をやめない人たちについて触れる。もちろん、そうした状況を生み出す各地の政治状況についても。
ラス・カサスは暗殺の危険のなかを生きながらえた。「生き抜くことは、それだけで雄弁だ。信念を曲げず、生きて発言しつづけることはテロリズムを対極にあるものだ。」と上野さんはいう。先住民のために生きて抜いて、発言し続ける人たちがいるということは、希望である。
ラス・カサスは晩年スペインに帰るが、先住民のための戦いはやめない。「学識を鎧兜とした、剣を持たない護国主義者の戦士がたくさんいた」その戦士をあいてに一歩も引かなかった。
では、その戦士たちとの戦いの結果はどうであったか。「結論を言えば、~その後の歴史をみればラス・カサスの負けである。無残至極の大負けである。国益が優先する社会において、ラス・カサスの正論は丁重に扱われても、施行されるべき地で無視された。〈新世界〉の状況は根本的に変わらなかった。500年を経た今日も、いかほど変わったといえようか…。」
こうして上野さんは、もう一つのラス・カサスへの道、つまり先住民の幸せが実現する道は今だはるかに遠いと結ぶのであった。
上野さんの『ラス・カサスへの道』は、新大陸植民初期の状況を知ることでも、ラス・カサス自身について知る上でも、中南米の政治と社会の歴史と現状を知る上でも、そして先住民の歴史と現状を知る上でも、興味尽きない一冊である。
上野さんは、この本を書くためにスペインから中南米を旅する。そうした旅の記録としてもとても面白い。日本への鋭いまなざしも見逃せない。
複雑で豊かで濃い、構成と中身のおすすめの一冊である。
・上野清士『ラス・カサスへの道』新泉社
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Last updated 2008/08/04 08:28:06 PM
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