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麻生首相が「百年に一度の不況」という言葉をくりかえしている。まわりには同調する議員、幹部もいるようすだ。でも「百年に一度って」。
今から百年前は1908年だから明治の終わり、それから今年までの百年には、1929年(昭和4年)10月から始まった世界恐慌があった。それから恐慌ではないが、無茶な戦争の結果、経済が壊滅状態になった敗戦がある。
「百年に一度」ということで、麻生首相は、「世界恐慌」と同じあるいはそれ以上といっているのだろうか。それならば、「政治に空白はつくれない、なぜなら百年に一度の云々」を繰り返す割には、無策で空白をつくり続けている麻生首相では、とても対応できまい。母系父系の家系がよかっただけで政治家になり首相になっただけの人物にはとてもむりだ。
「百年に一度」ということで、当面の争点をそらそうとするのなら、それは政治家として不誠実であり、的確性に欠ける。
実際は、麻生首相は、アメリカ経済の抱える問題点、そこから世界に展開するであろう波紋についてなんの認識ももっていないのではないか。世界恐慌に匹敵するかどうか分からないが、良心的な経済学者はアメリカ経済の破綻はもっとひろがり、その影響は、さらに深刻なものになろうと予測する。
麻生首相は、自分のいう言葉の意味するものが見えていないのである。
おりから、各社世論調査では、麻生内閣支持率は、20%台前半まで落ち込んだ。麻生首相に任せて置けないという判断の現われだろう。もちろん自公にも。彼らがやっているのは、相変わらずの右往左往のバラマキと富裕層、大企業優遇策だけである。