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2016/05/22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 自民党の閣僚や議員がやたらと報道の中立をいう。某大臣のように電波を止めるとまでいう。選挙区制のおかげもあって圧倒的多数を議会でしめ、言いたい放題、やりたい放題の一部としての中立発言だ。

 だが、多数の専制を行っているいわば強者が、報道の中立をいうのはどうだろう。

 水俣病に生涯をささげた原田正純医師が、こんなことをいっているという。

 「加害者側の力が圧倒的に強いから、被害者側にずっと立たなければ中立にはならないぞ」と.(『原田正純の遺言』)

 まさにその通りだ。さらに加害者を強者と置き換えれば、他の多くの場合にもあてはまる。

 議員の多数を力に、強者としてふるまう政権が求める中立を行えば、それはすこぶる偏った報道になってしまう。

 今マスコミが、政権に都合の悪いことには触れず、報道をさけているのもそのことを証明している。

 政権や大企業や富裕層やその他、権力の周辺に都合のいい報道ばかりしているのでは、強者のためのマスコミであり、それはマスコミの堕落である。


 追記、今日のサンデーモーニングを見ていたら、オリンピックの疑惑報道で、「電通」という名を隠していた。議員の質問の映像では、電通とはっきりいっているのに、解説の部分では、一切「電通」の名をださなかった。比較的良心的と思われる番組でもそうなのだ。これも「電通」という強者に配慮しての中立ということなのだろう。





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Last updated  2016/05/22 03:27:59 PM


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