PR

Profile

nagoo

nagoo

Comments

漢方薬@ 漢方薬 漢方薬 : http://www.kampo365.shop/Class…

Keyword Search

▼キーワード検索

2007.05.21
XML
すご~く久しぶりのブックカバー

地味~に支持されてるコンテンツ

A4用紙に印刷するだけのブックカバー

第17弾『Cylinders』


そろそろ梅雨ですね
って関係ないか(笑)

ダウンロードは こちら から



そうそう!
それぞれ発表時期の差があるので
半年ほど前にカウントをリセットしました
そこからで
総ダウンロード数は5000を超えてるんですが
そのうちの1000ぐらいが『日本の伝統色』なんですね
みなさん『色』に興味あるようで・・・

ということで
相変わらず中身は見えないくせに書籍紹介(笑)


『一色一生』


志村ふくみ さんは以前にも紹介しているのですが
http://plaza.rakuten.co.jp/nagoo/diary/200505120000/

17歳の時に、柳宗悦さん(柳宗理さんの父ちゃんね)
の「民藝運動」に参加していた母に機織りを習う
30歳で植物染料による染色を始める
重要無形文化財保持者(人間国宝)


『一色一生』はそんな彼女からの
ハッとさせられる言葉満載のエッセイ集(笑)
もう、タイトル通り
一色(藍)を極めるのに10年と思っていたけど
一生かかるぞ!という話

藍は建てて、染めて、守って初めて『芸』と呼べる
まだやっと建てられた段階
なんて人間国宝に言われてしまったら
言葉もありません・・・(泣)

四十八茶百鼠だそうで
本来日本人はそれだけ微妙な色を選別し
名を付け、操り、生活に取り入れていたわけで
銀鼠、素鼠、時雨鼠、深川鼠、数寄屋鼠、源氏鼠、夕顔鼠・・・
葡萄茶、柿茶、樺茶、江戸茶、枯茶、丁子茶、鶯茶、媚茶・・・

受けとめる態勢が
こちら側に整ったとき
はじめて色が生まれる

参りました m ( _ _ ) m (爆)

ps.
四十八茶百鼠というのは江戸中期に生まれた言葉で
幕府が贅沢禁止令を出したため
一般市民が着れる着物の色が
藍、茶、鼠と限られたそうで
地味な色であっても微妙に色調の変化をつけると
「粋(いき)」である
競って様々な植物から色を見つけ出したようです

社団法人日本工芸会-人間国宝ギャラリーより
志村ふくみ


nagoo 本館
http://www1.odn.ne.jp/nagoo/index.html





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.05.21 17:24:37
コメント(15) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: