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沖縄でウエディング… 上等沖縄司会屋さん
2016/06/22
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 雑誌『世界』7月号の座談会に鳥居という人物が出ていた。あまりにすさまじい生き様に、早速、図書館で『セーラー服の歌人鳥居』と鳥居の歌集『キリンの子』を借りて読んだ。

 鳥居はペンネームだが、彼女は小さいとき、父が離婚、母に育てられる。その母が、自殺し施設に引き取られる、その施設でのいじめ、虐待、小学校でのすさまじいいじめ、友人の自殺、などなど、これ以上は書かない。

 そんな彼女が生きようと思ったのが偶然であったのが、短歌だった。彼女はセーラー服を着て、セーラー服の少女の世界にも虐待やいじめがあるのだと訴えることをしながら、歌を作り続けている。

 前者は記者が聞き書きをまとめたものだが、後者とあわせて、多くの人に読んでほしい。これらを読んだら、日本が素晴らしいなどとはとても言えなくなるだろう。

 鳥居の歌をひとつ。

 目を伏せて空にのびゆくキリンの子 月の光はかあさんのいろ






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Last updated  2016/06/22 01:23:22 PM


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