Laub🍃

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2011.12.18
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カテゴリ: .1次メモ
「秘密結社って響きがかっこいいよな」
「……一応聞くけど、どうした」
「おう!エロ本秘密結社組織しようぜ」
「……」
「目ェ逸らすなよ~」
「逸らしたくもなるわ」
「真面目な話なんだって。エロ本隠し場所困ったから駅のロッカーに共同で借りて置いておこうぜ?」
「どこが真面目?」
「そこをエロ本図書館と名付けて皆で持ち寄ってレンタルすればいいと思う。ビジネスライクで真面目な話だぜ?」

「一か月だけお試しでやってみようぜ!」
「人の話聞いてくれる?」

とはいえ、実践してみたところ案外軌道に乗ってしまった。
特に女系家族で肩身が狭い男子にとってこの制度はありがたいようで。

「もう10年か……」
「駅のロッカーもそろそろ馬鹿にならねえぞ。貸本屋こっそり作るか。表向きはカフェとかにして」
「お前もワルよのう」
「お代官様ほどでは」

そして俺達秘密結社エロ本は、焚書戦隊PTAジャーと闘うことになるのだがこの話はのちほど。





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最終更新日  2016.11.16 04:10:45
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